ご猶予を賜りたくお願い申し上げますのお勧め文例２０選とNG例
目次
「ご猶予を賜りたくお願い申し上げます」
相手に対する配慮を示す言葉と言えます。
納期の延長をお願いする際に、相手に対して
「ご猶予を賜りたくお願い申し上げます」と申し上げることで、
相手の理解と協力を求める姿勢を示すことができます。
では、この「ご猶予を賜りたくお願い申し上げます」は
どういった意味で、
どのように使う言葉なのでしょうか。
「ご猶予を賜りたくお願い申し上げます」とは
「時間を少し延ばしてほしい」という願いを意味し、
相手に対する感謝と敬意を表す言葉です。
ビジネスマンとして、また社会人として
是非とも押さえておきたいフレーズです。
先日、プロジェクトの進捗が遅れてしまった際に
上司に対して
「ご猶予を賜りたくお願い申し上げます」とお伝えしました。
今日はこの
「ご猶予を賜りたくお願い申し上げます」の意味と使い方、
例文や類義語を記事にしました。
「ご猶予を賜りたくお願い申し上げます」の意味
何らかの事情により、
時間や期限を延ばしてほしいと
願う気持ちを表現しています。
「ご猶予を賜りたく」の「猶予」には
「待ってもらうこと」
との意味があります。
「猶予を賜る」というのは、
相手に対して自分の事情を理解してもらい、
その上で時間を与えてほしいという願いを示しています。
相手に対して丁寧に
お願いすることで、
自分の状況を配慮してもらいたいという
誠意を込めた言葉が「ご猶予を賜りたくお願い申し上げます」です。
「ご猶予を賜りたくお願い申し上げます」の使い方
「ご猶予を賜りたくお願い申し上げます」という表現は、
特にビジネスシーンでよく使われる丁寧なお願いの言葉です。
このフレーズは、
相手に対して時間や余裕を求める際に用いられ、
「もう少し待っていただけますか？」という意味合いを持っています。
「何かの事情で期限が迫っているが、
もう少し猶予をいただけると助かる」という
相手への配慮を表す表現となっています。
「ご猶予を賜りたくお願い申し上げます」には理由を添える
「ご猶予を賜りたくお願い申し上げます」を使う場合、
「事情がありまして、もう少しお時間をいただければ幸いです」
など、
理由を添えることでより丁寧な印象を与えます。
ビジネスシーン
ビジネスシーンにおいて
「ご猶予を賜りたくお願い申し上げます」という表現は、
メールや手紙、会話など様々な場面で
使われています。
納期の延長をお願いする際や、
プロジェクトの進行に関する調整を行う際に
「ご猶予を賜りたくお願い申し上げます」というフレーズを使います。
ビジネスシーンにおける
「ご猶予を賜りたくお願い申し上げます」を使った
例文を紹介しておきます。
・「この度はご猶予を賜りたくお願い申し上げます。」
・「先日はご多忙のところ、貴重なお時間をいただき、誠にありがとうございました。
そのため、少々ご猶予を賜りたくお願い申し上げます。」
・「お手数をおかけしますが、
ご猶予を賜りたくお願い申し上げます。」
手紙
「ご猶予を賜りたくお願い申し上げます」というフレーズは、
挨拶やスピーチなど口語で
使う場合が多い表現ですが、
メールや手紙といった
文章としても使用されます。
手紙における「ご猶予を賜りたくお願い申し上げます」を
使った例文を紹介しておきます。
・「この度は、事情によりご猶予を賜りたくお願い申し上げます。」
・「お忙しいところ恐縮ですが、
ご猶予を賜りたくお願い申し上げます。」
メール
メールでの文例をあげておきます。
納期延長のお願いのメールです。
件名：納期延長のお願い
株式会社○○
営業部 田中様
平素より大変お世話になっております。
この度は、プロジェクトの進行に関しまして、
ご猶予を賜りたくお願い申し上げます。
現在、予期せぬ事情が発生し、
納期に間に合わない可能性がございます。
お手数をおかけしますが、
何卒ご理解いただき、
ご猶予を賜りますようお願い申し上げます。
まずは、お願い申し上げます。
ーーーーーーー
署名
ーーーーーーー
「ご猶予を賜りたくお願い申し上げます」への
返事は理解を示す
メールなどで「ご猶予を賜りたくお願い申し上げます」と送られてきた場合、
その事情に対する理解を示す返事を
述べましょう。
例えば、
「ご事情を理解いたしました。
ご猶予をお待ちしております。」
などがあります。
「ご猶予を賜りたくお願い申し上げます」のNG例
本日はご猶予を賜りたくお願い申し上げますとお伝えいただき誠にありがとうございます。
ご猶予を賜りたくお願い申し上げますお引き立てにあずかりまして光栄です。
ご猶予を賜りたくお願い申し上げますおかげさまです。
ご猶予を賜りたくお願い申し上げますつかぬことをお伺いしますが…
今日はご猶予を賜りたくお願い申し上げますお伺いいたしました。
