連れて行くのお勧め文例20選とNG例
目次
「連れて行く」
相手を特定の場所に案内する際の心遣いを示す言葉と言えます。
友人を自分の好きなレストランに誘った時に
「今日は私が連れて行くから、楽しみにしていてね。」
では、この「連れて行く」は
どういった意味で、
どのように使う言葉なのでしょうか。
「連れて行く」とは
「誰かを一緒に連れて行くこと」を意味し、
相手に対する
配慮や思いやりを表す言葉です。
友人や家族との関係を深めるために
是非とも使いたいフレーズです。
先日、友人と休日を過ごすことになったのですが
私が気に入っているカフェに
「今日は私が連れて行くよ。」
と提案したところ、喜んでくれました。
今日はこの
「連れて行く」の意味と使い方、
例文や類義語を記事にしました。
「連れて行く」の意味
誰かを特定の場所に
同行させることを指します。
「連れて行く」の「連れて」には
「一緒に移動させる」
との意味があります。
「行く」というのは、
目的地に向かって移動する様子を示しています。
他者を目的地にわざわざ
案内してくれる行為に対し、
親切や配慮を文字通りの言葉で
表現した言葉が「連れて行く」です。
「連れて行く」の使い方
「連れて行く」という表現は、
人や物をある場所に移動させる際に使われます。
先述しましたが、
「連れて行く」という表現は、
誰かを伴って行動することを示します。
「友人を映画に連れて行く」や「子供を公園に連れて行く」といった具体的な行動を
表す表現となっています。
「連れて行く」には目的を加える
「連れて行く」を使う場合、
「一緒に楽しむために連れて行く」
など、
目的や理由を明確にすることが多いです。
ビジネスシーン
ビジネスシーンにおいて
「連れて行く」という表現は、
クライアントや取引先を訪問する際に
使われることがあります。
例えば、
新しいプロジェクトの説明のために
クライアントをオフィスに連れて行く場合などです。
ビジネスシーンにおける
「連れて行く」を使った
例文を紹介しておきます。
・「本日はお忙しい中、クライアントを連れて行くことができ、大変嬉しく思います。」
・「先日は、重要な会議にお客様を連れて行くことができ、誠にありがとうございました。」
・「次回の打ち合わせには、ぜひ新しいメンバーを連れて行く予定です。」
手紙
「連れて行く」というフレーズは
挨拶やスピーチなど口語で
使う場合が多い表現ですが、
メールや手紙といった
文章としても使用されます。
手紙における「連れて行く」を
使った例文を紹介しておきます。
・「先日は、貴重なお時間をいただき、友人を連れて行くことができ、ありがとうございます。」
・「このたびは、ビジネスのためにお客様を連れて行く機会をいただき、誠に感謝申し上げます。」
ご招待
「連れて行く」のフレーズと一緒に
使われる言葉に「ご招待」があります。
・「本日は、友人を連れて行くことができ、誠にありがとうございました。」
・「先日は、家族を連れて行く機会をいただき、心より感謝申し上げます。」
メール
メールでの文例をあげておきます。
クライアント訪問のお礼のメールです。
件名:ご訪問のお礼
株式会社○○
営業部 田中様
平素より大変お世話になっております。
本日はご多忙にもかかわらず、
また、クライアントを連れて行く機会をいただき、
誠にありがとうございます。
打ち合わせの場では貴重なお話を伺うことができ、
今後の参考になりました。
心よりお礼申し上げます。
田中様のご提案を社内で慎重に検討し、
月内までにはご回答申し上げます。
まずはご訪問のお礼を申し上げます。
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署名
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「連れて行く」への
返事は感謝を述べる
メールなどで「連れて行く…」
と送られてきた場合、労りに対する感謝を
返事として述べましょう。
例えば、
「先日は貴重なお時間をいただき、誠にありがとうございました。」
などがあります。
「連れて行く」のNG例
本日は連れて行くことをお考えいただき誠にありがとうございます。
連れて行くことにあずかりまして光栄です。
連れて行くことのおかげさまです。
つかぬことをお伺いしますが、連れて行くことについてお話ししたいです。
