めどを立ててくださいのお勧め文例２０選とNG例
目次
「めどを立ててください」
相手に対して具体的な行動を促す言葉と言えます。
プロジェクトの進行状況を確認する際に
「めどを立ててください」とお願いすることで、
相手に期限や目標を明確にしてもらうことができます。
では、この「めどを立ててください」は
どういった意味で、
どのように使う言葉なのでしょうか。
「めどを立ててください」とは
「目標や期限を設定してください」という意味で、
相手に対する
具体的な指示や期待を表す言葉です。
ビジネスマンとしてはもちろん、
社会人として是非とも
押さえておきたいフレーズです。
先日、あるプロジェクトの進捗会議に参加したのですが、
議論が白熱する中、
「この件については、めどを立ててください」と発言がありました。
今日はこの
「めどを立ててください」の意味と使い方、
例文や類義語を記事にしました。
「めどを立ててください」の意味
計画や目標を設定する際に、
具体的な方向性や期限を示すことが求められます。
「めどを立ててください」の「めど」には、
「目標や基準を定める」という意味があります。
「めどを立てる」というのは、
物事を進めるための指針を明確にすることを示しています。
不確実な状況の中で、
具体的な計画を求める相手に対し、
期待や要望を明確に伝えるための言葉が「めどを立ててください」です。
「めどを立ててください」の使い方
「めどを立ててください」という表現は、
よくビジネスシーンで使われます。
このフレーズは、
「物事の進行や計画に対して、具体的な見通しを示してほしい」という意味を持っています。
「今後のスケジュールや進捗について、
明確な指針を示してほしい」という相手への要望を
表す表現となっています。
「めどを立ててください」には具体性を加える
「めどを立ててください」を使う場合、
「具体的な日程を教えていただけますか？」
など、
具体的な要望と一緒に使われます。
ビジネスシーン
ビジネスシーンにおいて
「めどを立ててください」という表現は、
会議やメール、打ち合わせと様々な場面で
使われています。
プロジェクトの進行状況を確認する際や、
次のステップに進むための指示を求める際に
「めどを立ててください」というフレーズを使います。
ビジネスシーンにおける
「めどを立ててください」を使った
例文を紹介しておきます。
・「このプロジェクトについて、めどを立てていただけますでしょうか。」
・「次回の会議までに、進捗のめどを立てておいてください。」
・「お手数ですが、今後のスケジュールについてめどを立てていただけると助かります。」
手紙
「めどを立ててください」というフレーズは
挨拶やスピーチなど口語で
使う場合が多い表現ですが、
メールや手紙といった
文章としても使用されます。
手紙における「めどを立ててください」を
使った例文を紹介しておきます。
・「お忙しいところ恐縮ですが、次のステップについてめどを立てていただけますと幸いです。」
・「このたびはお手数をおかけしますが、進捗のめどを立てていただけますようお願い申し上げます。」
会議
「めどを立ててください」というフレーズと一緒に
使われる言葉に「進捗確認」があります。
・「次回の会議では、各自の進捗についてめどを立てておいてください。」
・「本日の会議で、今後の計画についてめどを立てていただければと思います。」
メール
メールでの文例をあげておきます。
進捗確認のメールです。
件名：プロジェクト進捗の確認
株式会社○○
営業部 田中様
平素より大変お世話になっております。
このたびはお忙しい中、
プロジェクトの進捗についてお伺いしたく、
めどを立てていただけますでしょうか。
具体的な日程や進捗状況をお知らせいただければ、
今後の計画に役立てることができます。
何卒よろしくお願い申し上げます。
田中様のご回答をお待ちしております。
ーーーーーーー
署名
ーーーーーーー
「めどを立ててください」への
返事は具体的な情報を提供する
メールなどで「めどを立ててください」と送られてきた場合、
具体的な進捗や日程を返事として述べましょう。
例えば、
「現在の進捗は○○で、次のステップは○○です。」
などがあります。
「めどを立ててください」のNG例
本日はめどを立てていただき誠にありがとうございます。
めどを立てていただきお引き立てにあずかりまして光栄です。
めどを立てていただきおかげさまです。
めどを立てていただきつかぬことをお伺いしますが…
今日はめどを立てていただきお伺いいたしました。
