開いてくださりのお勧め文例20選とNG例
目次
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「開いてくださり」
来客に対する感謝の気持ちを表す言葉と言えます。
自分の会社に訪問してくださった取引先に対して
「開いてくださり、弊社にお越しいただきましてありがとうございます。」
では、この「開いてくださり」は
どういった意味で、
どのように使う言葉なのでしょうか。
「開いてくださり」とは
「扉を開けて入ってきてくださったこと」を意味し、
来訪者に対する
感謝と敬意を表す言葉です。
ビジネスマンというより
社会人として是非とも
押さえておきたいフレーズです。
先日ある会議に参加したのですが
多くの方が集まる中、
オープニングの挨拶で
「本日は開いてくださり…」
で会議がスタートしていきました。
今日はこの
「開いてくださり」の意味と使い方、
例文や類義語を記事にしました。
「開いてくださり」の意味
ドアや窓を開けて、
中に入ることを許可してくれる行為は、
相手に対する歓迎の意を示します。
「開いてくださり」の「開いて」には、
「物理的に何かを開く」という意味があります。
「開いてくださり」というのは、
相手が自らの意志で扉を開けて、
私たちを迎え入れてくれる様子を示しています。
その行為に対して、
私たちは感謝の気持ちを持ち、
相手の心遣いと温かさを
素直に表現した言葉が「開いてくださり」です。
「開いてくださり」の使い方
「開いてくださり」という表現は、
よく感謝の言葉として使われます。
先述しましたが、
「開いてくださり」という表現は、
相手が何かを開いてくれたことに対する感謝を示しています。
「ドアを開けてくれたり、資料を見せてくれたりしたことに対して」
という相手への感謝の気持ちを
表す表現となっています。
「開いてくださり」にはお礼を加える
「開いてくださり」を使う場合、
「お手数をおかけしましたが、感謝申し上げます」
など、
お礼の言葉と一緒に使われます。
ビジネスシーン
ビジネスシーンにおいて
「開いてくださり」という表現は、
メールや手紙、挨拶と様々な場面で
使われています。
会議の際に資料を開いてもらった場合の
挨拶であったり、
後日そのことへのお礼や手紙、
メールという形で「開いてくださり」
というフレーズを使います。
ビジネスシーンにおける
「開いてくださり」を使った
例文を紹介しておきます。
・「本日はお忙しい中、資料を開いてくださり、誠にありがとうございます。」
・「先日はお時間をいただき、資料を開いてくださり、心より感謝申し上げます。」
・「先日はお手数をおかけしましたが、資料を開いてくださり、ありがとうございました。」
手紙
「開いてくださり」というフレーズは
挨拶やスピーチなど口語で
使う場合が多い表現ですが、
メールや手紙といった
文章としても使用されます。
手紙における「開いてくださり」を
使った例文を紹介しておきます。
・「先日は、資料を開いてくださり、ありがとうございました。」
・「このたびはお忙しい中、資料を開いてくださり、誠に感謝申し上げます。」
ご来社
「開いてくださり」のフレーズと一緒に
使われる言葉に「ご来社」があります。
・「本日は、ご来社いただき、資料を開いてくださり、誠にありがとうございました。」
・「先日は、ご来社いただき、資料を開いてくださり、感謝申し上げます。」
メール
メールでの文例をあげておきます。
来社お礼のメールです。
件名:ご来社のお礼
株式会社○○
営業部 中山様
平素より大変お世話になっております。
本日はご多忙にもかかわらず、
また、資料を開いてくださり、誠にありがとうございます。
打ち合わせの場では貴重なお話を伺うことができ、
今後の参考になりました。
心よりお礼申し上げます。
中山様のご提案を社内で慎重に検討し、
月内までにはご回答申し上げます。
まずはご来社のお礼を申し上げます。
ーーーーーーー
署名
ーーーーーーー
「開いてくださり」への
返事は感謝を述べる
メールなどで「開いてくださり…」
と送られてきた場合、労りに対する感謝を
返事として述べましょう。
例えば、
「先日は貴重なお時間をいただき、誠にありがとうございました。」
などがあります。
「開いてくださり」のNG例
本日は開いてくださりお気遣いをいただき誠にありがとうございます。
開いてくださりお引き立てにあずかりまして光栄です。
開いてくださりおかげさまです。
