時にのお勧め文例２０選とNG例
目次
「時に」
人とのコミュニケーションにおいて重要な言葉と言えます。
ビジネスの場面で、相手の意見や状況に配慮しながら
「時に、私たちの考え方が異なることもありますが…」
では、この「時に」は
どういった意味で、
どのように使う言葉なのでしょうか。
「時に」とは
「ある時、ある場合に」という意味で、
会話の中での柔軟性や理解を示す言葉です。
ビジネスマンとしてだけでなく
人間関係を円滑にするために是非とも
押さえておきたいフレーズです。
先日、ある会議に参加したのですが
意見が分かれる場面がありました。
その際、司会者が
「時に、異なる視点が新たな解決策を生むこともありますので…」
で議論を進めていきました。
今日はこの
「時に」の意味と使い方、
例文や類義語を記事にしました。
「時に」の意味
特定の状況や瞬間において
何かが起こることを示します。
「時に」の「時」には
「特定の時間や瞬間」という意味があります。
「時に」という表現は、
ある出来事や状況が発生することを示唆しています。
特定の瞬間において
何かを強調したい時に使われ、
その瞬間の重要性や特異性を
伝えるための言葉が「時に」です。
「時に」の使い方
「時に」という表現は、
特定の状況や瞬間を指し示す際に使われます。
先述しましたが、
また、「時に」という表現は、
ある出来事や状況が発生する特定の時間を示します。
「特定の瞬間や状況において、何かが起こることを示す」
という意味合いを持ち、
その時の感情や状況を強調する表現となっています。
「時に」には状況を加える
「時に」を使う場合、
「その瞬間に何が起こったか」
など、
具体的な状況を一緒に述べることが多いです。
ビジネスシーン
ビジネスシーンにおいて
「時に」という表現は、
会議やプレゼンテーション、メールなど様々な場面で
使われています。
特定の出来事や状況を振り返る際の
挨拶や説明であったり、
後日そのことへの言及や報告の中で「時に」というフレーズを使います。
ビジネスシーンにおける
「時に」を使った
例文を紹介しておきます。
・「時に、私たちのプロジェクトは大きな成果を上げました。」
・「先日の会議では、時に重要な決定が下されました。」
・「時に、私たちのチームは困難な状況を乗り越えました。」
手紙
「時に」というフレーズは
挨拶やスピーチなど口語で
使う場合が多い表現ですが、
メールや手紙といった
文章としても使用されます。
手紙における「時に」を
使った例文を紹介しておきます。
・「時に、貴社との関係が深まることを願っております。」
・「このたびは、時に貴重なお時間をいただき、誠にありがとうございました。」
ご来社
「時に」のフレーズと一緒に
使われる言葉に「ご来社」があります。
・「本日は、時にご来社いただきまして、誠にありがとうございました。」
・「先日は、時にご来社いただき、心より感謝申し上げます。」
メール
メールでの文例をあげておきます。
来社お礼のメールです。
件名：ご来社のお礼
株式会社○○
営業部 中山様
平素より大変お世話になっております。
本日はご多忙にもかかわらず、
また、時に弊社までお越しいただき
誠にありがとうございます。
打ち合わせの場では貴重なお話を伺うことができ、
今後の参考になりました。
心よりお礼申し上げます。
中山様のご提案を社内で慎重に検討し、
月内までにはご回答申し上げます。
まずはご来社のお礼を申し上げます。
ーーーーーーー
署名
ーーーーーーー
「時に」への
返事は感謝を述べる
メールなどで「時に…」
と送られてきた場合、感謝の気持ちを
返事として述べましょう。
例えば、
「先日は貴重なお時間をいただき、誠にありがとうございました。」
などがあります。
「時に」のNG例
本日は時にお気遣いをいただき誠にありがとうございます。
時にお引き立てにあずかりまして光栄です。
時におかげさまです。
時に突然のことをお伺いしますが…
今日は時にお伺いいたしました。
先日は時に貴社を訪問させていただき感謝です。
時にお待たせしました。
このような使い方は誤りです。
「時に」は、
特定の状況や時間を指す言葉ですが、
