例年通りのお勧め文例20選とNG例

「例年通り」
安定した状況を示す言葉と言えます。


毎年同じ時期に行われるイベントに対して
「例年通り、今年もこのイベントを開催いたします。」

では、この「例年通り」は
どういった意味で、
どのように使う言葉なのでしょうか。

「例年通り」とは
「毎年同じように行われること」を意味し、

恒例行事に対する
期待感と安心感を表す言葉です。

ビジネスマンというより
社会人として是非とも
押さえておきたいフレーズです。

先日ある会議に参加したのですが
スムーズに進行することができました。

冒頭の挨拶で
「本日は例年通りの進行で…」
と話が始まりました。

今日はこの
「例年通り」の意味と使い方、
例文や類義語を記事にしました。

「例年通り」の意味

毎年同じ時期に行われる行事や活動が
特に変わらずに実施されることを指します。

「例年通り」の「例年」には
「毎年のこと」といった意味があります。

「例年通り」というのは、
過去の経験や慣習に基づいて
物事が進行する様子を示しています。

毎年恒例のイベントや行動が
変わらずに行われることに対し、

安定感や安心感を文字通りの言葉で
表現した言葉が「例年通り」です。

「例年通り」の使い方

「例年通り」という表現は、
特定の時期や状況において、
毎年同じように行われることを示します。

先述しましたが、
「例年通り」という表現は、
過去の経験や習慣に基づいています。

「毎年同じ時期に行われるイベントや行事が、
今年も変わらず実施される」という意味を
相手に伝える表現となっています。

「例年通り」には安定感を加える

「例年通り」を使う場合、
「今年も変わらず行いますのでご安心ください」
など、
安定感を伝える言葉と一緒に使われます。

ビジネスシーン

ビジネスシーンにおいて
「例年通り」という表現は、

会議や報告書、挨拶と様々な場面で
使われています。
毎年恒例のイベントや業務の進行についての
説明や報告の際に、

後日そのことへの確認やお知らせとして「例年通り」
というフレーズを使います。

ビジネスシーンにおける
「例年通り」を使った
例文を紹介しておきます。

・「今年のイベントは例年通り、○月に開催いたします。」
・「先日は例年通りの業務進行についてご確認いただき、誠にありがとうございました。」
・「今年も例年通り、皆様のご参加をお待ちしております。」

手紙

「例年通り」というフレーズは
挨拶やスピーチなど口語で
使う場合が多い表現ですが、

メールや手紙といった
文章としても使用されます。

手紙における「例年通り」を
使った例文を紹介しておきます。

・「今年も例年通り、弊社のイベントにご参加いただけますようお願い申し上げます。」
・「このたびは例年通り、弊社までお越しいただき誠にありがとうございました。」

ご案内

「例年通り」のフレーズと一緒に
使われる言葉に「ご案内」があります。

・「本日は、例年通りのご案内をさせていただきます。」
・「先日は、例年通りのご案内をお受けいただきありがとうございました。」

メール

メールでの文例をあげておきます。
イベント案内のメールです。

件名:イベントのご案内

株式会社○○
営業部 中山様

平素より大変お世話になっております。

今年のイベントは例年通り、
○月○日に開催いたします。

昨年同様、皆様にとって有意義な時間となるよう、
準備を進めております。
ぜひご参加いただけますようお願い申し上げます。

まずはご案内まで。

ーーーーーーー
署名
ーーーーーーー

「例年通り」への
返事は参加の意向を述べる

メールなどで「例年通り…」
と送られてきた場合、参加の意向を
返事として述べましょう。

例えば、
「今年も参加させていただきますので、よろしくお願いいたします。」
などがあります。

「例年通り」のNG例

本日は例年通りのご来場、誠にありがとうございます。
例年通りのご支援に心より感謝申し上げます。
例年通りのおかげさまで、順調に進んでおります。
例年通りのご協力をお願い申し上げますが…
今日は例年通りお越しいただきました。
先日は例年通り貴社を訪問させていただき感謝です。
例年通りお待たせしました。

