お足元のお勧め文例20選とNG例
目次
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「お足元」
来客に歓迎の心を示す言葉と言えます。
雨の中自分の会社に来ていただいた取引先に対して
「お足元が悪い中、弊社にわざわざお越しいただきましてありがとうございます。」
では、この「お足元」は
どういった意味で、
どのように使う言葉なのでしょうか。
「お足元」とは
「足元の状況」を意味し、
来訪者に対する
感謝と労いを表す言葉です。
ビジネスマンというより
社会人として是非とも
押さえておきたいフレーズです。
先日ある勉強会に参加したのですが
あいにくの雨天。
オープニングの挨拶で
「本日はお足元が…」
で講義がスタートしていきました。
今日はこの
「お足元」の意味と使い方、
例文や類義語を記事にしました。
「お足元」の意味
「お足元」とは、
人が立っている場所や、
その周囲の状況を指します。
「足元」には、
「自分の立っている位置」
との意味があります。
「足元」という言葉は、
その人の身近な環境や、
状況を示す際に使われます。
特に、相手の立場や状況を考慮し、
その人の周囲に配慮を示す言葉として、
相手の状況を理解し、
思いやりを持って接することを表現した言葉が「お足元」です。
「お足元」の使い方
「お足元」という表現は、
特に挨拶や感謝の言葉として使われます。
先述しましたが、
「足元」という言葉は、
その人が立っている場所や状況を指します。
「その場の状況や環境に配慮し、来てくれたことへの感謝の気持ちを」
表す表現となっています。
「お足元」にはお礼を加える
「お足元」を使う場合、
「お運びいただきまして恐れ入ります」
など、
お礼の言葉と一緒に使われます。
ビジネスシーン
ビジネスシーンにおいて
「お足元」という表現は、
メールや手紙、挨拶と様々な場面で
使われています。
来社してもらった際の挨拶や、
後日そのことへのお礼や手紙、
メールという形で「お足元」というフレーズを使います。
ビジネスシーンにおける
「お足元」を使った
例文を紹介しておきます。
・「本日はお足元にお気をつけてお越しいただき、大変恐縮です。」
・「先日はお足元に気をつけて、○○の件でご来社いただき、誠にありがとうございました。」
・「先日はお足元にお気をつけて、ご来店いただきまして、心より感謝申し上げます。」
手紙
「お足元」というフレーズは
挨拶やスピーチなど口語で
使う場合が多い表現ですが、
メールや手紙といった
文章としても使用されます。
手紙における「お足元」を
使った例文を紹介しておきます。
・「先日は、お足元にお気をつけてお運びいただきましてありがとうございます。」
・「このたびはお足元に気をつけて、弊社までお越しいただき誠にありがとうございました。」
ご来店
「お足元」のフレーズと一緒に
使われる言葉に「ご来店」があります。
・「本日は、お足元にお気をつけてご来店いただきまして、誠にありがとうございました。」
・「先日は、お足元に気をつけてご来店いただきありがとうございました。」
メール
メールでの文例をあげておきます。
来社お礼のメールです。
件名:ご来社のお礼
株式会社○○
営業部 中山様
平素より大変お世話になっております。
本日はご多忙にもかかわらず、
また、お足元にお気をつけて弊社までお越しいただき
誠にありがとうございます。
打ち合わせの場では貴重なお話を伺うことができ、
今後の参考になりました。
心よりお礼申し上げます。
中山様のご提案を社内で慎重に検討し、
月内までにはご回答申し上げます。
まずはご来社のお礼を申し上げます。
ーーーーーーー
署名
ーーーーーーー
「お足元」への
返事は感謝を述べる
メールなどで「お足元…」
と送られてきた場合、労りに対する感謝を
返事として述べましょう。
例えば、
「先日は貴重なお時間をいただき、誠にありがとうございました。」
などがあります。
「お足元」のNG例
本日はお足元にお気遣いをいただき誠にありがとうございます。
お足元のおかげでお引き立てにあずかりまして光栄です。
お足元のおかげでおかげさまです。
お足元にお伺いしますが…
今日はお足元にお伺いいたしました。
先日はお足元に貴社を訪問させていただき感謝です。
お足元にお待たせしました。
このような使い方は誤りです。
