出直すのお勧め文例２０選とNG例
目次
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「出直す」
再挑戦の意志を示す言葉と言えます。
何かを達成できなかった時に
「出直すことを決意し、再度挑戦することにしました。」
では、この「出直す」は
どういった意味で、
どのように使う言葉なのでしょうか。
「出直す」とは
「再び挑戦すること」を意味し、
失敗を恐れずに
前向きに取り組む姿勢を表す言葉です。
ビジネスマンというより
社会人として是非とも
押さえておきたいフレーズです。
先日あるプロジェクトに参加したのですが
思うように進まない場面がありました。
チームミーティングで
「この結果を受けて、出直すことにしましょう。」
で話が進んでいきました。
今日はこの
「出直す」の意味と使い方、
例文や類義語を記事にしました。
「出直す」の意味
何かをやり直す必要がある時、
再度挑戦することを指します。
「出直す」という言葉には、
「再び出発する」という意味が含まれています。
何かがうまくいかなかった場合、
その状況を改善するために、
新たな気持ちで取り組む様子を示しています。
失敗や課題を乗り越え、
再度挑戦することを決意した相手に対し、
その姿勢を称賛し、応援する気持ちを
表現した言葉が「出直す」です。
「出直す」の使い方
「出直す」という表現は、
再度挑戦することや、改めて行動を起こすことを意味します。
先述しましたが、
「出直す」という言葉は、
何かを達成するために再度努力する姿勢を示しています。
「最初の結果が思わしくなかったため、再度挑戦する」という意図を
相手に伝える表現となっています。
「出直す」には前向きな意図を加える
「出直す」を使う場合、
「次回はより良い結果を出すために出直します」といった、
前向きな意図を一緒に伝えることが重要です。
ビジネスシーン
ビジネスシーンにおいて
「出直す」という表現は、
会議やプレゼンテーション、商談など様々な場面で
使われています。
初回の提案が受け入れられなかった場合の
次のアプローチとして、
「出直す」というフレーズを使うことが多いです。
ビジネスシーンにおける
「出直す」を使った
例文を紹介しておきます。
・「本日は貴重なお時間をいただき、ありがとうございました。次回は出直して、より良い提案をさせていただきます。」
・「先日はご意見をいただき、誠にありがとうございました。次回は出直して、改善点を反映させた提案をお持ちいたします。」
・「先日はお忙しい中お時間をいただき、感謝申し上げます。次回は出直して、より具体的なプランをご提示いたします。」
手紙
「出直す」というフレーズは
挨拶やスピーチなど口語で
使う場合が多い表現ですが、
メールや手紙といった
文章としても使用されます。
手紙における「出直す」を
使った例文を紹介しておきます。
・「先日はお時間をいただき、ありがとうございました。次回は出直して、より良いご提案をさせていただきます。」
・「このたびは貴重なご意見をいただき、誠にありがとうございました。次回は出直して、改善点を反映させた内容でお伺いします。」
メール
メールでの文例をあげておきます。
再提案のお礼のメールです。
件名：再提案のお礼
株式会社○○
営業部 中山様
平素より大変お世話になっております。
先日はお忙しい中、貴重なお時間をいただき、誠にありがとうございました。
ご指摘いただいた点を踏まえ、次回は出直して、より良い提案をさせていただきます。
中山様のご意見を社内でしっかりと検討し、次回のご提案に活かさせていただきます。
まずはお礼を申し上げます。
ーーーーーーー
署名
ーーーーーーー
「出直す」への
返事は前向きな姿勢を示す
メールなどで「出直す…」と送られてきた場合、
その姿勢に対する感謝を
返事として述べましょう。
例えば、
「次回のご提案を楽しみにしております。引き続きよろしくお願いいたします。」
などがあります。
「出直す」のNG例
本日は出直すことなくお越しいただき誠にありがとうございます。
出直すことなくお引き立てにあずかりまして光栄です。
