勤めるのお勧め文例20選とNG例
目次
「勤める」
仕事に対する責任感を示す言葉と言えます。
日々の業務に励む社員に対して
「勤める姿勢を大切にしていただき、ありがとうございます。」
では、この「勤める」は
どういった意味で、
どのように使う言葉なのでしょうか。
「勤める」とは
「職務を果たすこと」を意味し、
仕事に対する
真摯な姿勢と努力を表す言葉です。
ビジネスマンというより
社会人として是非とも
押さえておきたいフレーズです。
先日ある社内研修に参加したのですが
多くの社員が集まる中、
オープニングの挨拶で
「本日は皆さんが勤める姿勢を…」
で研修がスタートしていきました。
今日はこの
「勤める」の意味と使い方、
例文や類義語を記事にしました。
「勤める」の意味
仕事や役割を果たすために
特定の職場や組織で働くことを指します。
「勤める」という言葉には
「責任を持って業務を遂行する」
との意味があります。
「勤める」という行為は、
自分の能力や時間を使って
他者や社会に貢献することを示しています。
そのため、日々の業務に従事し、
成果を上げることに努める姿勢は、
自己成長と社会貢献を同時に実現するための
重要な行動が「勤める」です。
「勤める」の使い方
「勤める」という表現は、
職業や役割を持って働くことを指します。
先述しましたが、
「勤める」という言葉は、
特定の職場や組織に所属していることを示します。
「会社や団体での業務に従事している」という意味合いがあり、
その職務に対する責任感や誇りを表す表現となっています。
「勤める」には職務の重要性を加える
「勤める」を使う場合、
「日々の業務に励んでおります」
など、
職務に対する姿勢や意気込みと一緒に使われます。
ビジネスシーン
ビジネスシーンにおいて
「勤める」という表現は、
自己紹介や職務経歴書、挨拶など様々な場面で
使われています。
新しい職場に入社した際の挨拶や、
業務報告の中で「勤める」というフレーズを使います。
ビジネスシーンにおける
「勤める」を使った
例文を紹介しておきます。
・「私は現在、株式会社○○に勤めており、営業部で活動しています。」
・「先日、○○のプロジェクトに勤める機会をいただき、誠にありがとうございました。」
・「私は長年、○○業界に勤めており、豊富な経験を持っています。」
手紙
「勤める」というフレーズは
挨拶やスピーチなど口語で
使う場合が多い表現ですが、
メールや手紙といった
文章としても使用されます。
手紙における「勤める」を
使った例文を紹介しておきます。
・「私は現在、○○に勤めており、日々努力を重ねております。」
・「このたびは、私が勤める会社にお越しいただき、誠にありがとうございました。」
ご挨拶
「勤める」というフレーズと一緒に
使われる言葉に「ご挨拶」があります。
・「本日は、私が勤める会社のご挨拶にお越しいただき、誠にありがとうございました。」
・「先日は、私が勤める会社にお越しいただき、心より感謝申し上げます。」
メール
メールでの文例をあげておきます。
新しい職場へのご挨拶のメールです。
件名:新しい職場へのご挨拶
株式会社○○
営業部 田中様
平素より大変お世話になっております。
このたび、私は新たに株式会社○○に勤めることとなりました。
今後とも、貴社との良好な関係を築いていけるよう、
日々努力してまいりますので、何卒よろしくお願い申し上げます。
まずはご挨拶まで。
ーーーーーーー
署名
ーーーーーーー
「勤める」への
返事は応援の言葉を述べる
メールなどで「勤める…」と送られてきた場合、
新しい職場での活躍を応援する言葉を
返事として述べましょう。
例えば、
「新しい職場でのご活躍を心よりお祈り申し上げます。」
などがあります。
「勤める」のNG例
本日は勤める中お気遣いをいただき誠にありがとうございます。
勤める中お引き立てにあずかりまして光栄です。
勤める中おかげさまです。
つかぬことをお伺いしますが、勤める中お時間をいただけますか…
今日は勤める中お伺いいたしました。
先日は勤める中貴社を訪問させていただき感謝です。
勤める中お待たせしました。
