平服でお越しくださいのお勧め文例20選とNG例

「平服でお越しください」
来客に対する配慮を示す言葉と言えます。


カジュアルな服装で自分の会社に来ていただくことを促す際に
「平服でお越しください」とお伝えすることで、
相手にリラックスしてもらう意図があります。

では、この「平服でお越しください」は
どういった意味で、
どのように使う言葉なのでしょうか。

「平服でお越しください」とは
「カジュアルな服装で来てください」という意味で、

来訪者に対する
気遣いと親しみを表す言葉です。

ビジネスマンというより
社会人として是非とも
押さえておきたいフレーズです。

先日あるイベントに参加したのですが
ドレスコードが「平服」とのこと。

オープニングの挨拶で
「本日は平服でお越しください…」
でイベントがスタートしていきました。

今日はこの
「平服でお越しください」の意味と使い方、
例文や類義語を記事にしました。

「平服でお越しください」の意味

特別なドレスコードがない場合に
カジュアルな服装で来てほしいという意味です。

「平服」の「平」は
「特別な装飾や形式がない」
との意味があります。

「服」というのは、
着るもの全般を指し、
堅苦しくないスタイルを示しています。

カジュアルな服装で来てほしいというのは、
リラックスした雰囲気での参加を促す意図があります。

そのため、特別な準備をせずに
気軽に出向いてくれた相手に対し、

気軽さと親しみを文字通りの言葉で
表現した言葉が「平服でお越しください」です。

「平服でお越しください」の使い方

「平服でお越しください」という表現は、
主に招待状や案内文で使われます。

この表現は、
「特別な服装を必要とせず、カジュアルな服装で来てください」という意味を持ちます。

「堅苦しい服装を避けて、リラックスした状態でお越しいただければ」という
相手への配慮を表す表現となっています。

「平服でお越しください」には気軽さを加える

「平服でお越しください」を使う場合、
「お気軽にお越しください」といった言葉と一緒に使われることが多いです。

ビジネスシーン

ビジネスシーンにおいて
「平服でお越しください」という表現は、

会議やイベントの案内状、メールなどで
使われています。
特に、カジュアルな雰囲気の集まりや、

リラックスした環境での打ち合わせの際に
「平服でお越しください」というフレーズが用いられます。

ビジネスシーンにおける
「平服でお越しください」を使った
例文を紹介しておきます。

・「この度の会議は平服でお越しください。」
・「先日のイベントでは平服でお越しいただき、誠にありがとうございました。」
・「次回の打ち合わせは平服でお越しください。」

手紙

「平服でお越しください」というフレーズは
挨拶やスピーチなど口語で
使う場合が多い表現ですが、

メールや手紙といった
文章としても使用されます。

手紙における「平服でお越しください」を
使った例文を紹介しておきます。

・「この度は、平服でお越しください。」
・「お忙しい中、平服でお越しいただければ幸いです。」

ご来場

「平服でお越しください」というフレーズと一緒に
使われる言葉に「ご来場」があります。

・「本日は、平服でご来場いただきまして、誠にありがとうございました。」
・「先日は、平服でご来場いただきありがとうございました。」

メール

メールでの文例をあげておきます。
イベント案内のメールです。

件名:イベントのご案内

株式会社○○
営業部 田中様

平素より大変お世話になっております。

この度、弊社主催のイベントを開催いたします。

ぜひ、平服でお越しください。
リラックスした雰囲気の中でお楽しみいただける内容となっております。

ご参加いただける場合は、事前にご連絡いただければ幸いです。

何卒よろしくお願い申し上げます。

ーーーーーーー
署名
ーーーーーーー

「平服でお越しください」への
返事は参加の意向を示す

メールなどで「平服でお越しください」と送られてきた場合、
参加の意向を返事として述べましょう。

例えば、
「ご案内いただき、ありがとうございます。ぜひ参加させていただきます。」
などがあります。

「平服でお越しください」のNG例

本日は平服でお越しくださいとのご案内をいただき誠にありがとうございます。
平服でお越しくださいとのお言葉に甘えさせていただき光栄です。
平服でお越しくださいのおかげさまです。
今日は平服でお越しくださいとお伺いしますが…
今日は平服でお越しくださいのご案内を受けてお伺いいたしました。
先日は平服でお越しくださいとのご配慮に感謝です。
平服でお越しくださいのご案内に従いお待たせしました。

