兼ねるのお勧め文例20選とNG例
目次
「兼ねる」
多様な役割を果たすことを示す言葉と言えます。
異なる業務を一手に引き受ける社員に対して
「このプロジェクトでは、営業とマーケティングを兼ねる役割を担っていただき、ありがとうございます。」
では、この「兼ねる」は
どういった意味で、
どのように使う言葉なのでしょうか。
「兼ねる」とは
「二つ以上の役割や機能を同時に持つこと」を意味し、
多様なスキルを持つ人材に対する
感謝と期待を表す言葉です。
ビジネスマンというより
社会人として是非とも
押さえておきたいフレーズです。
先日あるプロジェクト会議に参加したのですが
多くの業務が重なっている状況でした。
オープニングの挨拶で
「本日は営業とマーケティングを兼ねる形で…」
で議論がスタートしていきました。
今日はこの
「兼ねる」の意味と使い方、
例文や類義語を記事にしました。

「兼ねる」の意味
複数の役割や機能を
同時に持つことを指します。
「兼ねる」の「兼」は
「二つ以上のものを一緒に持つ」
との意味があります。
「兼ねる」というのは、
一つの物事が他の物事を
同時に果たす様子を示しています。
異なる役割を一つの存在で
実現していることに対し、
その多様性と効率性を称賛する言葉が「兼ねる」です。
「兼ねる」の使い方
「兼ねる」という表現は、
多くの場面で使われる便利な言葉です。
先述しましたが、
「兼ねる」という言葉は、
二つ以上の役割や機能を同時に持つことを意味します。
「一つの行動や物事が、複数の目的を果たす」というニュアンスを
相手に伝える表現となっています。
「兼ねる」には役割を加える
「兼ねる」を使う場合、
「このイベントは交流会を兼ねている」といったように、
具体的な役割を示す言葉と一緒に使われます。
ビジネスシーン
ビジネスシーンにおいて
「兼ねる」という表現は、
会議やイベント、プロジェクトなど様々な場面で
使われています。
例えば、
「この会議は情報共有を兼ねて行います」といった形で、
目的を明確にする際に「兼ねる」というフレーズを使います。
ビジネスシーンにおける
「兼ねる」を使った
例文を紹介しておきます。
・「このセミナーは、学びを兼ねたネットワーキングの場です。」
・「来週の会議は、進捗報告を兼ねて行いますので、よろしくお願いいたします。」
・「このプロジェクトは、効率化を兼ねた新しいシステム導入です。」
手紙
「兼ねる」というフレーズは
挨拶やスピーチなど口語で
使う場合が多い表現ですが、
メールや手紙といった
文章としても使用されます。
手紙における「兼ねる」を
使った例文を紹介しておきます。
・「この度のイベントは、交流を兼ねて開催いたしますので、ぜひご参加ください。」
・「お忙しい中、会議を兼ねてお越しいただき、誠にありがとうございました。」
ご案内
「兼ねる」のフレーズと一緒に
使われる言葉に「ご案内」があります。
・「このイベントは、情報提供を兼ねたご案内です。」
・「本日は、会議を兼ねたご案内をさせていただきます。」
メール
メールでの文例をあげておきます。
会議案内のメールです。
件名:会議のご案内
株式会社○○
営業部 田中様
平素より大変お世話になっております。
来週の水曜日に、
情報共有を兼ねた会議を開催いたします。
詳細は以下の通りです。
日時:○月○日(○曜日)○時~
場所:弊社会議室
ご多忙のところ恐縮ですが、
ぜひご参加いただけますようお願い申し上げます。
まずはご案内まで。
ーーーーーーー
署名
ーーーーーーー
「兼ねる」への
返事は参加の意向を示す
メールなどで「兼ねる…」
と送られてきた場合、参加の意向を
返事として述べましょう。
例えば、
「ご案内いただき、誠にありがとうございます。参加させていただきます。」
などがあります。

「兼ねる」のNG例
本日はお忙しい中、兼ねる形でお越しいただき誠にありがとうございます。
兼ねる形でお引き立てにあずかりまして光栄です。
おかげさまで、兼ねる形でのご支援に感謝です。
つかぬことをお伺いしますが、兼ねる形でお話しできればと思います。
今日は兼ねる形でお伺いいたしました。
先日は兼ねる形で貴社を訪問させていただき感謝です。
お待たせしましたが、兼ねる形でお話しできることを嬉しく思います。
このような使い方は誤りです。
「兼ねる」は、
複数の役割や機能を同時に果たすことを指しますが、
その使い方が不適切な場合、相手に混乱を招くことがあります。
特に、相手の意図や状況を考慮せずに
「兼ねる」という言葉を使うと、
誤解を生む可能性があるため注意が必要です。
相手に不快な思いをさせないよう、
言葉を選ぶことが大切です。

