「恐れ入りますが」のお勧め文例30選とNG例

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用例:恐れ入ります。ちょっとお尋ねしたいのですが…
用例:恐れ入りますが、明日までにお願いできますでしょうか…
用例:夜分恐れ入りますが…

「恐れ入りますが…」

相手の手をとめさせて
お願いをするときに
用いられるフレーズです。

買い物などで、
「恐れ入りますが、〇〇していただけるでしょうか?」

店員さんなどに
言われたことがあるかと思います。

「恐れ入りますが」は
日常でも良く使われる表現です。

今日はビジネスシーンにおいての
「恐れ入りますが」の
意味や使い方を考えてみましょう。

ビジネスにおいて、
メールや電話、接客などで
使う頻度の多い言葉ではないでしょうか。

けれども、正しく使い方について、
きちんと理解できている方は
それほど多くないようにも感じます。

人は相手を思いやる言葉づかいができるか
どうかで、関係は大きく変わってきます。

例えば、人に何を頼むときや声をかけるときに、
相手の状況をまったく考えずに一方的に
声をかけたのでは、相手を不快にさせてしまいます。

こんなときに使いたい気の利いた
言葉の代表格が「恐れ入りますが」です。

「明日までにこの報告書のチェックをお願いできますでしょうか」
とお願いするよりも

「お忙しいところ恐れ入りますが、明日までにお願いできますでしょうか」
と話す方が印象は格段にアップします。

この「恐れ入りますが」という言葉は電話の応対でもよく使われ、


・夜電話するときは、
「夜分恐れ入りますが」

・相手が不在の場合は、
「恐れ入りますが、お戻りになりましたら〇〇までお電話いただけないでしょうか」

・電話の相手が名乗らない場合は、
「恐れ入りますが、お名前を頂戴できますか」

と使うことができます。

相手の手をとめさせてお願いする
「恐れ入りますが」という言葉。

ぜひとも、
日常的に使いこなしたいフレーズの一つです。

「恐れ入ります」の上手な使い方

「恐れ入ります」の意味を辞書で調べると…

・自分にとって過分と思われる目上の人の行為
に対して感謝の気持ちを表す挨拶

・目上の人や客などに、迷惑や骨折りに対して
「申し訳ない」という気持ちで言う語

と記載されています。

相手への敬意を表し、何かして頂いたことへ
の感謝の気持ちを表現する言葉です。

「恐れ入りますが」はクッション言葉

コミュニケーションを円滑にする言葉を
「クッション言葉」と呼んでいます。

「恐れ入りますが」は
クッション言葉の代表格です。

「恐れ入ります」の「恐れ」は、
「あなたを恐れている」という意味から
「あなたにはかなわない」という意味に
発展したものです。

いわゆる、へりくだった言い方です。

この言葉をつけることで、
相手の機嫌を損なわずに
お願いを申し出ることが出来るのです。

「恐れ入りますが」には「申し訳ない」
という意味合いを含んでおり

目上の人やお客様に対して「申し訳ない」
という意味合いです。

目上の人やお客様に対して
「申し訳ない」という気持ちを込めて、
お願いをするときに使う言葉です。

「恐れ入りますが」はこんなときに使いたい

「恐れ入りますが」の使い方には、
主に三つのパターンがあります。

1、相手に何かをして頂く際

「恐れ入りますが〇〇して頂けますか?」
「恐れ入りますが、ご着席を願います。」
「恐れ入りますが、こちらの資料をご確認いただけますか?」
「お話し中恐れ入ります。内田様がお見えです。」

2、相手に何かを尋ねる際

「恐れ入りますが、お名前を伺ってもよろしいですか?」
「恐れ入りますが、鈴木様はいらっしゃいますか?」
「恐れ入りますが、今お時間よろしいでしょうか。」
「恐れ入りますが、もう一度資料の確認をよろしいでしょうか。」

3、感謝の意を伝える際

「ご尽力頂き、誠に恐れ入ります。」
「ご丁寧に連絡頂き、恐れ入ります。」
(席を譲ってもらったとき)「恐れ入ります。」
「打ち合わせの時間変更快諾頂き、誠に恐れ入ります。」