このような使い方は誤りです。

「平服でお越しください」は、
カジュアルな服装で来ていただくことを促す言葉です。

しかし、相手によっては
「平服」という表現が堅苦しく感じられることもあります。

相手に不快な思いをさせないよう、
言葉を変えた方が誤解を避けられる
ケースもあるので注意して下さい。

「平服でお越しください」のお勧め文例20選

「平服でお越しください」
お勧め文例を紹介します。

1、「平服でお越しください。お待ちしておりますので、どうぞお気軽にお越しください。」

2、「本日は平服でお越しください。リラックスした雰囲気でお楽しみいただければ幸いです。」

3、「ご参加の際は、平服でお越しください。おしゃれなカジュアルスタイルをお待ちしております。」

4、「平服でお越しください。皆様のご来場を心よりお待ち申し上げております。」

5、「遠方より平服でお越しくださいいただき、誠にありがとうございます。」

6、「当日はカジュアルなスタイルで平服でお越しください。お楽しみいただける内容をご用意しております。」

7、「本日は平服でお越しください。リラックスしてお過ごしください。」

8、「先日は平服でお越しくださいのご案内をさせていただき、ありがとうございました。」

9、「この度は平服でお越しくださいのご案内をさせていただき、心より感謝申し上げます。」

10、「本日はお忙しいところ、平服でお越しくださいいただき、誠にありがとうございました。」

11、「平服でお越しください。お待ち申し上げておりました。本日はよろしくお願いいたします。」

12、「皆様にはお手間を取らせて失礼しました。本日は平服でお越しくださいいただきありがとうございます。」

13、「本日は平服でお越しください。どうぞお気を付けてお越しください。」

14、「先日は平服でお越しくださいのご案内をさせていただき、誠にありがとうございました。」

15、「平服でお越しください。お手数をおかけしますが、皆様のご参加をお待ちしております。」

16、「先日は平服でお越しください、皆様にはご参加いただき、心より感謝申し上げます。」

17、「平服でお越しください。皆様のご来場を心よりお待ちしております。」

18、「本日は平服でお越しください。次回はぜひカジュアルなスタイルでお越しください。」

19、「本日は、平服でお越しくださいのご案内をさせていただき、誠にありがとうございました。」

20、「本日は平服でお越しください、私たちのためにお越しいただきまして誠にありがとうございます。」

「平服でお越しください」の類語表現

「平服でお越しください」の
類語表現をあげておきます。

カジュアルな服装で

「平服でお越しください」の類語表現には
「カジュアルな服装で」があります。

「カジュアルな服装で」とは、
堅苦しくない服装で来てほしいという意味で、

主に友人や親しい人との集まりで用いられます。
フォーマルな場面では使われないことが多いです。

例えば、
「結婚式はカジュアルな服装でお越しください」
などと使います。

「リラックスした服装で来てほしい」ことを伝える場合は、「カジュアルな服装でお越しいただければ幸いです」といった使い方になります。

軽装で

「平服でお越しください」の類語には
「軽装で」も当てはまります。

「軽装で」と同じく、
あまり堅苦しくない服装を求める言葉です。

「このイベントは軽装でお越しいただいて構いません」
このような表現になります。

「平服でお越しください」のフレーズをビジネスマンが正しく使うために

カジュアルな服装を促す言葉を表す
「平服でお越しください」の意味と使い方を
お伝えしてきました。

ビジネスマン時代、イベントや会議の案内をする際に

「平服でお越しください」の一言を
添えることが多かったです。

「この度は〇〇のイベントにご参加いただきまして誠にありがとうございます。」
「お手数ですが、平服でお越しくださいますようお願い申し上げます。」
「皆様のご参加を心よりお待ちしております… …」

