お役御免のお勧め文例２０選とNG例
目次
「お役御免」
役割を終えたことを示す言葉と言えます。
長い間お世話になったプロジェクトが無事に終了し、関係者に対して
「お役御免となりましたが、皆様のご協力に感謝申し上げます。」
では、この「お役御免」は
どういった意味で、
どのように使う言葉なのでしょうか。
「お役御免」とは
「役目を終えたこと」を意味し、
関与した人々に対する
感謝の気持ちを表す言葉です。
ビジネスマンとしてだけでなく
社会人として是非とも
押さえておきたいフレーズです。
先日、あるプロジェクトの打ち上げに参加したのですが
その際に、皆で集まった場で
「このプロジェクトはお役御免となりましたが…」
で挨拶が始まりました。
今日はこの
「お役御免」の意味と使い方、
例文や類義語を記事にしました。
「お役御免」の意味
ある役割や任務が終わり、
その役割を果たす必要がなくなった状態を指します。
「お役御免」の「役」には、
「特定の任務や役割を果たすこと」
との意味があります。
「役御免」というのは、
その役割が不要になったり、
他の人に引き継がれたりする様子を示しています。
任務を全うした後に、
その役割から解放されることに対し、
感謝と敬意を込めて表現した言葉が「お役御免」です。
「お役御免」の使い方
「お役御免」という表現は、
特定の役割や任務が終わったことを示す言葉として使われます。
先述しましたが、
「役御免」という表現は、
その役割を果たす必要がなくなったことを意味します。
「これ以上その役割を担う必要がない」という状況を
相手に伝える際に用いられる表現となっています。
「お役御免」には感謝を加える
「お役御免」を使う場合、
「これまでのご尽力に感謝申し上げます」
など、
感謝の言葉と一緒に使われることが多いです。
ビジネスシーン
ビジネスシーンにおいて
「お役御免」という表現は、
プロジェクトの完了や役職の交代など、様々な場面で
使われています。
役割が終わったことを伝える際や、
そのことへの感謝を表す手紙やメールで
「お役御免」というフレーズを使います。
ビジネスシーンにおける
「お役御免」を使った
例文を紹介しておきます。
・「この度はお役御免となりますが、これまでのご支援に感謝申し上げます。」
・「長い間お世話になりましたが、今後はお役御免となります。」
・「お役御免となりますが、引き続きご活躍をお祈り申し上げます。」
手紙
「お役御免」というフレーズは
挨拶やスピーチなど口語で
使う場合が多い表現ですが、
メールや手紙といった
文章としても使用されます。
手紙における「お役御免」を
使った例文を紹介しておきます。
・「この度はお役御免となりますが、これまでのご指導に感謝いたします。」
・「長い間お世話になりました。お役御免となりますが、今後ともよろしくお願いいたします。」
ご挨拶
「お役御免」のフレーズと一緒に
使われる言葉に「ご挨拶」があります。
・「この度は、お役御免となりますが、心より感謝申し上げます。」
・「お役御免となりますが、今後とも変わらぬご指導をお願い申し上げます。」
メール
メールでの文例をあげておきます。
役割終了の挨拶メールです。
件名：お役御免のご挨拶
株式会社○○
営業部 田中様
平素より大変お世話になっております。
この度、私の役割が終了し、お役御免となります。
これまでのご支援に心より感謝申し上げます。
今後のご活躍をお祈りいたします。
まずはお役御免のご挨拶を申し上げます。
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署名
ーーーーーーー
「お役御免」への
返事は感謝を述べる
メールなどで「お役御免…」
と送られてきた場合、その労に対する感謝を
返事として述べましょう。
例えば、
「これまでのご尽力に感謝申し上げます。」
などがあります。
「お役御免」のNG例
本日はお役御免のところお気遣いをいただき誠にありがとうございます。
お役御免のところお引き立てにあずかりまして光栄です。
