本見積もりのお勧め文例20選とNG例
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「本見積もり」
取引先との信頼関係を築くための重要な要素と言えます。
お客様に対して、正確な情報を提供するために
「本見積もりをお送りいたしますので、ご確認ください。」
では、この「本見積もり」は
どういった意味で、
どのように使う言葉なのでしょうか。
「本見積もり」とは
「正式な見積もり」を意味し、
取引先に対する
誠実さと透明性を表す言葉です。
ビジネスマンとしてはもちろん、
社会人として是非とも
押さえておきたいフレーズです。
先日、あるプロジェクトの打ち合わせに参加したのですが、
その際に「本見積もりを基に進めていきましょう」と
話が進んでいきました。
今日はこの
「本見積もり」の意味と使い方、
例文や類義語を記事にしました。

「本見積もり」の意味
具体的なプロジェクトやサービスに対して
詳細な費用を算出したものが
本見積もりです。
「本見積もり」の「本」には
「正式な」という意味が含まれています。
「見積もり」とは、
予想される費用や時間を示すものであり、
その内容が具体的であることを示しています。
正式な提案を受け取ることで、
依頼者は安心して計画を進めることができ、
信頼性と透明性を持った情報を提供する言葉が「本見積もり」です。
「本見積もり」の使い方
「本見積もり」という表現は、
ビジネスシーンでよく使われる重要なフレーズです。
先述しましたが、
「見積もり」とは、
提供するサービスや商品の価格を予測したものを指します。
「具体的な金額や条件を提示することで、
相手に対して透明性を持たせる」
という意図が込められています。
「本見積もり」には詳細を加える
「本見積もり」を使う場合、
「ご確認いただけますと幸いです」
など、
相手に対する配慮の言葉と一緒に使われます。
ビジネスシーン
ビジネスシーンにおいて
「本見積もり」という表現は、
メールや提案書、契約書など様々な場面で
使われています。
具体的な条件や価格を提示する際の
重要なフレーズとして、
後日その内容に関する確認や返答を求める際に
「本見積もり」というフレーズを使います。
ビジネスシーンにおける
「本見積もり」を使った
例文を紹介しておきます。
・「この度は、本見積もりをお送りいたしますので、ご確認のほどよろしくお願いいたします。」
・「先日はお打ち合わせいただき、誠にありがとうございました。本見積もりを添付いたします。」
・「本見積もりに関して何かご不明点がございましたら、お気軽にお知らせください。」
提案書
「本見積もり」というフレーズは
提案書や契約書などの文書においても
よく使用されます。
提案書における「本見積もり」を
使った例文を紹介しておきます。
・「この度のご提案に基づき、本見積もりを作成いたしましたので、ご確認ください。」
・「本見積もりに関するご意見をお待ちしております。」
メール
メールでの文例をあげておきます。
見積もり送付のメールです。
件名:本見積もりのご送付
株式会社○○
営業部 田中様
平素より大変お世話になっております。
この度はお打ち合わせの結果を踏まえ、
本見積もりをお送りいたします。
ご確認いただけますと幸いです。
何かご不明点やご要望がございましたら、
お気軽にお知らせください。
まずは本見積もりのご送付を申し上げます。
ーーーーーーー
署名
ーーーーーーー
「本見積もり」に対する返事は確認を述べる
メールなどで「本見積もり…」と送られてきた場合、
内容に対する確認や感謝を
返事として述べましょう。
例えば、
「本見積もりを受け取りました。ありがとうございます。」
などがあります。

「本見積もり」のNG例
本日は本見積もりをいただき誠にありがとうございます。
本見積もりをもとにお引き立てにあずかりまして光栄です。
本見積もりのおかげさまです。
本見積もりについてつかぬことをお伺いしますが…
今日は本見積もりを持参いたしました。
先日は本見積もりをお持ちして貴社を訪問させていただき感謝です。
本見積もりをお待たせしました。
このような使い方は誤りです。
「本見積もり」は、
正式な見積もりを示す際に用いる言葉ですが、
あまりにも頻繁に使うと、
相手にとっては形式的すぎる印象を与えることがあります。
また、相手に対して誠意を持って接することが大切であり、
言葉の選び方に注意を払うことで、
より良いコミュニケーションが図れる場合もありますので、
適切な表現を心がけましょう。

