「実質値上げに踏み切る」のお勧め文例20選とNG例

 

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「実質値上げに踏み切る」
企業が価格改定を行う際の重要な決断を示す言葉と言えます。


市場環境の変化に伴い、自社の製品やサービスの価格を見直す必要が生じた場合、
「実質値上げに踏み切ることを決定しました。」と発表することがあります。

では、この「実質値上げに踏み切る」は
どういった意味で、
どのように使う言葉なのでしょうか。

「実質値上げに踏み切る」とは
「価格を上げることを決定する」という意味で、

企業がコストの増加や市場の競争状況を考慮し、
価格を引き上げることを示す言葉です。

ビジネスマンとしてはもちろん、
経済の動向を理解する上でも是非とも
押さえておきたいフレーズです。

先日、ある業界団体の会議に参加したのですが、
その中で「最近の原材料費の高騰を受けて、
実質値上げに踏み切る企業が増えている」との話がありました。

今日はこの
「実質値上げに踏み切る」の意味と使い方、
例文や類義語を記事にしました。

「実質値上げに踏み切る」の意味

企業や店舗が、
商品の価格を上げることなく、
実質的にコストを増加させる手法を指します。

「実質値上げに踏み切る」の「実質」には、
「名目上は変わらないが、実際には影響がある」
との意味があります。

「値上げに踏み切る」というのは、
価格を直接上げるのではなく、
サービスの質を下げたり、量を減らしたりすることを示しています。

消費者に対して、
価格が変わらないように見せかけながら、
実際には負担が増える状況を作り出すことに対し、

その影響を理解し、注意を促す言葉が「実質値上げに踏み切る」です。

「実質値上げに踏み切る」の使い方

「実質値上げに踏み切る」という表現は、
経済やビジネスの文脈でよく使われます。

この表現は、
価格が上昇することを意味し、
消費者にとっては負担が増えることを示唆しています。

「企業がコストの上昇を受けて、
商品やサービスの価格を引き上げる決断をした」
という状況を表す言葉となっています。

「実質値上げに踏み切る」には背景を加える

「実質値上げに踏み切る」を使う場合、
「原材料費の高騰により、やむを得ず」
など、
その背景や理由を説明することが重要です。

ビジネスシーン

ビジネスシーンにおいて
「実質値上げに踏み切る」という表現は、

企業の方針や価格改定の通知など、
様々な場面で使われています。
顧客への通知やプレスリリースなどで、

「原材料費の高騰に伴い、実質値上げに踏み切ることとなりました」
という形で使用されます。

ビジネスシーンにおける
「実質値上げに踏み切る」を使った
例文を紹介しておきます。

・「このたび、原材料費の高騰により、実質値上げに踏み切ることとなりました。」
・「弊社は、昨今の市場環境を受けて、実質値上げに踏み切る決定をいたしました。」
・「お客様にはご負担をおかけしますが、実質値上げに踏み切ることをご了承ください。」

手紙

「実質値上げに踏み切る」というフレーズは、
通知や説明文などで
使う場合が多い表現ですが、

手紙やメールといった
文章としても使用されます。

手紙における「実質値上げに踏み切る」を
使った例文を紹介しておきます。

・「このたび、実質値上げに踏み切ることとなりました。何卒ご理解賜りますようお願い申し上げます。」
・「お客様にはご迷惑をおかけしますが、実質値上げに踏み切ることをお知らせいたします。」

メール

メールでの文例をあげておきます。
価格改定のお知らせのメールです。

件名:価格改定のお知らせ

株式会社○○
営業部 山田様

平素より大変お世話になっております。

このたび、原材料費の高騰に伴い、
弊社は実質値上げに踏み切ることとなりました。

お客様にはご負担をおかけしますが、
何卒ご理解賜りますようお願い申し上げます。

今後とも変わらぬご愛顧を賜りますよう、
心よりお願い申し上げます。

ーーーーーーー
署名
ーーーーーーー

「実質値上げに踏み切る」への
反応は理解を示す

メールなどで「実質値上げに踏み切る…」
と送られてきた場合、
その背景に対する理解を示すことが大切です。

例えば、
「ご案内いただき、ありがとうございます。理解いたしました。」
などがあります。

「実質値上げに踏み切る」のNG例

本日は実質値上げに踏み切る中、お気遣いをいただき誠にありがとうございます。
実質値上げに踏み切る中、お引き立てにあずかりまして光栄です。
実質値上げに踏み切る中、おかげさまです。
実質値上げに踏み切る中、つかぬことをお伺いしますが…
今日は実質値上げに踏み切る中、お伺いいたしました。
先日は実質値上げに踏み切る中、貴社を訪問させていただき感謝です。
実質値上げに踏み切る中、お待たせしました。

