こちらこそ勉強になりましたのお勧め文例20選とNG例

「こちらこそ勉強になりました」
相手への感謝の気持ちを表す言葉と言えます。


セミナーや勉強会で他の参加者から貴重な意見をいただいた際に、
「こちらこそ勉強になりました」とお礼を述べることで、
相手の発言を尊重し、感謝の意を示すことができます。

では、この「こちらこそ勉強になりました」は
どういった意味で、
どのように使う言葉なのでしょうか。

「こちらこそ勉強になりました」とは
「あなたの意見や知識から学びました」という意味で、

相手に対する
感謝と敬意を表す言葉です。

ビジネスマンというより
社会人として是非とも
押さえておきたいフレーズです。

先日ある勉強会に参加したのですが、
多くの専門家の話を聞くことができました。

終了後のディスカッションで
「皆さんの意見を聞いて、こちらこそ勉強になりました」と
感想を述べる場面がありました。

今日はこの
「こちらこそ勉強になりました」の意味と使い方、
例文や類義語を記事にしました。

「こちらこそ勉強になりました」の意味

相手との会話ややり取りを通じて、
新たな知識や視点を得たとき、
その感謝の気持ちを表す言葉です。

「こちらこそ」の「こちら」には、
「自分自身」や「自分の立場」を示す
意味があります。

「勉強になりました」というのは、
相手からの情報や意見が
自分にとって有益であったことを示しています。

相手の教えや助言に対して、
自分も学びを得たことを伝えることで、

相手への感謝と共感を
素直に表現した言葉が「こちらこそ勉強になりました」です。

「こちらこそ勉強になりました」の使い方

「こちらこそ勉強になりました」という表現は、
相手に対する感謝や敬意を示す際に使われます。

先述しましたが、
この表現は、
相手からの学びや気づきを得たことに対する感謝の気持ちを
表すものとなっています。

「相手の意見や知識から多くを学び、
自分自身の成長につながった」という意味合いが込められています。

「こちらこそ勉強になりました」には感謝を加える

「こちらこそ勉強になりました」を使う場合、
「貴重なお話を伺い、感謝申し上げます」
など、
感謝の言葉と一緒に使われることが多いです。

ビジネスシーン

ビジネスシーンにおいて
「こちらこそ勉強になりました」という表現は、

会議や打ち合わせ、メールなど様々な場面で
使われています。
相手の意見や提案に対して感謝の意を示す際に、

後日そのことへのお礼や手紙、
メールという形で「こちらこそ勉強になりました」というフレーズを使います。

ビジネスシーンにおける
「こちらこそ勉強になりました」を使った
例文を紹介しておきます。

・「本日は貴重なお話を伺い、こちらこそ勉強になりました。」
・「先日はお時間をいただき、こちらこそ勉強になりました。ありがとうございました。」
・「お話を伺い、こちらこそ勉強になりました。今後ともよろしくお願いいたします。」

手紙

「こちらこそ勉強になりました」というフレーズは
挨拶やスピーチなど口語で
使う場合が多い表現ですが、

メールや手紙といった
文章としても使用されます。

手紙における「こちらこそ勉強になりました」を
使った例文を紹介しておきます。

・「先日は貴重なお話を伺い、こちらこそ勉強になりました。ありがとうございます。」
・「このたびはお時間をいただき、こちらこそ勉強になりました。心より感謝申し上げます。」

メール

メールでの文例をあげておきます。
打ち合わせ後のお礼のメールです。

件名:打ち合わせのお礼

株式会社○○
営業部 田中様

平素より大変お世話になっております。

本日はお忙しい中、貴重なお話を伺い、
こちらこそ勉強になりました。

お話の内容を社内でしっかりと検討し、
今後の方針に活かしていきたいと思います。

まずはお礼を申し上げます。

ーーーーーーー
署名
ーーーーーーー

「こちらこそ勉強になりました」への
返事は感謝を述べる

メールなどで「こちらこそ勉強になりました…」
と送られてきた場合、相手の意見に対する感謝を
返事として述べましょう。

例えば、
「先日は貴重なお時間をいただき、誠にありがとうございました。」
などがあります。

「こちらこそ勉強になりました」のNG例

本日はこちらこそ勉強になりましたとお伝えしたいです。
こちらこそ勉強になりました、おかげさまで新たな視点を得ました。
こちらこそ勉強になりました、貴重なお話をありがとうございます。
こちらこそ勉強になりましたが、もう少し詳しく教えていただけますか?
今日はこちらこそ勉強になりました、またお話しできる機会を楽しみにしています。
先日はこちらこそ勉強になりました、貴社の取り組みについてもっと知りたいです。
こちらこそ勉強になりましたので、ぜひ今後もご指導ください。

