聞こえますかのお勧め文例20選とNG例
目次
「聞こえますか」
相手に対する関心を示す言葉と言えます。
電話やオンライン会議で相手の声が届いているか確認する際に
「聞こえますか?お話しできて嬉しいです。」
では、この「聞こえますか」は
どういった意味で、
どのように使う言葉なのでしょうか。
「聞こえますか」とは
「相手の声が届いているか確認すること」を意味し、
コミュニケーションの円滑さを
促す言葉です。
ビジネスマンというより
社会人として是非とも
押さえておきたいフレーズです。
先日あるオンラインセミナーに参加したのですが
接続が不安定な状況でした。
開始の挨拶で
「皆さん、聞こえますか?」
でセミナーがスタートしていきました。
今日はこの
「聞こえますか」の意味と使い方、
例文や類義語を記事にしました。
「聞こえますか」の意味
音や声が伝わるかどうかを
確認するための問いかけです。
「聞こえますか」の「聞こえる」には
「音が耳に入る」という意味があります。
「聞こえますか」というのは、
相手に対して音や声が届いているかを
尋ねる表現です。
コミュニケーションの中で、
相手の反応を確認するために用いられ、
相手の理解や注意を促すための
大切な言葉が「聞こえますか」です。
「聞こえますか」の使い方
「聞こえますか」という表現は、
よくコミュニケーションの際に使われます。
先述しましたが、
また、「聞こえる」という表現は、
音や声が相手に届いているかを確認するものです。
「相手に自分の声が届いているか、確認するための言葉」として、
コミュニケーションの円滑さを図るための表現となっています。
「聞こえますか」には確認の意図を加える
「聞こえますか」を使う場合、
「お話ししている内容が理解できていますか?」
など、
確認の言葉と一緒に使われます。
ビジネスシーン
ビジネスシーンにおいて
「聞こえますか」という表現は、
電話やオンライン会議、プレゼンテーションなど、様々な場面で
使われています。
相手の反応を確認するための
挨拶や、
会話の中での確認として「聞こえますか」というフレーズを使います。
ビジネスシーンにおける
「聞こえますか」を使った
例文を紹介しておきます。
・「今、こちらの声は聞こえますか?」
・「プレゼンテーション中ですが、聞こえますか?」
・「お忙しい中、参加いただいていますが、聞こえますか?」
手紙
「聞こえますか」というフレーズは
口語で使う場合が多い表現ですが、
メールや手紙といった
文章としても使用されます。
手紙における「聞こえますか」を
使った例文を紹介しておきます。
・「お世話になっております。こちらの声は聞こえますか?」
・「このたびはお忙しい中、参加いただき誠にありがとうございます。聞こえますか?」
オンライン会議
「聞こえますか」のフレーズと一緒に
使われる言葉に「オンライン会議」があります。
・「本日は、オンライン会議にご参加いただきまして、聞こえますか?」
・「先ほどの説明は聞こえますか?」
メール
メールでの文例をあげておきます。
オンライン会議の確認メールです。
件名:オンライン会議のご案内
株式会社○○
営業部 中山様
平素より大変お世話になっております。
このたびはオンライン会議にご参加いただき、
誠にありがとうございます。
会議中に「聞こえますか?」と確認させていただくことがあるかと思いますが、
何卒ご理解のほどよろしくお願いいたします。
会議では貴重なお話を伺えることを楽しみにしております。
まずはご参加のお礼を申し上げます。
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署名
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「聞こえますか」への
返事は確認を述べる
メールなどで「聞こえますか…」
と送られてきた場合、相手の声が届いていることを
返事として述べましょう。
例えば、
「はい、聞こえています。ありがとうございます。」
などがあります。
「聞こえますか」のNG例
本日は聞こえますかとお尋ねいただき誠にありがとうございます。
聞こえますかのご配慮にあずかりまして光栄です。
聞こえますかのおかげさまです。
聞こえますかつかぬことをお伺いしますが…
