手掛けるのお勧め文例20選とNG例




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「手掛ける」
プロジェクトに対する情熱を示す言葉と言えます。


新しいビジネスを立ち上げる際に、関係者に対して
「手掛けるプロジェクトにご参加いただきましてありがとうございます。」

では、この「手掛ける」は
どういった意味で、
どのように使う言葉なのでしょうか。

「手掛ける」とは
「自分の手で扱うこと」を意味し、

プロジェクトに対する
責任感と情熱を表す言葉です。

ビジネスマンというより
社会人として是非とも
押さえておきたいフレーズです。

先日あるプロジェクトのキックオフミーティングに参加したのですが
多くのメンバーが集まる中、
オープニングの挨拶で
「本日は手掛けるプロジェクトに…」
で会議がスタートしていきました。

今日はこの
「手掛ける」の意味と使い方、
例文や類義語を記事にしました。

「手掛ける」の意味

物事を自らの手で行うことを指し、
特に仕事やプロジェクトにおいて
自分の責任で進めることを意味します。

「手掛ける」の「手」には
「自分の力で行動する」
との意味があります。

「手掛ける」というのは、
自分の技術や知識を活かして
何かを創り出す様子を示しています。

自らの手で丁寧に
物事を進めてくれた相手に対し、

その努力と情熱を文字通りの言葉で
表現した言葉が「手掛ける」です。

「手掛ける」の使い方

「手掛ける」という表現は、
特定の仕事やプロジェクトに関与することを指します。

先述しましたが、
また、「手掛ける」という表現は、
自分の手で何かを作り上げる、または管理することを意味します。

「自分の力でプロジェクトを進めたり、製品を開発したりする」という
意欲や責任感を表す表現となっています。

「手掛ける」には具体的な内容を加える

「手掛ける」を使う場合、
「このプロジェクトを手掛けております」
など、
具体的な内容と一緒に使われます。

ビジネスシーン

ビジネスシーンにおいて
「手掛ける」という表現は、

プロジェクトの進捗報告や業務の説明など、様々な場面で
使われています。
新しい製品の開発やサービスの提供に関する
説明であったり、

チームメンバーへの指示や報告の際に「手掛ける」というフレーズを使います。

ビジネスシーンにおける
「手掛ける」を使った
例文を紹介しておきます。

・「現在、私たちは新しいアプリの開発を手掛けております。」
・「先日は、私たちが手掛けたプロジェクトについてご説明させていただき、誠にありがとうございました。」
・「私たちのチームは、環境に配慮した製品を手掛けることに力を入れています。」

手紙

「手掛ける」というフレーズは
挨拶やスピーチなど口語で
使う場合が多い表現ですが、

メールや手紙といった
文章としても使用されます。

手紙における「手掛ける」を
使った例文を紹介しておきます。

・「このたびは、私たちが手掛けたプロジェクトにご関心をお寄せいただき、ありがとうございます。」
・「今後とも、私たちが手掛ける製品にご期待ください。」

ご提案

「手掛ける」というフレーズと一緒に
使われる言葉に「ご提案」があります。

・「私たちは、貴社のニーズに応じたサービスを手掛けることができます。」
・「このプロジェクトは、私たちが手掛ける新しい提案の一環です。」

メール

メールでの文例をあげておきます。
プロジェクトの進捗報告のメールです。

件名:プロジェクト進捗のご報告

株式会社○○
営業部 中山様

平素より大変お世話になっております。

現在、私たちは新しい製品の開発を手掛けており、
順調に進捗しております。

次回のミーティングでは、具体的な進捗状況や今後の計画について
お話しできればと思っております。

まずは、プロジェクトの進捗についてご報告申し上げます。

ーーーーーーー
署名
ーーーーーーー

「手掛ける」への
返事は進捗を確認する

メールなどで「手掛ける…」
と送られてきた場合、進捗に対する関心を
返事として述べましょう。

例えば、
「先日は貴重なお話をいただき、誠にありがとうございました。」
などがあります。

「手掛ける」のNG例

本日は手掛けるプロジェクトにご参加いただき誠にありがとうございます。
手掛ける業務においてお力添えをいただき光栄です。
手掛ける案件のおかげさまです。
手掛ける内容についてお伺いしますが…
今日は手掛けるプロジェクトのためにお伺いいたしました。
先日は手掛ける業務で貴社を訪問させていただき感謝です。
手掛けるプロジェクトにお待たせしました。