それと、目上の方から
お褒めの言葉を頂いた際に
「恐れ入ります」と使ったりもします。

例としては

上司「今回の契約は見事だった、水野君に任せて本当に良かった。」
部下「恐れ入ります。」

「恐れ入りますが」のNG例

下記のような「恐れ入ります」は
間違った使い方なので注意が必要です。

「恐れ入りますが、もう少々お待ちください」
「恐れ入りますが、折り返しの連絡で宜しいでしょうか」
「恐れ入りますが、本日の予約は承ることができません」

これらはこちらの都合で迷惑をかけています。

ですから、
「申し訳ございませんが」
を使いましょう。

一見「恐れ入りますが」は
万能な使い回しに
感じられるかもしれません。

ですが、同じような場面で使われる
「恐れ入ります」と「申し訳ございません」
この二つを混同してしてしまうと
相手に失礼になるケースがあるので要注意です。

「恐れ入りますが」は
相手の行動に対して使われる言葉です。
自分の行動に非がある場合は使いません。

自分の行動に非がある場合は、
「恐れ入りますが」でなく
「申し訳ございません」を使います。

自分の行動に非がない場合は、
「申し訳ございません」は
なるべく使わない方が良いでしょう。

また、お礼を述べる場合に、
「恐れ入ります」を使う場合もあります。

例としては
「林様、先日は同行して頂き恐れ入ります」

ですが、感謝の気持ちを伝える場合には
「ありがとうございます」を使った方が
相手に伝わるケースも多いです。

丁寧にしようとするあまり「恐れ入ります」
を使うがゆえ、返ってまどろっこしいことも。

ストレートにあなたの気持ちを伝えた方が
わかりやすい場面も多いです。

もうひとつ、「恐れ入りますが」の後に
感謝の言葉を続けるべきではありません。

「恐れ入りますが」は、
相手に迷惑をかけることを前提に使うことが
多いため、

その場合は基本お願いをする言葉を続けます。
「迷惑をかけるのを前提に感謝するのは失礼」

このように思う方も
少なからずいらっしゃるためです。

「恐れ入りますが」のお勧め文例30選

お伝えしてきたように
「恐れ入りますが」は、

「迷惑をかけてしまい
申し訳ございませんが~」

の意味を持つ
クッション言葉の一つです。

「恐れ入りますが」の
定番フレーズは以下の4つです。

・お忙しいところ、恐れ入りますが
・恐れ入りますが、よろしくお願いいたします
・大変恐れ入りますが
・私ごとで恐れ入りますが

どのフレーズもビジネスシーンでは
多く使われるため、
使い方を押さえておきたいところです。

各フレーズの使い方、
例文を詳しくみていきましょう。

・お忙しいところ、恐れ入りますが

上司など相手を気遣う表現を
したいときにお勧めの敬語です。

クッションフレーズとして使うと、
あとの話やお願いがしやすくなります。

1、「お忙しいところ恐れ入りますが、ご確認の上、自署捺印をいただけると幸いです。」

2、「お忙しいところ恐れ入りますが、弊社宛にご連絡くださいますようお願い申し上げます。」

3、「お忙しいところ恐れ入りますが、提案に関しましてご検討いただけますと幸いです。」

4、「お忙しいところ恐れ入りますが、一度弊社までお越しいただくことは可能でしょうか。」

5、「お忙しいところ恐れ入りますが、先日のお願いの件、どうぞよろしくお願いいたします。」

相手を気遣う優しさのあるクッション言葉です。
使っていなかった方はこれを機に、
是非、ビジネスシーンに取り入れて下さい。

・恐れ入りますが、よろしくお願いいたします

このフレーズも、ビジネスメールなどの
文章の結びの言葉として役立ちます。
最後に結びの一言があることは重要です。

この一言があるだけで、
「申し訳ありません」「ごめんなさい」
といった気持ちを伝えられます。

6、「お忙しいところ恐れ入りますが、資料のお目通しの件、どうぞよろしくお願いいたします。」

7、「恐れ入りますが、来週のB社訪問同行の件、よろしくお願いします。」

8、「お忙しいところ恐れ入りますが、提案をご検討下さりますよう、何卒よろしくお願い申し上げます。」

9、「お忙しいところ恐れ入りますが、確認でき次第折り返しの連絡をお待ちしております、どうぞよろしくお願いいたします。」

