迷うのお勧め文例20選とNG例

「迷う」
選択に対する心の葛藤を示す言葉と言えます。


何かを選ぶ際に自分の会社の方針に対して
「迷う気持ちを抱えながら、最善の選択をしようとしています。」

では、この「迷う」は
どういった意味で、
どのように使う言葉なのでしょうか。

「迷う」とは
「選択肢の中で決めかねる様子」を意味し、

自分の判断に対する
不安や考慮を表す言葉です。

ビジネスマンというより
社会人として是非とも
押さえておきたいフレーズです。

先日あるプロジェクトの会議に参加したのですが
様々な意見が飛び交う中、

オープニングの挨拶で
「私たちは今、迷う状況にありますが…」
で議論がスタートしていきました。

今日はこの
「迷う」の意味と使い方、
例文や類義語を記事にしました。

「迷う」の意味

選択肢が多い中で
どれを選ぶべきか決めかねると、
心が揺れ動きます。

「迷う」という言葉には、
「進むべき道が不明確である」
との意味があります。

「迷う」というのは、
選択肢が多すぎて、
決断ができない様子を示しています。

不確かな状況の中で
自分の選択を考え直している相手に対し、

その心の葛藤を理解し、
共感を示す言葉が「迷う」です。

「迷う」の使い方

「迷う」という表現は、
よく日常会話やビジネスシーンで使われます。

先述しましたが、
「迷う」という言葉は、
選択肢が多くて決められない状態を指します。

「どの道を選ぶべきか、どの意見を採用すべきか、
といった状況での心の葛藤を表す表現となっています。

「迷う」には助言を求める

「迷う」を使う場合、
「アドバイスをいただけると助かります」
など、
他者の意見を求める言葉と一緒に使われます。

ビジネスシーン

ビジネスシーンにおいて
「迷う」という表現は、

会議や打ち合わせ、メールなど様々な場面で
使われています。
選択肢が多いプロジェクトの進行において、

その選択についての意見を求める際に「迷う」と
いうフレーズを使います。

ビジネスシーンにおける
「迷う」を使った例文を紹介しておきます。

・「新しいプロジェクトの方向性について、少し迷っております。」
・「この件については、皆さんの意見を聞きたいので、迷っています。」
・「次のステップに進むべきか迷っているため、アドバイスをいただければ幸いです。」

手紙

「迷う」というフレーズは
挨拶やスピーチなど口語で
使う場合が多い表現ですが、

メールや手紙といった
文章としても使用されます。

手紙における「迷う」を
使った例文を紹介しておきます。

・「このたびは、選択肢が多くて迷っておりますが、アドバイスをいただければ幸いです。」
・「次のステップについて迷っているため、ぜひご意見をお聞かせください。」

ご相談

「迷う」というフレーズと一緒に
使われる言葉に「ご相談」があります。

・「この件については、迷っているのでご相談させていただきます。」
・「選択肢が多くて迷っているため、ぜひご相談させてください。」

メール

メールでの文例をあげておきます。
相談のメールです。

件名:ご相談の件

株式会社○○
営業部 田中様

平素より大変お世話になっております。

現在進行中のプロジェクトについて、
選択肢が多くて迷っており、
アドバイスをいただければと思いご連絡いたしました。

具体的には、次のステップに進むべきか、
他の選択肢を検討すべきか迷っています。
お忙しいところ恐縮ですが、
ご意見をいただけると大変助かります。

まずはご相談の件についてお知らせいたします。

ーーーーーーー
署名
ーーーーーーー

「迷う」への
返事は助言を述べる

メールなどで「迷う…」
と送られてきた場合、
助言を返すことが大切です。

例えば、
「お力になれることがあれば、ぜひお知らせください。」
などがあります。

「迷う」のNG例

本日は迷う中お越しいただき誠にありがとうございます。
迷う中お引き立てにあずかりまして光栄です。
迷う中おかげさまです。
迷う中つかぬことをお伺いしますが…
今日は迷う中お伺いいたしました。
先日は迷う中貴社を訪問させていただき感謝です。
迷う中お待たせしました。

