お金を出すのお勧め文例20選とNG例
目次
「お金を出す」
取引先に対する誠意を示す言葉と言えます。
自社のサービスや商品に対して投資を検討しているクライアントに対して
「お金を出すことを検討していただき、誠にありがとうございます。」
では、この「お金を出す」は
どういった意味で、
どのように使う言葉なのでしょうか。
「お金を出す」とは
「資金を提供すること」を意味し、
取引先に対する
感謝と信頼を表す言葉です。
ビジネスマンとしてはもちろん
社会人として是非とも
押さえておきたいフレーズです。
先日ある商談に参加したのですが
お客様からの前向きな反応がありました。
商談の中で
「お金を出すことを前向きに考えています…」
とおっしゃっていただき、商談が進展しました。
今日はこの
「お金を出す」の意味と使い方、
例文や類義語を記事にしました。
「お金を出す」の意味
物やサービスを手に入れるために
金銭を支払う行為を指します。
「お金を出す」の「お金」には
「価値のあるものを交換する手段」
との意味があります。
「お金を出す」というのは、
自分の資源を使って何かを得ることを示しています。
対価を支払ってでも
欲しいものや必要なものを手に入れようとする姿勢に対し、
その行動の重要性と価値を認める言葉が「お金を出す」です。
「お金を出す」の使い方
「お金を出す」という表現は、
一般的に支出や投資をする際に使われます。
このフレーズは、
「自分の資金を使って何かを購入する」
という意味合いを持っています。
「特定の目的のためにお金を使うことを示し、
その行動に対する意識や責任感を表す表現」となっています。
「お金を出す」には目的を加える
「お金を出す」を使う場合、
「このプロジェクトのためにお金を出します」
など、
具体的な目的や理由と一緒に使われます。
ビジネスシーン
ビジネスシーンにおいて
「お金を出す」という表現は、
契約や投資の場面でよく使われます。
新しいプロジェクトのために資金を提供する際や、
パートナーシップの形成において「お金を出す」というフレーズが用いられます。
ビジネスシーンにおける
「お金を出す」を使った
例文を紹介しておきます。
・「このプロジェクトのためにお金を出すことを決定しました。」
・「先日はお金を出していただき、○○の件でご協力いただき、誠にありがとうございました。」
・「新しい設備の購入にお金を出すことにしました。」
手紙
「お金を出す」というフレーズは
挨拶やスピーチなど口語で
使う場合が多い表現ですが、
メールや手紙といった
文章としても使用されます。
手紙における「お金を出す」を
使った例文を紹介しておきます。
・「このたびは、お金を出していただきましてありがとうございます。」
・「先日はお金を出していただき、弊社のプロジェクトにご協力いただき誠にありがとうございました。」
ご提案
「お金を出す」というフレーズと一緒に
使われる言葉に「ご提案」があります。
・「本日は、お金を出すことに関してご提案いただき、誠にありがとうございました。」
・「先日は、お金を出す件についてお話しできてありがとうございました。」
メール
メールでの文例をあげておきます。
資金提供の依頼のメールです。
件名:資金提供のお願い
株式会社○○
営業部 中山様
平素より大変お世話になっております。
このたびはご多忙にもかかわらず、
また、お金を出す件についてお話しできる機会をいただき、
誠にありがとうございます。
ご提案いただいた内容について、
社内で慎重に検討し、
月内までにはご回答申し上げます。
まずはお金を出す件についてのご提案に感謝申し上げます。
ーーーーーーー
署名
ーーーーーーー
「お金を出す」への
返事は感謝を述べる
メールなどで「お金を出す…」
と送られてきた場合、その提案に対する感謝を
返事として述べましょう。
例えば、
「先日は貴重なお時間をいただき、誠にありがとうございました。」
などがあります。
「お金を出す」のNG例
本日はお金を出すことにご協力いただき誠にありがとうございます。
お金を出すことにお引き立てにあずかりまして光栄です。
お金を出すことにおかげさまです。
お金を出すことについてつかぬことをお伺いしますが…
今日はお金を出すことに関してお伺いいたしました。
