ご法度のお勧め文例20選とNG例
目次
「ご法度」
特定の行為や言動を禁じる言葉と言えます。
ビジネスシーンにおいて、特に注意が必要な行動に対して
「ご法度の行為を避けることが重要です。」
では、この「ご法度」は
どういった意味で、
どのように使う言葉なのでしょうか。
「ご法度」とは
「禁止されていること」を意味し、
特定のルールやマナーに対する
遵守を促す言葉です。
ビジネスマンとしてだけでなく
社会人として是非とも
押さえておきたいフレーズです。
先日ある会議に参加したのですが
議題の中で「この行為はご法度です」と
注意喚起がありました。
今日はこの
「ご法度」の意味と使い方、
例文や類義語を記事にしました。
「ご法度」の意味
特定の行為や言動が禁じられている状況で
それを行うことは許されません。
「ご法度」の「法度」には
「守るべき規則や決まり」という意味があります。
「ご法度」というのは、
特定の行為が厳しく禁止されていることを示しています。
禁忌の中でわざわざ
その行為を行うことは許されない相手に対し、
その規則を尊重し、従うことの重要性を
表現した言葉が「ご法度」です。
「ご法度」の使い方
「ご法度」という表現は、
特定の行動や言動が禁じられていることを示す際に使われます。
先述しましたが、
「法度」という言葉は、
法律や規則に基づいて禁止されていることを意味します。
「特定の行為が許可されていない、または禁じられている」という
相手への注意喚起の気持ちを
表す表現となっています。
「ご法度」には注意を促す意味がある
「ご法度」を使う場合、
「この行為はご法度ですのでご注意ください」
など、
注意を促す言葉と一緒に使われます。
ビジネスシーン
ビジネスシーンにおいて
「ご法度」という表現は、
会議やプレゼンテーション、社内のルールなど様々な場面で
使われています。
特に、
社内規則に反する行動を避けるように促す際に、
後日そのことへの注意喚起や指導の形で「ご法度」というフレーズを使います。
ビジネスシーンにおける
「ご法度」を使った
例文を紹介しておきます。
・「このプロジェクトにおいて、無断欠席はご法度ですので、必ず出席してください。」
・「社内の機密情報を外部に漏らすことはご法度ですので、十分に注意してください。」
・「この行為はご法度ですので、今後は気をつけてください。」
手紙
「ご法度」というフレーズは
挨拶やスピーチなど口語で
使う場合が多い表現ですが、
メールや手紙といった
文章としても使用されます。
手紙における「ご法度」を
使った例文を紹介しておきます。
・「この度は、社内規則に反する行為がありましたので、ご法度であることを再度ご確認ください。」
・「今後はご法度の行為を避けるよう、十分にご注意いただけますようお願い申し上げます。」
注意喚起
「ご法度」のフレーズと一緒に
使われる言葉に「注意喚起」があります。
・「この行為はご法度ですので、注意喚起をさせていただきます。」
・「社内のルールに従い、ご法度の行為を避けてください。」
メール
メールでの文例をあげておきます。
注意喚起のメールです。
件名:社内規則の再確認
株式会社○○
人事部 田中様
平素より大変お世話になっております。
最近、社内の規則に反する行為が見受けられます。
また、ご法度であることを再度ご確認いただき、
今後は十分に注意していただけますようお願い申し上げます。
皆様のご理解とご協力を心より感謝申し上げます。
まずはご注意喚起のご連絡をさせていただきます。
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署名
ーーーーーーー
「ご法度」への
返事は理解を示す
メールなどで「ご法度」と送られてきた場合、
その内容に対する理解を示す
返事を述べましょう。
例えば、
「ご指摘いただき、誠にありがとうございます。今後は十分に注意いたします。」
などがあります。
「ご法度」のNG例
本日はご法度の件についてお話しできて光栄です。
ご法度のことをお伺いし、恐縮しております。
ご法度の件でお手数をおかけし、申し訳ありません。
今日はご法度の話をさせていただきますが…
