心に留めるのお勧め文例20選とNG例




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「心に留める」
相手への配慮を示す言葉と言えます。


大切な取引先との会話の中で
「心に留めることが大切です」と伝えることで、
相手の意見や気持ちを尊重している姿勢を示すことができます。

では、この「心に留める」は
どういった意味で、
どのように使う言葉なのでしょうか。

「心に留める」とは
「心に記憶しておくこと」を意味し、

相手の言葉や感情に対する
理解と共感を表す言葉です。

ビジネスマンというより
社会人として是非とも
押さえておきたいフレーズです。

先日ある会議に参加したのですが
重要な議題がいくつかありました。

その中での発言で
「この点は心に留めておきたいと思います…」
と述べたことで、
参加者全員がその意見を重視する雰囲気が生まれました。

今日はこの
「心に留める」の意味と使い方、
例文や類義語を記事にしました。

「心に留める」の意味

大切なことや思い出を
忘れずに心の中に持ち続けることを指します。

「心に留める」の「心」には
「感情や思考が存在する場所」
との意味があります。

「留める」というのは、
何かをしっかりと保持する様子を示しています。

大切な人や出来事を
心の中で大事に思い続けることは、

その存在を尊重し、感謝の気持ちを
忘れないための言葉が「心に留める」です。

「心に留める」の使い方

「心に留める」という表現は、
特に感謝や思いやりを伝える際に使われます。

この表現は、
「心に何かを記憶し、忘れないようにする」という意味を持ち、
相手への感謝や大切なことを意識する姿勢を示しています。

「相手の行動や言葉を大切に思い、心に刻む」という
気持ちを表す表現となっています。

「心に留める」には感謝の気持ちを加える

「心に留める」を使う場合、
「お礼を申し上げます」
など、
感謝の言葉と一緒に使われることが多いです。

ビジネスシーン

ビジネスシーンにおいて
「心に留める」という表現は、

メールや手紙、挨拶など様々な場面で
使われています。
特に、相手の配慮や支援に対する感謝を
伝える際に用いられます。

ビジネスシーンにおける
「心に留める」を使った
例文を紹介しておきます。

・「本日は心に留めるべき貴重なお話をいただき、感謝申し上げます。」
・「先日は心に留めるべきご提案をいただき、誠にありがとうございました。」
・「先日は心に留めるべきお時間をいただき、心より感謝申し上げます。」

手紙

「心に留める」というフレーズは
挨拶やスピーチなど口語で
使う場合が多い表現ですが、

メールや手紙といった
文章としても使用されます。

手紙における「心に留める」を
使った例文を紹介しておきます。

・「先日は、心に留めるべきお話をいただきましてありがとうございます。」
・「このたびは心に留めるべきご配慮をいただき、誠にありがとうございました。」

ご来店

「心に留める」のフレーズと一緒に
使われる言葉に「ご来店」があります。

・「本日は、心に留めるべきご来店をいただきまして、誠にありがとうございました。」
・「先日は、心に留めるべきご来店をいただき、ありがとうございました。」

メール

メールでの文例をあげておきます。
来社お礼のメールです。

件名:ご来社のお礼

株式会社○○
営業部 中山様

平素より大変お世話になっております。

本日はご多忙にもかかわらず、
また、心に留めるべきお時間をいただき、
誠にありがとうございます。

打ち合わせの場では貴重なお話を伺うことができ、
今後の参考になりました。
心よりお礼申し上げます。

中山様のご提案を社内で慎重に検討し、
月内までにはご回答申し上げます。

まずはご来社のお礼を申し上げます。

ーーーーーーー
署名
ーーーーーーー

「心に留める」への
返事は感謝を述べる

メールなどで「心に留める…」
と送られてきた場合、相手の配慮に対する感謝を
返事として述べましょう。

例えば、
「先日は貴重なお時間をいただき、誠にありがとうございました。」
などがあります。

「心に留める」のNG例

本日は心に留めることなくお越しいただき誠にありがとうございます。
心に留めることなくお引き立てにあずかりまして光栄です。
心に留めることなくおかげさまです。
心に留めることなくつかぬことをお伺いしますが…
今日は心に留めることなくお伺いいたしました。
先日は心に留めることなく貴社を訪問させていただき感謝です。
心に留めることなくお待たせしました。