今日は連れて行くことをお伺いいたしました。
先日は連れて行くことに貴社を訪問させていただき感謝です。
連れて行くことにお待たせしました。
このような使い方は誤りです。
「連れて行く」は、
相手を特別な場所に案内することを示す言葉ですが、
場合によっては相手に負担を感じさせることがあります。
特に、相手が自分の意志で行動したいと考えている場合、
「連れて行く」という表現は押し付けがましく感じられることもあります。
相手の気持ちを尊重し、
言葉を選ぶことで誤解を避けることが大切ですので注意してください。
「連れて行く」のお勧め文例20選
「連れて行く」
お勧め文例を紹介します。
1、「連れて行くことになりますが、どうぞよろしくお願いいたします。」
2、「連れて行くことができて嬉しいです。さっそくお手続きを始めさせていただきます。」
3、「連れて行くことになりますが、ご都合のよろしい時にお越しくださいませ。」
4、「連れて行くことになりますが、ぜひお楽しみいただければと思います。」
5、「遠方より連れて行くことになり、誠にありがとうございます。」
6、「当日は天候が不安定なため連れて行くことになりますが、ご容赦くださいますようお願いいたします。」
7、「本日は連れて行くことができ、ありがとうございました。」
8、「先日は連れて行くことができ、本当にありがとうございました。」
9、「この度は連れて行くことになり恐縮です。心より感謝申し上げます。」
10、「本日はお忙しいところ、また連れて行くことになり、誠にありがとうございました。」
11、「連れて行くことになりご足労をおかけしてすみません。お待ち申し上げておりました。本日はよろしくお願いいたします。」
12、「皆様にはお手間を取らせて失礼しました。本日は連れて行くことになりありがとうございます。」
13、「本日は連れて行くことができ、ありがとうございました。お気を付けてお帰り下さい。」
14、「先日は連れて行くことができ、誠にありがとうございました。」
15、「連れて行くことになりお手数おかけしました。しかし現場の状況をご覧いただけて良かったと感じています。」
16、「先日は連れて行くことになり、皆様には心より感謝申し上げます。」
17、「連れて行くことができ、感謝の念に堪えません。」
18、「本日は連れて行くことになり恐縮です。次回は私たちが伺います。」
19、「本日は、雨で連れて行くことになり、皆様にご参列いただきまして誠にありがとうございました。」
20、「本日は連れて行くことになり、私達のためにお越しいただきまして誠にありがとうございます。」
「連れて行く」の類語表現
「連れて行く」の
類語表現をあげておきます。
同行する
「連れて行く」の類語表現には
「同行する」があります。
「同行する」とは、
一緒に行動することを意味し、
主にビジネスや旅行の場面で用いられます。
相手と共に行くことを強調する表現です。
例えば、
「次回の会議には私も同行しますので、よろしくお願いします」
などと使います。
「一緒に行きたい」という場合は、「ぜひ同行していただきたいのですが」
という使い方になります。
案内する
「連れて行く」の類語には
「案内する」も当てはまります。
「案内する」とは、
特定の場所や目的地に導くことを指し、
相手に対して親切に情報を提供するニュアンスがあります。
「本日は私が案内しますので、安心してお越しください」
このような表現になります。
「連れて行く」のフレーズを営業マンが正しく使うために
深い信頼を築く言葉を表す
「連れて行く」の意味と使い方を
お伝えしてきました。
営業マン時代、お客様との関係を深めるために
「連れて行く」という言葉を
積極的に使うことが多かったです。
「この度は〇〇様を連れて行く機会をいただき、誠にありがとうございました。」
「おかげさまで新たなビジネスチャンスを得ることができました。」
「これも石川様のご協力のおかげと厚くお礼申し上げます… …」
なんとなく使ってきた方も
少なくないと思いますが、
お客様をイベントに連れて行ったり、
新しい提案をする際に、
「連れて行く」を自然と使えると、
信頼感や親しみやすさを持たれるでしょう。
是非、「連れて行く」を使って
お世話になった人に
感謝の気持ちを伝えていきましょう。
信頼を言葉にすることで
あなたの印象が大きくアップします。