お怪我のお勧め文例２０選とNG例
目次
▼PR応援：YOUTUBチャンネル:登録お願いします！
「お怪我」
来客に対する配慮を示す言葉と言えます。
体調を崩している方が自分の会社に来ていただいた取引先に対して
「お怪我をされている中、弊社にわざわざお越しいただきましてありがとうございます。」
では、この「お怪我」は
どういった意味で、
どのように使う言葉なのでしょうか。
「お怪我」とは
「身体に傷や痛みがある状態」を意味し、
来訪者に対する
気遣いと感謝を表す言葉です。
ビジネスマンというより
社会人として是非とも
押さえておきたいフレーズです。
先日ある会議に参加したのですが
あいにくの体調不良の方がいらっしゃいました。
オープニングの挨拶で
「本日はお怪我をされている中…」
で議論がスタートしていきました。
今日はこの
「お怪我」の意味と使い方、
例文や類義語を記事にしました。
「お怪我」の意味
事故や不注意によって
体に傷や痛みが生じることを指します。
「お怪我」の「怪我」には
「身体に何らかの損傷がある」
との意味があります。
「怪我をする」というのは、
身体が傷ついたり、痛みを伴う状態を示しています。
不幸な出来事の中で
相手の痛みや苦しみに寄り添うために、
思いやりと配慮を文字通りの言葉で
表現した言葉が「お怪我」です。
「お怪我」の使い方
「お怪我」という表現は、
相手の怪我に対する配慮や心配を示す言葉として使われます。
先述しましたが、
「怪我をされた」という表現は、
相手が身体的な痛みや不自由を抱えていることを意味します。
「そのような状況においてもお越しいただき、心配しております」という
相手への気遣いの気持ちを
表す表現となっています。
「お怪我」にはお見舞いの言葉を加える
「お怪我」を使う場合、
「お大事にされてください」
など、
お見舞いの言葉と一緒に使われます。
ビジネスシーン
ビジネスシーンにおいて
「お怪我」という表現は、
メールや手紙、挨拶と様々な場面で
使われています。
相手が怪我をした際の
お見舞いの言葉として、
後日そのことへのお礼や手紙、
メールという形で「お怪我」というフレーズを使います。
ビジネスシーンにおける
「お怪我」を使った
例文を紹介しておきます。
・「このたびはお怪我をされたとのことで、大変心配しております。」
・「先日はお怪我をされたと伺い、誠に驚いております。」
・「お怪我の具合はいかがでしょうか。心よりお見舞い申し上げます。」
手紙
「お怪我」というフレーズは
挨拶やスピーチなど口語で
使う場合が多い表現ですが、
メールや手紙といった
文章としても使用されます。
手紙における「お怪我」を
使った例文を紹介しておきます。
・「このたびはお怪我をされたとのことで、心よりお見舞い申し上げます。」
・「お怪我の回復を心よりお祈り申し上げます。」
ご連絡
「お怪我」のフレーズと一緒に
使われる言葉に「ご連絡」があります。
・「お怪我の件についてご連絡いただき、誠にありがとうございます。」
・「お怪我の具合について、何かお手伝いできることがあればお知らせください。」
メール
メールでの文例をあげておきます。
お見舞いのメールです。
件名：お見舞い申し上げます
株式会社○○
営業部 田中様
平素より大変お世話になっております。
このたびはお怪我をされたとのことで、
心よりお見舞い申し上げます。
お怪我の具合はいかがでしょうか。
何かお手伝いできることがあれば、
遠慮なくお知らせください。
まずはお怪我の回復をお祈り申し上げます。
ーーーーーーー
署名
ーーーーーーー
「お怪我」への
返事はお礼を述べる
メールなどで「お怪我…」
と送られてきた場合、心配に対する感謝を
返事として述べましょう。
例えば、
「ご心配いただき、誠にありがとうございます。」
などがあります。
「お怪我」のNG例
本日はお怪我をされている中、わざわざお越しいただき誠にありがとうございます。
お怪我をされている中、お引き立てにあずかりまして光栄です。
お怪我をされている中、おかげさまです。
お怪我をされている中、つかぬことをお伺いしますが…
今日はお怪我をされている中、お伺いいたしました。
