おすすめ度は80点!「話にあがる」のNG例とお勧め文例20選




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ビジネスマンとして日々のコミュニケーションは欠かせません。
特に「話にあがる」というフレーズ、これはビジネスシーンで頻繁に使われる重要な表現です。

この言葉を覚えておくといいおすすめ度は80点。
なぜなら、会議やプレゼンテーションで、自分や自分の案件がどのように扱われているかを把握するために役立つからです。

さて、この表現について、分かりやすく解説していきましょう。

「話にあがる」とはどういう意味?

ビジネスシーンでよく耳にする「話にあがる」という表現、これはどういう意味なのでしょうか。

簡単に言うと、何かの話題や議論の中で、特定の人物や物事が取り上げられることを指します。

例えば、会議で次期プロジェクトのリーダー候補としてあなたの名前が「話にあがる」場合、
あなたがその役割を担う可能性があるということが他の参加者に伝えられるわけですね。

私自身の経験からも、「話にあがる」というのは、その人や案件が注目されている証拠です。

ある時、私が所属する部署で新しいプロジェクトが立ち上がりました。

その際、リーダーの選出について話し合いが行われたのですが、私の名前が「話にあがった」と後で知らされました。
これは、私のこれまでの実績やチームへの貢献が評価され、重要な役割を任せられる可能性があるということを意味していました。

実際に、その後の話し合いで正式にプロジェクトリーダーに指名されたのですが、
この「話にあがる」というフレーズが、
私にとって非常にポジティブなシグナルであったことは間違いありません。

このように、「話にあがる」という表現は、ビジネスの場で自分や他人がどのように評価されているかを知る手がかりになります。

また、自分のアイデアや提案が「話にあがる」ことは、
それが実現する可能性が高まるということを示しています。

ですから、この表現を耳にしたら、
それがどのような文脈で使われているのかをしっかりと把握し、
適切に対応することが大切ですね。

ビジネスでの「話にあがる」の使い方

ビジネスの場では、「話にあがる」という表現をよく使います。

この言葉は、会議や打ち合わせで、特定の案件や人物が議論の対象となったことを示す際に活用されます。

例えば、新しいプロジェクトの提案があったとき、「そのアイデアは先週のミーティングで話にあがりましたね」と言うことで、
その提案が既にチーム内で認知されていることを伝えることができます。





これは、そのアイデアが重要であるという認識を共有するための一つの方法です。

また、「話にあがる」は人の評価や昇進の文脈でも使われます。
たとえば、部下の成績が良い場合、「彼の成果は度々話にあがりますね」と上司が述べることで、
その部下が評価されていることを他のスタッフに知らせることができます。

これは、その部下が昇進や表彰の候補であることを示唆する場合もあります。

さらに、クライアントとの商談においても、「話にあがる」は重要な役割を果たします。

例えば、クライアントが特定の要望を持っている場合、
「その点は、社内で話にあがっております」と伝えることで、
クライアントの要望が真剣に検討されていることをアピールできます。

これにより、クライアントに対して、
その要望が無視されていないことを安心させることが可能です。

このように、「話にあがる」という表現は、ビジネスコミュニケーションにおいて、
情報の共有や評価の伝達、クライアントへの配慮を示すために非常に有効です。

相手に対する敬意を表しつつ、スムーズなコミュニケーションを図るためにも、
この表現を適切に使いこなすことが大切ですね。

敬語や言い換え表現

さて、「話にあがる」という表現、ビジネスシーンでは少し変えて使うことがよくあります。

敬語を使ったり、言い換えをしたりして、
より丁寧な印象を与えることが大切です。

たとえば、プロジェクトの進捗状況を報告する際に、

「昨日の会議であなたの提案が話にあがりました」と直接的に言うのではなく、
「昨日の会議で、あなたのご提案を拝借し、議題として取り上げさせていただきました」と
表現を変えることができます。

