全面的な過失のお勧め文例20選とNG例
目次
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「全面的な過失」
責任の所在を明確にするための重要な言葉と言えます。
事故やトラブルにおいて、全ての責任を負うことになった場合に対して
「全面的な過失により、関係者の皆様にご迷惑をおかけしました。」
では、この「全面的な過失」は
どういった意味で、
どのように使う言葉なのでしょうか。
「全面的な過失」とは
「全ての責任を負うこと」を意味し、
事態の深刻さを認識し、
関係者への謝罪を表す言葉です。
ビジネスマンというより
社会人として是非とも
押さえておきたいフレーズです。
先日、ある会議に参加したのですが
重大な問題が発生しました。
冒頭の挨拶で
「今回の件は全面的な過失で…」
と説明が始まりました。
今日はこの
「全面的な過失」の意味と使い方、
例文や類義語を記事にしました。
「全面的な過失」の意味
事故やトラブルが発生した際に、
その原因がすべて当事者の行動に起因する場合、
「全面的な過失」と言います。
「全面的な過失」の「全面的」には、
「全ての面で責任がある」
との意味があります。
「過失が全面的である」というのは、
当事者が注意義務を怠り、
結果として問題を引き起こした様子を示しています。
責任を全うすることが求められる中で、
その行動が原因で生じた結果に対し、
反省と責任を明確にするための言葉が「全面的な過失」です。
「全面的な過失」の使い方
「全面的な過失」という表現は、
法律やビジネスの場面でよく使われます。
先述しましたが、
「全面的な過失」とは、
ある事象に対して全ての責任があることを指します。
「事故やトラブルにおいて、全ての過失が自分にある」という意味で、
その結果として生じる責任を明確にするための表現となっています。
「全面的な過失」には責任を伴う
「全面的な過失」を使う場合、
「私の不注意によりこのような事態を招いてしまい、申し訳ありません」
など、
責任を認める言葉と一緒に使われます。
ビジネスシーン
ビジネスシーンにおいて
「全面的な過失」という表現は、
契約や取引に関するトラブルの際に
使われることが多いです。
相手に対して謝罪をする際や、
問題解決のための提案をする際に「全面的な過失」と
いうフレーズを用いることがあります。
ビジネスシーンにおける
「全面的な過失」を使った
例文を紹介しておきます。
・「今回の件に関しては、私の全面的な過失であり、大変申し訳ありません。」
・「先日のトラブルは、私の全面的な過失によるもので、深く反省しております。」
・「この度の問題は、私の全面的な過失が原因であり、心よりお詫び申し上げます。」
手紙
「全面的な過失」というフレーズは
挨拶やスピーチなど口語で
使う場合が多い表現ですが、
メールや手紙といった
文章としても使用されます。
手紙における「全面的な過失」を
使った例文を紹介しておきます。
・「この度は、私の全面的な過失によりご迷惑をおかけし、誠に申し訳ありません。」
・「先日は、私の全面的な過失によりご不便をおかけし、心よりお詫び申し上げます。」
謝罪
「全面的な過失」のフレーズと一緒に
使われる言葉に「謝罪」があります。
・「この度は、私の全面的な過失によりご迷惑をおかけし、謝罪いたします。」
・「先日は、私の全面的な過失によりご不快な思いをさせてしまい、謝罪申し上げます。」
メール
メールでの文例をあげておきます。
トラブルに関する謝罪のメールです。
件名:お詫びとご報告
株式会社○○
営業部 田中様
平素より大変お世話になっております。
この度は、私の全面的な過失により、
ご迷惑をおかけしましたこと、心よりお詫び申し上げます。
今後はこのようなことがないよう、
十分に注意し、改善に努めてまいります。
まずはお詫びのご連絡をさせていただきました。
ーーーーーーー
署名
ーーーーーーー
「全面的な過失」への
返事は理解を示す
メールなどで「全面的な過失…」
と送られてきた場合、相手の謝罪に対する理解を
返事として述べましょう。
例えば、
「ご連絡いただき、ありがとうございます。今後ともよろしくお願いいたします。」
などがあります。
「全面的な過失」のNG例
本日は全面的な過失をおかけし、誠に申し訳ございません。
