お時間を頂戴してもよろしいですかのお勧め文例２０選とNG例
目次
「お時間を頂戴してもよろしいですか」
相手に対する配慮を示す言葉と言えます。
忙しい中、自分の話を聞いてもらうために
「お時間を頂戴してもよろしいですか」とお願いすることで、
相手への敬意を表すことができます。
では、この「お時間を頂戴してもよろしいですか」は
どういった意味で、
どのように使う言葉なのでしょうか。
「お時間を頂戴してもよろしいですか」とは
「相手の貴重な時間をいただくこと」を意味し、
相手に対する
感謝と敬意を表す言葉です。
ビジネスマンというより
社会人として是非とも
押さえておきたいフレーズです。
先日ある会議に参加したのですが
多忙なスケジュールの中、
冒頭で「お時間を頂戴してもよろしいですか」と
話を切り出していきました。
今日はこの
「お時間を頂戴してもよろしいですか」の意味と使い方、
例文や類義語を記事にしました。
「お時間を頂戴してもよろしいですか」の意味
何かをお願いする際に、
相手の貴重な時間を考慮し、
その時間を少しでもいただけるかを
尋ねる表現です。
「お時間を頂戴してもよろしいですか」の「時間」には
「相手のスケジュールや都合を尊重する」
との意味があります。
「お時間を頂戴する」というのは、
相手に対して何かをお願いするために、
その時間を使わせてほしいという気持ちを示しています。
忙しい中でわざわざ
自分のために時間を割いてくれる相手に対し、
敬意と感謝を丁寧に表現した言葉が「お時間を頂戴してもよろしいですか」です。
「お時間を頂戴してもよろしいですか」の使い方
「お時間を頂戴してもよろしいですか」という表現は、
相手に対して時間をお願いする際に使われる丁寧な言い回しです。
このフレーズは、
相手の貴重な時間を尊重しつつ、
自分の要望を伝えるための表現となっています。
「相手の時間をいただくことに対する配慮や感謝の気持ちを
表すために使われる」といった意味合いがあります。
「お時間を頂戴してもよろしいですか」には丁寧さを加える
「お時間を頂戴してもよろしいですか」を使う場合、
「お忙しいところ恐れ入りますが」
など、
相手への配慮の言葉と一緒に使われることが多いです。
ビジネスシーン
ビジネスシーンにおいて
「お時間を頂戴してもよろしいですか」という表現は、
会議や打ち合わせの際、
相手に話を聞いてもらうための前置きとして
使われることが一般的です。
特に、相手のスケジュールを考慮しながら
自分の意見や要望を伝える際に
「お時間を頂戴してもよろしいですか」というフレーズが
用いられます。
ビジネスシーンにおける
「お時間を頂戴してもよろしいですか」を使った
例文を紹介しておきます。
・「お忙しいところ恐れ入りますが、お時間を頂戴してもよろしいですか。」
・「先日は貴重なお時間をいただき、誠にありがとうございました。お時間を頂戴してもよろしいでしょうか。」
・「お時間を頂戴してもよろしいですか？お話ししたいことがございます。」
手紙
「お時間を頂戴してもよろしいですか」というフレーズは
口語だけでなく、
メールや手紙といった文章でも使用されます。
手紙における「お時間を頂戴してもよろしいですか」を
使った例文を紹介しておきます。
・「お忙しいところ恐縮ですが、お時間を頂戴してもよろしいでしょうか。」
・「このたびはお時間を頂戴し、誠にありがとうございました。」
メール
メールでの文例をあげておきます。
打ち合わせの依頼メールです。
件名：打ち合わせのお願い
株式会社○○
営業部 中山様
平素より大変お世話になっております。
お忙しいところ恐れ入りますが、
お時間を頂戴してもよろしいでしょうか。
具体的には、来週の水曜日にお伺いしたいと考えております。
お手数ですが、ご都合をお知らせいただければ幸いです。
何卒よろしくお願い申し上げます。
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署名
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「お時間を頂戴してもよろしいですか」への
返事は感謝を述べる
メールなどで「お時間を頂戴してもよろしいですか…」
と送られてきた場合、
その配慮に対する感謝を
返事として述べましょう。
例えば、
「お時間をいただき、誠にありがとうございました。」
などがあります。
「お時間を頂戴してもよろしいですか」のNG例
本日はお時間を頂戴してもよろしいですかとお伺いし、誠にありがとうございます。
お時間を頂戴してもよろしいですかというご配慮に感謝いたします。
お時間を頂戴してもよろしいですかのおかげで、スムーズに進行できました。
お時間を頂戴してもよろしいですか、つかぬことをお伺いしますが…
今日はお時間を頂戴してもよろしいですかとお伺いしました。
先日はお時間を頂戴してもよろしいですか、貴社を訪問させていただき感謝です。
お時間を頂戴してもよろしいですか、お待たせしました。
このような使い方は誤りです。