このような使い方は誤りです。

「実質値上げに踏み切る」は、
価格が上昇することを示す言葉であり、
相手に対して感謝の意を表す場面には不適切です。

この表現は、
相手に対してネガティブな印象を与える可能性があるため、
より適切な言葉を選ぶことが重要です。

相手に不快な思いをさせないよう、
言葉を変えた方が誤解を避けられる
ケースもあるので注意して下さい。

「実質値上げに踏み切る」のお勧め文例20選

「実質値上げに踏み切る」
お勧め文例を紹介します。

1、「実質値上げに踏み切ることとなりましたが、何卒ご理解賜りますようお願い申し上げます。」

2、「この度、実質値上げに踏み切ることを決定いたしました。引き続きご愛顧のほどよろしくお願いいたします。」

3、「お客様にはご迷惑をおかけしますが、実質値上げに踏み切ることをお知らせいたします。」

4、「弊社では、実質値上げに踏み切ることにより、サービスの向上を図ってまいります。」

5、「今後のサービス維持のため、実質値上げに踏み切ることをお許しください。」

6、「お客様のご理解を得るため、実質値上げに踏み切る理由を詳しくご説明いたします。」

7、「この度の実質値上げに踏み切る決定に関しまして、心よりお詫び申し上げます。」

8、「私たちは、実質値上げに踏み切ることで、より良いサービスを提供できるよう努めます。」

9、「お客様にはご負担をおかけしますが、実質値上げに踏み切ることをご理解いただければ幸いです。」

10、「今後とも変わらぬご愛顧を賜りますよう、実質値上げに踏み切ることをお知らせいたします。」

11、「実質値上げに踏み切ることにより、さらなる品質向上を目指してまいります。」

12、「お客様にはご不便をおかけしますが、実質値上げに踏み切ることを何卒ご理解ください。」

13、「この度の実質値上げに踏み切る決定は、慎重に検討した結果でございます。」

14、「私たちは、実質値上げに踏み切ることで、持続可能なサービスを提供してまいります。」

15、「お客様のご期待に応えるため、実質値上げに踏み切ることを決断いたしました。」

16、「実質値上げに踏み切ることにより、より良い製品をお届けできるよう努力いたします。」

17、「お客様にはご理解いただけますよう、実質値上げに踏み切る理由をお伝えいたします。」

18、「今後ともご愛顧いただけますよう、実質値上げに踏み切ることをお知らせいたします。」

19、「この度の実質値上げに踏み切ることに関しまして、何卒ご理解のほどお願い申し上げます。」

20、「お客様にはご迷惑をおかけしますが、実質値上げに踏み切ることを何卒ご容赦ください。」

「実質値上げに踏み切る」の類語表現

「実質値上げに踏み切る」の
類語表現をあげておきます。

価格改定

「実質値上げに踏み切る」の類語表現には
「価格改定」があります。

「価格改定」とは、
商品の価格を見直すことを指し、

主にビジネスや経済の文脈で用いられます。
市場の状況に応じて行われることが多いです。

例えば、
「原材料費の高騰に伴い、価格改定を行うことになりました」
などと使います。

「価格を見直す必要がある」と伝えたい場合は、「価格改定を検討しています」といった使い方になります。

コスト増加

「実質値上げに踏み切る」の類語には
「コスト増加」も当てはまります。

「コスト増加」と同じく、
企業が直面する経済的な圧力を示す言葉です。

「最近のコスト増加により、実質的な値上げを余儀なくされています」
このような表現になります。

「実質値上げに踏み切る」」のフレーズを営業マンが正しく使うために

価格改定の重要性を理解する
「実質値上げに踏み切る」の意味と使い方を
お伝えしてきました。

営業マン時代、顧客との契約更新の際に
価格改定について説明することが多かったです。

「この度は契約内容の見直しをさせていただきたく、」
「お客様にご理解いただけるよう努めます。」
「これもお客様のご支援があっての実質値上げに踏み切る決断です… …」

なんとなく使ってきた方も
少なくないと思いますが、

価格改定の理由をしっかりと説明し、
顧客の理解を得ることで、

「実質値上げに踏み切る」を自然と使えると、
信頼性の高い営業マンとしての印象を持たれるでしょう。

是非、「実質値上げに踏み切る」を使って
顧客との関係を深めていきましょう。

透明性を持って説明することで
あなたの信頼度が大きくアップします。



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