「ほんの気持ちですが召し上がってください」のお勧め文例20選とNG例
目次
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「ほんの気持ちですが召し上がってください」
来客に対する心遣いを示す言葉と言えます。
お客様にお茶やお菓子をお出しする際に
「ほんの気持ちですが召し上がってください」とお伝えすることで、
おもてなしの心を表現しています。
では、この「ほんの気持ちですが召し上がってください」は
どういった意味で、
どのように使う言葉なのでしょうか。
「ほんの気持ちですが召し上がってください」とは
「ささやかな贈り物」を意味し、
来訪者に対する
感謝とおもてなしの気持ちを表す言葉です。
ビジネスマンというより
社会人として是非とも
押さえておきたいフレーズです。
先日ある会議に参加したのですが
お茶とお菓子が用意されていました。
その際、主催者が
「ほんの気持ちですが召し上がってください」と言って、
和やかな雰囲気が生まれました。
今日はこの
「ほんの気持ちですが召し上がってください」の意味と使い方、
例文や類義語を記事にしました。
「ほんの気持ちですが召し上がってください」の意味
小さな贈り物や手作りの品を
相手に差し出す際に使われる言葉です。
「ほんの気持ちですが」の「ほんの」は
「少しの」という意味を持ち、
相手に対する気遣いや謙遜を表しています。
「気持ちですが」という部分は、
相手への感謝や思いやりを示す表現です。
この言葉は、相手に対して
自分の気持ちを伝えつつ、
その贈り物の価値を過小評価することで、
相手に対する敬意と親しみを込めた言葉が「ほんの気持ちですが召し上がってください」です。
「ほんの気持ちですが召し上がってください」の使い方
「ほんの気持ちですが召し上がってください」という表現は、
贈り物やおもてなしの際に使われるフレーズです。
この表現は、
相手に対して自分の気持ちを伝えつつ、
あまり大げさにしないように配慮した言い回しとなっています。
「自分の気持ちを込めたものを、
少しでも楽しんでいただければ」という思いを
表す表現です。
「ほんの気持ちですが召し上がってください」には感謝を加える
「ほんの気持ちですが召し上がってください」を使う場合、
「お受け取りいただければ幸いです」
など、
感謝の言葉と一緒に使われることが多いです。
ビジネスシーン
ビジネスシーンにおいて
「ほんの気持ちですが召し上がってください」という表現は、
贈り物や手土産を渡す際の挨拶として
使われることが一般的です。
相手に感謝の気持ちを伝えつつ、
気軽に受け取ってもらうための
フレーズとして活用されます。
ビジネスシーンにおける
「ほんの気持ちですが召し上がってください」を使った
例文を紹介しておきます。
・「この度はお世話になりました。ほんの気持ちですが召し上がってください。」
・「先日は貴重なお時間をいただき、ほんの気持ちですが召し上がっていただければ幸いです。」
・「お忙しい中お越しいただき、ほんの気持ちですが召し上がってください。」
手紙
「ほんの気持ちですが召し上がってください」というフレーズは、
挨拶やスピーチなど口語で使う場合が多い表現ですが、
メールや手紙といった文章としても使用されます。
手紙における「ほんの気持ちですが召し上がってください」を
使った例文を紹介しておきます。
・「この度はお世話になりました。ほんの気持ちですが召し上がっていただければ幸いです。」
・「先日はお忙しい中お越しいただき、ほんの気持ちですがお持ちしました。」
ご来店
「ほんの気持ちですが召し上がってください」というフレーズと一緒に
使われる言葉に「ご来店」があります。
・「本日はご来店いただき、ほんの気持ちですが召し上がってください。」
・「先日はご来店いただき、ほんの気持ちですがお持ちしました。」
メール
メールでの文例をあげておきます。
贈り物のお礼のメールです。
件名:お礼とおもてなし
株式会社○○
営業部 田中様
平素より大変お世話になっております。
この度はお忙しい中お越しいただき、
ほんの気持ちですが召し上がっていただければ幸いです。
お話しできた内容は非常に有意義で、
今後の参考にさせていただきます。
心より感謝申し上げます。
今後ともどうぞよろしくお願いいたします。
ーーーーーーー
署名
ーーーーーーー
「ほんの気持ちですが召し上がってください」への
返事は感謝を述べる
メールなどで「ほんの気持ちですが召し上がってください」と送られてきた場合、
その気遣いに対する感謝を
返事として述べましょう。
例えば、
「先日はお心遣いをいただき、誠にありがとうございました。」
などがあります。
「ほんの気持ちですが召し上がってください」のNG例
本日はほんの気持ちですが召し上がっていただき誠にありがとうございます。
ほんの気持ちですが召し上がっていただき光栄です。
ほんの気持ちですが召し上がっていただきおかげさまです。
ほんの気持ちですがつかぬことをお伺いしますが…
今日はほんの気持ちですがお伺いいたしました。
先日はほんの気持ちですが貴社を訪問させていただき感謝です。
