「ありがたいお誘いなのですが」のお勧め文例20選とNG例
目次
「ありがたいお誘いなのですが」
相手の気遣いを示す言葉と言えます。
友人からの食事の誘いに対して
「ありがたいお誘いなのですが、今週は予定が詰まっていて…」
では、この「ありがたいお誘いなのですが」は
どういった意味で、
どのように使う言葉なのでしょうか。
「ありがたいお誘いなのですが」とは
「相手の好意を感謝しつつ、断る意向」を意味し、
相手に対する
敬意と配慮を表す言葉です。
ビジネスマンというより
社会人として是非とも
押さえておきたいフレーズです。
先日、同僚から飲み会に誘われたのですが
あいにくの予定がありました。
その際に
「ありがたいお誘いなのですが、今回は参加できません。」
とお伝えしました。
今日はこの
「ありがたいお誘いなのですが」の意味と使い方、
例文や類義語を記事にしました。
「ありがたいお誘いなのですが」の意味
誰かからの誘いを受ける際に、
その誘いが非常に嬉しいものであることを示します。
「ありがたいお誘いなのですが」の「ありがたい」には
「感謝の気持ちがある」
との意味があります。
「お誘いなのですが」というのは、
その誘いを受けることができない理由を示しています。
相手の好意に対して
感謝の意を表しつつ、
断る理由を丁寧に伝えるための言葉が「ありがたいお誘いなのですが」です。
「ありがたいお誘いなのですが」の使い方
「ありがたいお誘いなのですが」という表現は、
相手からの招待や提案に対して、
感謝の気持ちを示しつつ、
自分の状況や気持ちを伝える際に使われます。
このフレーズは、
「お誘いをいただき、感謝していますが、
今はお応えできない状況です」といった意味合いを持ち、
相手への配慮を示す表現となっています。
「ありがたいお誘いなのですが」には理由を加える
「ありがたいお誘いなのですが」を使う場合、
「今は別の予定が入っておりまして」
など、
お断りの理由を添えることが一般的です。
ビジネスシーン
ビジネスシーンにおいて
「ありがたいお誘いなのですが」という表現は、
会議やイベントへの招待に対する返答として、
使われることが多いです。
相手の好意に感謝しつつ、
自分の都合を伝えることで、
円滑なコミュニケーションを図ることができます。
ビジネスシーンにおける
「ありがたいお誘いなのですが」を使った
例文を紹介しておきます。
・「このたびはありがたいお誘いなのですが、
残念ながら別の予定が入っておりまして、
参加できません。」
・「先日はありがたいお誘いをいただき、
誠にありがとうございましたが、
その日は出張のためお伺いできません。」
・「ありがたいお誘いなのですが、
今後の予定が立て込んでおり、
参加が難しい状況です。」
手紙
「ありがたいお誘いなのですが」というフレーズは、
口頭でのやり取りだけでなく、
メールや手紙といった文章でも使用されます。
手紙における「ありがたいお誘いなのですが」を
使った例文を紹介しておきます。
・「このたびは、ありがたいお誘いをいただき、
心より感謝申し上げますが、
残念ながら参加できません。」
・「先日はありがたいお誘いをいただき、
誠にありがとうございましたが、
その日は他の予定があり、お伺いできません。」
メール
メールでの文例をあげておきます。
イベントへのお誘いに対する返答です。
件名:お誘いのお礼
株式会社○○
営業部 田中様
平素より大変お世話になっております。
このたびは、ありがたいお誘いをいただき、
誠にありがとうございます。
しかしながら、残念ながらその日は
別の予定が入っておりまして、
参加できない状況です。
またの機会にぜひお誘いいただければ幸いです。
まずはお誘いのお礼を申し上げます。
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署名
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「ありがたいお誘いなのですが」への
返事は感謝を述べる
メールなどで「ありがたいお誘いなのですが…」
と送られてきた場合、
その配慮に対する感謝を
返事として述べましょう。
例えば、
「お誘いをいただき、誠にありがとうございます。
またの機会を楽しみにしております。」
などがあります。
「ありがたいお誘いなのですが」のNG例
本日はありがたいお誘いなのですが、別の予定が入っておりまして参加できません。
ありがたいお誘いなのですが、今回はお断りさせていただきます。
ありがたいお誘いなのですが、都合がつかず残念です。
ありがたいお誘いなのですが、他の用事がありお伺いできません。
先日はありがたいお誘いなのですが、急用ができてしまいました。
ありがたいお誘いなのですが、今回はお力になれず申し訳ありません。
ありがたいお誘いなのですが、日程が合わずお断りいたします。