先日はご猶予を賜りたくお願い申し上げます貴社を訪問させていただき感謝です。
ご猶予を賜りたくお願い申し上げますお待たせしました。
このような使い方は誤りです。
「ご猶予を賜りたくお願い申し上げます」は、
相手に対して時間や配慮を求める際の丁寧な表現ですが、
あまりにも頻繁に使うと、
相手に負担をかけている印象を与えることがあります。
そのため、相手の状況や気持ちを考慮し、
適切なタイミングで使うことが重要です。
相手に不快な思いをさせないよう、
言葉を選ぶことが大切ですので注意してください。
「ご猶予を賜りたくお願い申し上げます」のお勧め文例２０選
「ご猶予を賜りたくお願い申し上げます」
お勧め文例を紹介します。
１、「ご猶予を賜りたくお願い申し上げます。何卒ご理解のほどよろしくお願いいたします。」
２、「ご猶予を賜りたくお願い申し上げます。お待たせして申し訳ありませんが、もう少々お時間をいただけますでしょうか。」
３、「この度はご猶予を賜りたくお願い申し上げます。ご迷惑をおかけし、心よりお詫び申し上げます。」
４、「ご猶予を賜りたくお願い申し上げます。お手数をおかけしますが、何卒よろしくお願いいたします。」
５、「お忙しいところ恐縮ですが、ご猶予を賜りたくお願い申し上げます。」
６、「ご猶予を賜りたくお願い申し上げます。お待ちいただけると大変助かります。」
７、「この度はご猶予を賜りたくお願い申し上げます。何卒ご理解いただけますようお願い申し上げます。」
８、「ご猶予を賜りたくお願い申し上げます。お待ちいただけると幸いです。」
９、「ご猶予を賜りたくお願い申し上げます。ご協力いただけますと大変助かります。」
１０、「ご猶予を賜りたくお願い申し上げます。何卒ご容赦くださいますようお願いいたします。」
１１、「ご猶予を賜りたくお願い申し上げます。お待ちいただき、誠にありがとうございます。」
１２、「この度はご猶予を賜りたくお願い申し上げます。ご迷惑をおかけし、申し訳ありません。」
１３、「ご猶予を賜りたくお願い申し上げます。お手数をおかけしますが、よろしくお願いいたします。」
１４、「ご猶予を賜りたくお願い申し上げます。お待ちいただけると幸いです。」
１５、「ご猶予を賜りたくお願い申し上げます。何卒ご理解のほどお願い申し上げます。」
１６、「ご猶予を賜りたくお願い申し上げます。お待ちいただき、心より感謝申し上げます。」
１７、「ご猶予を賜りたくお願い申し上げます。ご協力いただけますと幸いです。」
１８、「ご猶予を賜りたくお願い申し上げます。何卒よろしくお願いいたします。」
１９、「ご猶予を賜りたくお願い申し上げます。お待ちいただき、誠にありがとうございます。」
２０、「ご猶予を賜りたくお願い申し上げます。お手数をおかけしますが、何卒よろしくお願いいたします。」
「ご猶予を賜りたくお願い申し上げます」の類語表現
「ご猶予を賜りたくお願い申し上げます」の
類語表現をあげておきます。
ご配慮
「ご猶予を賜りたくお願い申し上げます」の類語表現には
「ご配慮」があります。
「ご配慮」とは、
相手に対して配慮や考慮をお願いする言葉で、
主にビジネスシーンで用いられます。
状況に応じて使うことができます。
例えば、
「お忙しいところご配慮いただき、ありがとうございます」
などと使います。
「猶予をお願いしたい」場合は、「ご配慮いただけますと幸いです」といった使い方になります。
ご理解
「ご猶予を賜りたくお願い申し上げます」の類語には
「ご理解」も当てはまります。
「ご理解」と同じく、
相手に事情を理解してもらうことを求める言葉です。
「この度はご理解いただき、誠にありがとうございます」
このような表現になります。
「ご猶予を賜りたくお願い申し上げます」のフレーズをビジネスマンが正しく使うために
丁寧なお願いの言葉を表す
「ご猶予を賜りたくお願い申し上げます」の意味と使い方を
お伝えしてきました。
ビジネスマン時代、取引先に
納期の延長をお願いする際のメールに
「ご猶予を賜りたくお願い申し上げます」の一言を
添えることが多かったです。
「この度は納期の件でご迷惑をおかけし、誠に申し訳ございません。」
「お手数をおかけしますが、何卒ご猶予を賜りたくお願い申し上げます。」
「これも皆様のご理解とご協力のおかげと厚くお礼申し上げます… …」
なんとなく使ってきた方も
少なくないと思いますが、
ビジネスシーンでのコミュニケーションにおいて、
「ご猶予を賜りたくお願い申し上げます」を自然と使えると、
誠実で信頼できる印象を持たれるでしょう。
是非、「ご猶予を賜りたくお願い申し上げます」を使って
相手に対する配慮を示し、
円滑な関係を築いていきましょう。
丁寧なお願いを言葉にすることで
あなたのビジネスにおける信頼度が大きくアップします。