「本見積もり」のお勧め文例20選
「本見積もり」
お勧め文例を紹介します。
1、「本見積もりをお持ちいただくことになりますが、どうぞよろしくお願いいたします。」
2、「本見積もりをご確認いただきありがとうございます。さっそくお手続きを始めさせていただきます。」
3、「本見積もりをお持ちいただくことになりますが、ご都合のよろしい時にお越しくださいませ。」
4、「本見積もりをご持参いただきますが、弊社までお出かけいただきますと幸いです。」
5、「遠方より本見積もりをお持ちいただき誠にありがとうございます。」
6、「当日は悪天候が予想されるため本見積もりをお持ちいただくことになりますが、ご容赦くださいますようお願いいたします。」
7、「本日は本見積もりをご持参いただきありがとうございました。」
8、「先日は本見積もりをお持ちいただき本当にありがとうございました。」
9、「この度は本見積もりを弊社までお持ちいただき恐縮です。心より感謝申し上げます。」
10、「本日はお忙しいところ、また本見積もりをお持ちいただき、誠にありがとうございました。」
11、「本見積もりをお持ちいただきご足労をおかけしてすみません。お待ち申し上げておりました。本日はよろしくお願いいたします。」
12、「皆様にはお手間を取らせて失礼しました。本日は本見積もりを弊社までお持ちいただきありがとうございます。」
13、「本日は本見積もりをお持ちいただきありがとうございました。お気を付けてお帰り下さい。」
14、「先日は本見積もりを弊社までご持参いただき、誠にありがとうございました。」
15、「本見積もりをこちらまでお持ちいただきお手数おかけしました。しかし現場の状況をご覧いただけて良かったと感じています。」
16、「先日は本見積もりに関して、取引先の皆様にはご足労をいただき、心より感謝申し上げます。」
17、「本見積もりを弊社までお持ちいただき感謝の念に堪えません。」
18、「本日は本見積もりをお持ちいただき恐縮です。次回は弊社より貴社にお伺いいたします。」
19、「本日は、雨で本見積もりをお持ちいただきまして誠にありがとうございました。お陰様で滞りなく進めることができました。」
20、「本日は本見積もりを、私達のためにお持ちいただきまして誠にありがとうございます。」

「本見積もり」の類語表現
「本見積もり」の
類語表現をあげておきます。
正式見積もり
「本見積もり」の類語表現には
「正式見積もり」があります。
「正式見積もり」とは、
契約や取引において、
正式に提示される価格や条件を示す言葉で、
主にビジネスシーンで用いられます。
信頼性が高く、
取引の基盤となる重要な文書です。
例えば、
「この度は正式見積もりをお送りいたしますので、ご確認ください」
などと使います。
「見積もりを依頼したい」場合は、「正式見積もりをお願いしたいのですが」
という使い方になります。
概算見積もり
「本見積もり」の類語には
「概算見積もり」も当てはまります。
「概算見積もり」とは、
詳細な条件が決まる前に、
大まかな価格を示す言葉で、
初期段階での参考として用いられます。
「まずは概算見積もりをお伝えしますので、後ほど詳細を詰めましょう」
このような表現になります。
「本見積もり」のフレーズを営業マンが正しく使うために
お客様への信頼を築くための重要な要素
「本見積もり」の意味と使い方を
お伝えしてきました。
営業マン時代、お客様に対して
具体的な提案を行う際に
「本見積もり」の一言を
添えることが多かったです。
「この度はご依頼いただきまして誠にありがとうございました。」
「おかげさまでご提案を進める運びとなりました。」
「これもお客様のご理解とご協力のおかげと厚くお礼申し上げます… …」
なんとなく使ってきた方も
少なくないと思いますが、
契約の際やお客様へのフォローアップを行ったり、
「本見積もり」を自然と使えると、
信頼性が高く、誠実な印象を持たれるでしょう。
是非、「本見積もり」を使って
お客様との関係を深めていきましょう。
信頼を言葉にすることで
あなたのビジネスが大きく成長します。