このように言い換えることで、
相手に対する敬意を示すと同時に、その提案が真剣に考慮されていることを伝えることができます。

また、上司に対して部下の功績を報告する場合も、

「彼の名前が会議で話にあがりました」というよりは、
「彼の業績が先日の会議で高く評価され、言及させていただきました」とすることで、

その部下の貢献をより正式な場で
認められたことを伝えることができますね。

さらに、顧客との会話で、過去に提案した内容が再び関心を持たれた場合、
「以前のご提案が話にあがりました」と直接的に言うのではなく、
「以前お伺いしたご提案につきまして、再度、社内で検討させていただいております」と言い換えることで、

その提案を重視していることを丁寧に伝えることができます。

このように、「話にあがる」という表現は、そのまま使うこともできますが、
場面に応じて敬語や言い換えを駆使することで、より相手に対する敬意を表し、

スムーズなコミュニケーションを図ることができるのです。

ビジネスマンとしては、このような言葉の使い方にも注意を払い、
相手に適切な印象を与えることが求められますね。

NG文章例10選

それでは次に、この文章を使用するにあたっての注意点をご紹介しましょう。文法的には間違っていなくても、相手に誤解を与えるケースもあるため注意が必要です。

ビジネスシーンで避けるべき「話にあがる」の使い方

1. 「あなたの失敗が話にあがるよ」

この表現は、他人の失敗を軽々しく話題にすることで、相手を不快にさせる可能性があります。ビジネスでは、失敗を公にするのではなく、個別にフィードバックを行うべきです。

