舵を切るのお勧め文例20選とNG例
目次
「舵を切る」
新たな方向性を示す言葉と言えます。
企業が新しい戦略を採用する際に
「舵を切ることで、弊社の成長を促進していきます。」
では、この「舵を切る」は
どういった意味で、
どのように使う言葉なのでしょうか。
「舵を切る」とは
「方向を変えること」を意味し、
新たな挑戦や変革に対する
決意を表す言葉です。
ビジネスマンというより
リーダーとして是非とも
押さえておきたいフレーズです。
先日ある経営会議に参加したのですが
新たな市場開拓の話が持ち上がりました。
その際のプレゼンテーションで
「これからは舵を切って…」
で議論がスタートしていきました。
今日はこの
「舵を切る」の意味と使い方、
例文や類義語を記事にしました。
「舵を切る」の意味
船やボートが進む方向を変えるために
舵を操作することを指します。
「舵を切る」の「舵」には
「船の進行方向を調整する装置」
との意味があります。
「舵を切る」というのは、
新たな方向性を示したり、
状況に応じて方針を変更する様子を表しています。
変化の多い環境の中で
適切な判断を下すことが求められる相手に対し、
その決断力と行動力を称賛する言葉が「舵を切る」です。
「舵を切る」の使い方
「舵を切る」という表現は、
比喩的に方向性を変えることを意味します。
先述しましたが、
また、「舵を切る」という表現は、
船の進行方向を変えるために舵を操作することから来ています。
「新たな方針に従って進むために、方向を変える」という意図を
表す表現となっています。
「舵を切る」には決断を伴う
「舵を切る」を使う場合、
「新たな戦略を採用することに決めました」
など、
決断の言葉と一緒に使われます。
ビジネスシーン
ビジネスシーンにおいて
「舵を切る」という表現は、
会議やプレゼンテーション、報告書など様々な場面で
使われています。
新しいプロジェクトの開始や、
方針転換を行う際の発表であったり、
その後の進捗報告などで「舵を切る」というフレーズを使います。
ビジネスシーンにおける
「舵を切る」を使った
例文を紹介しておきます。
・「本日より新たな戦略に舵を切ることにいたしました。」
・「先日は、今後の方針について舵を切る決定を行い、誠にありがとうございました。」
・「先日は、舵を切るための貴重なご意見をいただき、心より感謝申し上げます。」
手紙
「舵を切る」というフレーズは
挨拶やスピーチなど口語で
使う場合が多い表現ですが、
メールや手紙といった
文章としても使用されます。
手紙における「舵を切る」を
使った例文を紹介しておきます。
・「先日は、舵を切るためのご助言をいただき、ありがとうございます。」
・「このたびは、舵を切る決断をするにあたり、貴重なご意見を賜り誠にありがとうございました。」
会議
「舵を切る」のフレーズと一緒に
使われる言葉に「会議」があります。
・「本日の会議では、舵を切るための重要な議題を話し合います。」
・「先日は、舵を切るための会議にご参加いただきありがとうございました。」
メール
メールでの文例をあげておきます。
方針転換の報告メールです。
件名:方針転換のご報告
株式会社○○
営業部 中山様
平素より大変お世話になっております。
このたび、私たちは新たな戦略に舵を切ることを決定いたしました。
今後の進展については、随時ご報告申し上げますので、
引き続きご支援のほどよろしくお願い申し上げます。
まずは、舵を切る決定をお知らせいたします。
ーーーーーーー
署名
ーーーーーーー
「舵を切る」への
返事は理解を示す
メールなどで「舵を切る…」
と送られてきた場合、決断に対する理解を
返事として述べましょう。
例えば、
「新たな方針に賛同いたします。今後ともよろしくお願いいたします。」
などがあります。
「舵を切る」のNG例
本日は舵を切る中、お時間をいただき誠にありがとうございます。
舵を切る中、お引き立てにあずかりまして光栄です。
舵を切る中、おかげさまです。
舵を切る中、つかぬことをお伺いしますが…
今日は舵を切る中、お伺いいたしました。
先日は舵を切る中、貴社を訪問させていただき感謝です。
舵を切る中、お待たせしました。
このような使い方は誤りです。
「舵を切る」は、
新たな方向性を示す行動を表す言葉です。
