押してくださいのお勧め文例20選とNG例
目次
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「押してください」
来客に対する丁寧なお願いの表現と言えます。
自分の会社に訪れた取引先に対して
「押してください」とお伝えすることで、
相手に対する配慮を示すことができます。
では、この「押してください」は
どういった意味で、
どのように使う言葉なのでしょうか。
「押してください」とは
「何かを促す行為」を意味し、
来訪者に対する
協力をお願いする言葉です。
ビジネスマンとしてだけでなく
社会人として是非とも
押さえておきたいフレーズです。
先日ある会議に参加したのですが
その際、入口のドアに「押してください」との表示がありました。
会議の開始前に
「皆様、こちらのドアを押してください」と
案内があり、スムーズに進行しました。
今日はこの
「押してください」の意味と使い方、
例文や類義語を記事にしました。

「押してください」の意味
ボタンやスイッチなどを押すことで
何かの動作を開始することを指します。
「押してください」の「押す」には
「力を加えて押し込む」
との意味があります。
「押してください」というのは、
特定の行動を促すための指示を示しています。
何かを操作するために
わざわざ手を使ってくれた相手に対し、
行動を促す意図を込めた言葉が「押してください」です。
「押してください」の使い方
「押してください」という表現は、
よく依頼やお願いの言葉として使われます。
先述しましたが、
「押してください」という表現は、
何かを操作する際に相手に行動を促す言葉です。
「ボタンを押してもらう、またはドアを押して開けてもらう」
という具体的な行動をお願いする際に
使われる表現となっています。
「押してください」には丁寧さを加える
「押してください」を使う場合、
「お手数ですが、押してください」といった
丁寧な言葉と一緒に使われます。
ビジネスシーン
ビジネスシーンにおいて
「押してください」という表現は、
プレゼンテーションや説明の場面で
使われています。
ボタンを押して資料を進めてもらう場合や、
機械の操作を依頼する際に「押してください」という
フレーズを使います。
ビジネスシーンにおける
「押してください」を使った
例文を紹介しておきます。
・「こちらのボタンを押してください。」
・「次のスライドに進むために、こちらを押してください。」
・「この機械を動かすためには、まずこの部分を押してください。」
手紙
「押してください」というフレーズは
依頼やお願いの際に
使う場合が多い表現ですが、
メールや手紙といった
文章としても使用されます。
手紙における「押してください」を
使った例文を紹介しておきます。
・「お手数ですが、こちらのボタンを押してください。」
・「このたびは、操作の際にお手数をおかけしますが、押してください。」
ご案内
「押してください」のフレーズと一緒に
使われる言葉に「ご案内」があります。
・「この機械の操作については、こちらを押してください。」
・「次のステップに進むために、こちらを押してください。」
メール
メールでの文例をあげておきます。
操作依頼のメールです。
件名:操作のお願い
株式会社○○
営業部 田中様
平素より大変お世話になっております。
このたびはお忙しい中、
お手数ですが、こちらのボタンを押してください。
操作が完了しましたら、
ご確認いただけますと幸いです。
何卒よろしくお願い申し上げます。
ーーーーーーー
署名
ーーーーーーー
「押してください」への
返事は確認を述べる
メールなどで「押してください」と送られてきた場合、
依頼に対する確認を
返事として述べましょう。
例えば、
「ご指示通り、ボタンを押しました。ありがとうございます。」
などがあります。

「押してください」のNG例
本日は押してくださいとお願い申し上げます。
押してくださいというご要望にお応えできず申し訳ありません。
押してくださいとお伝えいただき感謝です。
押してくださいとお伺いしますが…
今日は押してくださいとお願いに参りました。
先日は押してくださいとお伝えいただきありがとうございました。
押してくださいとお待たせしました。
このような使い方は誤りです。
「押してください」は、
相手に何かをしてもらうことを強く求める表現です。
しかし、あまりにも直接的な表現は、
相手に圧力を感じさせることがあるため、
配慮に欠けると受け取られることがあります。
相手に不快な思いをさせないよう、
もう少し柔らかい言い回しを選ぶことで、
円滑なコミュニケーションが図れる場合もあるので注意して下さい。