このような使い方は誤りです。
「ありがたいお誘いなのですが」は、
相手の好意を受け止めつつ、
自分の事情を伝える言葉です。
しかし、あまりにも頻繁に使うと、
相手に対して失礼に感じられることもあります。
相手の気持ちを尊重しつつ、
感謝の意を表す言葉を選ぶことが大切です。
言葉の使い方に注意し、
相手に不快な思いをさせないよう心掛けましょう。
「ありがたいお誘いなのですが」のお勧め文例20選
「ありがたいお誘いなのですが」
お勧め文例を紹介します。
1、「ありがたいお誘いなのですが、今回は都合によりお伺いできません。次回を楽しみにしております。」
2、「ありがたいお誘いなのですが、他の予定が入ってしまい、残念ながら参加できません。」
3、「ありがたいお誘いなのですが、今後の機会にぜひお声がけいただければ幸いです。」
4、「ありがたいお誘いなのですが、今回はお断りさせていただきます。ご理解のほどよろしくお願いいたします。」
5、「遠方からのありがたいお誘いなのですが、今回はお伺いできず申し訳ありません。」
6、「本日はありがたいお誘いなのですが、別の用事があり参加できません。次回はぜひお伺いしたいです。」
7、「ありがたいお誘いなのですが、残念ながらスケジュールが合わずお断りいたします。」
8、「先日はありがたいお誘いなのですが、お応えできず申し訳ありませんでした。」
9、「この度はありがたいお誘いなのですが、他の予定が重なってしまい参加できません。心より感謝申し上げます。」
10、「本日はお忙しいところ、またありがたいお誘いなのですが、お出かけいただき、誠にありがとうございました。」
11、「ありがたいお誘いなのですが、お待ち申し上げておりましたが、今回はお伺いできませんでした。」
12、「皆様にはお手間を取らせて失礼しました。今回はありがたいお誘いなのですが、お断りさせていただきます。」
13、「本日はありがたいお誘いなのですが、参加できず申し訳ありません。次回はぜひお伺いしたいです。」
14、「先日はありがたいお誘いなのですが、お応えできず心苦しく思っております。」
15、「ありがたいお誘いなのですが、こちらの事情でお伺いできませんでしたが、またの機会を楽しみにしています。」
16、「先日はありがたいお誘いなのですが、お断りさせていただき、心より感謝申し上げます。」
17、「ありがたいお誘いなのですが、今回は参加できず残念です。次回はぜひお声がけください。」
18、「本日はありがたいお誘いなのですが、お越しいただけず恐縮です。次回はお伺いできることを願っております。」
19、「本日は、ありがたいお誘いなのですが、参加できず申し訳ありませんでした。次回はぜひお伺いしたいです。」
20、「本日はありがたいお誘いなのですが、お時間をいただきまして誠にありがとうございます。次回はぜひ参加させていただきます。」
「ありがたいお誘いなのですが」の類語表現
「ありがたいお誘いなのですが」の
類語表現をあげておきます。
お誘いをいただき
「ありがたいお誘いなのですが」の類語表現には
「お誘いをいただき」があります。
「お誘いをいただき」とは、
相手からの招待や提案に対して感謝の意を示す言葉で、
主にビジネスシーンやフォーマルな場面で用いられます。
相手の好意を尊重しつつ、自分の意向を伝える際に使われます。
例えば、
「お誘いをいただき、誠にありがとうございますが、今回はお断りさせていただきます」
などと使います。
「参加したい」という気持ちを表す場合は、「お誘いをいただきたいのですが」といった使い方になります。
お声掛けいただき
「ありがたいお誘いなのですが」の類語には
「お声掛けいただき」も当てはまります。
「お声掛けいただき」と同じく、
相手からの声かけに感謝の意を表す言葉です。
「お声掛けいただき、ありがとうございますが、今回は都合がつきません」
このような表現になります。
「ありがたいお誘いなのですが」のフレーズをビジネスマンが正しく使うために
深い感謝の気持ちを表す
「ありがたいお誘いなのですが」の意味と使い方を
お伝えしてきました。
ビジネスマン時代、取引先から
イベントや会食にお誘いいただいた際の返事に
「ありがたいお誘いなのですが」の一言を
添えることが多かったです。
「この度は〇〇様からのご招待、誠にありがとうございます。」
「おかげさまで貴重な機会をいただきましたが、」
「今回はありがたいお誘いなのですが、別の予定がありまして…」
なんとなく使ってきた方も
少なくないと思いますが、
お礼を述べつつ断る際に
「ありがたいお誘いなのですが」を自然と使えると、
相手に対して礼儀正しい印象を持たれるでしょう。
是非、「ありがたいお誘いなのですが」を使って
お世話になった人に
感謝の気持ちを伝えていきましょう。
感謝を言葉にすることで
あなたの印象が大きくアップします。