引き合いのお勧め文例２０選とNG例
目次
「引き合い」
ビジネスにおける重要なコミュニケーションの一環と言えます。
取引先からの問い合わせに対して
「引き合いをいただき、誠にありがとうございます。」
では、この「引き合い」は
どういった意味で、
どのように使う言葉なのでしょうか。
「引き合い」とは
「取引や商談の申し出」を意味し、
相手に対する
感謝と関心を表す言葉です。
ビジネスマンとしてはもちろん
社会人として是非とも
押さえておきたいフレーズです。
先日ある商談に参加したのですが
お客様からの引き合いがありました。
その際の挨拶で
「本日は引き合いをいただき…」
で話が始まりました。
今日はこの
「引き合い」の意味と使い方、
例文や類義語を記事にしました。
「引き合い」の意味
商談や取引の際に
他の企業や顧客からの関心や問い合わせがあることを指します。
「引き合い」の「引き」は
「引き寄せる」や「引き出す」といった意味が含まれています。
「引き合いがある」というのは、
商品やサービスに対して興味を持たれている様子を示しています。
多くの競合がいる中で
わざわざ自社に関心を寄せてくれた相手に対し、
ビジネスチャンスの到来を喜び、感謝の気持ちを表現した言葉が「引き合い」です。
「引き合い」の使い方
「引き合い」という表現は、
ビジネスシーンでよく使われる言葉です。
先述しましたが、
「引き合い」とは、
取引や商談において、
相手からの問い合わせや要望を指します。
「具体的な商品やサービスについての関心を示し、
その詳細を知りたいという意図がある」
という相手のニーズを
表す表現となっています。
「引き合い」には迅速な対応が求められる
「引き合い」を受けた場合、
「早急にお返事を差し上げます」
など、
迅速な対応を心がけることが重要です。
ビジネスシーン
ビジネスシーンにおいて
「引き合い」という表現は、
メールや電話、対面でのやり取りなど、
様々な場面で使われています。
顧客からの問い合わせに対する
返答や、
商談の際に「引き合いがありました」といった形で
使われることが多いです。
ビジネスシーンにおける
「引き合い」を使った
例文を紹介しておきます。
・「このたびは引き合いをいただき、誠にありがとうございます。」
・「先日は引き合いをいただき、○○の件についてお話しできて光栄でした。」
・「引き合いをいただきました件について、早速お見積もりをお送りいたします。」
手紙
「引き合い」というフレーズは
挨拶やスピーチなど口語で
使う場合が多い表現ですが、
メールや手紙といった
文章としても使用されます。
手紙における「引き合い」を
使った例文を紹介しておきます。
・「このたびは、引き合いをいただきましてありがとうございます。」
・「先日は引き合いをいただき、心より感謝申し上げます。」
ご提案
「引き合い」のフレーズと一緒に
使われる言葉に「ご提案」があります。
・「このたびは、引き合いをいただきまして、誠にありがとうございました。ご提案をお待ちしております。」
・「引き合いをいただき、早速ご提案をさせていただきます。」
メール
メールでの文例をあげておきます。
引き合いに対する返答のメールです。
件名：引き合いのお礼
株式会社○○
営業部 田中様
平素より大変お世話になっております。
このたびは引き合いをいただき、
誠にありがとうございます。
ご要望に関しまして、
詳細な情報をお送りいたしますので、
ご確認いただければ幸いです。
今後とも何卒よろしくお願い申し上げます。
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署名
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「引き合い」に対する
返事は感謝を述べる
メールなどで「引き合いをいただき…」
と送られてきた場合、感謝の意を
返事として述べましょう。
例えば、
「引き合いをいただき、誠にありがとうございます。お待ちしております。」
などがあります。
「引き合い」のNG例
本日は引き合いをいただき誠にありがとうございます。
引き合いをいただきまして光栄です。
引き合いのおかげさまです。
つかぬことをお伺いしますが、引き合いについてお話しさせていただけますか…
今日は引き合いの件でお伺いいたしました。
先日は引き合いをいただき貴社を訪問させていただき感謝です。
引き合いの件でお待たせしました。
このような使い方は誤りです。
「引き合い」は、
