おおよその目安のお勧め文例20選とNG例

「おおよその目安」
物事の判断や計画に役立つ指標と言えます。


プロジェクトの進行状況を把握するために
「おおよその目安を持って進めていきましょう。」

では、この「おおよその目安」は
どういった意味で、
どのように使う言葉なのでしょうか。

「おおよその目安」とは
「大まかな基準や指標」を意味し、

計画や判断に対する
指針を示す言葉です。

ビジネスマンというより
社会人として是非とも
押さえておきたいフレーズです。

先日ある会議に参加したのですが
議題が多岐にわたる中、

進行役が「おおよその目安を考慮して…」
で議論が始まりました。

今日はこの
「おおよその目安」の意味と使い方、
例文や類義語を記事にしました。

「おおよその目安」の意味

物事の進行や判断において
具体的な数値や基準が不明な中
参考にするための大まかな指標です。

「おおよその目安」の「目安」には
「基準となるもの」
との意味があります。

「おおよその目安」というのは、
正確ではないが、方向性を示す
指針を意味しています。

不確かな状況の中で
判断を助けるために提供される情報に対し、

信頼性と実用性を兼ね備えた言葉が「おおよその目安」です。

「おおよその目安」の使い方

「おおよその目安」という表現は、
特にビジネスや日常会話でよく使われます。

この表現は、
「大体の基準や参考となる数値」を示すもので、
相手に対して具体的な情報を提供する際に役立ちます。

「具体的な数値ではないが、参考にしてほしい」という意図を
含んだ表現となっています。

「おおよその目安」を使ったお礼

「おおよその目安」を使う場合、
「ご参考までにお伝えいたします」
など、
相手に対する配慮の言葉と一緒に使われることが多いです。

ビジネスシーン

ビジネスシーンにおいて
「おおよその目安」という表現は、

報告書やプレゼンテーション、メールなど、
さまざまな場面で使われています。
特に、プロジェクトの進捗状況や予算の見積もりを
説明する際に役立ちます。

ビジネスシーンにおける
「おおよその目安」を使った
例文を紹介しておきます。

・「このプロジェクトの完了までの期間は、おおよその目安として3ヶ月を考えています。」
・「予算については、おおよその目安として500万円を見込んでいます。」
・「おおよその目安として、来月の中旬にお知らせできる予定です。」

手紙

「おおよその目安」というフレーズは、
挨拶やスピーチなど口語で使う場合が多い表現ですが、

メールや手紙といった文章としても使用されます。

手紙における「おおよその目安」を
使った例文を紹介しておきます。

・「ご依頼の件については、おおよその目安をお伝えいたします。」
・「このたびはおおよその目安をお知らせできることを嬉しく思います。」

メール

メールでの文例をあげておきます。
プロジェクトの進捗報告のメールです。

件名:プロジェクト進捗のご報告

株式会社○○
営業部 田中様

平素より大変お世話になっております。

現在進行中のプロジェクトについて、
おおよその目安として、
来月の初めには初回の成果物をお届けできる見込みです。

進捗状況については随時ご報告いたしますので、
何かご不明点がございましたらお気軽にお知らせください。

まずはおおよその目安をお伝えいたします。

ーーーーーーー
署名
ーーーーーーー

「おおよその目安」への
返事は確認を述べる

メールなどで「おおよその目安…」
と送られてきた場合、内容を確認した旨を
返事として述べましょう。

例えば、
「おおよその目安をお知らせいただき、ありがとうございます。」
などがあります。

「おおよその目安」のNG例

本日はおおよその目安をいただき誠にありがとうございます。
おおよその目安をもとにお引き立てにあずかりまして光栄です。
おおよその目安のおかげさまです。
おおよその目安についてつかぬことをお伺いしますが…
今日はおおよその目安をもとにお伺いいたしました。
先日はおおよその目安を参考に貴社を訪問させていただき感謝です。
おおよその目安をいただきお待たせしました。

このような使い方は誤りです。

「おおよその目安」は、
具体的な数値や基準が不明な場合に
相手に対して曖昧な情報を提供する言葉です。

しかし、「おおよそ」が「大まかすぎる」
という印象を与えるため、
信頼性に欠けると感じる人もいます。

相手に不安を与えないよう、
より具体的な情報を提供した方が誤解を避けられる
ケースもあるので注意して下さい。

「おおよその目安」のお勧め文例20選

「おおよその目安」
お勧め文例を紹介します。

1、「おおよその目安として、来週の水曜日にお伺いする予定です。」

2、「おおよその目安をお伝えしますと、納期は約2週間となります。」

3、「おおよその目安として、予算はこの範囲内で考えております。」

4、「おおよその目安を基に、スケジュールを調整させていただきます。」

5、「このプロジェクトの進行に関しては、おおよその目安として3ヶ月を見込んでいます。」

6、「お見積もりの結果、おおよその目安としてこの金額になるかと思います。」

7、「本件については、おおよその目安をお伝えしたいと思います。」

8、「先日のご提案に関して、おおよその目安をお知らせいたします。」

9、「この件に関しては、おおよその目安をもとに進めていきます。」

10、「お忙しいところ恐縮ですが、おおよその目安を教えていただけますか?」

11、「おおよその目安を考慮しつつ、最適なプランをご提案いたします。」

12、「皆様にはお手間を取らせて申し訳ありませんが、おおよその目安をお伝えいただければ幸いです。」

13、「本日は、おおよその目安をもとにお話しできればと思います。」

14、「先日は、おおよその目安をお知らせいただき、誠にありがとうございました。」

15、「おおよその目安をもとに、今後の進行を検討していきます。」

16、「先日は、おおよその目安をお伝えいただき、心より感謝申し上げます。」

17、「おおよその目安を考慮し、最適なプランを提案させていただきます。」

18、「本日は、おおよその目安をお伺いできればと思います。」

19、「この度は、おおよその目安をお知らせいただき、誠にありがとうございました。」

20、「本日は、おおよその目安をもとにお話しできたことに感謝いたします。」

「おおよその目安」の類語表現

「おおよその目安」の
類語表現をあげておきます。

大体の基準

「おおよその目安」の類語表現には
「大体の基準」があります。

「大体の基準」とは、
物事を判断する際の参考となる
おおよその数値や条件を指し、

主に計画や予測の場面で用いられます。
具体的な数値が不明な場合でも、
大まかな指針として使われます。

例えば、
「このプロジェクトの進行には、大体の基準として3ヶ月を見込んでいます」
などと使います。

目安となる数値

「おおよその目安」の類語には
「目安となる数値」も当てはまります。

「おおよその目安」と同じく、
具体的な数値を示すことで、
判断を助ける表現です。

「この商品の価格は、目安となる数値として5000円前後です」
このような表現になります。

「おおよその目安」のフレーズを営業マンが正しく使うために

適切な指標を示す
「おおよその目安」の意味と使い方を
お伝えしてきました。

営業マン時代、お客様との打ち合わせで
納期や価格についてお話しする際に

「おおよその目安」を
示すことが多かったです。

「この度はご依頼いただきまして誠にありがとうございます。」
「おおよその目安として、納期は〇〇日を考えております。」
「これもお客様のご理解とご協力のおかげと厚くお礼申し上げます… …」

なんとなく使ってきた方も
少なくないと思いますが、

お客様との信頼関係を築くために、
「おおよその目安」を自然と使えると、
信頼性の高い印象を持たれるでしょう。

是非、「おおよその目安」を使って
お客様に対して
明確な情報を提供していきましょう。

適切な指標を示すことで
あなたの信頼度が大きくアップします。




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