このような使い方は誤りです。

「こちらこそ勉強になりました」は、
相手の話や行動から学びを得たことを
感謝の意を込めて伝える言葉です。

しかし、相手に対して「勉強になった」と言うことで
自分の知識や経験が不足していることを
強調してしまう場合もあります。

相手に不快な思いをさせないよう、
言葉を選ぶことが大切ですので、
使い方には注意が必要です。

「こちらこそ勉強になりました」のお勧め文例20選

「こちらこそ勉強になりました」
お勧め文例を紹介します。

1、「こちらこそ勉強になりました。貴重なお話を伺い、感謝しております。」

2、「こちらこそ勉強になりました。今後ともよろしくお願いいたします。」

3、「本日はこちらこそ勉強になりました。お話しできて大変嬉しかったです。」

4、「こちらこそ勉強になりました。次回もぜひお話ししましょう。」

5、「お忙しい中、こちらこそ勉強になりました。お時間をいただきありがとうございました。」

6、「本日はこちらこそ勉強になりました。新たな視点を得ることができました。」

7、「こちらこそ勉強になりました。お互いに成長できる機会を持てたことに感謝します。」

8、「先日はこちらこそ勉強になりました。貴重な経験を共有していただき、ありがとうございました。」

9、「この度はこちらこそ勉強になりました。お話しできたことがとても有意義でした。」

10、「本日はお忙しいところ、こちらこそ勉強になりました。またお会いできることを楽しみにしています。」

11、「こちらこそ勉強になりました。お話しを伺い、視野が広がりました。」

12、「皆様にはお手間を取らせて失礼しましたが、こちらこそ勉強になりました。ありがとうございました。」

13、「本日はこちらこそ勉強になりました。お帰りの際はお気を付けてお帰りください。」

14、「先日はこちらこそ勉強になりました。またお話しできる機会を楽しみにしています。」

15、「こちらこそ勉強になりました。おかげさまで新たな知識を得ることができました。」

16、「先日はこちらこそ勉強になりました。貴重なご意見をいただき、心より感謝申し上げます。」

17、「こちらこそ勉強になりました。お話しを通じて多くのことを学びました。」

18、「本日はこちらこそ勉強になりました。次回は私からも何かお話しできればと思います。」

19、「本日は、こちらこそ勉強になりました。おかげさまで有意義な時間を過ごすことができました。」

20、「本日はこちらこそ勉強になりました。お互いにとって良い刺激となる時間でした。」

「こちらこそ勉強になりました」の類語表現

「こちらこそ勉強になりました」の
類語表現をあげておきます。

感謝申し上げます

「こちらこそ勉強になりました」の類語表現には
「感謝申し上げます」があります。

「感謝申し上げます」とは、
相手の行動や言葉に対して
感謝の気持ちを伝える表現で、

主にビジネスシーンやフォーマルな場面で用いられます。
相手の貢献を認める際に使われます。

例えば、
「貴重なお話をいただき、感謝申し上げます」
などと使います。

「お礼を言いたい」場合は、「お礼を申し上げたいのですが」
という使い方になります。

大変勉強になりました

「こちらこそ勉強になりました」の類語には
「大変勉強になりました」も当てはまります。

「大変勉強になりました」と同じく、
相手からの学びを強調する言葉です。

「本日は貴重なご意見をいただき、大変勉強になりました」
このような表現になります。

「こちらこそ勉強になりました」のフレーズをビジネスシーンで正しく使うために

深い感謝の気持ちを表す
「こちらこそ勉強になりました」の意味と使い方を
お伝えしてきました。

ビジネスの現場で、相手から貴重なアドバイスをいただいた際に

「こちらこそ勉強になりました」の一言を
添えることが多かったです。

「この度は貴重なご意見をいただき、誠にありがとうございました。」
「おかげさまで新たな視点を得ることができました。」
「これも皆様のご指導のおかげと厚くお礼申し上げます… …」

なんとなく使ってきた方も
少なくないと思いますが、

会議やプレゼンテーションの後に感謝の気持ちを込めたり、
同僚や上司に対して素直な気持ちを伝えたり、

「こちらこそ勉強になりました」を自然と使えると、
誠実で協力的な印象を持たれるでしょう。

是非、「こちらこそ勉強になりました」を使って
お世話になった人に
感謝の気持ちを伝えていきましょう。

感謝を言葉にすることで
あなたの印象が大きくアップします。



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