「お時間を頂戴してもよろしいですか」は、
相手に対して時間を取ってもらうことをお願いする言葉ですが、
あまりにも頻繁に使うと、
相手に負担をかけている印象を与えることがあります。
相手の時間を大切にする意図がある場合でも、
言葉の選び方には注意が必要です。
相手に不快な思いをさせないよう、
より配慮のある表現を心がけることが重要です。
「お時間を頂戴してもよろしいですか」のお勧め文例２０選
「お時間を頂戴してもよろしいですか」
お勧め文例を紹介します。
１、「お時間を頂戴してもよろしいですか、お話ししたいことがございますので、ぜひお伺いさせていただきます。」
２、「お時間を頂戴してもよろしいですか、お手続きについてご説明させていただきたいと思います。」
３、「お時間を頂戴してもよろしいですか、お忙しいところ恐縮ですが、少しお話しできれば幸いです。」
４、「お時間を頂戴してもよろしいですか、お打ち合わせの件についてお伺いしたいことがあります。」
５、「遠方よりお時間を頂戴してもよろしいですか、お越しいただき誠にありがとうございます。」
６、「本日はお忙しい中、お時間を頂戴してもよろしいですか、お話しできることを楽しみにしております。」
７、「お時間を頂戴してもよろしいですか、お待ち申し上げておりました。本日はよろしくお願いいたします。」
８、「先日はお時間を頂戴してもよろしいですか、お話しできて本当にありがとうございました。」
９、「この度はお時間を頂戴してもよろしいですか、お越しいただき恐縮です。心より感謝申し上げます。」
１０、「本日はお忙しいところ、お時間を頂戴してもよろしいですか、お出かけいただき、誠にありがとうございました。」
１１、「お時間を頂戴してもよろしいですか、お手数をおかけして申し訳ありませんが、よろしくお願いいたします。」
１２、「皆様にはお手間を取らせて失礼しました。本日はお時間を頂戴してもよろしいですか、お越しいただきありがとうございます。」
１３、「本日はお時間を頂戴してもよろしいですか、お越しいただきありがとうございました。お気を付けてお帰り下さい。」
１４、「先日はお時間を頂戴してもよろしいですか、お越しいただき、誠にありがとうございました。」
１５、「お時間を頂戴してもよろしいですか、こちらまでお出かけいただきお手数おかけしました。しかしお話しできて良かったと感じています。」
１６、「先日はお時間を頂戴してもよろしいですか、取引先の皆様にはお時間をいただき、心より感謝申し上げます。」
１７、「お時間を頂戴してもよろしいですか、お越しいただき感謝の念に堪えません。」
１８、「本日はお時間を頂戴してもよろしいですか、お越しいただき恐縮です。次回は弊社より貴社にお伺いいたします。」
１９、「本日は、お時間を頂戴してもよろしいですか、父○○○○の葬儀・告別式にご参列いただきまして誠にありがとうございました。お陰様で滞りなく式を終えることができました。」
２０、「本日はお時間を頂戴してもよろしいですか、私達のために式にお越しいただきまして誠にありがとうございます。」
「お時間を頂戴してもよろしいですか」の類語表現
「お時間を頂戴してもよろしいですか」の
類語表現をあげておきます。
お手数をおかけしますが
「お時間を頂戴してもよろしいですか」の類語表現には
「お手数をおかけしますが」があります。
「お手数をおかけしますが」とは、
相手に何かをお願いする際に、
その手間をかけることに対する感謝の気持ちを表す言葉で、
主にビジネスシーンで用いられます。
相手の時間を尊重するニュアンスが含まれています。
例えば、
「お手数をおかけしますが、少しお時間をいただけますでしょうか」
などと使います。
お忙しいところ恐縮ですが
「お時間を頂戴してもよろしいですか」の類語には
「お忙しいところ恐縮ですが」も当てはまります。
「お忙しいところ恐縮ですが」と同じく、
相手の忙しさを考慮した表現です。
「お忙しいところ恐縮ですが、少しお話しする時間をいただけますか」
このような表現になります。
「お時間を頂戴してもよろしいですか」のフレーズをビジネスマンが正しく使うために
丁寧なお願いの言葉を表す
「お時間を頂戴してもよろしいですか」の意味と使い方を
お伝えしてきました。
ビジネスマン時代、上司や同僚に
相談を持ちかける際に
「お時間を頂戴してもよろしいですか」の一言を
添えることが多かったです。
「お忙しいところ恐縮ですが、〇〇についてお話ししたいことがございます。」
「お手数をおかけしますが、お時間を頂戴してもよろしいでしょうか。」
「これも皆様のご理解とご協力のおかげと厚くお礼申し上げます… …」
なんとなく使ってきた方も
少なくないと思いますが、
会議の前やメールでの依頼をする際に、
「お時間を頂戴してもよろしいですか」を自然と使えると、
礼儀正しく、配慮のある印象を持たれるでしょう。
是非、「お時間を頂戴してもよろしいですか」を使って
相手に対する敬意を示し、
円滑なコミュニケーションを図っていきましょう。
丁寧なお願いを言葉にすることで
あなたの印象が大きくアップします。