このような使い方は誤りです。
「勤める」は、
仕事や役割を果たすことを表す言葉ですが、
相手に対してその状況を強調する必要はありません。
また、「勤める」という表現が、
相手に負担をかけている印象を与えることもあります。
相手に不快な思いをさせないよう、
言葉を選ぶことが大切ですので注意してください。
「勤める」のお勧め文例20選
「勤める」
お勧め文例を紹介します。
1、「勤めることになりましたが、どうぞよろしくお願いいたします。」
2、「勤めることが決まりました。さっそく業務に取り掛かります。」
3、「勤めることになりますが、ご指導のほどよろしくお願いいたします。」
4、「勤めることに対して、全力を尽くしますので、よろしくお願いいたします。」
5、「新たに勤めることになり、誠にありがとうございます。」
6、「これから勤めるにあたり、皆様のご期待に応えられるよう努力いたします。」
7、「本日は勤めることに関してお話しできて嬉しく思います。」
8、「先日は勤めることについてお話しでき、本当にありがとうございました。」
9、「この度は勤めることになり、心より感謝申し上げます。」
10、「本日はお忙しいところ、また勤めることに関してお時間をいただき、誠にありがとうございました。」
11、「勤めることに関してご迷惑をおかけしてすみません。今後ともよろしくお願いいたします。」
12、「皆様にはお手間を取らせて失礼しました。これから勤めることに感謝いたします。」
13、「本日は勤めることに関してお話しいただきありがとうございました。今後ともよろしくお願いいたします。」
14、「先日は勤めることについてお話しいただき、誠にありがとうございました。」
15、「勤めることにあたりお手数をおかけしましたが、今後ともよろしくお願いいたします。」
16、「先日は勤めることに関して、皆様にはご指導をいただき、心より感謝申し上げます。」
17、「勤めることになり、皆様のご支援に感謝の念に堪えません。」
18、「本日は勤めることに関してお話しできて光栄です。次回は私からお伺いいたします。」
19、「本日は、勤めることに関して、皆様にお集まりいただきまして誠にありがとうございました。」
20、「本日は勤めることに関して、私たちのためにお越しいただきまして誠にありがとうございます。」
「勤める」の類語表現
「勤める」の
類語表現をあげておきます。
勤務する
「勤める」の類語表現には
「勤務する」があります。
「勤務する」とは、
特定の職場で働くことを指し、
主にビジネスシーンで用いられます。
職種や業種に関係なく使える表現です。
例えば、
「私はこの会社で勤務しております」
などと使います。
「どこで働いているか」を尋ねる場合は、「どちらで勤務されていますか?」
という使い方になります。
従事する
「勤める」の類語には
「従事する」も当てはまります。
「従事する」とは、
特定の業務や職務に携わることを意味し、
専門的な職業や活動に使われることが多いです。
「私は医療分野に従事しています」
このような表現になります。
「勤める」のフレーズをビジネスマンが正しく使うために
職務に対する誠実な姿勢を表す
「勤める」の意味と使い方を
お伝えしてきました。
ビジネスマン時代、上司からの信頼を得るために
日々の業務に対して
「勤める」という言葉を
意識的に使うことが多かったです。
「この度はプロジェクトの成功に向けて、全力で勤める所存です。」
「おかげさまでチーム全体が一丸となり、目標を達成することができました。」
「これも皆様の勤める姿勢のおかげと心より感謝申し上げます… …」
なんとなく使ってきた方も
少なくないと思いますが、
業務報告や感謝のメールを送ったり、
同僚へ励ましの言葉をかけたり、
「勤める」を自然と使えると、
真面目で信頼できる印象を持たれるでしょう。
是非、「勤める」を使って
お世話になった人に
誠意を伝えていきましょう。
誠実な姿勢を言葉にすることで
あなたの評価が大きく向上します。
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