ご面談くださいのお勧め文例２０選とNG例
目次
「ご面談ください」
ビジネスにおける丁寧なお願いの表現と言えます。
取引先に対して、直接お話しする機会を設けたいときに
「ご面談ください」とお願いすることで、相手への敬意を示します。
では、この「ご面談ください」は
どういった意味で、
どのように使う言葉なのでしょうか。
「ご面談ください」とは
「お会いしてお話ししたい」という意図を表し、
相手に対する
敬意と関心を示す言葉です。
ビジネスマンとしてはもちろん、
社会人としても是非とも
押さえておきたいフレーズです。
先日、あるプロジェクトの進捗報告を行う際に
「ぜひご面談ください」と提案しました。
その結果、相手からも前向きな返答をいただき、
有意義な話し合いが実現しました。
今日はこの
「ご面談ください」の意味と使い方、
例文や類義語を記事にしました。
「ご面談ください」の意味
ビジネスやプライベートにおいて、
相手と直接会って話をすることを指します。
「ご面談ください」の「面談」には、
「対面での話し合い」
との意味があります。
「面談をお願いする」というのは、
相手に対して重要な話をするために、
直接会うことを求めることを示しています。
相手の時間をいただいて、
わざわざ会ってくれることに対し、
敬意とお願いの気持ちを込めた言葉が「ご面談ください」です。
「ご面談ください」の使い方
「ご面談ください」という表現は、
ビジネスシーンでよく使われる依頼の言葉です。
このフレーズは、
相手に対して直接会って話をすることをお願いする際に用いられます。
「お忙しい中、時間を割いてお会いしていただきたい」という
相手への配慮を表す表現となっています。
「ご面談ください」には具体的な日時を加える
「ご面談ください」を使う場合、
「○月○日はいかがでしょうか？」
など、
具体的な日時を提案することが一般的です。
ビジネスシーン
ビジネスシーンにおいて
「ご面談ください」という表現は、
メールや手紙、口頭での依頼など、様々な場面で
使われています。
特に、重要な案件についての話し合いや、
新しい提案をする際に用いられることが多いです。
ビジネスシーンにおける
「ご面談ください」を使った
例文を紹介しておきます。
・「お忙しいところ恐縮ですが、ぜひご面談ください。」
・「来週の水曜日にご面談いただけますと幸いです。」
・「お手数ですが、○○の件についてご面談ください。」
手紙
「ご面談ください」というフレーズは
挨拶やスピーチなど口語で
使う場合が多い表現ですが、
メールや手紙といった
文章としても使用されます。
手紙における「ご面談ください」を
使った例文を紹介しておきます。
・「このたびは、ぜひご面談ください。」
・「お忙しいところ恐縮ですが、○月○日にご面談いただけますでしょうか。」
メール
メールでの文例をあげておきます。
面談依頼のメールです。
件名：面談のお願い
株式会社○○
営業部 田中様
平素より大変お世話になっております。
このたびは、○○の件についてお話ししたく、
ご面談いただけますと幸いです。
○月○日はいかがでしょうか？
お忙しいところ恐縮ですが、
ご検討のほどよろしくお願い申し上げます。
まずは面談のお願いを申し上げます。
ーーーーーーー
署名
ーーーーーーー
「ご面談ください」への
返事は日程を提案する
メールなどで「ご面談ください」と送られてきた場合、
日程を提案する返事をしましょう。
例えば、
「○月○日であればお時間がございます。」
などがあります。
「ご面談ください」のNG例
本日はご面談くださいとお声掛けいただき誠にありがとうございます。
ご面談くださいのおかげでお話しできることを光栄に思います。
ご面談くださいのおかげで進展がありました。
ご面談くださいと突然のお願いをして申し訳ありませんが…
今日はご面談くださいとお伺いいたしました。
先日はご面談くださいと貴社を訪問させていただき感謝です。
ご面談くださいとお待たせしました。
このような使い方は誤りです。
「ご面談ください」は、
相手に対して面談をお願いする際の言葉ですが、
あまりにも直接的すぎると感じる人もいます。
特にビジネスシーンでは、
相手の都合や気持ちを考慮した表現が求められるため、