10、「お忙しいところ恐れ入りますが、ご確認のほどどうぞよろしくお願いいたします。」

このフレーズは、
メールや文書の結びの言葉として
使われることが多いです。

もちろん、口頭で使ってもOKです。

・大変恐れ入りますが

相手に対して申し訳ないという
気持ちを伝えたいときに便利です。

お願いしずらいタイミングや案件などに
ついてはこのフレーズは有効です。

11、「営業部の新人のA君は出身が同郷で私の大学の後輩です。大変恐れ入りますが、面倒の方よろしくお願いします。」

12、「大変恐れ入りますが、先週お渡した資料ご確認いただけると幸いです。」

13、「大変恐れ入りますが、ご返信のほどよろしくお願いいたします。」

14、「お忙しいところ大変恐れ入りますが、一度御社にご挨拶を兼ね訪問面談させていただくことは可能でしょうか。」

15、「大変恐れ入りますが、契約の内容につきまして、ご確認のほどどうぞよろしくお願いいたします。」

「大変恐れ入りますが」についても、
何かをお願いするときや依頼をするときの
クッション言葉として使われます。

何かお願い事が必要なときに役立ちます。

・私ごとで恐れ入りますが

16、「私ごとで恐れ入りますが、姪の結婚式がありまして、再来週の土曜日にお休みを頂けないでしょうか。」

17、「私ごとで恐れ入りますが、子供の授業参観がありましてお休みをいただきたいのですが可能でしょうか。」

18、「私ごとで恐れ入りますが、今年の4月から〇〇社に入社いたします。」

19、「私ごとで恐れ入りますが、妻が入院した関係で、2日ほどお休みをいただけないでしょうか。」

20、「私ごとで恐れ入りますが、来週月曜日から3日ほど有給休暇をいただきたいのですがよろしいでしょうか。」

例文の通りで上司にお休みの申請を
するときに使われることが多いです。

「恐れ入りますが」は
幅広いシーンで使われます。

以下の用途でも使われることが多いので
覚えておくと何かと便利です。

・お手数をお掛けしますがの意味合い

21、「恐れ入りますが、必要事項を記入の上ご返送をお願いできますでしょうか。」

22、「恐れ入りますが、メールをご確認の上ご返信いただけると幸いです。」

・要望や期待に沿えず都合の悪いとき

23、「恐れ入りますが、その日はすでに予定が入っております。欠席でお願いします。」

24、恐れ入りますが、本日の予約はすでに埋まっております。せっかくお問い合わせいただきましたのに誠に申し訳ございません。」

・迷惑をかけてすみませんというとき

25、「恐れ入りますが、お名前をもう一度いただいてよろしいでしょうか。」

26、「恐れ入りますが、書面をもってお礼かたがたご挨拶に伺いたいと存じます。」

・申し訳ないとの意味で使うとき

27、「恐れ入りますが、その日は外せない用事がありお伺いすることができません。」

28、「恐れ入りますが、ご連絡先をいただいてもよろしいですか。」

29、「恐れ入りますが、来週から夏季休暇をいただくことになっております。出社は再来週からになりますのでそれからの対処となりますがよろしいでしょうか。」

30、「契約の内容をもう一度ご説明・ご確認にお伺いしたいとおもいます。恐れ入りますがお時間をとっていただくことは可能でしょうか。」

「恐れ入りますが」の類義語

「恐れ入りますが」の類義語としては
「すみませんが」「申し訳ありませんが」
「あいにくですが」などがあります。

「すみませんが」は
日常会話でも良く使われますね。

ですが、ビジネスで使う場合、
軽い印象になってしまいます。

ビジネスシーンでは「恐れ入りますが」
や「申し訳ありませんが」を使うのが
失礼のない表現と言えます。

同様の表現に「恐縮ですが」があります。
よりかしこまった言い方になります。

場面と相手によっては
「恐縮ですが」の方が与える印象が良くなり

「あいにくですが」相手の期待に添えない
ニュアンスになります。

似た言葉には「残念ながら」があり
「あいにくでございますが」のように
口語で使われるのが特徴です。

他に「かたじけない」という言葉もあります。
とくに年配の方や体育会系気質の方には
好感をもってもらえる言葉です。

ビジネスの現場ではビジネス文も含め
上手に使い分けることが大切です。

「恐れ入りました」とはどうゆう意味か?

