おいといてくださいのお勧め文例20選とNG例

「おいといてください」
相手に対する配慮を示す言葉と言えます。


忙しい中、自分の話を聞いてくれている友人に対して
「おいといてください、今はちょっと集中したいんです。」

では、この「おいといてください」は
どういった意味で、
どのように使う言葉なのでしょうか。

「おいといてください」とは
「そっとしておいてほしい」という意味で、

相手に対する
お願いと配慮を表す言葉です。

ビジネスマンというより
日常生活の中で是非とも
押さえておきたいフレーズです。

先日、友人とカフェで話していたのですが
周囲が賑やかで集中できない状況。

その時に
「おいといてください、少し静かにしてもらえますか?」
とお願いしたところ、友人も理解してくれました。

今日はこの
「おいといてください」の意味と使い方、
例文や類義語を記事にしました。

「おいといてください」の意味

何かを一時的に置いておくことを
お願いする際に使われる表現です。

「おいといてください」の「おい」は
「置く」という動詞の尊敬語であり、
相手に対して丁寧にお願いするニュアンスがあります。

この表現は、
物や事柄を一時的にその場に留めておくことを
示しています。

何かを手元に置いておくことで、
後で再び利用する意図を持つ相手に対し、

配慮とお願いを丁寧に伝える言葉が「おいといてください」です。

「おいといてください」の使い方

「おいといてください」という表現は、
日常会話やビジネスシーンで使われることが多いです。

このフレーズは、
「何かをそのままにしておいてほしい」という意味を持ち、
相手に対して特定の行動を求める際に使われます。

「何かを一時的に保留にしておいてほしい」という
気持ちを伝える表現となっています。

「おいといてください」にはお願いのニュアンスを加える

「おいといてください」を使う場合、
「お願いできますでしょうか」といった
丁寧な言葉と一緒に使われることが多いです。

ビジネスシーン

ビジネスシーンにおいて、
「おいといてください」という表現は、

会議や打ち合わせの際に、
特定の資料や情報を一時的に保留するように
依頼する場面で使われます。

また、後日そのことに関するフォローアップや
確認を行う際にも「おいといてください」というフレーズが
使われることがあります。

ビジネスシーンにおける
「おいといてください」を使った
例文を紹介しておきます。

・「この件については、もう少し考えたいので、おいといてください。」
・「今は他の案件が優先なので、こちらはおいといてください。」
・「この情報は後で確認したいので、おいといていただけますか。」

手紙

「おいといてください」というフレーズは、
口語だけでなく、
メールや手紙といった文章でも使用されます。

手紙における「おいといてください」を
使った例文を紹介しておきます。

・「この件については、しばらくおいといてください。」
・「お忙しいところ恐縮ですが、こちらの件はおいといていただけますでしょうか。」

メール

メールでの文例をあげておきます。
特定の案件に関する依頼のメールです。

件名:案件の保留について

株式会社○○
営業部 田中様

平素より大変お世話になっております。

この度はご多忙のところ、
お手数をおかけしますが、
現在進行中の案件については、
おいといていただけますでしょうか。

他の案件が優先となっており、
後日改めてご連絡させていただきます。
何卒よろしくお願い申し上げます。

まずはお願い申し上げます。

ーーーーーーー
署名
ーーーーーーー

「おいといてください」への
返事は確認を述べる

メールなどで「おいといてください」と送られてきた場合、
その内容を確認した旨を
返事として述べましょう。

例えば、
「承知いたしました。おいといておきます。」
などがあります。

「おいといてください」のNG例

本日はおいといてくださいとお伝えいただき誠にありがとうございます。
おいといてくださいのご配慮に感謝申し上げます。
おいといてくださいのおかげで助かりました。
おいといてくださいとお伺いしますが…
今日はおいといてくださいの件でお伺いいたしました。
先日はおいといてくださいの件で貴社を訪問させていただき感謝です。
おいといてくださいの件でお待たせしました。