「押してください」のお勧め文例20選
「押してください」
お勧め文例を紹介します。
1、「押してくださいとお願いすることになりますが、どうぞよろしくお願いいたします。」
2、「押してくださいとお伝えいただきありがとうございます。さっそく手続きを始めさせていただきます。」
3、「押してくださいとお願いすることになりますが、ご都合のよろしい時にお知らせくださいませ。」
4、「押してくださいとお手数をおかけしますが、何卒ご協力いただけますと幸いです。」
5、「遠方より押してくださいとお願いすることになり、誠にありがとうございます。」
6、「当日は手続きが必要なため押してくださいとお願いすることになりますが、ご容赦くださいますようお願いいたします。」
7、「本日は押してくださいとお願いすることになり、ありがとうございました。」
8、「先日は押してくださいとお願いし、本当にありがとうございました。」
9、「この度は押してくださいとお願いすることになり恐縮です。心より感謝申し上げます。」
10、「本日はお忙しいところ、また押してくださいとお願いし、誠にありがとうございました。」
11、「押してくださいとお願いすることになり、すみません。お待ち申し上げておりました。本日はよろしくお願いいたします。」
12、「皆様にはお手間を取らせて失礼しました。本日は押してくださいとお願いし、ありがとうございます。」
13、「本日は押してくださいとお願いし、ありがとうございました。お気を付けてお帰り下さい。」
14、「先日は押してくださいとお願いし、誠にありがとうございました。」
15、「押してくださいとお願いすることになりお手数おかけしました。しかし、状況をご理解いただけて良かったと感じています。」
16、「先日は押してくださいとお願いし、皆様にはご協力をいただき、心より感謝申し上げます。」
17、「押してくださいとお願いすることになり、感謝の念に堪えません。」
18、「本日は押してくださいとお願いし、恐縮です。次回は弊社よりお伺いいたします。」
19、「本日は、手続きのために押してくださいとお願いし、誠にありがとうございました。お陰様で滞りなく進めることができました。」
20、「本日は押してくださいとお願いし、私達のためにご協力いただきまして誠にありがとうございます。」

「押してください」の類語表現
「押してください」の
類語表現をあげておきます。
ご確認ください
「押してください」の類語表現には
「ご確認ください」があります。
「ご確認ください」とは、
相手に何かを確認してもらうよう
お願いする言葉で、
主にビジネスシーンやフォーマルな場面で用いられます。
特に、書類やデータの確認を促す際に使われます。
例えば、
「この書類をご確認いただけますでしょうか」
などと使います。
「確認してほしい」ことを願う場合は、「ご確認いただきたいのですが」
という使い方になります。
お手数ですが
「押してください」の類語には
「お手数ですが」も当てはまります。
「お手数ですが」と同じく、
相手に何かをお願いする際に使われる言葉です。
「お手数ですが、こちらを押していただけますか」
このような表現になります。
「押してください」のフレーズを営業マンが正しく使うために
深い感謝の気持ちを表す
「押してください」の意味と使い方を
お伝えしてきました。
営業マン時代、お客様に
お願いをする際のメールやメッセージに
「押してください」の一言を
添えることが多かったです。
「この度はご検討いただきまして誠にありがとうございます。」
「お手数ですが、こちらのリンクを押してください。」
「これも皆様のご協力のおかげと厚くお礼申し上げます… …」
なんとなく使ってきた方も
少なくないと思いますが、
依頼やお願いをする際に
「押してください」を自然と使えると、
丁寧で信頼される印象を持たれるでしょう。
是非、「押してください」を使って
お客様にお願いをする際に
感謝の気持ちを伝えていきましょう。
お願いを言葉にすることで
あなたの印象が大きくアップします。