「兼ねる」のお勧め文例20選
「兼ねる」
お勧め文例を紹介します。
1、「兼ねるご都合の中、来社いただくことになりますが、どうぞよろしくお願いいたします。」
2、「兼ねるお忙しい中、ご来店いただきありがとうございます。さっそくお手続きを始めさせていただきます。」
3、「兼ねるお時間をいただくことになりますが、ご都合のよろしい時にご来社くださいませ。」
4、「兼ねるご足労いただきますが、弊社までお出かけいただきますと幸いです。」
5、「遠方より兼ねるお越しいただき誠にありがとうございます。」
6、「当日は悪天候が予想されるため兼ねるお越しいただくことになりますが、ご容赦くださいますようお願いいたします。」
7、「本日は兼ねるご足労いただきありがとうございました。」
8、「先日は兼ねる本当にありがとうございました。」
9、「この度は兼ねる弊社までお運びいただき恐縮です。心より感謝申し上げます。」
10、「本日はお忙しいところ、また兼ねるお出かけいただき、誠にありがとうございました。」
11、「兼ねるご足労をおかけしてすみません。お待ち申し上げておりました。本日はよろしくお願いいたします。」
12、「皆様にはお手間を取らせて失礼しました。本日は兼ねる弊社までお越しいただきありがとうございます。」
13、「本日は兼ねるお越しいただきありがとうございました。お気を付けてお帰り下さい。」
14、「先日は兼ねる弊社までご足労いただき、誠にありがとうございました。」
15、「兼ねるこちらまでお出かけいただきお手数おかけしました。しかし現場の状況をご覧いただけて良かったと感じています。」
16、「先日は兼ねる、取引先の皆様にはご足労をいただき、心より感謝申し上げます。」
17、「兼ねる弊社まで足を運んでいただき感謝の念に堪えません。」
18、「本日は兼ねるお越しいただき恐縮です。次回は弊社より貴社にお伺いいたします。」
19、「本日は、雨で兼ねるを、父○○○○の葬儀・告別式にご参列いただきまして誠にありがとうございました。お陰様で滞りなく式を終えることができました。」
20、「本日は兼ねる、私達のために式にお越しいただきまして誠にありがとうございます。」

「兼ねる」の類語表現
「兼ねる」の
類語表現をあげておきます。
併せ持つ
「兼ねる」の類語表現には
「併せ持つ」があります。
「併せ持つ」とは、
二つ以上の役割や機能を同時に持つことを指し、
主にビジネスや日常生活で用いられます。
例えば、
「彼は営業とマーケティングの役割を併せ持っています」
などと使います。
「一つの役割に限定せず、他の役割も果たす」ことを強調する場合は、「このプロジェクトでは、リーダーシップを併せ持つことが求められます」といった使い方になります。
兼任する
「兼ねる」の類語には
「兼任する」も当てはまります。
「兼任する」とは、
一人の人が複数の職務や役割を持つことを意味し、
「彼はこの会社で経理と人事を兼任しています」といった表現が可能です。
「兼ねる」のフレーズを営業マンが正しく使うために
多様な役割を果たすことを表す
「兼ねる」の意味と使い方を
お伝えしてきました。
営業マン時代、クライアントとの関係構築において
自分の役割を明確にするために
「兼ねる」という言葉を
よく使っていました。
「この度は〇〇様とのお取引を通じて、
営業とサポートの両方を兼ねることができ、
大変嬉しく思っております。」
「おかげさまで、より良いサービスを
提供できる運びとなりました。」
「これも皆様のご支援を兼ねるおかげと
心より感謝申し上げます… …」
なんとなく使ってきた方も
少なくないと思いますが、
新しいプロジェクトの提案や、
お客様へのサービス向上を目指す際に、
「兼ねる」を自然と使えると、
多才で柔軟な印象を持たれるでしょう。
是非、「兼ねる」を使って
お世話になった人に
自分の役割を伝えていきましょう。
役割を言葉にすることで
あなたの印象が大きくアップします。