このような使い方は誤りです。

「例年通り」は、
毎年同じように行われることを指す言葉ですが、
相手にとっては特別な意味を持つ場合もあります。

特に、相手の状況や心情を考慮せずに
「例年通り」と言うことで、
無関心や配慮の欠如と受け取られることもあります。

相手に不快な思いをさせないよう、
言葉を選ぶことが大切ですので、注意してください。

「例年通り」のお勧め文例20選

「例年通り」
お勧め文例を紹介します。

1、「例年通りのご来社、心よりお待ち申し上げております。」

2、「例年通りのご愛顧、誠にありがとうございます。さっそくお手続きを始めさせていただきます。」

3、「例年通りお越しいただくことになりますが、ご都合のよろしい時にお立ち寄りくださいませ。」

4、「例年通りご足労いただきますが、弊社までお出かけいただけますと幸いです。」

5、「遠方より例年通りお越しいただき、誠にありがとうございます。」

6、「当日は例年通りの混雑が予想されるため、例年通りお越しいただくことになりますが、ご容赦くださいますようお願いいたします。」

7、「本日は例年通りご足労いただき、ありがとうございました。」

8、「先日は例年通り本当にありがとうございました。」

9、「この度は例年通り弊社までお運びいただき恐縮です。心より感謝申し上げます。」

10、「本日はお忙しいところ、また例年通りお出かけいただき、誠にありがとうございました。」

11、「例年通りご足労をおかけしてすみません。お待ち申し上げておりました。本日はよろしくお願いいたします。」

12、「皆様にはお手間を取らせて失礼しました。本日は例年通り弊社までお越しいただきありがとうございます。」

13、「本日は例年通りお越しいただきありがとうございました。お気を付けてお帰り下さい。」

14、「先日は例年通り弊社までご足労いただき、誠にありがとうございました。」

15、「例年通りこちらまでお出かけいただきお手数おかけしました。しかし現場の状況をご覧いただけて良かったと感じています。」

16、「先日は例年通り、取引先の皆様にはご足労をいただき、心より感謝申し上げます。」

17、「例年通り弊社まで足を運んでいただき感謝の念に堪えません。」

18、「本日は例年通りお越しいただき恐縮です。次回は弊社より貴社にお伺いいたします。」

19、「本日は、例年通りのご参加をいただきまして誠にありがとうございました。お陰様で滞りなく式を終えることができました。」

20、「本日は例年通り、私達のために式にお越しいただきまして誠にありがとうございます。」

「例年通り」の類語表現

「例年通り」の
類語表現をあげておきます。

毎年恒例

「例年通り」の類語表現には
「毎年恒例」があります。

「毎年恒例」とは、
毎年行われることが定着している
イベントや行事を指す言葉で、

特に特定の時期に行われるものに使われます。

例えば、
「今年も毎年恒例の祭りが開催されます」
などと使います。

「例年通りの流れで進めたい」と言いたい場合は、「毎年恒例の手順で進めたい」と
いう使い方になります。

従来通り

「例年通り」の類語には
「従来通り」も当てはまります。

「従来通り」と同じく、
過去のやり方や方法を踏襲することを示す言葉です。

「本日は従来通りのスケジュールで進行します」
このような表現になります。

「例年通り」のフレーズを営業マンが正しく使うために

安定した状況を表す
「例年通り」の意味と使い方を
お伝えしてきました。

営業マン時代、年度末の報告書に
業績の推移を記載する際に

「例年通り」の一言を
添えることが多かったです。

「今年も売上は例年通りのペースで推移しております。」
「おかげさまで、顧客満足度も例年通り高い評価をいただいております。」
「これも皆様のご支援の賜物と心より感謝申し上げます… …」

なんとなく使ってきた方も
少なくないと思いますが、

業績報告やプレゼンテーションを行ったり、
お客様への信頼感を高めたり、

「例年通り」を自然と使えると、
安定感と信頼性を持たれるでしょう。

是非、「例年通り」を使って
お客様や関係者に
安心感を伝えていきましょう。

安定したメッセージを言葉にすることで
あなたの信頼度が大きくアップします。




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