ご考案のお勧め文例20選とNG例
目次
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「ご考案」
新しいアイデアや提案を示す言葉と言えます。
自社のプロジェクトに対して、取引先からの新しい提案を受けて
「ご考案いただき、誠にありがとうございます。」
では、この「ご考案」は
どういった意味で、
どのように使う言葉なのでしょうか。
「ご考案」とは
「考え出すこと」を意味し、
相手の創造性や努力に対する
感謝と敬意を表す言葉です。
ビジネスマンとしてはもちろん、
社会人として是非とも
押さえておきたいフレーズです。
先日、社内会議で新しいプロジェクトの提案がありました。
その際、発表者が
「このプロジェクトはご考案の結果…」
と話し始めました。
今日はこの
「ご考案」の意味と使い方、
例文や類義語を記事にしました。

「ご考案」の意味
新しいアイデアや提案を
考え出すことを指します。
「ご考案」の「考案」には
「考えて案を作る」
との意味があります。
「考案する」というのは、
創造的な思考を用いて、
新たな解決策やプランを示すことを意味します。
新しい提案をしてくれた相手に対し、
その努力と創造性を称賛し、感謝の意を込めた言葉が「ご考案」です。
「ご考案」の使い方
「ご考案」という表現は、
主にビジネスシーンやフォーマルな場面で使われます。
この言葉は、
「考案する」という動詞の敬語表現であり、
相手のアイデアや提案に対して敬意を表す際に用いられます。
「新しいアイデアや計画を考えてくださったことに対する感謝の気持ちを」
表す表現となっています。
「ご考案」にはお礼を加える
「ご考案」を使う場合、
「ご提案いただきましてありがとうございます」
など、
お礼の言葉と一緒に使われることが一般的です。
ビジネスシーン
ビジネスシーンにおいて
「ご考案」という表現は、
メールや手紙、会話など様々な場面で
使われています。
新しいプロジェクトや施策についての提案を受けた際の
挨拶やお礼として、
後日そのことへの感謝を伝える手紙やメールで
「ご考案」というフレーズを使います。
ビジネスシーンにおける
「ご考案」を使った
例文を紹介しておきます。
・「本日はご考案いただきまして、誠にありがとうございます。」
・「先日はご考案いただき、○○の件についてお話しできたこと、大変感謝しております。」
・「先日はご考案いただきまして、心より感謝申し上げます。」
手紙
「ご考案」というフレーズは
挨拶やスピーチなど口語で
使う場合が多い表現ですが、
メールや手紙といった
文章としても使用されます。
手紙における「ご考案」を
使った例文を紹介しておきます。
・「先日は、ご考案いただきまして、誠にありがとうございました。」
・「このたびはご考案いただき、弊社のプロジェクトに貴重なご意見をいただき、感謝申し上げます。」
ご提案
「ご考案」と一緒に
使われる言葉に「ご提案」があります。
・「本日は、ご考案いただきまして、誠にありがとうございました。」
・「先日は、ご考案いただき、貴重なご提案をいただきありがとうございました。」
メール
メールでの文例をあげておきます。
提案に対するお礼のメールです。
件名:ご提案のお礼
株式会社○○
営業部 中山様
平素より大変お世話になっております。
このたびはご多忙の中、
また、ご考案いただきまして、誠にありがとうございます。
ご提案いただいた内容について、
社内でしっかりと検討し、
今後の方針に活かしていきたいと考えております。
心よりお礼申し上げます。
まずはご考案のお礼を申し上げます。
ーーーーーーー
署名
ーーーーーーー
「ご考案」に対する
返事は感謝を述べる
メールなどで「ご考案…」
と送られてきた場合、提案に対する感謝を
返事として述べましょう。
例えば、
「先日は貴重なご提案をいただき、誠にありがとうございました。」
などがあります。