出直すことなくおかげさまです。
出直すことなくつかぬことをお伺いしますが…
今日は出直すことなくお伺いいたしました。
先日は出直すことなく貴社を訪問させていただき感謝です。
出直すことなくお待たせしました。
このような使い方は誤りです。
「出直す」は、
再度訪問することを意味する言葉ですが、
相手に対して失礼な印象を与えることがあります。
特に、相手が期待している場面で「出直す」と言うと、
その期待を裏切るように感じられることがあるため、
言葉の選び方には注意が必要です。
相手に不快な思いをさせないよう、
適切な表現を心がけることが大切です。
「出直す」のお勧め文例２０選
「出直す」
お勧め文例を紹介します。
１、「出直すことになりますが、何卒よろしくお願いいたします。」
２、「出直す際には、ぜひお立ち寄りください。お待ちしております。」
３、「出直すことになりますが、ご都合の良い時にお越しくださいませ。」
４、「お手数をおかけしますが、出直すことをお願い申し上げます。」
５、「遠方より出直すことになり、誠にありがとうございます。」
６、「当日はお忙しい中出直すことになりますが、何卒ご容赦ください。」
７、「本日は出直すことになり、ありがとうございました。」
８、「先日は出直すことになり、本当にありがとうございました。」
９、「この度は出直すことになり恐縮です。心より感謝申し上げます。」
１０、「本日はお忙しいところ、また出直すことになり、誠にありがとうございました。」
１１、「出直すことになりご迷惑をおかけしますが、よろしくお願いいたします。」
１２、「皆様にはお手間を取らせて失礼しました。本日は出直すことになり、ありがとうございます。」
１３、「本日は出直すことになり、ありがとうございました。お気を付けてお帰りください。」
１４、「先日は出直すことになり、誠にありがとうございました。」
１５、「出直すことになりお手数をおかけしましたが、状況をご確認いただけて良かったです。」
１６、「先日は出直すことになり、皆様には心より感謝申し上げます。」
１７、「出直すことになり、感謝の念に堪えません。」
１８、「本日は出直すことになり恐縮です。次回は弊社よりお伺いいたします。」
１９、「本日は、出直すことになり、皆様にご参列いただきまして誠にありがとうございました。」
２０、「本日は出直すことになり、私たちのためにお越しいただきまして誠にありがとうございます。」
「出直す」の類語表現
「出直す」の
類語表現をあげておきます。
再挑戦
「出直す」の類語表現には
「再挑戦」があります。
「再挑戦」とは、
一度失敗した後に、再び挑むことを意味し、
主に自己改善や目標達成の文脈で用いられます。
失敗を恐れずに前向きに取り組む姿勢を表します。
例えば、
「次回は再挑戦するつもりです」
などと使います。
「もう一度やり直したい」という気持ちを込めて、
「再挑戦させていただければと思います」といった使い方もあります。
やり直す
「出直す」の類語には
「やり直す」も当てはまります。
「やり直す」とは、
一度行ったことを再度行うことを指し、
特に何かを改善したい場合に使われる言葉です。
「このプロジェクトはやり直す必要があります」といった表現が考えられます。
「出直す」のフレーズを営業マンが正しく使うために
再挑戦の意志を表す
「出直す」の意味と使い方を
お伝えしてきました。
営業マン時代、商談がうまくいかなかった際に
お客様にお詫びのメールを送る時に
「出直す」の一言を
添えることが多かったです。
「この度はご期待に添えず申し訳ありませんでした。」
「次回はより良い提案を持参し、出直させていただきます。」
「これも私の成長の糧とし、出直す所存です… …」
なんとなく使ってきた方も
少なくないと思いますが、
お客様との信頼関係を築くために、
「出直す」を自然と使えると、
誠実で前向きな印象を持たれるでしょう。
是非、「出直す」を使って
お客様に対する誠意を示し、
再挑戦の意志を伝えていきましょう。
挑戦を言葉にすることで
あなたの信頼度が大きくアップします。
