全力投球でのお勧め文例２０選とNG例
目次
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「全力投球で」
来客に対する真摯な姿勢を示す言葉と言えます。
お忙しい中、自分の会社に足を運んでいただいた取引先に対して
「全力投球で、弊社にお越しいただきましてありがとうございます。」
では、この「全力投球で」は
どういった意味で、
どのように使う言葉なのでしょうか。
「全力投球で」とは
「全力を尽くして取り組む様子」を意味し、
来訪者に対する
誠意と熱意を表す言葉です。
ビジネスマンというより
社会人として是非とも
押さえておきたいフレーズです。
先日ある勉強会に参加したのですが
参加者の熱意が伝わる場面がありました。
オープニングの挨拶で
「本日は全力投球で…」
で講義がスタートしていきました。
今日はこの
「全力投球で」の意味と使い方、
例文や類義語を記事にしました。
「全力投球で」の意味
スポーツや仕事において、
全力を尽くして取り組むことを指します。
「全力投球で」の「全力」には、
「自分の持てる力をすべて使う」
との意味があります。
「全力投球で」というのは、
目標に向かって全力で挑む様子を示しています。
困難な状況においても、
自分の力を最大限に発揮しようとする姿勢に対し、
その努力と情熱を称賛する言葉が「全力投球で」です。
「全力投球で」の使い方
「全力投球で」という表現は、
特に仕事やスポーツにおいて、
全ての力を尽くして取り組む姿勢を示す言葉です。
先述しましたが、
「全力投球」という表現は、
野球の投手が全力でボールを投げる様子から来ています。
「全ての力を注ぎ込んで、最善を尽くす」という意味合いを持ち、
相手への誠意や真剣さを表す表現となっています。
「全力投球で」には意気込みを加える
「全力投球で」を使う場合、
「全力で取り組みます」といった、
意気込みの言葉と一緒に使われます。
ビジネスシーン
ビジネスシーンにおいて
「全力投球で」という表現は、
プロジェクトや業務に対する姿勢を示す際に
使われています。
特に、重要なプレゼンテーションや
クライアントとの打ち合わせに臨む際に、
そのことへの意気込みや決意を表現するために
「全力投球で」といったフレーズを使います。
ビジネスシーンにおける
「全力投球で」を使った
例文を紹介しておきます。
・「今後のプロジェクトに対して、全力投球で取り組みます。」
・「次回のプレゼンテーションでは、全力投球で臨みますので、よろしくお願いいたします。」
・「この案件に関しては、全力投球で進めてまいります。」
手紙
「全力投球で」というフレーズは
挨拶やスピーチなど口語で
使う場合が多い表現ですが、
メールや手紙といった
文章としても使用されます。
手紙における「全力投球で」を
使った例文を紹介しておきます。
・「このたびは、全力投球で取り組む所存ですので、何卒よろしくお願いいたします。」
・「今後とも全力投球で業務に励んでまいりますので、引き続きご指導のほどお願い申し上げます。」
メール
メールでの文例をあげておきます。
プロジェクトへの意気込みを伝えるメールです。
件名：プロジェクトへの意気込み
株式会社○○
営業部 田中様
平素より大変お世話になっております。
このたびのプロジェクトに関しまして、
全力投球で取り組む所存です。
チーム一丸となって、
成功に向けて努力してまいりますので、
何卒ご指導ご鞭撻のほどよろしくお願いいたします。
まずは、意気込みをお伝えいたします。
ーーーーーーー
署名
ーーーーーーー
「全力投球で」への
返事は期待を述べる
メールなどで「全力投球で…」
と送られてきた場合、
その意気込みに対する期待を
返事として述べましょう。
例えば、
「全力投球での取り組み、心より期待しております。」
などがあります。
「全力投球で」のNG例
本日は全力投球でお越しいただき誠にありがとうございます。
全力投球でお引き立てにあずかりまして光栄です。
全力投球でおかげさまです。
全力投球でつかぬことをお伺いしますが…
今日は全力投球でお伺いいたしました。
先日は全力投球で貴社を訪問させていただき感謝です。
全力投球でお待たせしました。