全面的な過失によりご迷惑をおかけし、心よりお詫び申し上げます。
全面的な過失のおかげで、問題が発生しました。
今日は全面的な過失についてお話しさせていただきますが…
先日は全面的な過失に関してお伺いしました。
この度は全面的な過失により、貴社にご迷惑をおかけしました。
全面的な過失の件でお待たせしました。
このような使い方は誤りです。
「全面的な過失」は、
自らの責任を強調する言葉ですが、
相手に対して不快感を与える可能性があります。
特に、過失を強調することで
相手に不安や不信感を抱かせることもあるため、
言葉の選び方には注意が必要です。
相手に配慮した表現を心がけることで、
より良いコミュニケーションが図れる
ケースもあるので、意識してみてください。
「全面的な過失」のお勧め文例20選
「全面的な過失」
お勧め文例を紹介します。
1、「全面的な過失があったことを深くお詫び申し上げます。」
2、「この度の件に関しましては、全面的な過失があったことを認め、誠心誠意対応いたします。」
3、「全面的な過失によりご迷惑をおかけしましたこと、心よりお詫び申し上げます。」
4、「今回の問題は、私たちの全面的な過失によるものであり、責任を痛感しております。」
5、「全面的な過失があったことを重く受け止め、再発防止に努めます。」
6、「この度の事態は、全面的な過失によるものであり、深く反省しております。」
7、「全面的な過失により、信頼を損ねてしまったことをお詫び申し上げます。」
8、「私たちの全面的な過失により、貴社に多大なご迷惑をおかけしました。」
9、「全面的な過失を認め、今後の改善に全力を尽くします。」
10、「この度の件は、全面的な過失によるものであり、誠に申し訳ありませんでした。」
11、「全面的な過失があったことを真摯に受け止め、謝罪いたします。」
12、「私たちの全面的な過失により、貴重なお時間を無駄にしてしまい、申し訳ありません。」
13、「全面的な過失をお詫びし、今後の改善策を講じます。」
14、「この度の問題は、私たちの全面的な過失によるものであり、心よりお詫び申し上げます。」
15、「全面的な過失を反省し、今後は同様の事態を起こさぬよう努めます。」
16、「全面的な過失により、貴社にご迷惑をおかけしたことをお詫び申し上げます。」
17、「私たちの全面的な過失により、信頼を損ねてしまったことを深く反省しております。」
18、「この度の件は、全面的な過失によるものであり、誠に申し訳ありませんでした。」
19、「全面的な過失があったことを重く受け止め、今後の改善に努めます。」
20、「私たちの全面的な過失により、貴社に多大なご迷惑をおかけしましたこと、心よりお詫び申し上げます。」
「全面的な過失」の類語表現
「全面的な過失」の
類語表現をあげておきます。
全責任
「全面的な過失」の類語表現には
「全責任」があります。
「全責任」とは、
事態に対してすべての責任を負うことを意味し、
主に法律やビジネスの場面で用いられます。
状況に応じて使われる表現です。
例えば、
「この問題に関しては、私が全責任を負います」
などと使います。
「責任を持つ」ことを強調したい場合は、「全責任を持たせていただきます」といった使い方になります。
完全な過失
「全面的な過失」の類語には
「完全な過失」も当てはまります。
「全面的な過失」と同じく、
事態のすべての過失を指す言葉です。
「この事故は完全な過失によるものであると認識しています」
このような表現になります。
「全面的な過失」のフレーズを営業マンが正しく使うために
重要な責任を示す
「全面的な過失」の意味と使い方を
お伝えしてきました。
営業マン時代、クライアントとの契約に関するトラブルが発生した際に
「全面的な過失」の一言を
添えることが多かったです。
「この度はご迷惑をおかけし、誠に申し訳ございません。」
「お客様の信頼を裏切る形となり、全面的な過失を深く反省しております。」
「今後はこのようなことがないよう、全力で努めて参ります… …」
なんとなく使ってきた方も
少なくないと思いますが、
問題が発生した際に誠実に対応することで、
お客様への信頼を取り戻すことができるでしょう。
是非、「全面的な過失」を使って
誠意を持って謝罪し、
信頼関係を築いていきましょう。
誠実な対応を言葉にすることで
あなたの印象が大きくアップします。