結論は分かりませんのお勧め文例20選とNG例

「結論は分かりません」
不確実性を示す言葉と言えます。


ある問題について議論を重ねた結果、
「結論は分かりませんが、皆さんの意見をお聞きしたいと思います。」

では、この「結論は分かりません」は
どういった意味で、
どのように使う言葉なのでしょうか。

「結論は分かりません」とは
「明確な答えがないこと」を意味し、

議論や討論における
柔軟な姿勢を表す言葉です。

ビジネスマンというより
社会人として是非とも
押さえておきたいフレーズです。

先日ある会議に参加したのですが
様々な意見が飛び交う中、

司会者が「結論は分かりませんが…」
と切り出して議論が進んでいきました。

今日はこの
「結論は分かりません」の意味と使い方、
例文や類義語を記事にしました。

「結論は分かりません」の意味

様々な情報や意見が交錯する中で、
最終的な判断や答えが見えない状況を指します。

「結論は分かりません」の「結論」には、
「最終的な判断や結果が出ていない」
との意味があります。

「結論が分からない」というのは、
情報が不十分であったり、
複雑な要因が絡んでいる様子を示しています。

不確実な状況の中で、
慎重に考えを巡らせている相手に対し、

理解と共感を文字通りの言葉で
表現した言葉が「結論は分かりません」です。

「結論は分かりません」の使い方

「結論は分かりません」という表現は、
議論や意見交換の場でよく使われます。

先述しましたが、
この表現は、
「まだ明確な答えが出ていない」という意味を持ち、

「問題に対する解決策や意見が定まっていない状況」を
示す言葉となっています。

「結論は分かりません」には理由を加える

「結論は分かりません」を使う場合、
「現時点では情報が不足しているため」といった
理由を添えることが多いです。

ビジネスシーン

ビジネスシーンにおいて
「結論は分かりません」という表現は、

会議やプレゼンテーション、メールなど様々な場面で
使われています。
問題の解決に向けた議論の中で、

「まだ結論に至っていない」といった形で
このフレーズを用いることが一般的です。

ビジネスシーンにおける
「結論は分かりません」を使った
例文を紹介しておきます。

・「現時点では結論は分かりませんが、引き続き調査を進めます。」
・「この件については、結論は分かりませんが、今後の進展をお待ちください。」
・「結論は分かりませんが、皆様の意見を参考にしたいと思います。」

手紙

「結論は分かりません」というフレーズは、
挨拶やスピーチなど口語で
使う場合が多い表現ですが、

メールや手紙といった
文章としても使用されます。

手紙における「結論は分かりません」を
使った例文を紹介しておきます。

・「この件については、結論は分かりませんが、今後の進展をお知らせいたします。」
・「お忙しいところ恐縮ですが、結論は分かりませんので、引き続きご意見をお待ちしております。」

会議

「結論は分かりません」というフレーズと一緒に
使われる言葉に「議論」があります。

・「本日の議論では、結論は分かりませんでしたが、次回に持ち越しとしましょう。」
・「この問題については、結論は分かりませんが、引き続き検討していきます。」

メール

メールでの文例をあげておきます。
進捗報告のメールです。

件名:進捗報告

株式会社○○
営業部 田中様

平素より大変お世話になっております。

現在進行中のプロジェクトについてですが、
結論は分かりませんが、引き続き調査を進めております。

進展があり次第、すぐにご報告いたしますので、
何卒よろしくお願い申し上げます。

まずは進捗のご報告をさせていただきました。

ーーーーーーー
署名
ーーーーーーー

「結論は分かりません」への
返事は理解を示す

メールなどで「結論は分かりません…」
と送られてきた場合、相手の状況に対する理解を
返事として述べましょう。

例えば、
「ご報告ありがとうございます。引き続きよろしくお願いいたします。」
などがあります。

「結論は分かりません」のNG例

本日は結論は分かりませんが、お時間をいただき誠にありがとうございます。
結論は分かりませんが、お引き立てにあずかりまして光栄です。
結論は分かりませんが、おかげさまです。
結論は分かりませんが、つかぬことをお伺いしますが…
今日は結論は分かりませんが、お伺いいたしました。
先日は結論は分かりませんが、貴社を訪問させていただき感謝です。
結論は分かりませんが、お待たせしました。

