ご唱和くださいのお勧め文例20選とNG例
目次
「ご唱和ください」
来客に対する敬意を示す言葉と言えます。
イベントや式典で参加者に対して
「ご唱和ください」と声をかけることで、
皆で一体感を持って盛り上がることができます。
では、この「ご唱和ください」は
どういった意味で、
どのように使う言葉なのでしょうか。
「ご唱和ください」とは
「一緒に声を合わせてください」という意味で、
参加者に対する
協力と共感を求める言葉です。
ビジネスマンというより
社会人として是非とも
押さえておきたいフレーズです。
先日ある式典に参加したのですが
盛大な雰囲気の中、
オープニングの挨拶で
「皆様、ぜひご唱和ください…」
でイベントがスタートしていきました。
今日はこの
「ご唱和ください」の意味と使い方、
例文や類義語を記事にしました。
「ご唱和ください」の意味
特定の言葉やフレーズを
一緒に声に出して唱えることを
促す表現です。
「ご唱和ください」の「唱和」には
「声を合わせて唱える」
との意味があります。
「唱和する」というのは、
共に声を出して同じ言葉を
繰り返す行為を示しています。
特定の場面で、参加者に対し
一体感を持ってもらうために、
共に声を合わせることを促す言葉が「ご唱和ください」です。
「ご唱和ください」の使い方
「ご唱和ください」という表現は、
主に挨拶やスピーチの際に使われます。
このフレーズは、
「一緒に声を合わせてください」という意味を持ち、
「共に同じ言葉を唱えることで、
一体感を生み出すことを促す表現」となっています。
「ご唱和ください」には呼びかけを加える
「ご唱和ください」を使う場合、
「皆様、ご一緒にお願い申し上げます」
など、
呼びかけの言葉と一緒に使われます。
ビジネスシーン
ビジネスシーンにおいて
「ご唱和ください」という表現は、
会議やセミナー、イベントなど様々な場面で
使われています。
参加者に対して、
特定のフレーズやスローガンを唱和してもらう際の
呼びかけとして「ご唱和ください」というフレーズが用いられます。
ビジネスシーンにおける
「ご唱和ください」を使った
例文を紹介しておきます。
・「それでは、皆様ご唱和ください。『成功を目指して!』」
・「次に、皆様にご唱和いただきたいと思います。『共に成長しましょう!』」
・「この場で、皆様にご唱和いただき、感謝の意を表したいと思います。」
手紙
「ご唱和ください」というフレーズは
挨拶やスピーチなど口語で
使う場合が多い表現ですが、
メールや手紙といった
文章としても使用されます。
手紙における「ご唱和ください」を
使った例文を紹介しておきます。
・「この度は、皆様にご唱和いただき、誠にありがとうございました。」
・「次回のイベントでも、ぜひご唱和ください。」
イベント
「ご唱和ください」のフレーズと一緒に
使われる言葉に「イベント」があります。
・「本日は、皆様にご唱和いただきまして、心より感謝申し上げます。」
・「次回のイベントでも、皆様にご唱和いただけることを楽しみにしております。」
メール
メールでの文例をあげておきます。
イベントのお礼のメールです。
件名:イベントのお礼
株式会社○○
営業部 田中様
平素より大変お世話になっております。
先日はご多忙の中、
また、皆様にご唱和いただき、誠にありがとうございました。
イベントでは多くの方々と交流でき、
貴重な意見を伺うことができました。
心より感謝申し上げます。
今後とも、皆様と共に成長していけるよう努めてまいります。
まずはイベントのお礼を申し上げます。
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署名
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「ご唱和ください」への
返事は感謝を述べる
メールなどで「ご唱和ください…」
と送られてきた場合、呼びかけに対する感謝を
返事として述べましょう。
例えば、
「先日は貴重なお時間をいただき、誠にありがとうございました。」
などがあります。
「ご唱和ください」のNG例
