申し出を固辞するのお勧め文例２０選とNG例
目次
▼YOUTUBチャンネル応援中▼
▼チャンネル登録はこちら▼
https://www.youtube.com/channel/ai-shinga-song
「申し出を固辞する」
相手の好意を受け入れない姿勢を示す言葉と言えます。
自分の意向に反する提案を受けた際に
「申し出を固辞することにいたしました。」と伝えることで、
自分の立場を明確にすることができます。
では、この「申し出を固辞する」は
どういった意味で、
どのように使う言葉なのでしょうか。
「申し出を固辞する」とは
「提案を断ること」を意味し、
相手に対する敬意を持ちながらも
自分の意志を貫く姿勢を表す言葉です。
ビジネスマンとしてだけでなく
社会人としても是非とも
押さえておきたいフレーズです。
先日、ある会議でのことですが
思わぬ提案がありました。
その場で「申し出を固辞する」と言ったことで
自分の意見をしっかりと伝えることができました。
今日はこの
「申し出を固辞する」の意味と使い方、
例文や類義語を記事にしました。
「申し出を固辞する」の意味
何かの提案や依頼に対して
受け入れずに断ることを指します。
「申し出を固辞する」の「固辞」には
「しっかりと断る」という意味があります。
「申し出を固辞する」というのは、
相手の好意や提案を丁寧にお断りする様子を示しています。
相手の意図や気持ちを尊重しつつ、
自分の立場や考えを明確にするための言葉が「申し出を固辞する」です。
「申し出を固辞する」の使い方
「申し出を固辞する」という表現は、
特定の提案や依頼を断る際に使われます。
先述しましたが、
「固辞する」という言葉は、
自分の意志で申し出を受け入れないことを意味します。
「相手の好意や提案を丁寧にお断りする」という
姿勢を示す表現となっています。
「申し出を固辞する」には理由を添える
「申し出を固辞する」を使う場合、
「申し訳ありませんが、他の予定がありまして」
など、
理由を添えることで、より丁寧な印象を与えます。
ビジネスシーン
ビジネスシーンにおいて
「申し出を固辞する」という表現は、
メールや手紙、会話など様々な場面で
使われています。
特に、相手の提案を断る際の
挨拶やお礼の言葉として用いられます。
ビジネスシーンにおける
「申し出を固辞する」を使った
例文を紹介しておきます。
・「この度はお申し出をいただきましたが、申し出を固辞させていただきます。」
・「先日は貴重なお話をいただきましたが、申し出を固辞することにいたしました。」
・「ご提案いただきました件について、申し出を固辞させていただきます。」
手紙
「申し出を固辞する」というフレーズは
挨拶やスピーチなど口語で
使う場合が多い表現ですが、
メールや手紙といった
文章としても使用されます。
手紙における「申し出を固辞する」を
使った例文を紹介しておきます。
・「この度はお申し出をいただき、誠にありがとうございます。しかし、申し出を固辞させていただきます。」
・「ご提案いただきました件について、申し出を固辞することにいたしました。何卒ご理解のほどよろしくお願いいたします。」
会話
「申し出を固辞する」のフレーズと一緒に
使われる言葉に「お断り」があります。
・「申し訳ありませんが、その申し出を固辞させていただきます。」
・「ご提案いただきましたが、申し出を固辞することにいたしました。」
メール
メールでの文例をあげておきます。
提案をお断りするメールです。
件名：ご提案のお礼
株式会社○○
営業部 田中様
平素より大変お世話になっております。
この度は貴重なご提案をいただき、
誠にありがとうございます。
しかしながら、慎重に検討した結果、
申し出を固辞させていただくことにいたしました。
今後とも何卒よろしくお願い申し上げます。
まずはお礼とお断りを申し上げます。
ーーーーーーー
署名
ーーーーーーー
「申し出を固辞する」への
返事は理解を示す
メールなどで「申し出を固辞する…」
と送られてきた場合、相手の意向に対する理解を
返事として述べましょう。
例えば、
「ご提案いただき、誠にありがとうございました。今後ともよろしくお願いいたします。」
などがあります。
「申し出を固辞する」のNG例
本日は申し出を固辞する中、お気遣いをいただき誠にありがとうございます。
申し出を固辞する中、お引き立てにあずかりまして光栄です。
申し出を固辞する中、おかげさまです。
申し出を固辞する中、つかぬことをお伺いしますが…
今日は申し出を固辞する中、お伺いいたしました。
先日は申し出を固辞する中、貴社を訪問させていただき感謝です。
申し出を固辞する中、お待たせしました。