商談や取引の際に相手からの関心を示す言葉ですが、
あまりにも直接的に使うと、
相手にプレッシャーを与える可能性があります。
特にビジネスシーンでは、
相手の意向や状況を考慮した言葉遣いが重要です。
相手に不快な思いをさせないよう、
言葉を工夫することで円滑なコミュニケーションが図れる
ケースもあるので注意して下さい。
「引き合い」のお勧め文例２０選
「引き合い」
お勧め文例を紹介します。
１、「引き合いをいただき、誠にありがとうございます。早速お見積もりをお送りいたします。」
２、「この度は引き合いをいただき、心より感謝申し上げます。ご要望にお応えできるよう努めます。」
３、「お忙しい中、引き合いをいただきありがとうございます。詳細についてお話しできることを楽しみにしております。」
４、「先日は引き合いをいただき、誠にありがとうございました。ご期待に添えるよう全力を尽くします。」
５、「お手数をおかけしますが、引き合いの件についてご確認いただけますと幸いです。」
６、「この度の引き合いに関しまして、迅速に対応させていただきますので、何卒よろしくお願いいたします。」
７、「本日は引き合いをいただき、誠にありがとうございました。お見積もりをお待ちください。」
８、「先日は引き合いをいただき、心より感謝申し上げます。お客様のニーズに合った提案をさせていただきます。」
９、「この度は引き合いをいただき、誠に恐縮です。お力になれることを願っております。」
１０、「本日はお忙しいところ、引き合いをいただき、誠にありがとうございました。」
１１、「引き合いをいただき、感謝の気持ちでいっぱいです。お待ちしておりますので、何かご不明点があればお知らせください。」
１２、「皆様にはお手間を取らせて失礼しました。今回の引き合いに関しまして、迅速に対応いたします。」
１３、「本日は引き合いをいただき、誠にありがとうございました。ご要望にお応えできるよう努めます。」
１４、「先日は引き合いをいただき、心より感謝申し上げます。お客様の期待に応えられるよう努力いたします。」
１５、「引き合いをいただき、誠にありがとうございます。お客様のニーズに合った提案をさせていただきます。」
１６、「先日は引き合いをいただき、心より感謝申し上げます。お力になれることを願っております。」
１７、「引き合いをいただき、感謝の念に堪えません。お待ちしておりますので、何かご不明点があればお知らせください。」
１８、「本日は引き合いをいただき、誠に恐縮です。次回はお伺いさせていただきます。」
１９、「本日は、引き合いをいただき、誠にありがとうございました。お陰様でスムーズに進めることができました。」
２０、「本日は引き合いをいただき、私達のためにお時間をいただきまして誠にありがとうございます。」
「引き合い」の類語表現
「引き合い」の
類語表現をあげておきます。
問い合わせ
「引き合い」の類語表現には
「問い合わせ」があります。
「問い合わせ」とは、
情報やサービスについて
尋ねる行為を指し、
主にビジネスシーンで用いられます。
具体的な内容を確認したい場合に使われます。
例えば、
「商品の詳細についての問い合わせをいただき、ありがとうございます」
などと使います。
「さらに詳しい情報が必要な場合は、問い合わせていただければと思います」
という使い方になります。
リクエスト
「引き合い」の類語には
「リクエスト」も当てはまります。
「引き合い」と同じく、
特定の要望を伝える際に使われる言葉です。
「お客様からのリクエストにお応えできるよう努めます」
このような表現になります。
「引き合い」のフレーズを営業マンが正しく使うために
お客様との信頼関係を深める
「引き合い」の意味と使い方を
お伝えしてきました。
営業マン時代、お客様から
新たなビジネスチャンスをいただいた際に
「引き合い」の一言を
添えることが多かったです。
「この度は〇〇様からの引き合いをいただき、誠にありがとうございます。」
「おかげさまで新たなプロジェクトが進行する運びとなりました。」
「これも石川様の引き合いのおかげと厚くお礼申し上げます… …」
なんとなく使ってきた方も
少なくないと思いますが、
新しい提案を行ったり、
お客様へ感謝の気持ちを込めたり、
「引き合い」を自然と使えると、
信頼される営業マンとしての印象を持たれるでしょう。
是非、「引き合い」を使って
お世話になった人に
感謝の気持ちを伝えていきましょう。
感謝を言葉にすることで
あなたの印象が大きくアップします。
