うんざりのお勧め文例２０選とNG例
目次
「うんざり」
日常生活における感情を表す言葉と言えます。
繰り返し同じことが続く状況に対して
「うんざりする」とは、心の中で感じる不満や疲れを表現する言葉です。
では、この「うんざり」は
どういった意味で、
どのように使う言葉なのでしょうか。
「うんざり」とは
「飽き飽きしている様子」を意味し、
特定の状況や行動に対する
不快感や嫌気を表す言葉です。
ビジネスマンというより
社会人として是非とも
押さえておきたいフレーズです。
先日、友人との会話の中で
同じ話題が何度も出てきました。
その時、友人が
「もうこの話にはうんざりだ…」
と愚痴をこぼしていました。
今日はこの
「うんざり」の意味と使い方、
例文や類義語を記事にしました。
「うんざり」の意味
何度も同じことが繰り返されることで
気持ちが疲れたり、飽きたりする状態を指します。
「うんざり」という言葉には
「もうこれ以上は耐えられない」という
強い感情が込められています。
「うんざりする」というのは、
物事に対して興味を失ったり、
不快感を抱く様子を示しています。
繰り返しのストレスや煩わしさに対して
我慢の限界を迎えた時に、
その感情を率直に表現した言葉が「うんざり」です。
「うんざり」の使い方
「うんざり」という表現は、
感情を表す言葉としてよく使われます。
先述しましたが、
「うんざり」という言葉は、
何かに対して飽き飽きしたり、
嫌気がさしたりする気持ちを表します。
「同じことの繰り返しや、面倒な状況に対して」
という相手への感情を
表す表現となっています。
「うんざり」には感情を加える
「うんざり」を使う場合、
「本当にうんざりしています」といった
具体的な感情と一緒に使われます。
ビジネスシーン
ビジネスシーンにおいて
「うんざり」という表現は、
会議やメール、会話と様々な場面で
使われています。
同じ問題が繰り返される場合の
不満を表す際や、
業務の進行に対する苛立ちを
「うんざり」と表現することがあります。
ビジネスシーンにおける
「うんざり」を使った
例文を紹介しておきます。
・「このプロジェクトにはもううんざりしています。」
・「先日の会議での同じ議論には、正直うんざりしました。」
・「この問題が何度も繰り返されるのには、うんざりしています。」
手紙
「うんざり」というフレーズは
挨拶やスピーチなど口語で
使う場合が多い表現ですが、
メールや手紙といった
文章としても使用されます。
手紙における「うんざり」を
使った例文を紹介しておきます。
・「最近の業務に関しては、正直うんざりしています。」
・「このたびの件については、うんざりしている状況です。」
会話
「うんざり」のフレーズと一緒に
使われる言葉に「この状況」があります。
・「この状況には、もううんざりしています。」
・「最近の仕事の進め方には、うんざりしています。」
メール
メールでの文例をあげておきます。
業務に関する不満を伝えるメールです。
件名：業務に関する不満
株式会社○○
営業部 田中様
平素よりお世話になっております。
最近の業務の進行について、
何度も同じ問題が繰り返されており、
正直うんざりしています。
この状況を改善するために、
何か具体的な対策を講じる必要があると考えています。
まずはこの件について、
ご意見をお聞かせいただければ幸いです。
ーーーーーーー
署名
ーーーーーーー
「うんざり」に対する返事は理解を示す
メールなどで「うんざり…」
と送られてきた場合、相手の感情に対する理解を
返事として述べましょう。
例えば、
「ご意見をいただき、ありがとうございます。状況を改善するために努力します。」
などがあります。
「うんざり」のNG例
本日はうんざりするような状況の中、お越しいただき誠にありがとうございます。
うんざりするような状況の中、お引き立てにあずかりまして光栄です。
うんざりするような状況の中、おかげさまです。
うんざりするような状況の中、つかぬことをお伺いしますが…
今日はうんざりするような状況の中、お伺いいたしました。
先日はうんざりするような状況の中、貴社を訪問させていただき感謝です。
うんざりするような状況の中、お待たせしました。
このような使い方は誤りです。
「うんざり」は、
相手に対して不快感や疲れを表す言葉であり、