しかし、特定の状況や文脈で使うと、
相手に混乱を招く可能性があります。
相手に誤解を与えないよう、
言葉を選ぶことが重要ですので注意してください。
「舵を切る」のお勧め文例20選
「舵を切る」
お勧め文例を紹介します。
1、「この度、プロジェクトの方向性を舵を切ることにいたしました。ご理解のほどよろしくお願いいたします。」
2、「新たな戦略に基づき、私たちは舵を切る決断をしました。今後ともご支援を賜りますようお願い申し上げます。」
3、「市場の変化に対応するため、私たちは舵を切る必要があります。皆様のご協力をお願い申し上げます。」
4、「このプロジェクトにおいて、私たちは舵を切ることを決定しました。新たな挑戦にご期待ください。」
5、「今後の展望を見据え、私たちは舵を切ることにしました。皆様のご理解をお願い申し上げます。」
6、「経営方針を見直し、私たちは舵を切ることにいたしました。引き続きご支援を賜りますようお願いいたします。」
7、「新しいビジョンに向けて、私たちは舵を切ることを決意しました。今後ともよろしくお願いいたします。」
8、「この度の変革に際し、私たちは舵を切ることにしました。皆様のご理解とご協力をお願い申し上げます。」
9、「私たちは、より良い未来に向けて舵を切ることを決定しました。共に歩んでいきましょう。」
10、「新たな挑戦に向けて、私たちは舵を切ることにしました。皆様のご支援を心よりお願い申し上げます。」
11、「この変化に伴い、私たちは舵を切ることを決めました。今後ともよろしくお願いいたします。」
12、「私たちは、未来に向けて舵を切ることを決意しました。皆様のご協力をお願い申し上げます。」
13、「新しい方向性を見据え、私たちは舵を切ることにいたしました。引き続きご支援を賜りますようお願いいたします。」
14、「この度、私たちは舵を切ることを決定しました。皆様のご理解をお願い申し上げます。」
15、「新たな挑戦に向けて、私たちは舵を切ることにしました。共に成長していきましょう。」
16、「私たちは、変化に対応するために舵を切ることを決意しました。今後ともよろしくお願いいたします。」
17、「この度の決定により、私たちは舵を切ることになりました。皆様のご理解をお願い申し上げます。」
18、「新しいビジョンに向けて、私たちは舵を切ることを決定しました。引き続きご支援を賜りますようお願いいたします。」
19、「私たちは、未来に向けて舵を切ることを決意しました。皆様のご協力をお願い申し上げます。」
20、「この度、私たちは舵を切ることを決定しました。皆様のご理解とご支援を心よりお願い申し上げます。」
「舵を切る」の類語表現
「舵を切る」の
類語表現をあげておきます。
方向転換
「舵を切る」の類語表現には
「方向転換」があります。
「方向転換」とは、
進むべき方向を変えることを指し、
主にビジネスやプロジェクトの進行において用いられます。
状況に応じて柔軟に対応することが求められます。
例えば、
「市場の変化に応じて方向転換を図る必要があります」
などと使います。
「新たな戦略を模索する」場合は、「方向転換を検討しています」といった使い方になります。
方針変更
「舵を切る」の類語には
「方針変更」も当てはまります。
「舵を切る」と同じく、
計画や戦略を見直す際に使われる言葉です。
「今後の方針変更について、皆さんの意見を伺いたいと思います」
このような表現になります。
「舵を切る」のフレーズを営業マンが正しく使うために
方向性を示す言葉を表す
「舵を切る」の意味と使い方を
お伝えしてきました。
営業マン時代、プロジェクトの方向性を決める際に
「舵を切る」の一言を
添えることが多かったです。
「この度は新しいプロジェクトに取り組むことになりました。」
「おかげさまでチーム全体が一丸となり、舵を切ることができました。」
「これも皆様のご協力のおかげと厚くお礼申し上げます… …」
なんとなく使ってきた方も
少なくないと思いますが、
新しい挑戦をする際や、チームの結束を高めるために、
「舵を切る」を自然と使えると、
リーダーシップを発揮する印象を持たれるでしょう。
是非、「舵を切る」を使って
新たな挑戦に向けての意気込みを
伝えていきましょう。
方向性を言葉にすることで
あなたの存在感が大きくアップします。