口外無用のお勧め文例２０選とNG例
目次
「口外無用」
秘密を守る重要性を示す言葉と言えます。
機密情報を扱う会議で、参加者に対して
「口外無用の内容ですので、どうかご留意ください。」
では、この「口外無用」は
どういった意味で、
どのように使う言葉なのでしょうか。
「口外無用」とは
「外に漏らしてはいけない」という意味で、
情報の取り扱いに対する
注意と信頼を表す言葉です。
ビジネスマンというより
社会人として是非とも
押さえておきたいフレーズです。
先日あるプロジェクトの打ち合わせに参加したのですが
重要な決定事項があったため、
冒頭で「この件は口外無用ですので…」
と確認がありました。
今日はこの
「口外無用」の意味と使い方、
例文や類義語を記事にしました。
「口外無用」の意味
秘密や内緒の話を他人に話すことが禁じられている状況で、
その内容を漏らすことが許されていません。
「口外無用」の「口外」には
「口を使って外に出す」という意味があります。
「無用」というのは、
必要ない、または許されないことを示しています。
重要な情報やプライバシーに関わる内容を
他人に知られないようにするために、
その重要性を強調するための言葉が「口外無用」です。
「口外無用」の使い方
「口外無用」という表現は、
特に秘密やプライバシーに関する話題で使われます。
このフレーズは、
「他の人に話してはいけない」という意味を持ち、
相手に対して情報の取り扱いに注意を促すものです。
「この情報は非常に重要であり、
外部に漏れることがないように」という意図を
伝えるための表現となっています。
「口外無用」には注意を促す意味がある
「口外無用」を使う場合、
「この件については口外無用でお願い申し上げます」
など、
相手に対する注意喚起の言葉と一緒に使われます。
ビジネスシーン
ビジネスシーンにおいて
「口外無用」という表現は、
会議や打ち合わせ、メールなど様々な場面で
使われています。
特に機密情報や新製品の開発に関する話題で
「口外無用」として扱われることが多いです。
ビジネスシーンにおける
「口外無用」を使った
例文を紹介しておきます。
・「このプロジェクトに関する情報は、口外無用でお願いいたします。」
・「先日の会議での内容は、口外無用とさせていただきます。」
・「この件については、口外無用で進めていきましょう。」
手紙
「口外無用」というフレーズは
挨拶やスピーチなど口語で
使う場合が多い表現ですが、
メールや手紙といった
文章としても使用されます。
手紙における「口外無用」を
使った例文を紹介しておきます。
・「この度の件については、口外無用でお願い申し上げます。」
・「ご理解いただけますよう、口外無用でお願い致します。」
会議
「口外無用」のフレーズと一緒に
使われる言葉に「会議」があります。
・「本日の会議での内容は、口外無用でお願いいたします。」
・「この情報は、口外無用のもとで共有させていただきます。」
メール
メールでの文例をあげておきます。
機密情報に関するメールです。
件名：機密情報の取り扱いについて
株式会社○○
営業部 田中様
平素より大変お世話になっております。
この度は、重要な情報をお伝えするために
ご連絡させていただきました。
お手数ですが、以下の内容については
口外無用でお願い申し上げます。
今後ともよろしくお願いいたします。
ーーーーーーー
署名
ーーーーーーー
「口外無用」への
返事は理解を示す
メールなどで「口外無用…」
と送られてきた場合、その意図を理解し、
返事として「承知いたしました」と述べましょう。
例えば、
「ご指示いただきました内容、承知いたしました。」
などがあります。
「口外無用」のNG例
本日は口外無用の件についてお話しできて光栄です。
口外無用の情報をお伝えいただき、感謝申し上げます。
口外無用の件でお力添えいただき、ありがとうございます。
口外無用のことをお伺いしますが…
今日は口外無用の件でお伺いいたしました。
先日は口外無用の件で貴社を訪問させていただき感謝です。
口外無用の件でお待たせしました。
このような使い方は誤りです。
「口外無用」は、
秘密やプライバシーに関わる内容を
他者に漏らさないようにするための言葉です。
しかし、「口外する」という表現が
相手に対して不快感を与える場合もあるため、
注意が必要です。
相手に不快な思いをさせないよう、
言葉を選ぶことが重要であり、
誤解を避けるための配慮が求められます。
「口外無用」のお勧め文例２０選
「口外無用」
お勧め文例を紹介します。
１、「口外無用の件について、どうぞご理解いただけますようお願いいたします。」
２、「この情報は口外無用ですので、他の方にはお伝えしないようお願い申し上げます。」
３、「お手数ですが、こちらの内容は口外無用でお願いいたします。」
４、「この件に関しては口外無用とさせていただきますので、何卒ご配慮ください。」
５、「ご理解いただきたいのですが、こちらの情報は口外無用です。」
６、「この度のご連絡は口外無用でお願い申し上げます。ご協力感謝いたします。」
７、「本日は口外無用の内容についてお話しできて光栄です。」
８、「先日は口外無用の件についてお話しでき、ありがとうございました。」
９、「この度は口外無用の情報をお伝えすることになり恐縮です。」
１０、「本日はお忙しい中、また口外無用の件についてお時間をいただき、誠にありがとうございました。」
１１、「口外無用の件についてお手数をおかけしますが、何卒よろしくお願いいたします。」
１２、「皆様にはご迷惑をおかけしますが、こちらの内容は口外無用でお願い申し上げます。」
１３、「本日は口外無用の件についてお話しでき、感謝申し上げます。」
１４、「先日は口外無用の件に関してお時間をいただき、誠にありがとうございました。」
１５、「口外無用の内容についてお話しできたこと、大変嬉しく思っております。」
１６、「先日は口外無用の件でお手数をおかけし、心より感謝申し上げます。」
１７、「口外無用の情報をお伝えすることになり、感謝の気持ちでいっぱいです。」
１８、「本日は口外無用の件についてお話しでき、光栄でした。次回もよろしくお願いいたします。」
１９、「本日は、口外無用の件に関してお話しいただき、誠にありがとうございました。」
２０、「本日は口外無用の内容についてお越しいただき、心より感謝申し上げます。」
「口外無用」の類語表現
「口外無用」の
類語表現をあげておきます。
秘密厳守
「口外無用」の類語表現には
「秘密厳守」があります。
「秘密厳守」とは、
情報を外部に漏らさないようにすることを求める言葉で、
主にビジネスやプライベートの場面で用いられます。
特に重要な情報を扱う際に使われることが多いです。
例えば、
「この件については秘密厳守でお願い申し上げます」
などと使います。
内密に
「口外無用」の類語には
「内密に」も当てはまります。
「内密に」と同じく、
他人に知られないようにすることを意味する言葉です。
「この情報は内密に扱ってください」
このような表現になります。
「口外無用」のフレーズを営業マンが正しく使うために
秘密を守る重要性を表す
「口外無用」の意味と使い方を
お伝えしてきました。
営業マン時代、お客様との信頼関係を築くために
特に注意していたのがこのフレーズです。
「この度は貴重なお話をいただき、誠にありがとうございました。」
「お話しした内容については、口外無用とさせていただきます。」
「これもお客様の信頼のおかげと厚くお礼申し上げます… …」
なんとなく使ってきた方も
少なくないと思いますが、
お客様とのコミュニケーションや
ビジネスの場面で、
「口外無用」を自然と使えると、
信頼できるパートナーとしての印象を持たれるでしょう。
是非、「口外無用」を使って
お客様との関係を深めていきましょう。
信頼を言葉にすることで
あなたのビジネスが大きく成長します。
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