感謝の気持ちを伝える場面には不適切です。
この言葉を使うことで、
相手に対して失礼にあたる可能性があるため、
より適切な表現を選ぶことが重要です。
相手に不快な思いをさせないよう、
言葉を変えた方が誤解を避けられる
ケースもあるので注意して下さい。
「うんざり」のお勧め文例２０選
「うんざり」
お勧め文例を紹介します。
１、「うんざりするかもしれませんが、どうぞ最後までお付き合いください。」
２、「うんざりする気持ちを抑えて、ぜひご参加いただければと思います。」
３、「うんざりすることもあるかと思いますが、皆様のご意見をお聞かせください。」
４、「うんざりするかもしれませんが、今後の改善に向けてご協力をお願いいたします。」
５、「この度は、うんざりするような状況にもかかわらずお越しいただき、誠にありがとうございます。」
６、「本日は、うんざりするような内容も含まれますが、何卒ご容赦ください。」
７、「皆様にはうんざりさせてしまったかもしれませんが、心より感謝申し上げます。」
８、「先日は、うんざりするような状況の中、本当にありがとうございました。」
９、「この度は、うんざりすることもあったかと思いますが、感謝の気持ちでいっぱいです。」
１０、「本日はお忙しいところ、またうんざりするような内容にもかかわらずお越しいただき、誠にありがとうございました。」
１１、「うんざりさせてしまい申し訳ありませんが、どうぞよろしくお願いいたします。」
１２、「皆様にはお手間を取らせて失礼しました。本日はうんざりする内容も含まれますが、何卒ご理解ください。」
１３、「本日はうんざりするような状況の中、お越しいただきありがとうございました。お気を付けてお帰りください。」
１４、「先日はうんざりするような状況にもかかわらず、誠にありがとうございました。」
１５、「うんざりするかもしれませんが、皆様のご意見をお聞かせいただけると幸いです。」
１６、「先日はうんざりするような状況の中、皆様にはご協力をいただき、心より感謝申し上げます。」
１７、「うんざりするような内容にもかかわらず、足を運んでいただき感謝の念に堪えません。」
１８、「本日はうんざりするような内容で恐縮ですが、次回はより良い内容をお届けできるよう努めます。」
１９、「本日は、うんざりするような状況の中、私たちのためにお越しいただきまして誠にありがとうございました。」
２０、「本日はうんざりするような内容にもかかわらず、私達のためにお越しいただきまして誠にありがとうございます。」
「うんざり」の類語表現
「うんざり」の
類語表現をあげておきます。
辟易
「うんざり」の類語表現には
「辟易」があります。
「辟易」とは、
ある物事に対して非常に嫌気がさすことを意味し、
主にネガティブな感情を表現する際に用いられます。
日常会話やビジネスシーンでも使われることがあります。
例えば、
「同じ話を何度も聞かされて、辟易しています」
などと使います。
「もうこれ以上は耐えられない」というニュアンスで、「辟易しているのですが」といった使い方も可能です。
飽き飽き
「うんざり」の類語には
「飽き飽き」も当てはまります。
「飽き飽き」とは、
同じことが繰り返されることに対して、
うんざりする気持ちを表現する言葉です。
「この仕事には飽き飽きしています」
このような表現になります。
「うんざり」のフレーズを営業マンが正しく使うために
不満や疲れを表す
「うんざり」の意味と使い方を
お伝えしてきました。
営業マン時代、クライアントとのやり取りで
ストレスを感じた際に
「うんざり」の一言を
思わず口にすることがありました。
「この度は〇〇様とのやり取りが続き、正直うんざりしております。」
「おかげさまで、他の業務に支障が出てしまいました。」
「これも私の管理不足が原因であり、深く反省しております… …」
なんとなく使ってきた方も
少なくないと思いますが、
クライアントとの関係を見直したり、
自分の感情を整理するために、
「うんざり」を適切に使えると、
誠実で正直な印象を持たれるでしょう。
是非、「うんざり」を使って
自分の気持ちを伝え、
コミュニケーションを円滑にしていきましょう。
感情を言葉にすることで
あなたの信頼性が大きく向上します。
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