このような使い方は誤りです。

「迷う」は、
相手が決断を下すのに時間がかかっていることを示す言葉です。

しかし、「迷う」が「決められない」という意味を強調しすぎると、
相手に不安や負担を感じさせる可能性があります。

相手に不快な思いをさせないよう、
言葉を変えた方が誤解を避けられる
ケースもあるので注意して下さい。

「迷う」のお勧め文例20選

「迷う」
お勧め文例を紹介します。

1、「迷うこともあるかと思いますが、どうぞお気軽にご相談ください。」

2、「迷う場合は、ぜひお手伝いさせていただきますのでお知らせください。」

3、「迷うことがあれば、いつでもお声がけください。お待ちしております。」

4、「選択肢が多くて迷うかもしれませんが、最適なご提案をさせていただきます。」

5、「お忙しい中、迷うことなくお越しいただき、誠にありがとうございます。」

6、「ご不明点があれば、迷うことなくお尋ねください。お手伝いします。」

7、「本日は迷うことなくお越しいただき、感謝申し上げます。」

8、「先日は迷うことなくお越しいただき、本当にありがとうございました。」

9、「この度は迷うことなく弊社までお運びいただき恐縮です。心より感謝申し上げます。」

10、「本日はお忙しいところ、また迷うことなくお出かけいただき、誠にありがとうございました。」

11、「迷うことがあったら、遠慮せずにお知らせください。本日はよろしくお願いいたします。」

12、「皆様にはお手間を取らせて失礼しました。本日は迷うことなく弊社までお越しいただきありがとうございます。」

13、「本日は迷うことなくお越しいただきありがとうございました。お気を付けてお帰り下さい。」

14、「先日は迷うことなく弊社までご足労いただき、誠にありがとうございました。」

15、「迷うことなくこちらまでお出かけいただきお手数おかけしました。しかし、実際にお話しできて良かったと感じています。」

16、「先日は迷うことなく、取引先の皆様にはご足労をいただき、心より感謝申し上げます。」

17、「迷うことなく弊社まで足を運んでいただき感謝の念に堪えません。」

18、「本日は迷うことなくお越しいただき恐縮です。次回は弊社より貴社にお伺いいたします。」

19、「本日は、雨で迷うこともあったかと思いますが、父○○○○の葬儀・告別式にご参列いただきまして誠にありがとうございました。お陰様で滞りなく式を終えることができました。」

20、「本日は迷うことなく、私達のために式にお越しいただきまして誠にありがとうございます。」

「迷う」の類語表現

「迷う」の
類語表現をあげておきます。

悩む

「迷う」の類語表現には
「悩む」があります。

「悩む」とは、
選択肢の中でどれを選ぶべきか
思い悩む状態を指し、

日常生活やビジネスシーンで用いられます。
特に重要な決断をする際に使われることが多いです。

例えば、
「このプロジェクトの進め方について悩んでいます」
などと使います。

「選択肢が多くて決められない」場合は、「どの選択肢に悩んでいるのですが」
という使い方になります。

迷走

「迷う」の類語には
「迷走」も当てはまります。

「迷走」とは、
方向性を見失い、進むべき道が分からなくなる状態を指します。

「最近、プロジェクトが迷走していると感じています」
このような表現になります。

「迷う」のフレーズを営業マンが正しく使うために

選択に対する思いを表す
「迷う」の意味と使い方を
お伝えしてきました。

営業マン時代、お客様との商談で
提案内容についてお伺いした際に

「迷う」の一言を
添えることが多かったです。

「この度は〇〇様にご提案させていただきましたが、いかがでしょうか。」
「お客様のご意見を伺う中で、私も迷う部分がございます。」
「これも〇〇様のご意見を伺いながら、最適な提案を考えたいと思っております… …」

なんとなく使ってきた方も
少なくないと思いますが、

お客様とのコミュニケーションを深めるために、
「迷う」を自然と使えると、
誠実で親しみやすい印象を持たれるでしょう。

是非、「迷う」を使って
お客様との信頼関係を築いていきましょう。

思いを言葉にすることで
あなたの印象が大きくアップします。



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