2. 「話にあがるかどうかは、私が決めることだ」

この言い方は、自分が全てをコントロールしているかのような印象を与え、傲慢と受け取られる可能性があります。協調性を大切にするビジネスシーンでは適切ではありません。

3. 「彼女はいつも悪い意味で話にあがるね」

人を貶めるような言い方は、職場の雰囲気を害し、人間関係に悪影響を及ぼします。建設的なコミュニケーションを心がけるべきです。

4. 「その案件、話にもあがらなかったよ」

案件が話題にならなかったことを、否定的な意味合いで伝えると、提案者のモチベーションを下げることになりかねません。もっと前向きなフィードバックを行うべきです。

5. 「話にあがるなんて、そんな大したことないよ」

この表現は、話題に上がることを軽視しているように聞こえ、他人の努力を無視することになります。すべての意見や提案に敬意を払う姿勢が重要です。

6. 「あの人のこと、話にあがるたびに笑いが止まらないんだ」

人を笑いのネタにするような言動は、職場のハラスメントにつながる恐れがあります。尊重と配慮を持って行動しましょう。

7. 「話にあがるって、それだけで昇進できるわけ?」

昇進のプロセスを単純化し、皮肉を込めたこのような発言は、組織の評価システムを軽んじることになります。真摯にキャリア形成に取り組む姿勢が求められます。

8. 「あのプロジェクト、話にあがるだけ無駄だったね」

プロジェクトの価値を否定するような発言は、チームメンバーの努力を否定することになります。どんな経験からも学びを得ることが大切です。

9. 「話にあがる度に、彼は顔を赤らめるんだ」

個人の反応を不必要に指摘することは、その人を不快にさせる可能性があります。プライバシーを尊重し、公私の境界を守るべきです。

10. 「話にあがること自体、意味がないと思うけど」

このような否定的な意見は、議論の価値を下げ、他の人の意欲を削ぐことになります。建設的な意見交換を目指すべきです。

おすすめの文章例20選

それでは次に、この文章のおすすめ文例です。あらゆるビジネスシーンで使えるようまとめました。

上司と部下の会話での使用例

「あなたの提案が昨日の会議で話にあがりましたよ。非常に評価が高かったですね。」

「次のプロジェクトのリーダーについて、あなたの名前が話にあがっています。準備をしておいてください。」

「昇進の候補者として、あなたの名前が話にあがりました。これからも期待しています。」

「クライアントからのフィードバックで、あなたの対応が話にあがりました。素晴らしい仕事をしてくれていますね。」

「来期の予算案について、あなたのアイデアが話にあがりました。詳細を詰めておいてください。」

同僚間の会話での使用例

「昨日の飲み会で、あなたの成功事例が話にあがっていましたよ。皆、感心していました。」

「新しいオフィスの立地について、あなたの提案が話にあがりましたね。」

「次のセミナーの講師に、あなたが話にあがっているそうです。準備は大丈夫ですか?」

「あの新商品のアイデア、会議で話にあがりましたよ。引き続き、開発を進めましょう。」

「チームビルディングの活動で、あなたの提案が話にあがりました。実行に移しましょう。」

取引先との会話での使用例

「先日の打ち合わせで、あなたの会社の新サービスが話にあがりました。詳細を教えていただけますか?」

「契約更新の件ですが、あなたの会社が話にあがっています。今後も良い関係を続けたいですね。」

「共同プロジェクトの件で、あなたのチームが話にあがりました。一緒に取り組めることを楽しみにしています。」

「あなたの会社の製品が、私たちの内部会議で話にあがりました。試してみたいと思っています。」

「次のキャンペーンについて、あなたのアイデアが話にあがりました。一緒に打ち合わせしましょう。」

電話のやり取りでの使用例

「お世話になっております。先日の電話で話にあがった件、進捗はいかがでしょうか?」

「昨日の会議で話にあがった資料ですが、メールで送付いたしました。ご確認ください。」

「先週末に話にあがった緊急の課題について、解決策を見つけましたのでご報告させていただきます。」

「あなたの提案が話にあがりましたので、詳細を電話でお伺いしたいと思います。」

「次のプロジェクトについて、あなたの意見が話にあがりました。都合の良い時にお話しできますか?」

手紙の文章例

この言葉を使用した手紙の文章例を一つご紹介します。 上司宛に部下が送るシチュエーションで作成しています。 拝啓、晩秋の候、ますますご清栄のこととお慶び申し上げます。

さて、先日の部署会議において、来期の新プロジェクトについての議論がありました。その際、私の提案したマーケティング戦略が「話にあがり」、多くの同僚から前向きな意見をいただきました。この件につきまして、上司であるあなたにもご報告申し上げます。

また、私の名前が次期プロジェクトリーダーの候補として「話にあがった」とのことで、大変光栄に存じます。このような機会をいただけることに感謝するとともに、もし選ばれることがあれば、全力を尽くしてプロジェクトを成功に導く所存です。

今後とも、ご指導ご鞭撻のほど、よろしくお願い申し上げます。

敬具

メールの文章例

この言葉を使用したメールの文章例を一つご紹介しましょう。 取引先への送付を例に作成しています。

拝啓、時下ますますご清栄のこととお慶び申し上げます。

さて、先日の会議にてご提案いただいた貴社の新サービスにつきまして、社内で検討を重ねた結果、大変興味深いとの評価をいただきました。次回の打ち合わせにて、詳細なご説明をお願いできればと存じます。貴社の案件が話にあがるたび、私どもの期待も高まっております。

今後ともよろしくお願い申し上げます。

敬具

まとめ

ご覧頂きいかがでしたでしょうか。それでは最後にまとめます。

「話にあがる」という表現は、ビジネスシーンで非常によく使われるフレーズです。何かの話題や議論の中で、特定の人物や物事が取り上げられることを意味し、その重要性や注目度を示唆しています。この表現を適切に使うことで、会議やプレゼンテーション、日常のコミュニケーションの中で、スムーズに情報を伝えることができます。

また、敬語や言い換え表現を用いることで、相手に対する敬意を表しながら、より丁寧に情報を共有することが可能です。これは、ビジネスマンとしてのコミュニケーションスキルを高める上で非常に重要なポイントです。

今回の解説が、あなたのビジネスシーンでのコミュニケーションに役立つことを願っています。何かの話題で「話にあがる」ことがあれば、それがあなたにとってのチャンスであるかもしれません。その機会を最大限に活かしていただければと思います。



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