本日はご唱和くださいまして誠にありがとうございます。
ご唱和くださいのおかげで、盛り上がりました。
ご唱和くださいのおかげで、楽しい時間を過ごせました。
ご唱和くださいとお願いするのは失礼かもしれませんが…
今日はご唱和くださいとお願いしたいと思います。
先日はご唱和くださいとお願いし、感謝です。
ご唱和くださいとお伝えしたところ、皆様が応じてくださいました。
このような使い方は誤りです。
「ご唱和ください」は、
相手に何かを一緒に唱えてもらうことを
お願いする言葉ですが、
あまりにも強制的に聞こえる場合があります。
そのため、相手に負担を感じさせないよう、
もう少し柔らかい表現を使った方が
良い印象を与えることができる
ケースもあるので注意して下さい。
「ご唱和ください」のお勧め文例20選
「ご唱和ください」
お勧め文例を紹介します。
1、「ご唱和ください、皆様のご協力をお願い申し上げます。」
2、「本日は、ご唱和くださいの場にお越しいただきありがとうございます。」
3、「この瞬間を共にするために、ご唱和くださいとお願い申し上げます。」
4、「皆様の声を一つにするために、ご唱和ください。」
5、「この特別な瞬間に、ご唱和くださいと心よりお願い申し上げます。」
6、「皆様のご参加を心より感謝し、ご唱和ください。」
7、「本日はこの場で、ご唱和くださいいただき、誠にありがとうございます。」
8、「皆様の声が響くことを願い、ご唱和ください。」
9、「この瞬間を共に祝うために、ご唱和ください。」
10、「皆様のご協力に感謝し、ご唱和ください。」
11、「この特別な瞬間に、ご唱和くださいいただけると幸いです。」
12、「皆様の声が一つになることを願い、ご唱和ください。」
13、「本日はこの場にお越しいただき、ご唱和ください、誠にありがとうございます。」
14、「皆様のご参加を心より感謝し、ご唱和ください。」
15、「この瞬間を共にするために、ご唱和くださいとお願い申し上げます。」
16、「皆様の声を一つにするために、ご唱和ください。」
17、「本日は、ご唱和くださいの場にお越しいただきありがとうございます。」
18、「皆様のご協力をお願いし、ご唱和ください。」
19、「この特別な瞬間に、ご唱和くださいと心よりお願い申し上げます。」
20、「皆様の声が響くことを願い、ご唱和ください。」
「ご唱和ください」の類語表現
「ご唱和ください」の
類語表現をあげておきます。
ご賛同ください
「ご唱和ください」の類語表現には
「ご賛同ください」があります。
「ご賛同ください」とは、
提案や意見に対して
同意を求める言葉で、
主に会議やプレゼンテーションの場で用いられます。
相手の意見を尊重しつつ、
賛同を促す表現です。
例えば、
「この方針にご賛同いただける方は、手を挙げてください」
などと使います。
「賛同してほしい」ことを願う場合は、「ぜひご賛同いただきたいのですが」
という使い方になります。
ご同意ください
「ご唱和ください」の類語には
「ご同意ください」も当てはまります。
「ご同意ください」とは、
提案や意見に対して
同意を求める際に使われる表現です。
「この計画にご同意いただける方は、挙手をお願いします」
このような表現になります。
「ご唱和ください」のフレーズを営業マンが正しく使うために
深い感謝の気持ちを表す
「ご唱和ください」の意味と使い方を
お伝えしてきました。
営業マン時代、お客様との商談の際に
感謝の意を込めてお伝えすることが多かったです。
「この度は貴重なお時間をいただきまして誠にありがとうございました。」
「おかげさまで良いお話ができました。」
「ぜひ、皆様のご唱和くださいとお願い申し上げます… …」
なんとなく使ってきた方も
少なくないと思いますが、
お礼のメールやプレゼンテーションの際に、
お客様へ感謝の気持ちを込めたり、
「ご唱和ください」を自然と使えると、
誠実で丁寧な印象を持たれるでしょう。
是非、「ご唱和ください」を使って
お世話になった人に
感謝の気持ちを伝えていきましょう。
感謝を言葉にすることで
あなたの印象が大きくアップします。