先日はお怪我をされている中、貴社を訪問させていただき感謝です。
お怪我をされている中、お待たせしました。
このような使い方は誤りです。
「お怪我」は、
相手が怪我をしていることを前提にした言葉であり、
その状況を強調することで相手に負担を感じさせる可能性があります。
また、相手の怪我を気遣う意図があっても、
言葉の選び方によっては不快感を与えることもあるため、
注意が必要です。
相手に配慮した言葉を選ぶことで、
より良いコミュニケーションが図れることを心掛けましょう。
「お怪我」のお勧め文例２０選
「お怪我」
お勧め文例を紹介します。
１、「お怪我をされたとのこと、心よりお見舞い申し上げます。」
２、「この度はお怪我をされたと伺い、大変驚いております。お大事にしてください。」
３、「お怪我の具合はいかがでしょうか。何かお手伝いできることがあればお知らせください。」
４、「先日はお怪我をされたと聞き、心配しております。無理をせず、ゆっくり休んでください。」
５、「遠方よりお怪我をされたと伺い、心よりお見舞い申し上げます。」
６、「お忙しい中、お怪我のことをお知らせいただきありがとうございます。お大事に。」
７、「本日はお怪我のためお休みとのこと、どうぞご自愛ください。」
８、「先日はお怪我の件でお話しできず、申し訳ありませんでした。お見舞い申し上げます。」
９、「この度はお怪我をされたこと、心よりお詫び申し上げます。早い回復をお祈りしています。」
１０、「本日はお忙しいところ、またお怪我の影響でお出かけいただき、誠にありがとうございました。」
１１、「お怪我をされたとのこと、心配しております。お待ち申し上げておりますので、無理をなさらないでください。」
１２、「皆様にはお手間を取らせて失礼しました。本日はお怪我の件でお越しいただきありがとうございます。」
１３、「本日はお怪我のためお越しいただけず、残念です。お大事にしてください。」
１４、「先日はお怪我の件でご心配をおかけしました。お見舞い申し上げます。」
１５、「お怪我をされたとのこと、心よりお見舞い申し上げます。早く良くなりますように。」
１６、「先日はお怪我の件でご足労いただき、心より感謝申し上げます。」
１７、「お怪我をされたこと、非常に心配しております。お大事にしてください。」
１８、「本日はお怪我のためお越しいただけず、残念です。次回はぜひお会いしましょう。」
１９、「本日は、お怪我のためお越しいただけず、誠に残念です。お大事に。」
２０、「本日はお怪我のため、私達のためにお越しいただけず、誠にありがとうございます。」
「お怪我」の類語表現
「お怪我」の
類語表現をあげておきます。
ご無事
「お怪我」の類語表現には
「ご無事」があります。
「ご無事」とは、
相手の安全や健康を気遣う言葉で、
主に挨拶やお見舞いの際に用いられます。
相手の状況を確認する際にも使われます。
例えば、
「お怪我をされたと聞きましたが、ご無事で何よりです」
などと使います。
「お元気でいてほしい」ことを願う場合は、「ご無事でいてください」という使い方になります。
お見舞い
「お怪我」の類語には
「お見舞い」も当てはまります。
「お見舞い」とは、
病気や怪我をした人を訪ねて、
その健康を気遣う行為を指します。
「お怪我をされた方には、お見舞い申し上げます」といった表現が一般的です。
「お怪我」のフレーズを営業マンが正しく使うために
深い配慮の言葉を表す
「お怪我」の意味と使い方を
お伝えしてきました。
営業マン時代、お客様とのやり取りの中で
お怪我をされた方へのお見舞いの言葉を
「お怪我」の一言を
添えることが多かったです。
「この度はご不幸がありましたこと、心よりお見舞い申し上げます。」
「お怪我の具合はいかがでしょうか。お大事にしてください。」
「これもお客様のご健康を心より願っております… …」
なんとなく使ってきた方も
少なくないと思いますが、
お客様への配慮や心遣いを示すことで、
「お怪我」を自然と使えると、
信頼感や温かみのある印象を持たれるでしょう。
是非、「お怪我」を使って
お客様や関係者に
思いやりの気持ちを伝えていきましょう。
配慮を言葉にすることで
あなたの印象が大きくアップします。
