津々浦々のお勧め文例20選とNG例
目次
「津々浦々」
広がりのある心遣いを示す言葉と言えます。
全国各地から自分の会社に来ていただいた取引先に対して
「津々浦々からお越しいただきましてありがとうございます。」
では、この「津々浦々」は
どういった意味で、
どのように使う言葉なのでしょうか。
「津々浦々」とは
「隅々まで、あらゆる場所」を意味し、
来訪者に対する
感謝と敬意を表す言葉です。
ビジネスマンというより
社会人として是非とも
押さえておきたいフレーズです。
先日ある勉強会に参加したのですが
多くの地域からの参加者が集まりました。
オープニングの挨拶で
「本日は津々浦々から…」
で講義がスタートしていきました。
今日はこの
「津々浦々」の意味と使い方、
例文や類義語を記事にしました。

「津々浦々」の意味
全国の隅々、あらゆる場所を指す言葉で、
広範囲にわたる様子を表現しています。
「津々浦々」の「津」と「浦」には、
それぞれ「港」や「海岸」といった意味があり、
「津々浦々」とは、海に面した地域や、
その周辺の多様な場所を示しています。
この言葉は、
特定の地域に限らず、
広く分布していることを強調するために使われ、
多様性や広がりを感じさせる表現が「津々浦々」です。
「津々浦々」の使い方
「津々浦々」という表現は、
広範囲にわたることを示す際によく使われます。
先述しましたが、
「津々浦々」という言葉は、
日本の各地、すなわち「海や川の隅々まで」という意味を持ちます。
「全国各地に広がっている様子を表し、
多くの人々に影響を与えている」というニュアンスを
含んでいます。
「津々浦々」には感謝の気持ちを込める
「津々浦々」を使う場合、
「多くの方々にお越しいただき、心より感謝申し上げます」
など、
感謝の言葉と一緒に使われることが多いです。
ビジネスシーン
ビジネスシーンにおいて
「津々浦々」という表現は、
イベントやキャンペーンの際に、
全国各地からの参加者に対しての挨拶や、
お礼の言葉として使われることが一般的です。
ビジネスシーンにおける
「津々浦々」を使った
例文を紹介しておきます。
・「本日は津々浦々からお越しいただきまして、大変恐縮です。」
・「先日は津々浦々からのご参加、誠にありがとうございました。」
・「先日は津々浦々からお集まりいただき、心より感謝申し上げます。」
手紙
「津々浦々」というフレーズは
挨拶やスピーチなど口語で
使う場合が多い表現ですが、
メールや手紙といった
文章としても使用されます。
手紙における「津々浦々」を
使った例文を紹介しておきます。
・「先日は、津々浦々からお運びいただきましてありがとうございます。」
・「このたびは津々浦々からお越しいただき、誠にありがとうございました。」
ご参加
「津々浦々」のフレーズと一緒に
使われる言葉に「ご参加」があります。
・「本日は、津々浦々からご参加いただきまして、誠にありがとうございました。」
・「先日は、津々浦々からのご参加、ありがとうございました。」
メール
メールでの文例をあげておきます。
イベント参加のお礼のメールです。
件名:イベント参加のお礼
株式会社○○
営業部 中山様
平素より大変お世話になっております。
本日はご多忙にもかかわらず、
また、津々浦々からお越しいただき、
誠にありがとうございます。
イベントでは貴重なお話を伺うことができ、
今後の参考になりました。
心よりお礼申し上げます。
中山様のご提案を社内で慎重に検討し、
月内までにはご回答申し上げます。
まずはご参加のお礼を申し上げます。
ーーーーーーー
署名
ーーーーーーー
「津々浦々」への
返事は感謝を述べる
メールなどで「津々浦々から…」
と送られてきた場合、労りに対する感謝を
返事として述べましょう。
例えば、
「先日は貴重なお時間をいただき、誠にありがとうございました。」
などがあります。

「津々浦々」のNG例
本日は津々浦々からお越しいただき誠にありがとうございます。
津々浦々の皆様にお引き立てにあずかりまして光栄です。
津々浦々のおかげさまです。
津々浦々のことをお伺いしますが…
今日は津々浦々からお伺いいたしました。
先日は津々浦々の貴社を訪問させていただき感謝です。
津々浦々からお待たせしました。
このような使い方は誤りです。
「津々浦々」は、
広範囲にわたる地域を指す言葉ですが、
あまりにも広い範囲を強調することで、
相手に負担を感じさせる可能性があります。
特に、相手が遠方から来ている場合、
「津々浦々」という表現が、
相手の移動の大変さを軽視していると受け取られることもあります。
相手に配慮した言葉遣いを心がけ、
状況に応じた表現を選ぶことが大切です。