「お足元」は、
相手の立場や状況を考慮した言葉ですが、
あまりにも直接的な表現は避けた方が良い場合があります。
特に「足元」という言葉が、
相手の健康や状態を連想させることがあるため、
不快に思う方もいるかもしれません。
相手に配慮した言葉遣いを心がけることで、
誤解を避けることができる場合もあるので注意してください。
「お足元」のお勧め文例20選
「お足元」
お勧め文例を紹介します。
1、「お足元にお気を付けてお越しいただき、どうぞよろしくお願いいたします。」
2、「お足元の悪い中、ご来店いただきありがとうございます。さっそくお手続きを始めさせていただきます。」
3、「お足元にご注意いただきながら、ご都合のよろしい時にご来社くださいませ。」
4、「お足元が悪い中、ご足労いただきますが、弊社までお出かけいただきますと幸いです。」
5、「遠方よりお足元に気を付けてお越しいただき誠にありがとうございます。」
6、「当日は悪天候が予想されるためお足元にご注意いただきながらお越しいただくことになりますが、ご容赦くださいますようお願いいたします。」
7、「本日はお足元に気を付けてご足労いただきありがとうございました。」
8、「先日はお足元にお気を付けいただき、本当にありがとうございました。」
9、「この度はお足元にご配慮いただき、弊社までお運びいただき恐縮です。心より感謝申し上げます。」
10、「本日はお忙しいところ、またお足元に気を付けてお出かけいただき、誠にありがとうございました。」
11、「お足元にご配慮いただき、すみません。お待ち申し上げておりました。本日はよろしくお願いいたします。」
12、「皆様にはお手間を取らせて失礼しました。本日はお足元に気を付けて弊社までお越しいただきありがとうございます。」
13、「本日はお足元に気を付けてお越しいただきありがとうございました。お気を付けてお帰り下さい。」
14、「先日はお足元にご配慮いただき、弊社までご足労いただき、誠にありがとうございました。」
15、「お足元に気を付けてこちらまでお出かけいただきお手数おかけしました。しかし現場の状況をご覧いただけて良かったと感じています。」
16、「先日はお足元にご配慮いただき、取引先の皆様にはご足労をいただき、心より感謝申し上げます。」
17、「お足元に気を付けて弊社まで足を運んでいただき感謝の念に堪えません。」
18、「本日はお足元に気を付けてお越しいただき恐縮です。次回は弊社より貴社にお伺いいたします。」
19、「本日は、雨でお足元が悪い中を、父○○○○の葬儀・告別式にご参列いただきまして誠にありがとうございました。お陰様で滞りなく式を終えることができました。」
20、「本日はお足元に気を付けて、私達のために式にお越しいただきまして誠にありがとうございます。」
「お足元」の類語表現
「お足元」の
類語表現をあげておきます。
足元
「お足元」の類語表現には
「足元」があります。
「足元」とは、
自分の足元の状況や状態を指す言葉で、
主に日常会話やビジネスシーンで用いられます。
特に、相手の状況を気遣う際に使われます。
例えば、
「足元に気をつけてお帰りください」
などと使います。
「注意してほしい」ことを伝える場合は、「足元にご注意いただければと思います」
という使い方になります。
足元の状況
「お足元」の類語には
「足元の状況」も当てはまります。
「お足元」と同じく、
相手の立場や状況を考慮する際に使われる言葉です。
「足元の状況を考慮して、最適な提案をさせていただきます」
このような表現になります。
「お足元」のフレーズを営業マンが正しく使うために
深い配慮の気持ちを表す
「お足元」の意味と使い方を
お伝えしてきました。
営業マン時代、お客様との商談の際に
「お足元」に気を配ることが多かったです。
「本日はお足元の悪い中、わざわざお越しいただきまして誠にありがとうございました。」
「おかげさまで良いお話ができました。」
「これも皆様のお足元への配慮のおかげと厚くお礼申し上げます… …」
なんとなく使ってきた方も
少なくないと思いますが、
お客様との信頼関係を築くために、
「お足元」を自然と使えると、
丁寧で思いやりのある印象を持たれるでしょう。
是非、「お足元」を使って
お世話になった人に
感謝の気持ちを伝えていきましょう。
配慮を言葉にすることで
あなたの印象が大きくアップします。