このような使い方は誤りです。
「申し出を固辞する」は、
相手の好意や提案を断る際に使われる言葉です。
しかし、相手の申し出を固辞することが
相手の気持ちを無視しているように受け取られる場合もあります。
相手に不快な思いをさせないよう、
言葉を選ぶことが重要ですので注意してください。
「申し出を固辞する」のお勧め文例２０選
「申し出を固辞する」
お勧め文例を紹介します。
１、「申し出を固辞する形となりますが、何卒ご理解いただけますようお願い申し上げます。」
２、「申し出を固辞することにいたしましたが、今後ともよろしくお願いいたします。」
３、「この度は申し出を固辞することになりましたが、引き続きお付き合いのほどよろしくお願いいたします。」
４、「誠に勝手ながら、申し出を固辞することにいたしました。ご理解のほどお願い申し上げます。」
５、「ご提案いただきました件について、申し出を固辞することに決定いたしました。」
６、「お心遣いに感謝いたしますが、申し出を固辞することにいたしましたので、何卒ご了承ください。」
７、「この度は申し出を固辞することとなり、申し訳ございません。」
８、「ご提案いただきました内容について、申し出を固辞することにいたしました。今後ともよろしくお願いいたします。」
９、「お忙しい中ご提案いただきましたが、申し出を固辞することにいたしました。」
１０、「ご配慮いただき感謝いたしますが、申し出を固辞することにいたしました。」
１１、「この度は申し出を固辞する形となり、心苦しく思っております。」
１２、「お心遣いに感謝いたしますが、申し出を固辞することにいたしましたので、何卒ご理解ください。」
１３、「ご提案いただきました件について、申し出を固辞することに決定いたしました。引き続きよろしくお願いいたします。」
１４、「誠に勝手ながら、申し出を固辞することにいたしました。ご理解のほどお願い申し上げます。」
１５、「お心遣いに感謝いたしますが、申し出を固辞することにいたしました。今後ともよろしくお願いいたします。」
１６、「この度は申し出を固辞することとなり、申し訳ございませんが、何卒ご理解いただけますようお願い申し上げます。」
１７、「ご提案いただきました内容について、申し出を固辞することにいたしました。引き続きお付き合いのほどよろしくお願いいたします。」
１８、「お忙しい中ご提案いただきましたが、申し出を固辞することにいたしました。何卒ご了承ください。」
１９、「ご配慮いただき感謝いたしますが、申し出を固辞することにいたしましたので、今後ともよろしくお願いいたします。」
２０、「この度は申し出を固辞する形となり、心苦しく思っておりますが、何卒ご理解のほどお願い申し上げます。」
「申し出を固辞する」の類語表現
「申し出を固辞する」の
類語表現をあげておきます。
お断り
「申し出を固辞する」の類語表現には
「お断り」があります。
「お断り」とは、
相手の提案や申し出を丁寧に拒否する際に使われる言葉で、
主にビジネスシーンやフォーマルな場面で用いられます。
相手に対する配慮を示す表現です。
例えば、
「ご提案いただきましたが、お断りさせていただきます」
などと使います。
「受け入れたくない」ことを伝える場合は、「申し訳ありませんが、お断りさせていただきます」といった使い方になります。
辞退
「申し出を固辞する」の類語には
「辞退」も当てはまります。
「辞退」とは、
自分の意志で何かを受け取らないことを表す言葉で、
特に公的な場面や公式な申し出に対して使われることが多いです。
「この度のご招待は辞退させていただきます」といった表現が一般的です。
「申し出を固辞する」のフレーズをビジネスマンが正しく使うために
自分の意志をしっかりと伝える
「申し出を固辞する」の意味と使い方を
お伝えしてきました。
ビジネスマン時代、上司からのプロジェクト参加の申し出に対して
お礼を述べつつ、
「申し出を固辞する」の一言を
添えることが多かったです。
「この度は貴重なプロジェクトにお声がけいただき、誠にありがとうございました。」
「おけげさまを持ちまして、他の業務に専念させていただく運びとなりました。」
「これも上司の申し出を固辞するという私の決断によるものと考えております… …」
なんとなく使ってきた方も
少なくないと思いますが、
業務の優先順位を明確にしたり、
自分の意志をしっかりと伝えたり、
「申し出を固辞する」を自然と使えると、
信頼性が高く、自己管理ができる印象を持たれるでしょう。
是非、「申し出を固辞する」を使って
自分の立場を明確にし、
相手に対して誠実な姿勢を示していきましょう。
自分の意志を言葉にすることで
あなたの信頼度が大きくアップします。