「恐れ入ります」が過去形になったような
言葉に「恐れ入りました」がありますが
これは全く違う意味を持つ言葉になります。

「恐れ入りました」は、
相手の腕力や実力を称える言葉です。

例えば、
「高倉様の先見の明には恐れ入りました」
「御社の士気の高さには恐れ入りました」
「赤坂様の事前準備と配慮には恐れ入りました」

「すばらしいですね」と同様で
「恐れ入りました」と言えば
「あなたの実力に感服しました」

このような意味になります。

「恐れ入ります」は丁寧で柔らかい印象

「恐れ入ります」はとても丁寧で、
柔らかい印象を与えることができます。

ビジネスシーンのみならず
日常生活でも様々な場面で
使うことが出来ます。

相手に対して敬意を払った上で謙遜し、
配慮を伝えることもできます。
ある意味万能な使い勝手の良い言葉です。

使い方を把握しておくと便利です。

ビジネスシーンでは、ケースやシーンにおいて
正しい敬語が求められます。

メール等と違いその場その場での
とっさの判断が求められます。

そのような意味からも
「恐れ入りますが」と
「申し訳ございませんが」の
使い分けには気をつけて下さい。

私もこの違いがわからず
恥をかいた経験が何度となくあります。

そして、言葉使いも大切ですが
「恐れ入りますが」も「申し訳ございませんが」も
やはり気持ちを添えて使いたいですね。

言葉は愛の顕われ。

あなたのちょっとしたお気遣いと一言。
これは思いのほか周りの人達を
爽やかに清々しく元気にさせるものです。



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あいにくいただいたお電話でおかげさまで
おさしつかえなければおっしゃることはわかりますがおほめにあずかりまして
お引き立てにあずかりましてお気持ちはありがたいのですがお言葉に甘えて
お言葉を返すようですがお呼び立てしてお口汚しに
お構いもできませんでお骨折りをいただきましてお持たせですが
お時間をいただきたいお耳に入れておきたいお手すきの折に
お手をわずらわせてお手数ですがお心づかいをいただき
お世話になりますお世話様ですお足元が悪い中
お待たせいたしましたお知恵を拝借したいお答えするほどのことでは
お納めくださいお忙しい中をお名残り惜しいのですが
お名前はかねがねお目にかかるお目通し
お役に立てず
かえって気づまりですからかしこまりましたごもっともでございますが
ご希望に沿えずご教授願いますご健勝
ご賢察ご指摘いただきましてご承知のとおり
ご清栄ご足労ご多用中申し訳ありませんが
ご迷惑とは存じますがご容赦くださいご要望にお応えできず
さっそく調べましてさようでございますかすでにお聞き及びのことと
せっかくの誘いですがそこをなんとかその節は
それはお困りでしょう
ただいまつかぬことをとおしゃいますと
とんでもございません謹んで
なにとぞ、あしからず
ひとかたならぬひとつ確認させていただきたいひらに
ぶしつけなお願いでほんの気持ちですが
一言もありませんが
まことに不本意で
やぶさかでないよけいなことかもしれませんがよろしければ
よんどころない事情で
私でよければ私どもの不手際で私の一存では
私の考え違いでしたら私事で恐縮ですが
恐縮ですが駆け出しですが空茶ですが・粗菓ですが
君だから言うのだけど君を見込んで口幅ったい
合わせる顔がないのですが今、よろしいでしょうか催促がましいようで
至りませんで時下ますます失礼ですが
釈然としないのですが取り込んでいますので承服
深謝申し遅れて拙宅
折り返し説明が足りませんで存じます
長居をいたしまして
二、三、質問してよろしいですか念のため
不行き届きで
不退転の決意
不調法ですみませんが
別の見方をしますと
本当は言いたくないのですが
無理を承知で
力不足で
老婆心ながら
僭越(せんえつ)ながら
忸怩(じくじ)たる思いで
慙愧(ざんき)に堪えず