「ご考案」のNG例
本日はご考案いただき誠にありがとうございます。
ご考案にあずかりまして光栄です。
ご考案のおかげさまです。
ご考案についてお伺いしますが…
今日はご考案をお持ちいたしました。
先日はご考案をいただき感謝です。
ご考案をお待たせしました。
このような使い方は誤りです。
「ご考案」は、
相手のアイデアや提案を尊重する言葉ですが、
あまりにも頻繁に使うと、
形式的で心がこもっていない印象を与えることがあります。
また、相手に対して「考案」という言葉が
堅苦しく感じられる場合もあるため、
よりカジュアルな表現を選ぶ方が良いこともあります。
相手に親しみを持ってもらうためにも、
言葉選びには注意を払うことが大切です。

「ご考案」のお勧め文例20選
「ご考案」
お勧め文例を紹介します。
1、「ご考案いただき、誠にありがとうございます。早速、検討させていただきます。」
2、「ご考案いただいた内容について、社内でしっかりと話し合います。」
3、「この度は貴重なアイデアをご考案いただき、感謝申し上げます。」
4、「お忙しい中、ご考案いただきましたこと、心より感謝いたします。」
5、「先日は素晴らしいアイデアをご考案いただき、ありがとうございました。」
6、「貴社からのご考案を基に、次のステップを進めてまいります。」
7、「本日は、ご考案いただいた内容についてお話しできることを楽しみにしております。」
8、「この度のプロジェクトに関して、ご考案いただきましたこと、重ねて感謝申し上げます。」
9、「ご考案いただいたアイデアをもとに、具体的なプランを作成いたします。」
10、「貴重なご意見をご考案いただき、誠にありがとうございます。」
11、「ご考案いただいた内容について、ぜひお伺いしたいことがございます。」
12、「皆様のアイデアをご考案いただき、プロジェクトがより良いものになると確信しています。」
13、「本日は、ご考案いただいた内容をもとに、さらなる議論を進めましょう。」
14、「先日は貴重なご提案をご考案いただき、誠にありがとうございました。」
15、「ご考案いただいた内容をしっかりと反映させて、次回の会議に臨みます。」
16、「この度は、皆様からの素晴らしいアイデアをご考案いただき、心より感謝申し上げます。」
17、「ご考案いただいた内容をもとに、実行可能なプランを策定いたします。」
18、「本日は、ご考案いただいたアイデアについて、具体的な話を進められることを楽しみにしています。」
19、「この度は、貴重なご意見をご考案いただき、誠にありがとうございました。次回もぜひご参加ください。」
20、「本日は、皆様のためにご考案いただきましたこと、心より感謝申し上げます。」

「ご考案」の類語表現
「ご考案」の
類語表現をあげておきます。
ご提案
「ご考案」の類語表現には
「ご提案」があります。
「ご提案」とは、
相手に対して新しいアイデアや意見を
示す際に使われる言葉で、
主にビジネスシーンで用いられます。
相手の考えを尊重するニュアンスがあります。
例えば、
「このプロジェクトに関してご提案させていただきます」
などと使います。
「新しいアイデアを求める」場合は、「ご提案いただければ幸いです」と
いう使い方になります。
ご意見
「ご考案」の類語には
「ご意見」も当てはまります。
「ご意見」とは、
相手の考えや意見を求める際に使われる言葉で、
「皆様のご意見をお聞かせいただければと思います」
このような表現になります。
「ご考案」のフレーズを営業マンが正しく使うために
深い感謝の気持ちを表す
「ご考案」の意味と使い方を
お伝えしてきました。
営業マン時代、お客様から
新しいアイデアをいただいた際のお礼状に
「ご考案」の一言を
添えることが多かったです。
「この度は貴重なご提案をいただきまして誠にありがとうございました。」
「おかげさまで新たなプロジェクトが進展する運びとなりました。」
「これも〇〇様のご考案のおかげと厚くお礼申し上げます… …」
なんとなく使ってきた方も
少なくないと思いますが、
部署移動や退職のメールを送ったり、
お客様へ感謝の気持ちを込めたり、
「ご考案」を自然と使えると、
誠実で礼儀正しい印象を持たれるでしょう。
是非、「ご考案」を使って
お世話になった人に
感謝の気持ちを伝えていきましょう。
感謝を言葉にすることで
あなたの印象が大きくアップします。

