お乗りくださいのお勧め文例20選とNG例

「お乗りください」
来客に対する温かいおもてなしの言葉と言えます。


自分の会社に訪れた取引先に対して
「お乗りください、弊社の車でお送りいたします。」

では、この「お乗りください」は
どういった意味で、
どのように使う言葉なのでしょうか。

「お乗りください」とは
「乗車を促す」ことを意味し、

来訪者に対する
配慮と敬意を表す言葉です。

ビジネスマンとしてだけでなく
社会人として是非とも
押さえておきたいフレーズです。

先日ある会議に参加した際、
お客様をお迎えする場面がありました。

その際、私が
「お乗りください、こちらがご用意した車です。」
と声をかけたところ、
お客様も笑顔で応じてくださいました。

今日はこの
「お乗りください」の意味と使い方、
例文や類義語を記事にしました。

「お乗りください」の意味

公共交通機関や乗り物において、
乗客に対して乗車を促す際に使われる言葉です。

「お乗りください」の「乗り」には、
「乗り物に乗る」という意味があります。

「お乗りください」というのは、
乗客に対して親切に乗車を促す様子を示しています。

乗車を促すことで、
相手に対する配慮やサービスの心を伝え、

快適な移動をサポートする意図が込められた言葉が「お乗りください」です。

「お乗りください」の使い方

「お乗りください」という表現は、
主に乗り物に関する場面で使われます。

このフレーズは、
「乗ることを促す」という意味を持ち、
相手に対して乗車をお願いする際に用いられます。

「お乗りください」という言葉は、
相手に対する配慮や敬意を表す表現となっています。

「お乗りください」には丁寧さを加える

「お乗りください」を使う場合、
「どうぞお乗りください」といった、
より丁寧な言葉と一緒に使われることが多いです。

ビジネスシーン

ビジネスシーンにおいて、
「お乗りください」という表現は、

接待や送迎の際に使われることが一般的です。
お客様を車両に案内する際や、

会議やイベントのために移動する際に、
「お乗りください」というフレーズが使われます。

ビジネスシーンにおける
「お乗りください」を使った
例文を紹介しておきます。

・「こちらがご用意した車です。お乗りください。」
・「お待たせいたしました。どうぞお乗りください。」
・「本日はお忙しい中、お乗りいただきましてありがとうございます。」

手紙

「お乗りください」というフレーズは、
口語だけでなく、
メールや手紙といった文章でも使用されます。

手紙における「お乗りください」を
使った例文を紹介しておきます。

・「先日はお忙しい中、お乗りいただきましてありがとうございました。」
・「このたびはお乗りいただき、誠に感謝申し上げます。」

ご案内

「お乗りください」というフレーズは、
特に「ご案内」と一緒に使われることが多いです。

・「こちらがご案内する車両です。お乗りください。」
・「お待たせいたしました。どうぞご案内の車にお乗りください。」

メール

メールでの文例をあげておきます。
送迎のお礼のメールです。

件名:送迎のお礼

株式会社○○
営業部 田中様

平素より大変お世話になっております。

本日はお忙しい中、
また、お乗りいただきまして誠にありがとうございました。

おかげさまで、無事に目的地に到着することができました。
心より感謝申し上げます。

今後ともどうぞよろしくお願い申し上げます。

ーーーーーーー
署名
ーーーーーーー

「お乗りください」への
返事は感謝を述べる

メールなどで「お乗りください」と送られてきた場合、
その配慮に対する感謝を
返事として述べましょう。

例えば、
「先日はお心遣いをいただき、誠にありがとうございました。」
などがあります。

「お乗りください」のNG例

本日はお乗りくださいまして誠にありがとうございます。
お乗りくださいましてお引き立てにあずかりまして光栄です。
お乗りくださいましておかげさまです。
お乗りくださいましてつかぬことをお伺いしますが…
今日はお乗りくださいましてお伺いいたしました。
先日はお乗りくださいまして貴社を訪問させていただき感謝です。
お乗りくださいましてお待たせしました。