このような使い方は誤りです。

「おいといてください」は、
相手に何かを放置してほしいとお願いする言葉ですが、
あまりにも直接的で失礼にあたる場合があります。

特にビジネスシーンでは、
相手に対する配慮が欠けていると受け取られることもあるため、
より丁寧な表現を用いることが望ましいです。

相手に不快な思いをさせないよう、
言葉を選ぶことが重要ですので注意してください。

「おいといてください」のお勧め文例20選

「おいといてください」
お勧め文例を紹介します。

1、「おいといてくださいお手数をおかけしますが、何卒よろしくお願いいたします。」

2、「おいといてくださいご来店いただきありがとうございます。さっそくお手続きを始めさせていただきます。」

3、「おいといてくださいお運びいただくことになりますが、ご都合のよろしい時にお越しくださいませ。」

4、「おいといてくださいご足労いただきますが、弊社までお出かけいただきますと幸いです。」

5、「遠方よりおいといてくださいお越しいただき誠にありがとうございます。」

6、「当日は悪天候が予想されるためおいといてくださいお越しいただくことになりますが、ご容赦くださいますようお願いいたします。」

7、「本日はおいといてくださいご足労いただきありがとうございました。」

8、「先日はおいといてください本当にありがとうございました。」

9、「この度はおいといてください弊社までお運びいただき恐縮です。心より感謝申し上げます。」

10、「本日はお忙しいところ、またおいといてくださいお出かけいただき、誠にありがとうございました。」

11、「おいといてくださいご足労をおかけしてすみません。お待ち申し上げておりました。本日はよろしくお願いいたします。」

12、「皆様にはお手間を取らせて失礼しました。本日はおいといてください弊社までお越しいただきありがとうございます。」

13、「本日はおいといてくださいお越しいただきありがとうございました。お気を付けてお帰り下さい。」

14、「先日はおいといてください弊社までご足労いただき、誠にありがとうございました。」

15、「おいといてくださいこちらまでお出かけいただきお手数おかけしました。しかし現場の状況をご覧いただけて良かったと感じています。」

16、「先日はおいといてください、取引先の皆様にはご足労をいただき、心より感謝申し上げます。」

17、「おいといてください弊社まで足を運んでいただき感謝の念に堪えません。」

18、「本日はおいといてくださいお越しいただき恐縮です。次回は弊社より貴社にお伺いいたします。」

19、「本日は、雨でおいといてくださいを、父○○○○の葬儀・告別式にご参列いただきまして誠にありがとうございました。お陰様で滞りなく式を終えることができました。」

20、「本日はおいといてください、私達のために式にお越しいただきまして誠にありがとうございます。」

「おいといてください」の類語表現

「おいといてください」の
類語表現をあげておきます。

置いておいてください

「おいといてください」の類語表現には
「置いておいてください」があります。

「置いておいてください」とは、
何かをそのままにしておくように頼む言葉で、

日常会話やビジネスシーンで使われます。
特に、相手に対して気を使わせずに
物事を進めたい時に適しています。

例えば、
「この資料は後で確認しますので、置いておいてください」
などと使います。

そのままにしておいてください

「おいといてください」の類語には
「そのままにしておいてください」も当てはまります。

「そのままにしておいてください」と同じく、
何かを変更せずに保つことをお願いする表現です。

「この件については、今はそのままにしておいてください」
このような表現になります。

「おいといてください」のフレーズをビジネスマンが正しく使うために

相手への配慮を示す言葉
「おいといてください」の意味と使い方を
お伝えしてきました。

ビジネスマン時代、同僚に
作業を手伝ってもらう際に

「おいといてください」とお願いすることが
多かったです。

「この資料をまとめておいていただけますか?」
「お手数ですが、こちらをおいといてください。」
「これも皆さんのご協力のおかげと感謝申し上げます… …」

なんとなく使ってきた方も
少なくないと思いますが、

チームでのプロジェクトや会議の準備を進める際に、
お互いに「おいといてください」と言えると、
協力的で円滑なコミュニケーションが生まれるでしょう。

是非、「おいといてください」を使って
周囲との連携を深めていきましょう。

相手を尊重する言葉を使うことで
あなたの信頼度が大きくアップします。




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