先日はお金を出すことに貴社を訪問させていただき感謝です。
お金を出すことにお待たせしました。
このような使い方は誤りです。
「お金を出す」は、
相手に対して金銭的な負担を強いる印象を与える
言葉です。
特に、相手が無理をしている場合や、
金銭的な事情があるかもしれない状況では
配慮が足りないと受け取られることがあります。
相手に不快な思いをさせないよう、
言葉を変えた方が誤解を避けられる
ケースもあるので注意して下さい。
「お金を出す」のお勧め文例20選
「お金を出す」
お勧め文例を紹介します。
1、「お金を出すことになりますが、何卒ご理解のほどよろしくお願いいたします。」
2、「お金を出す必要がございますが、早速手続きを進めさせていただきます。」
3、「お金を出すことになりますが、ご都合のよろしい時にお知らせくださいませ。」
4、「お金を出すことにご協力いただけますと幸いです。」
5、「遠方よりお金を出すことになり、誠にありがとうございます。」
6、「当日は予想外の出費が発生するためお金を出すことになりますが、ご容赦くださいますようお願いいたします。」
7、「本日はお金を出すことにご協力いただきありがとうございました。」
8、「先日はお金を出すことに本当に感謝しております。」
9、「この度はお金を出すことになり恐縮です。心より感謝申し上げます。」
10、「本日はお忙しいところ、またお金を出すことになり、誠にありがとうございました。」
11、「お金を出すことにご負担をおかけしてすみません。お待ち申し上げておりました。本日はよろしくお願いいたします。」
12、「皆様にはお手間を取らせて失礼しました。本日はお金を出すことにご協力いただきありがとうございます。」
13、「本日はお金を出すことにご協力いただきありがとうございました。お気を付けてお帰り下さい。」
14、「先日はお金を出すことにご協力いただき、誠にありがとうございました。」
15、「お金を出すことにお手数おかけしました。しかし、必要な支出であると感じています。」
16、「先日はお金を出すことに、関係者の皆様にはご協力をいただき、心より感謝申し上げます。」
17、「お金を出すことにご協力いただき感謝の念に堪えません。」
18、「本日はお金を出すことに恐縮です。次回は弊社より貴社にお伺いいたします。」
19、「本日は、予想外の出費でお金を出すことになりましたが、皆様のご協力に感謝申し上げます。」
20、「本日はお金を出すことに、私達のためにご協力いただきまして誠にありがとうございます。」
「お金を出す」の類語表現
「お金を出す」の
類語表現をあげておきます。
支払う
「お金を出す」の類語表現には
「支払う」があります。
「支払う」とは、
対価として金銭を渡す行為を指し、
主にビジネスシーンや日常生活で用いられます。
特定の状況に依存せず、広く使われます。
例えば、
「このサービスに対して支払う必要があります」
などと使います。
「お金を出す」ことを強調したい場合は、「しっかりと支払わせていただきます」といった使い方になります。
出費する
「お金を出す」の類語には
「出費する」も当てはまります。
「出費する」とは、
特定の目的のためにお金を使うことを意味し、
計画的な支出を示す場合に使われることが多いです。
「このプロジェクトのために出費することを検討しています」
このような表現になります。
「お金を出す」のフレーズを営業マンが正しく使うために
深い感謝の気持ちを表す
「お金を出す」の意味と使い方を
お伝えしてきました。
営業マン時代、お客様から
ご契約をいただいた際のお礼状に
「お金を出す」の一言を
添えることが多かったです。
「この度は〇〇様にお金を出していただき、誠にありがとうございました。」
「おかげさまでご契約をお預かりする運びとなりました。」
「これも石川様のお金を出すご支援のおかげと厚くお礼申し上げます… …」
なんとなく使ってきた方も
少なくないと思いますが、
部署移動や退職のメールを送ったり、
お客様へ感謝の気持ちを込めたり、
「お金を出す」を自然と使えると、
律儀で礼儀正しい印象を持たれるでしょう。
是非、「お金を出す」を使って
お世話になった人に
感謝の気持ちを伝えていきましょう。
感謝を言葉にすることで
あなたの印象が大きくアップします。