先日はめどを立てていただき貴社を訪問させていただき感謝です。
めどを立てていただきお待たせしました。
このような使い方は誤りです。
「めどを立ててください」は、
相手に具体的な計画や見通しを求める言葉ですが、
あまりにも直接的であるため、
相手にプレッシャーを与える可能性があります。
相手に不快な思いをさせないよう、
もう少し柔らかい表現を使った方が
円滑なコミュニケーションにつながる
ケースもあるので注意して下さい。
「めどを立ててください」のお勧め文例２０選
「めどを立ててください」
お勧め文例を紹介します。
１、「今後の進行について、めどを立ててください。ご協力をお願いいたします。」
２、「プロジェクトのスケジュールについて、めどを立ててください。早めにお知らせいただけると助かります。」
３、「次回の会議までに、めどを立ててください。皆様のご意見をお待ちしております。」
４、「お手数ですが、進捗状況についてめどを立ててください。よろしくお願いいたします。」
５、「この件について、めどを立ててください。お待ちしております。」
６、「お忙しいところ恐縮ですが、次のステップについてめどを立ててください。」
７、「本プロジェクトの進行に関して、めどを立ててください。ご確認のほどよろしくお願いいたします。」
８、「お手数ですが、今後の予定についてめどを立ててください。お待ちしております。」
９、「この度の案件について、めどを立ててください。ご協力感謝いたします。」
１０、「次回の打ち合わせまでに、めどを立ててください。よろしくお願いいたします。」
１１、「進捗報告について、めどを立ててください。お待ち申し上げております。」
１２、「皆様にはお手間を取らせて申し訳ありませんが、めどを立ててください。よろしくお願いいたします。」
１３、「この件に関して、めどを立ててください。お手数をおかけしますが、よろしくお願いいたします。」
１４、「先日はお忙しい中、めどを立ててください。ご協力いただき、誠にありがとうございました。」
１５、「この度はお手数ですが、めどを立ててください。お待ちしております。」
１６、「皆様にはご足労をおかけしますが、めどを立ててください。心より感謝申し上げます。」
１７、「本日はお忙しいところ、めどを立ててください。誠にありがとうございます。」
１８、「次回のご連絡までに、めどを立ててください。お待ちしております。」
１９、「この度は、めどを立ててください。ご協力いただき、誠にありがとうございます。」
２０、「本日は、めどを立ててください。私たちのためにお時間をいただき、誠にありがとうございます。」
「めどを立ててください」の類語表現
「めどを立ててください」の
類語表現をあげておきます。
ご確認ください
「めどを立ててください」の類語表現には
「ご確認ください」があります。
「ご確認ください」とは、
相手に何かを確認してもらうよう
お願いする言葉で、
主にビジネスシーンで用いられます。
進捗状況や予定を確認する際に使われます。
例えば、
「お忙しいところご確認いただき、ありがとうございます」
などと使います。
「具体的な日程を知りたい」場合は、「ご確認いただけますでしょうか」と
いう使い方になります。
スケジュールを教えてください
「めどを立ててください」の類語には
「スケジュールを教えてください」も当てはまります。
「めどを立ててください」と同じく、
具体的な予定を尋ねる言葉です。
「今後の進行について、スケジュールを教えていただけますか？」
このような表現になります。
「めどを立ててください」のフレーズを営業マンが正しく使うために
明確な目標を示す
「めどを立ててください」の意味と使い方を
お伝えしてきました。
営業マン時代、クライアントとの打ち合わせで
次のステップを確認する際に
「めどを立ててください」とお願いすることが多かったです。
「この度はお忙しい中お時間をいただき、誠にありがとうございました。」
「次回のご提案に向けて、具体的なスケジュールをめどを立ててください。」
「これもお客様のご協力のおかげと厚くお礼申し上げます… …」
なんとなく使ってきた方も
少なくないと思いますが、
プロジェクトの進行や新たな提案を行う際に、
お客様に「めどを立ててください」とお願いすることで、
信頼感を高めることができるでしょう。
是非、「めどを立ててください」を使って
お客様とのコミュニケーションを円滑にし、
目標達成に向けた道筋を明確にしていきましょう。
明確な指示を求めることで
あなたのプロフェッショナリズムが大きくアップします。