もう少し柔らかい言い回しを選ぶことが望ましいです。
相手に不快な思いをさせないよう、
言葉を工夫することで円滑なコミュニケーションが図れる
ケースもあるので注意して下さい。
「ご面談ください」のお勧め文例２０選
「ご面談ください」
お勧め文例を紹介します。
１、「ご面談くださいとお願い申し上げます。お時間をいただけると幸いです。」
２、「お忙しいところ恐縮ですが、ご面談ください。お待ちしております。」
３、「ぜひとも、ご面談ください。お話しできることを楽しみにしています。」
４、「お手数ですが、ご面談ください。お待ちしておりますので、どうぞよろしくお願いいたします。」
５、「この度は、ご面談くださいとお願い申し上げます。お時間をいただければ幸いです。」
６、「お忙しい中恐縮ですが、ご面談ください。お話しできることを楽しみにしています。」
７、「本日は、ご面談くださいとお願い申し上げます。お待ちしております。」
８、「先日は、ご面談くださいとお伝えした件について、改めてお話しできればと思います。」
９、「この度は、ご面談くださいとお願い申し上げます。心より感謝申し上げます。」
１０、「本日はお忙しいところ、ご面談くださいとお願い申し上げます。誠にありがとうございます。」
１１、「ご面談くださいとお願いすることになり、恐縮ですが、何卒よろしくお願いいたします。」
１２、「皆様にはお手間を取らせて失礼しましたが、ご面談くださいとお願い申し上げます。」
１３、「本日は、ご面談くださいとお願い申し上げます。お気を付けてお越しください。」
１４、「先日は、ご面談くださいとお伝えした件について、誠にありがとうございました。」
１５、「ご面談くださいとお願い申し上げますが、ぜひお話しできる機会をいただければと思います。」
１６、「先日は、ご面談くださいとお願い申し上げた件について、心より感謝申し上げます。」
１７、「ご面談くださいとお願い申し上げます。お話しできることを楽しみにしています。」
１８、「本日は、ご面談くださいとお願い申し上げます。次回はお伺いできればと思います。」
１９、「本日は、ご面談くださいとお願い申し上げます。お陰様でお話しできる機会をいただきました。」
２０、「本日は、ご面談くださいとお願い申し上げます。私たちのためにお時間をいただき、誠にありがとうございます。」
「ご面談ください」の類語表現
「ご面談ください」の
類語表現をあげておきます。
お話しできれば幸いです
「ご面談ください」の類語表現には
「お話しできれば幸いです」があります。
「お話しできれば幸いです」とは、
相手との対話を希望する気持ちを表す言葉で、
主にビジネスシーンで用いられます。
相手に対する敬意を示しつつ、
気軽にコミュニケーションを促す表現です。
例えば、
「お忙しいところお話しできれば幸いです」
などと使います。
「面談をお願いしたい」場合は、「ぜひお話しできればと思います」といった使い方になります。
お時間をいただければ
「ご面談ください」の類語には
「お時間をいただければ」も当てはまります。
「ご面談ください」と同じく、
相手に時間を取ってもらうことをお願いする言葉です。
「お時間をいただければ、ぜひお話ししたいことがあります」
このような表現になります。
「ご面談ください」のフレーズを営業マンが正しく使うために
丁寧なお願いの言葉を表す
「ご面談ください」の意味と使い方を
お伝えしてきました。
営業マン時代、お客様に
直接お会いする機会をいただく際に
「ご面談ください」の一言を
添えることが多かったです。
「この度はお忙しい中お時間をいただき、誠にありがとうございます。」
「お話しできることを楽しみにしておりますので、ぜひご面談ください。」
「これもお客様のご理解とご協力のおかげと厚くお礼申し上げます… …」
なんとなく使ってきた方も
少なくないと思いますが、
新しい提案をする際や、
お客様との関係を深めるために、
「ご面談ください」を自然と使えると、
信頼感や誠実さを持たれるでしょう。
是非、「ご面談ください」を使って
お客様とのコミュニケーションを
円滑に進めていきましょう。
丁寧なお願いを言葉にすることで
あなたの印象が大きくアップします。