このような使い方は誤りです。

「心に留める」は、
相手の気持ちや状況を考慮せずに行動することを示唆します。

しかし、「心に留める」が「心を留める」
という意味を連想させるためか
相手に対して無関心である印象を与えることがあります。

相手に不快な思いをさせないよう、
言葉を変えた方が誤解を避けられる
ケースもあるので注意して下さい。

「心に留める」のお勧め文例20選

「心に留める」
お勧め文例を紹介します。

1、「心に留めるべき大切なご意見をいただき、感謝申し上げます。」

2、「この度のご提案は、私たちの活動において心に留めるべき内容です。」

3、「皆様のご期待に応えるために、心に留めることを忘れずに進めてまいります。」

4、「お寄せいただいたご意見は、私たちの今後の方針に心に留める所存です。」

5、「この経験を心に留めることで、次回に活かしていきたいと思います。」

6、「皆様の温かいご支援を心に留めることで、さらなる成長を目指します。」

7、「本日の会議での議論は、私たちにとって非常に有意義であり、心に留めるべきものでした。」

8、「この度のご指摘を心に留めることで、より良いサービスを提供できるよう努めます。」

9、「皆様の貴重なご意見を心に留めることで、今後の改善に繋げていきます。」

10、「この経験を心に留めることで、次回はより良い結果を出せるようにします。」

11、「皆様の期待に応えるために、心に留めることを大切にしていきます。」

12、「本日の学びを心に留めることで、さらなる成長を目指します。」

13、「この機会を心に留めることで、次回の挑戦に活かしていきたいと思います。」

14、「皆様のご意見を心に留めることで、より良い関係を築いていきたいです。」

15、「この度のご指摘を心に留めることで、私たちのサービスを向上させます。」

16、「皆様の温かいご支援を心に留めることで、さらなる飛躍を目指します。」

17、「本日の会議での意見を心に留めることで、今後の方針を見直します。」

18、「この経験を心に留めることで、次回はより良い結果を出せるようにします。」

19、「皆様の貴重なご意見を心に留めることで、今後の改善に繋げていきます。」

20、「この度のご指摘を心に留めることで、私たちの成長に繋げていきます。」

「心に留める」の類語表現

「心に留める」の
類語表現をあげておきます。

心に刻む

「心に留める」の類語表現には
「心に刻む」があります。

「心に刻む」とは、
大切なことや思いを深く記憶し、
忘れないようにすることを意味します。

主に感謝や教訓を表現する際に用いられます。

例えば、
「この経験を心に刻んで、今後に活かします」
などと使います。

「大切なことを忘れないようにしたい」という場合は、「この教えを心に刻みたいと思います」といった使い方になります。

心に留めておく

「心に留める」の類語には
「心に留めておく」も当てはまります。

「心に留めておく」とは、
特定の事柄を意識的に記憶し、
忘れないようにすることを指します。

「このことを心に留めておいてください」といった表現が可能です。

「心に留める」のフレーズを営業マンが正しく使うために

深い感謝の気持ちを表す
「心に留める」の意味と使い方を
お伝えしてきました。

営業マン時代、お客様から
貴重なアドバイスをいただいた際のお礼状に

「心に留める」の一言を
添えることが多かったです。

「この度は貴重なご意見をいただきまして誠にありがとうございました。」
「おかげさまで、今後の業務に活かさせていただきます。」
「これも〇〇様の心に留めるお言葉のおかげと厚くお礼申し上げます… …」

なんとなく使ってきた方も
少なくないと思いますが、

お礼のメールや感謝の気持ちを込めたメッセージを送ったり、
お客様との関係を深めたり、

「心に留める」を自然と使えると、
誠実で信頼できる印象を持たれるでしょう。

是非、「心に留める」を使って
お世話になった人に
感謝の気持ちを伝えていきましょう。

感謝を言葉にすることで
あなたの印象が大きくアップします。



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