あまりにも抽象的で使い方が曖昧です。
そのため、相手にとって意味が不明瞭になり、
コミュニケーションが円滑に進まない可能性があります。
相手に誤解を与えないよう、
具体的な表現を用いることが望ましい
ケースもあるので注意して下さい。
「時に」のお勧め文例２０選
「時に」
お勧め文例を紹介します。
１、「時にお忙しい中、来社いただくことになりますが、どうぞよろしくお願いいたします。」
２、「時にご来店いただきありがとうございます。さっそくお手続きを始めさせていただきます。」
３、「時にお運びいただくことになりますが、ご都合のよろしい時にご来社くださいませ。」
４、「時にご足労いただきますが、弊社までお出かけいただきますと幸いです。」
５、「遠方より時にお越しいただき誠にありがとうございます。」
６、「当日は悪天候が予想されるため時にお越しいただくことになりますが、ご容赦くださいますようお願いいたします。」
７、「本日は時にご足労いただきありがとうございました。」
８、「先日は時に本当にありがとうございました。」
９、「この度は時に弊社までお運びいただき恐縮です。心より感謝申し上げます。」
１０、「本日はお忙しいところ、また時にお出かけいただき、誠にありがとうございました。」
１１、「時にご足労をおかけしてすみません。お待ち申し上げておりました。本日はよろしくお願いいたします。」
１２、「皆様にはお手間を取らせて失礼しました。本日は時に弊社までお越しいただきありがとうございます。」
１３、「本日は時にお越しいただきありがとうございました。お気を付けてお帰り下さい。」
１４、「先日は時に弊社までご足労いただき、誠にありがとうございました。」
１５、「時にこちらまでお出かけいただきお手数おかけしました。しかし現場の状況をご覧いただけて良かったと感じています。」
１６、「先日は時に、取引先の皆様にはご足労をいただき、心より感謝申し上げます。」
１７、「時に弊社まで足を運んでいただき感謝の念に堪えません。」
１８、「本日は時にお越しいただき恐縮です。次回は弊社より貴社にお伺いいたします。」
１９、「本日は、雨で時にを、父○○○○の葬儀・告別式にご参列いただきまして誠にありがとうございました。お陰様で滞りなく式を終えることができました。」
２０、「本日は時に、私達のために式にお越しいただきまして誠にありがとうございます。」
「時に」の類語表現
「時に」の
類語表現をあげておきます。
時折
「時に」の類語表現には
「時折」があります。
「時折」とは、
たまに起こることを指し、
日常会話やビジネスシーンで用いられます。
頻度が少ないことを強調する際に使われます。
例えば、
「時折、会議で意見が対立することがあります」
などと使います。
「何か特別なことが起こる」ことを示す場合は、「時折、驚くようなアイデアが出てくることもあります」といった使い方になります。
たまに
「時に」の類語には
「たまに」も当てはまります。
「たまに」と同じく、
頻度が少ないことを表現する言葉です。
「たまに、友人と食事に行くことがあります」
このような表現になります。
「時に」のフレーズを営業マンが正しく使うために
適切なタイミングを表す
「時に」の意味と使い方を
お伝えしてきました。
営業マン時代、お客様との会話の中で
重要なポイントを強調する際に
「時に」の一言を
添えることが多かったです。
「このプロジェクトは非常に重要です。時に、成功の鍵を握る要素となります。」
「お客様のニーズに応えるためには、時に柔軟な対応が求められます。」
「これも皆様のご協力があってのことと、心より感謝申し上げます… …」
なんとなく使ってきた方も
少なくないと思いますが、
プレゼンテーションや提案書を作成する際に、
お客様へ重要性を伝えるために、
「時に」を自然と使えると、
信頼性のある印象を持たれるでしょう。
是非、「時に」を使って
お客様とのコミュニケーションを
より効果的に進めていきましょう。
適切な言葉を選ぶことで
あなたの印象が大きくアップします。
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