このような使い方は誤りです。

「結論は分かりません」は、
明確な答えが出ていない状況で
相手に配慮を示す言葉です。

しかし、「結論が分からない」という表現は、
相手に不安や混乱を与える可能性があるため、
より具体的な情報を提供する方が望ましい場合もあります。

相手に安心感を与えるよう、
言葉を選ぶことが重要ですので注意してください。

「結論は分かりません」のお勧め文例20選

「結論は分かりません」
お勧め文例を紹介します。

1、「結論は分かりませんが、引き続き調査を進めてまいりますので、今しばらくお待ちください。」

2、「結論は分かりませんが、現時点での情報をもとに最善の策を考えております。」

3、「結論は分かりませんが、皆様のご意見を伺いながら進めていきたいと思います。」

4、「結論は分かりませんが、今後の進展については随時お知らせいたします。」

5、「この件については、結論は分かりませんが、引き続き関係者と協議を重ねてまいります。」

6、「結論は分かりませんが、可能な限り早くお答えできるよう努めます。」

7、「現時点では結論は分かりませんが、皆様にご迷惑をおかけしないよう努力いたします。」

8、「結論は分かりませんが、今後の方針については慎重に検討してまいります。」

9、「この問題に関しては、結論は分かりませんが、引き続き情報収集を行います。」

10、「結論は分かりませんが、皆様のご理解を賜りますようお願い申し上げます。」

11、「結論は分かりませんが、最善の結果を目指して努力してまいります。」

12、「この件については、結論は分かりませんが、進捗があり次第ご報告いたします。」

13、「結論は分かりませんが、皆様のご意見を大切にしながら進めていきます。」

14、「結論は分かりませんが、今後の展開にご期待ください。」

15、「この件に関しては、結論は分かりませんが、引き続き誠心誠意対応いたします。」

16、「結論は分かりませんが、皆様のご協力をお願い申し上げます。」

17、「現時点では結論は分かりませんが、最善の策を模索してまいります。」

18、「結論は分かりませんが、今後の進展にご注目いただければ幸いです。」

19、「この件については、結論は分かりませんが、誠心誠意取り組んでまいります。」

20、「結論は分かりませんが、皆様のご理解とご協力に感謝いたします。」

「結論は分かりません」の類語表現

「結論は分かりません」の
類語表現をあげておきます。

明確な答えはありません

「結論は分かりません」の類語表現には
「明確な答えはありません」があります。

「明確な答えはありません」とは、
問題に対するはっきりとした解決策が
存在しないことを示す言葉で、

主に議論や討論の場で用いられます。
状況に応じて使うことができます。

例えば、
「この件については明確な答えはありませんが、今後の検討が必要です」
などと使います。

不明確です

「結論は分かりません」の類語には
「不明確です」も当てはまります。

「結論は分かりません」と同じく、
状況や情報が不足していることを示す言葉です。

「この問題については、現時点では不明確です」
このような表現になります。

「結論は分かりません」のフレーズを営業マンが正しく使うために

不確かな状況を伝える
「結論は分かりません」の意味と使い方を
お伝えしてきました。

営業マン時代、お客様との打ち合わせで
予測が難しい案件について話す際に

「結論は分かりません」との一言を
添えることが多かったです。

「この度はご提案させていただきましたが、現時点では結論は分かりません。」
「お客様のご要望にお応えするために、引き続き検討を重ねてまいります。」
「これもお客様のご理解とご協力のおかげと厚くお礼申し上げます… …」

なんとなく使ってきた方も
少なくないと思いますが、

不明点を正直に伝えることで、
お客様との信頼関係を築くことができるでしょう。

是非、「結論は分かりません」を使って
お客様に対して誠実な姿勢を示していきましょう。

誠実なコミュニケーションを心がけることで
あなたの信頼度が大きくアップします。



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