このような使い方は誤りです。

「お乗りください」は、
相手に乗車を促す際の言葉ですが、
不自然な使い方をすると、
相手に違和感を与えることがあります。

特に、ビジネスシーンでは、
「お乗りください」という表現が
適切でない場合も多いため、
状況に応じた言葉遣いを心掛けることが重要です。

「お乗りください」のお勧め文例20選

「お乗りください」
お勧め文例を紹介します。

1、「お乗りくださいお越しいただくことになりますが、どうぞよろしくお願いいたします。」

2、「お乗りくださいご来店いただきありがとうございます。さっそくお手続きを始めさせていただきます。」

3、「お乗りくださいお運びいただくことになりますが、ご都合のよろしい時にご来社くださいませ。」

4、「お乗りくださいご足労いただきますが、弊社までお出かけいただきますと幸いです。」

5、「遠方よりお乗りくださいお越しいただき誠にありがとうございます。」

6、「当日は悪天候が予想されるためお乗りくださいお越しいただくことになりますが、ご容赦くださいますようお願いいたします。」

7、「本日はお乗りくださいご足労いただきありがとうございました。」

8、「先日はお乗りください本当にありがとうございました。」

9、「この度はお乗りください弊社までお運びいただき恐縮です。心より感謝申し上げます。」

10、「本日はお忙しいところ、またお乗りくださいお出かけいただき、誠にありがとうございました。」

11、「お乗りくださいご足労をおかけしてすみません。お待ち申し上げておりました。本日はよろしくお願いいたします。」

12、「皆様にはお手間を取らせて失礼しました。本日はお乗りください弊社までお越しいただきありがとうございます。」

13、「本日はお乗りくださいお越しいただきありがとうございました。お気を付けてお帰り下さい。」

14、「先日はお乗りください弊社までご足労いただき、誠にありがとうございました。」

15、「お乗りくださいこちらまでお出かけいただきお手数おかけしました。しかし現場の状況をご覧いただけて良かったと感じています。」

16、「先日はお乗りください、取引先の皆様にはご足労をいただき、心より感謝申し上げます。」

17、「お乗りください弊社まで足を運んでいただき感謝の念に堪えません。」

18、「本日はお乗りくださいお越しいただき恐縮です。次回は弊社より貴社にお伺いいたします。」

19、「本日は、雨でお乗りくださいを、父○○○○の葬儀・告別式にご参列いただきまして誠にありがとうございました。お陰様で滞りなく式を終えることができました。」

20、「本日はお乗りください、私達のために式にお越しいただきまして誠にありがとうございます。」

「お乗りください」の類語表現

「お乗りください」の
類語表現をあげておきます。

ご利用ください

「お乗りください」の類語表現には
「ご利用ください」があります。

「ご利用ください」とは、
相手に対して何かを使ってもらうことを促す言葉で、

主にサービス業や交通機関で用いられます。
特に、乗り物や施設の利用を促す際に使われます。

例えば、
「このバスをご利用ください」といった形で使います。

「乗ってほしい」ことを願う場合は、「ぜひご利用いただければと思います」と
いう使い方になります。

ご搭乗ください

「お乗りください」の類語には
「ご搭乗ください」も当てはまります。

「ご搭乗ください」とは、
主に航空機や船舶などの乗り物に対して使われる表現です。

「皆様、ご搭乗ください」といった形で、
乗客に対して乗ることを促す際に使われます。

「お乗りください」のフレーズを営業マンが正しく使うために

お客様への心遣いを表す
「お乗りください」の意味と使い方を
お伝えしてきました。

営業マン時代、お客様をお迎えする際に
この言葉を使うことが多かったです。

「こちらがご用意したお車です。
お乗りください。」
「おかげさまで、無事にお客様をお迎えすることができました。」
「これも皆様のご協力のおかげと心より感謝申し上げます… …」

なんとなく使ってきた方も
少なくないと思いますが、

お客様をおもてなしする場面や、
ビジネスの場での挨拶において、

「お乗りください」を自然と使えると、
丁寧で配慮のある印象を持たれるでしょう。

是非、「お乗りください」を使って
お客様に対する敬意を表し、
心温まる接客を心がけましょう。

おもてなしの心を言葉にすることで
あなたの印象が大きくアップします。



覚えるだけで出世するビジネス用語大辞典163選

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