このような使い方は誤りです。

「手掛ける」は、
特定の業務やプロジェクトに関与することを示す言葉ですが、
あまりにも頻繁に使うと、
相手に対して軽視している印象を与えることがあります。

また、特定の業務に対する敬意を欠くように感じられる場合もあるため、
相手に不快な思いをさせないよう、
言葉を選ぶことが重要です。

「手掛ける」のお勧め文例20選

「手掛ける」
お勧め文例を紹介します。

1、「私たちが手掛けるプロジェクトにご参加いただき、どうぞよろしくお願いいたします。」

2、「この度のイベントは、私たちが手掛けるものです。ぜひご期待ください。」

3、「私たちが手掛ける製品について、詳しくご説明させていただきます。」

4、「このプロジェクトは、私たちが手掛ける重要な案件ですので、全力で取り組みます。」

5、「遠方より私たちが手掛けるイベントにお越しいただき、誠にありがとうございます。」

6、「当日は私たちが手掛ける展示会が開催されますので、ぜひお立ち寄りください。」

7、「本日は私たちが手掛けるプロジェクトにご参加いただき、ありがとうございました。」

8、「先日は私たちが手掛けるイベントにお越しいただき、本当にありがとうございました。」

9、「この度は私たちが手掛けるプロジェクトにご協力いただき、心より感謝申し上げます。」

10、「本日はお忙しい中、また私たちが手掛けるイベントにお越しいただき、誠にありがとうございました。」

11、「私たちが手掛けるプロジェクトにご参加いただき、感謝の気持ちでいっぱいです。」

12、「皆様にはお手間を取らせて失礼しました。私たちが手掛けるプロジェクトにご参加いただき、ありがとうございます。」

13、「本日は私たちが手掛けるイベントにお越しいただき、ありがとうございました。お気を付けてお帰りください。」

14、「先日は私たちが手掛けるプロジェクトにご協力いただき、誠にありがとうございました。」

15、「私たちが手掛けるこのプロジェクトにおいて、皆様のご意見を伺えて良かったと感じています。」

16、「先日は私たちが手掛けるイベントにご参加いただき、心より感謝申し上げます。」

17、「私たちが手掛けるプロジェクトに足を運んでいただき、感謝の念に堪えません。」

18、「本日は私たちが手掛けるイベントにお越しいただき恐縮です。次回は私たちからお伺いいたします。」

19、「本日は、私たちが手掛けるプロジェクトにご参加いただきまして、誠にありがとうございました。お陰様で滞りなく進行できました。」

20、「本日は私たちが手掛けるイベントにお越しいただきまして、誠にありがとうございます。」

「手掛ける」の類語表現

「手掛ける」の
類語表現をあげておきます。

取り組む

「手掛ける」の類語表現には
「取り組む」があります。

「取り組む」とは、
特定の課題やプロジェクトに対して
真剣に向き合うことを意味し、

主にビジネスや学業の場面で用いられます。
積極的な姿勢を示す言葉です。

例えば、
「新しいプロジェクトに取り組んでいます」
などと使います。

「挑戦したい」ことを表現する場合は、「この問題に取り組みたいのですが」
という使い方になります。

担当する

「手掛ける」の類語には
「担当する」も当てはまります。

「担当する」とは、
特定の業務や役割を引き受けることを指し、

責任を持って行動することを強調します。

「このプロジェクトを担当しています」
このような表現になります。

「手掛ける」のフレーズを営業マンが正しく使うために

深い感謝の気持ちを表す
「手掛ける」の意味と使い方を
お伝えしてきました。

営業マン時代、お客様から
プロジェクトを依頼された際のお礼状に

「手掛ける」の一言を
添えることが多かったです。

「この度は〇〇様にプロジェクトを手掛けさせていただき、誠にありがとうございました。」
「おかげさまで素晴らしい成果を上げることができました。」
「これも石川様の手掛けるお力添えのおかげと厚くお礼申し上げます… …」

なんとなく使ってきた方も
少なくないと思いますが、

部署移動や退職のメールを送ったり、
お客様へ感謝の気持ちを込めたり、

「手掛ける」を自然と使えると、
信頼感と誠実さを持たれるでしょう。

是非、「手掛ける」を使って
お世話になった人に
感謝の気持ちを伝えていきましょう。

感謝を言葉にすることで
あなたの印象が大きくアップします。



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