開いてくださりつかぬことをお伺いしますが…
今日は開いてくださりお伺いいたしました。
先日は開いてくださり貴社を訪問させていただき感謝です。
開いてくださりお待たせしました。
このような使い方は誤りです。
「開いてくださり」は、
相手が特別に時間や場所を提供してくれたことに対する感謝の意を表す言葉です。
しかし、「開く」という表現が
相手に対して一方的な印象を与えることがあるため、
相手の意向を無視していると受け取られる可能性もあります。
相手に不快な思いをさせないよう、
言葉を変えた方が誤解を避けられる
ケースもあるので注意して下さい。
「開いてくださり」のお勧め文例20選
「開いてくださり」
お勧め文例を紹介します。
1、「開いてくださりありがとうございます。お待ちしておりました。」
2、「開いてくださり感謝申し上げます。さっそくお話を進めさせていただきます。」
3、「開いてくださりお時間をいただき恐縮です。ご都合のよろしい時にお話しできれば幸いです。」
4、「開いてくださりお手数をおかけしますが、何卒よろしくお願いいたします。」
5、「遠方より開いてくださり誠にありがとうございます。」
6、「本日はお忙しい中開いてくださり感謝いたします。お話しできることを楽しみにしております。」
7、「本日は開いてくださりありがとうございました。お話しできて嬉しかったです。」
8、「先日は開いてくださり本当にありがとうございました。おかげさまで良い時間を過ごせました。」
9、「この度は開いてくださり心より感謝申し上げます。お話しできたことを嬉しく思います。」
10、「本日はお忙しいところ、また開いてくださり誠にありがとうございました。」
11、「開いてくださりお待ち申し上げておりました。本日はどうぞよろしくお願いいたします。」
12、「皆様にはお手間を取らせて失礼しました。本日は開いてくださりありがとうございます。」
13、「本日は開いてくださりお越しいただきありがとうございました。次回もお待ちしております。」
14、「先日は開いてくださり誠にありがとうございました。お話しできて光栄でした。」
15、「開いてくださりお手数おかけしましたが、貴重なお話を伺えて良かったです。」
16、「先日は開いてくださり、皆様には心より感謝申し上げます。」
17、「開いてくださりお越しいただき感謝の念に堪えません。」
18、「本日は開いてくださり恐縮です。次回は私からお伺いさせていただきます。」
19、「本日は、開いてくださり、私たちのためにお時間をいただきまして誠にありがとうございました。」
20、「本日は開いてくださり、私たちのためにお越しいただきまして誠にありがとうございます。」
「開いてくださり」の類語表現
「開いてくださり」の
類語表現をあげておきます。
ご開示
「開いてくださり」の類語表現には
「ご開示」があります。
「ご開示」とは、
情報や内容を示してくれる
相手に対して感謝の意を表す言葉で、
主にビジネスシーンで用いられます。
特に、重要な情報を共有してもらった際に使われます。
例えば、
「貴重な情報をご開示いただき、ありがとうございます」
などと使います。
「さらに詳しい情報を開示していただければ幸いです」といった使い方も可能です。
ご提示
「開いてくださり」の類語には
「ご提示」も当てはまります。
「ご提示」とは、
提案や情報を示してくれることを指し、
相手の配慮に感謝する際に使われます。
「本日は貴重なご提示をいただき、誠にありがとうございます」といった表現になります。
「開いてくださり」のフレーズを営業マンが正しく使うために
深い感謝の気持ちを表す
「開いてくださり」の意味と使い方を
お伝えしてきました。
営業マン時代、お客様との初対面の際に
お礼の言葉として
「開いてくださり」の一言を
添えることが多かったです。
「この度はお忙しい中お時間をいただき、誠にありがとうございました。」
「おかげさまで貴重なお話を伺うことができました。」
「これも皆様の開いてくださりのおかげと心より感謝申し上げます… …」
なんとなく使ってきた方も
少なくないと思いますが、
商談後のフォローアップや、
お客様への感謝の気持ちを込めたり、
「開いてくださり」を自然と使えると、
誠実で礼儀正しい印象を持たれるでしょう。
是非、「開いてくださり」を使って
お世話になった人に
感謝の気持ちを伝えていきましょう。
感謝を言葉にすることで
あなたの印象が大きくアップします。