先日はご法度の件でお時間をいただき、感謝です。
ご法度のことをお待たせしてしまい、申し訳ありません。
このような使い方は誤りです。
「ご法度」は、
特定の行為や言動が禁じられていることを指す言葉です。
しかし、あまりにも堅苦しい表現や、
相手に対して強い制約を感じさせるため、
不快に思う人もいるかもしれません。
相手に配慮した言葉遣いを心がけることで、
誤解を避けることができる場合もあるので注意してください。
「ご法度」のお勧め文例20選
「ご法度」
お勧め文例を紹介します。
1、「ご法度な行為を避けていただき、誠にありがとうございます。」
2、「ご法度な点についてご理解いただき感謝申し上げます。」
3、「ご法度な行動をお控えいただき、心より感謝いたします。」
4、「ご法度なことをお知らせいただき、ありがとうございます。」
5、「この度は、ご法度な件についてご配慮いただき、誠に感謝しております。」
6、「ご法度な行為をお避けいただき、安心して業務を進めることができました。」
7、「本日は、ご法度な点についてご協力いただき、ありがとうございました。」
8、「先日は、ご法度なことにご配慮いただき、本当にありがとうございました。」
9、「この度は、ご法度な行為をお控えいただき、心より感謝申し上げます。」
10、「本日はお忙しい中、ご法度な点についてご理解いただき、誠にありがとうございました。」
11、「ご法度なことに関してご配慮いただき、感謝の気持ちでいっぱいです。」
12、「皆様にはお手間を取らせて失礼しましたが、ご法度な点についてご理解いただきありがとうございます。」
13、「本日は、ご法度な行為をお控えいただき、誠にありがとうございました。お気を付けてお帰りください。」
14、「先日は、ご法度な件についてご配慮いただき、誠にありがとうございました。」
15、「ご法度なことをお知らせいただき、お手数をおかけしましたが、助かりました。」
16、「先日は、ご法度な点についてご協力をいただき、心より感謝申し上げます。」
17、「ご法度な行為をお控えいただき、感謝の念に堪えません。」
18、「本日は、ご法度な件についてご理解いただき恐縮です。次回はより良いご提案をさせていただきます。」
19、「本日は、ご法度なことにご配慮いただき、誠にありがとうございました。お陰様でスムーズに進行できました。」
20、「本日は、ご法度な点についてご理解いただき、私たちのためにお時間をいただきまして誠にありがとうございます。」
「ご法度」の類語表現
「ご法度」の
類語表現をあげておきます。
禁忌
「ご法度」の類語表現には
「禁忌」があります。
「禁忌」とは、
特定の行為や言動が許されないことを指し、
主に宗教や文化的な文脈で用いられます。
特定の状況や場面において使われることが多いです。
例えば、
「この儀式では特定の行為が禁忌とされています」
などと使います。
「避けるべき行為」を示す場合は、「この行為は禁忌とされています」といった使い方になります。
タブー
「ご法度」の類語には
「タブー」も当てはまります。
「ご法度」と同じく、
社会的に許されない行為を指す言葉です。
「この話題はタブーとされているため、触れない方が良いでしょう」
このような表現になります。
「ご法度」のフレーズを営業マンが正しく使うために
注意を促す言葉を表す
「ご法度」の意味と使い方を
お伝えしてきました。
営業マン時代、クライアントとの契約において
注意事項を明確にするために
「ご法度」の一言を
添えることが多かったです。
「この度は契約に際しまして、誠にありがとうございます。」
「お互いの信頼関係を築くためにも、以下の点はご法度とさせていただきます。」
「これも皆様のご理解とご協力のおかげと厚くお礼申し上げます… …」
なんとなく使ってきた方も
少なくないと思いますが、
契約書の作成やお客様への注意喚起を行ったり、
「ご法度」を自然と使えると、
信頼性が高く、誠実な印象を持たれるでしょう。
是非、「ご法度」を使って
お客様との関係をより良いものに
していきましょう。
注意を言葉にすることで
あなたの信頼度が大きくアップします。