「津々浦々」のお勧め文例20選
「津々浦々」
お勧め文例を紹介します。
1、「津々浦々からお越しいただくことになりますが、どうぞよろしくお願いいたします。」
2、「津々浦々ご来店いただきありがとうございます。さっそくお手続きを始めさせていただきます。」
3、「津々浦々お運びいただくことになりますが、ご都合のよろしい時にご来社くださいませ。」
4、「津々浦々ご足労いただきますが、弊社までお出かけいただきますと幸いです。」
5、「遠方より津々浦々お越しいただき誠にありがとうございます。」
6、「当日は悪天候が予想されるため津々浦々お越しいただくことになりますが、ご容赦くださいますようお願いいたします。」
7、「本日は津々浦々ご足労いただきありがとうございました。」
8、「先日は津々浦々本当にありがとうございました。」
9、「この度は津々浦々弊社までお運びいただき恐縮です。心より感謝申し上げます。」
10、「本日はお忙しいところ、また津々浦々お出かけいただき、誠にありがとうございました。」
11、「津々浦々ご足労をおかけしてすみません。お待ち申し上げておりました。本日はよろしくお願いいたします。」
12、「皆様にはお手間を取らせて失礼しました。本日は津々浦々弊社までお越しいただきありがとうございます。」
13、「本日は津々浦々お越しいただきありがとうございました。お気を付けてお帰り下さい。」
14、「先日は津々浦々弊社までご足労いただき、誠にありがとうございました。」
15、「津々浦々こちらまでお出かけいただきお手数おかけしました。しかし現場の状況をご覧いただけて良かったと感じています。」
16、「先日は津々浦々、取引先の皆様にはご足労をいただき、心より感謝申し上げます。」
17、「津々浦々弊社まで足を運んでいただき感謝の念に堪えません。」
18、「本日は津々浦々お越しいただき恐縮です。次回は弊社より貴社にお伺いいたします。」
19、「本日は、雨で津々浦々を、父○○○○の葬儀・告別式にご参列いただきまして誠にありがとうございました。お陰様で滞りなく式を終えることができました。」
20、「本日は津々浦々、私達のために式にお越しいただきまして誠にありがとうございます。」

「津々浦々」の類語表現
「津々浦々」の
類語表現をあげておきます。
隅々
「津々浦々」の類語表現には
「隅々」があります。
「隅々」とは、
細かい部分まで行き届いている様子を表す言葉で、
主に情報や影響が広がっていることを示す際に用いられます。
特に、全体を網羅するニュアンスがあります。
例えば、
「このプロジェクトは隅々まで配慮されています」
などと使います。
「全てを知っている」ことを強調する場合は、「隅々まで理解しています」と
いう使い方になります。
広範囲
「津々浦々」の類語には
「広範囲」も当てはまります。
「津々浦々」と同じく、
広い範囲にわたることを示す言葉です。
「このサービスは広範囲にわたって提供されています」
このような表現になります。
「津々浦々」のフレーズを営業マンが正しく使うために
広範囲にわたる感謝の気持ちを表す
「津々浦々」の意味と使い方を
お伝えしてきました。
営業マン時代、お客様から
多くのご紹介をいただいた際のお礼状に
「津々浦々」の一言を
添えることが多かったです。
「この度は〇〇様をご紹介いただきまして誠にありがとうございました。」
「おかげさまでご契約をお預かりする運びとなりました。」
「これも石川様の津々浦々のお力添えのおかげと厚くお礼申し上げます… …」
なんとなく使ってきた方も
少なくないと思いますが、
部署移動や退職のメールを送ったり、
お客様へ感謝の気持ちを込めたり、
「津々浦々」を自然と使えると、
誠実で丁寧な印象を持たれるでしょう。
是非、「津々浦々」を使って
お世話になった人に
感謝の気持ちを伝えていきましょう。
感謝を言葉にすることで
あなたの印象が大きくアップします。