なんとなく使ってきた方も
少なくないと思いますが、

カジュアルな雰囲気を大切にしたい場面や、
参加者への配慮を込めたり、

「平服でお越しください」を自然と使えると、
親しみやすく、柔軟な印象を持たれるでしょう。

是非、「平服でお越しください」を使って
参加者にリラックスした雰囲気を
伝えていきましょう。

配慮を言葉にすることで
あなたの印象が大きくアップします。




覚えるだけで出世するビジネス用語大辞典163選

あいにくいただいたお電話でおかげさまで
おさしつかえなければおっしゃることはわかりますがおほめにあずかりまして
お引き立てにあずかりましてお気持ちはありがたいのですがお言葉に甘えて
お言葉を返すようですがお呼び立てしてお口汚しに
お構いもできませんでお骨折りをいただきましてお持たせですが
お時間をいただきたいお耳に入れておきたいお手すきの折に
お手をわずらわせてお手数ですがお心づかいをいただき
お世話になりますお世話様ですお足元が悪い中
お待たせいたしましたお知恵を拝借したいお答えするほどのことでは
お納めくださいお忙しい中をお名残り惜しいのですが
お名前はかねがねお目にかかるお目通し
お役に立てず
かえって気づまりですからかしこまりましたごもっともでございますが
ご希望に沿えずご教授願いますご健勝
ご賢察ご指摘いただきましてご承知のとおり
ご清栄ご足労ご多用中申し訳ありませんが
ご迷惑とは存じますがご容赦くださいご要望にお応えできず
さっそく調べましてさようでございますかすでにお聞き及びのことと
せっかくの誘いですがそこをなんとかその節は
それはお困りでしょう
ただいまつかぬことをとおしゃいますと
とんでもございません謹んで
なにとぞ、あしからず
ひとかたならぬひとつ確認させていただきたいひらに
ぶしつけなお願いでほんの気持ちですが
一言もありませんが
まことに不本意で
やぶさかでないよけいなことかもしれませんがよろしければ
よんどころない事情で
私でよければ私どもの不手際で私の一存では
私の考え違いでしたら私事で恐縮ですが
恐縮ですが駆け出しですが空茶ですが・粗菓ですが
君だから言うのだけど君を見込んで口幅ったい
合わせる顔がないのですが今、よろしいでしょうか催促がましいようで
至りませんで時下ますます失礼ですが
釈然としないのですが取り込んでいますので承服
深謝申し遅れて拙宅
折り返し説明が足りませんで存じます
長居をいたしまして
二、三、質問してよろしいですか念のため
不行き届きで
不退転の決意
不調法ですみませんが
別の見方をしますと
本当は言いたくないのですが
無理を承知で
力不足で
老婆心ながら
僭越(せんえつ)ながら
忸怩(じくじ)たる思いで
慙愧(ざんき)に堪えず
油を売る
ご査収
ご快諾
如才ない
相殺
ささやかですが
重々承知
承知いたしました
善処します
ちなみに
当方
予めご了承ください
ご存知
ひとえに
衷心より
賜る
不徳といたすところ
ご推察のとおり
ご提示いただいた
光栄です
幸甚に存じます
申し上げます
お気になさらず
ご了承ください
すべからく
ご指導ご鞭撻
お力添えをいただき
ご指南
ご厚情
ご高配を賜り
ご配慮いただき
致し方ない
ご参照ください
ご所望でしたら
気の置けない
かたじけない
よろしくお伝えください
先立って
かねてより
微力ながら
またの機会に
これもひとえに
お取り計らい
ご用命いただき
お力添えをいただき
ご尽力をいただき
蓋然性が高い随時連絡します