ほんの気持ちですがお待たせしました。
このような使い方は誤りです。
「ほんの気持ちですが召し上がってください」は、
相手に対して気遣いを示す言葉ですが、
あまりにも軽く感じられることがあります。
「ほんの気持ち」が「気持ちが薄い」と受け取られることもあり、
相手に失礼にあたる場合もあります。
相手に対する敬意を表すためには、
もう少し丁寧な表現を選ぶことが望ましい
ケースもあるので注意して下さい。
「ほんの気持ちですが召し上がってください」のお勧め文例20選
「ほんの気持ちですが召し上がってください」
お勧め文例を紹介します。
1、「お忙しい中、ほんの気持ちですが召し上がってください。どうぞご遠慮なく。」
2、「本日はお越しいただき、ほんの気持ちですが召し上がってください。お楽しみいただければ幸いです。」
3、「お手数をおかけしますが、ほんの気持ちですが召し上がってください。お口に合うと嬉しいです。」
4、「お集まりいただいた皆様に、ほんの気持ちですが召し上がってください。心を込めてご用意しました。」
5、「遠方からお越しいただき、ほんの気持ちですが召し上がってください。感謝の気持ちを込めて。」
6、「お忙しいところお越しいただき、ほんの気持ちですが召し上がってください。お楽しみいただければ幸いです。」
7、「本日はお越しいただき、ほんの気持ちですが召し上がってください。どうぞごゆっくりお過ごしください。」
8、「先日はお世話になりました。ほんの気持ちですが召し上がってください。お口に合うと嬉しいです。」
9、「この度はお越しいただき、ほんの気持ちですが召し上がってください。心より感謝申し上げます。」
10、「本日はお忙しい中、ほんの気持ちですが召し上がってください。お楽しみいただければ幸いです。」
11、「ほんの気持ちですが召し上がってください。お待ち申し上げておりました。」
12、「皆様にはお手間を取らせて失礼しましたが、ほんの気持ちですが召し上がってください。ありがとうございます。」
13、「本日はお越しいただき、ほんの気持ちですが召し上がってください。お気を付けてお帰りください。」
14、「先日はお越しいただき、ほんの気持ちですが召し上がってください。誠にありがとうございました。」
15、「ほんの気持ちですが召し上がってください。お手数をおかけしましたが、楽しんでいただければ嬉しいです。」
16、「先日はお世話になり、ほんの気持ちですが召し上がってください。心より感謝申し上げます。」
17、「本日はお越しいただき、ほんの気持ちですが召し上がってください。感謝の気持ちを込めてお届けします。」
18、「本日はお越しいただき、ほんの気持ちですが召し上がってください。次回もお待ちしております。」
19、「本日は、ほんの気持ちですが召し上がってください。お陰様で楽しい時間を過ごせました。」
20、「本日は、ほんの気持ちですが召し上がってください。皆様のご来場に感謝いたします。」
「ほんの気持ちですが召し上がってください」の類語表現
「ほんの気持ちですが召し上がってください」の
類語表現をあげておきます。
お口に合えば幸いです
「ほんの気持ちですが召し上がってください」の類語表現には
「お口に合えば幸いです」があります。
「お口に合えば幸いです」とは、
相手に食べ物や飲み物を提供する際に、
その味を気に入ってもらえることを願う言葉で、
主にカジュアルなシーンで用いられます。
相手への配慮を示す表現です。
例えば、
「この料理は私の手作りですが、お口に合えば幸いです」
などと使います。
「気に入ってもらいたい」という気持ちを込めて、
「お口に合うといいのですが」と言うこともできます。
お楽しみいただければ幸いです
「ほんの気持ちですが召し上がってください」の類語には
「お楽しみいただければ幸いです」も当てはまります。
「お楽しみいただければ幸いです」と同じく、
相手に喜んでもらいたいという気持ちを表す言葉です。
「このお菓子をどうぞ、お楽しみいただければ幸いです」
このような表現になります。
「ほんの気持ちですが召し上がってください」のフレーズを営業マンが正しく使うために
心のこもったおもてなしの言葉を表す
「ほんの気持ちですが召し上がってください」の意味と使い方を
お伝えしてきました。
営業マン時代、お客様をお迎えした際に
お茶やお菓子をお出しする時に
「ほんの気持ちですが召し上がってください」と
添えることが多かったです。
「この度はお忙しい中お越しいただき、誠にありがとうございます。」
「お口に合うか分かりませんが、ほんの気持ちですが召し上がってください。」
「これも皆様のおかげで、良いお話ができる運びとなりました… …」
なんとなく使ってきた方も
少なくないと思いますが、
お客様との距離を縮めるために、
「ほんの気持ちですが召し上がってください」を自然と使えると、
温かみのある印象を持たれるでしょう。
是非、「ほんの気持ちですが召し上がってください」を使って
お世話になった人に
感謝の気持ちを伝えていきましょう。
心を込めた言葉を添えることで
あなたの印象が大きくアップします。