今日は聞こえますかお伺いいたしました。
先日は聞こえますか貴社を訪問させていただき感謝です。
聞こえますかお待たせしました。
このような使い方は誤りです。
「聞こえますか」は、
相手の声や音が届いているかを確認する言葉ですが、
あまりにも頻繁に使うと、
相手に不安を与える可能性があります。
特に、相手が何かを伝えようとしている時に
「聞こえますか」と繰り返すと、
相手の発言を軽視しているように受け取られることもあります。
相手に不快な思いをさせないよう、
状況に応じた適切な言葉を選ぶことが大切です。
「聞こえますか」のお勧め文例20選
「聞こえますか」
お勧め文例を紹介します。
1、「聞こえますか?お忙しいところお電話させていただきました。」
2、「聞こえますか?今、こちらの状況をお伝えしたいと思います。」
3、「聞こえますか?お手数ですが、もう一度お話しいただけますか?」
4、「聞こえますか?こちらの声が届いているか確認させてください。」
5、「遠方より聞こえますかとお尋ねいただき、誠にありがとうございます。」
6、「本日はお忙しい中、聞こえますかとお声をかけていただき感謝いたします。」
7、「聞こえますか?お待たせして申し訳ありません。」
8、「先ほどのご説明が聞こえますか?何か不明点があればお知らせください。」
9、「この度は聞こえますかとお尋ねいただき恐縮です。お話しできることを楽しみにしています。」
10、「本日はお忙しいところ、聞こえますかとお声をかけていただき、誠にありがとうございました。」
11、「聞こえますか?お待ち申し上げておりました。本日はよろしくお願いいたします。」
12、「皆様にはお手間を取らせて失礼しました。聞こえますかとお尋ねいただきありがとうございます。」
13、「本日は聞こえますかとお声をかけていただきありがとうございました。お気を付けてお帰り下さい。」
14、「先日は聞こえますかとお尋ねいただき、誠にありがとうございました。」
15、「聞こえますか?こちらまでお出かけいただきお手数おかけしました。しかしお話しできて良かったと感じています。」
16、「先日は聞こえますかとお声をかけていただき、心より感謝申し上げます。」
17、「聞こえますか?こちらまで足を運んでいただき感謝の念に堪えません。」
18、「本日は聞こえますかとお尋ねいただき恐縮です。次回は私からお伺いいたします。」
19、「本日は、聞こえますかとお声をかけていただき、心より感謝申し上げます。」
20、「本日は聞こえますかとお尋ねいただき、私達のためにお越しいただきまして誠にありがとうございます。」
「聞こえますか」の類語表現
「聞こえますか」の
類語表現をあげておきます。
お聞きいただけますか
「聞こえますか」の類語表現には
「お聞きいただけますか」があります。
「お聞きいただけますか」とは、
相手に自分の声や音が届いているかを確認するための言葉で、
主に電話やオンライン会議などで用いられます。
相手の状況に配慮した丁寧な表現です。
例えば、
「音声がクリアですか?お聞きいただけますか?」
などと使います。
「確認したい」場合は、「お聞きいただければ幸いです」と
いう使い方になります。
お声が届いていますか
「聞こえますか」の類語には
「お声が届いていますか」も当てはまります。
「聞こえますか」と同じく、
相手に自分の声が届いているかを確認する際に使われる言葉です。
「今、こちらの声はお声が届いていますか?」
このような表現になります。
「聞こえますか」のフレーズを営業マンが正しく使うために
相手への配慮を示す言葉
「聞こえますか」の意味と使い方を
お伝えしてきました。
営業マン時代、お客様との電話や対面での会話の際に
「聞こえますか」の一言を
添えることが多かったです。
「お忙しいところお時間をいただき、ありがとうございます。」
「お話ししている内容がしっかりと伝わっていますか?」
「これもお客様のご理解のおかげと厚くお礼申し上げます… …」
なんとなく使ってきた方も
少なくないと思いますが、
お客様とのコミュニケーションを円滑にするために、
「聞こえますか」を自然と使えると、
信頼感や安心感を持たれるでしょう。
是非、「聞こえますか」を使って
お客様との関係を深めていきましょう。
相手の声に耳を傾けることで
あなたの印象が大きくアップします。