お役御免のおかげさまです。
お役御免のところつかぬことをお伺いしますが…
今日はお役御免のところお伺いいたしました。
先日はお役御免のところ貴社を訪問させていただき感謝です。
お役御免のところお待たせしました。
このような使い方は誤りです。
「お役御免」は、
相手の役割や責任が終わったことを示す言葉ですが、
相手に対して失礼にあたる場合があります。
特に、相手の存在や貢献を軽視するように受け取られることがあるため、
注意が必要です。
相手に不快な思いをさせないよう、
言葉を選ぶことが大切ですので、
誤解を避けるために配慮を忘れないようにしましょう。
「お役御免」のお勧め文例２０選
「お役御免」
お勧め文例を紹介します。
１、「お役御免の際は、どうぞお気軽にお知らせください。」
２、「この度は、お役御免となりますが、今後ともよろしくお願いいたします。」
３、「お役御免のご連絡をいただき、誠にありがとうございます。」
４、「長らくのご愛顧、お役御免となりますが、感謝の気持ちでいっぱいです。」
５、「お役御免の際には、何かお手伝いできることがあればお知らせください。」
６、「この度は、お役御免となりますが、引き続きのご支援をお願い申し上げます。」
７、「本日は、お役御免のご挨拶をさせていただきます。」
８、「先日は、お役御免のご連絡をいただき、ありがとうございました。」
９、「この度は、お役御免となり、心より感謝申し上げます。」
１０、「本日は、お役御免のご挨拶をさせていただき、誠にありがとうございました。」
１１、「お役御免の際には、何かとお手数をおかけしました。」
１２、「皆様にはお手間を取らせて失礼しました。お役御免のご連絡をいただき、感謝申し上げます。」
１３、「本日は、お役御免のご挨拶をさせていただき、ありがとうございました。」
１４、「先日は、お役御免のご連絡をいただき、誠にありがとうございました。」
１５、「お役御免の際には、こちらからもご連絡させていただきます。」
１６、「先日は、お役御免のご連絡をいただき、心より感謝申し上げます。」
１７、「お役御免の際には、何かお力になれることがあればお知らせください。」
１８、「本日は、お役御免のご挨拶をさせていただき、恐縮です。」
１９、「この度は、お役御免のご連絡をいただき、誠にありがとうございました。」
２０、「本日は、お役御免のご挨拶をさせていただき、心より感謝申し上げます。」
「お役御免」の類語表現
「お役御免」の
類語表現をあげておきます。
お役に立てず
「お役御免」の類語表現には
「お役に立てず」があります。
「お役に立てず」とは、
相手に対して自分の役割を果たせなかったことを
謝罪する言葉で、
主にビジネスシーンや日常会話で用いられます。
相手に対する配慮を示す表現です。
例えば、
「この度はお役に立てず、申し訳ありませんでした」
などと使います。
「次回はお役に立てるよう努めます」といった使い方も可能です。
役割終了
「お役御免」の類語には
「役割終了」も当てはまります。
「お役御免」と同じく、
自分の役割が終わったことを示す言葉です。
「私の役割はここで役割終了となります」といった表現になります。
「お役御免」のフレーズを営業マンが正しく使うために
感謝の気持ちを伝える言葉
「お役御免」の意味と使い方を
お伝えしてきました。
営業マン時代、お客様との関係が深まった際に
お礼の言葉として
「お役御免」の一言を
添えることが多かったです。
「この度は〇〇様にお世話になりまして誠にありがとうございました。」
「おかげさまで新たな契約を結ぶことができました。」
「これも石川様のお役御免のおかげと心より感謝申し上げます… …」
なんとなく使ってきた方も
少なくないと思いますが、
部署移動や退職の挨拶を送ったり、
お客様へ感謝の気持ちを込めたり、
「お役御免」を自然と使えると、
誠実で礼儀正しい印象を持たれるでしょう。
是非、「お役御免」を使って
お世話になった人に
感謝の気持ちを伝えていきましょう。
感謝を言葉にすることで
あなたの印象が大きくアップします。