このような使い方は誤りです。
「全力投球で」は、
相手の努力や熱意を称える言葉ですが、
あまりにも強調しすぎると、
相手にプレッシャーを与える可能性があります。
また、「全力投球」が「力を入れすぎる」
という意味を連想させるため、
相手に負担を感じさせることもあります。
相手に不快な思いをさせないよう、
言葉を選ぶことが大切ですので、
注意して使うようにしましょう。
「全力投球で」のお勧め文例２０選
「全力投球で」
お勧め文例を紹介します。
１、「全力投球で取り組んでまいりますので、どうぞよろしくお願いいたします。」
２、「全力投球でお手続きを進めさせていただきます。ご協力ありがとうございます。」
３、「全力投球でお応えできるよう努めますので、何卒ご理解ください。」
４、「全力投球でお客様のご要望にお応えいたします。ぜひご期待ください。」
５、「遠方より全力投球でお越しいただき、誠にありがとうございます。」
６、「当日は多忙が予想されますが、全力投球で対応させていただきますので、よろしくお願いいたします。」
７、「本日は全力投球でお越しいただき、ありがとうございました。」
８、「先日は全力投球でご対応いただき、本当にありがとうございました。」
９、「この度は全力投球でお越しいただき恐縮です。心より感謝申し上げます。」
１０、「本日はお忙しいところ、また全力投球でお出かけいただき、誠にありがとうございました。」
１１、「全力投球でお待ち申し上げておりました。本日はよろしくお願いいたします。」
１２、「皆様にはお手間を取らせて失礼しました。本日は全力投球でお越しいただきありがとうございます。」
１３、「本日は全力投球でお越しいただきありがとうございました。お気を付けてお帰り下さい。」
１４、「先日は全力投球でご足労いただき、誠にありがとうございました。」
１５、「全力投球でこちらまでお出かけいただきお手数おかけしました。しかし、良い結果を得られたと感じています。」
１６、「先日は全力投球で、取引先の皆様にはご足労をいただき、心より感謝申し上げます。」
１７、「全力投球で弊社まで足を運んでいただき感謝の念に堪えません。」
１８、「本日は全力投球でお越しいただき恐縮です。次回は弊社より貴社にお伺いいたします。」
１９、「本日は、雨で全力投球でお越しいただきまして誠にありがとうございました。お陰様で滞りなく進行できました。」
２０、「本日は全力投球で、私達のためにお越しいただきまして誠にありがとうございます。」
「全力投球で」の類語表現
「全力投球で」の
類語表現をあげておきます。
全力を尽くして
「全力投球で」の類語表現には
「全力を尽くして」があります。
「全力を尽くして」とは、
自分の持てる力をすべて注ぎ込むことを意味し、
主に仕事やスポーツの場面で用いられます。
目標達成に向けての強い意志を表現します。
例えば、
「このプロジェクトに全力を尽くして取り組みます」
などと使います。
「成功を目指す」ことを強調する場合は、「全力を尽くして成功を収めたいと思います」といった使い方になります。
力を尽くして
「全力投球で」の類語には
「力を尽くして」も当てはまります。
「力を尽くして」と同じく、
自分の能力を最大限に発揮することを表す言葉です。
「この試合に力を尽くして臨みます」といった表現になります。
「全力投球で」のフレーズを営業マンが正しく使うために
真剣な姿勢を表す
「全力投球で」の意味と使い方を
お伝えしてきました。
営業マン時代、お客様との商談に臨む際に
「全力投球で」の一言を
添えることが多かったです。
「この度は貴重なお時間をいただき、誠にありがとうございました。」
「おかげさまで良い結果を得ることができました。」
「これも皆様の全力投球でのご協力のおかげと厚くお礼申し上げます… …」
なんとなく使ってきた方も
少なくないと思いますが、
新たなプロジェクトの提案や、
お客様への感謝の気持ちを込めたり、
「全力投球で」を自然と使えると、
真摯で信頼できる印象を持たれるでしょう。
是非、「全力投球で」を使って
お世話になった人に
感謝の気持ちを伝えていきましょう。
真剣な姿勢を言葉にすることで
あなたの印象が大きくアップします。
