ご自由にお持ちくださいのお勧め文例20選とNG例
目次
「ご自由にお持ちください」
来客に対する心遣いを示す言葉と言えます。
自社のイベントで用意したお土産を手に取る来訪者に対して
「ご自由にお持ちください」と声をかけることで、
その場の雰囲気を和ませることができます。
では、この「ご自由にお持ちください」は
どういった意味で、
どのように使う言葉なのでしょうか。
「ご自由にお持ちください」とは
「遠慮せずに取ってください」という意味で、
来訪者に対する
歓迎の気持ちを表す言葉です。
ビジネスマンというより
社会人として是非とも
押さえておきたいフレーズです。
先日ある展示会に参加したのですが
多くの来場者が集まる中、
ブースのスタッフが
「ご自由にお持ちください」と
笑顔で案内していました。
今日はこの
「ご自由にお持ちください」の意味と使い方、
例文や類義語を記事にしました。
「ご自由にお持ちください」の意味
物やサービスが提供されている場で、
利用者が自由に選んで持ち帰ることができることを示します。
「ご自由にお持ちください」の「自由」には、
「自分の意思で選ぶことができる」
との意味があります。
「ご自由にお持ちください」というのは、
特定の制約がなく、
利用者が自分の好みに応じて選べる様子を示しています。
提供されたものを気軽に受け取ることができる場面で、
相手に対しての配慮と心遣いを表現した言葉が「ご自由にお持ちください」です。
「ご自由にお持ちください」の使い方
「ご自由にお持ちください」という表現は、
物品やサービスを提供する際によく使われます。
このフレーズは、
相手に対して自由に選んでもらうことを促す意味を持っています。
「何かを選んで持ち帰ってもらって構わない」という
気持ちを表す表現となっています。
「ご自由にお持ちください」には配慮を加える
「ご自由にお持ちください」を使う場合、
「どうぞご遠慮なくお持ちください」
など、
相手への配慮の言葉と一緒に使われることが多いです。
ビジネスシーン
ビジネスシーンにおいて
「ご自由にお持ちください」という表現は、
イベントや展示会、商談など様々な場面で
使われています。
来場者に対して資料やサンプルを提供する際や、
お客様に対して商品を試してもらう際に
「ご自由にお持ちください」というフレーズを使います。
ビジネスシーンにおける
「ご自由にお持ちください」を使った
例文を紹介しておきます。
・「こちらのパンフレットはご自由にお持ちください。」
・「サンプル商品はご自由にお持ちいただき、ぜひお試しください。」
・「お飲み物はご自由にお持ちくださいので、どうぞご利用ください。」
手紙
「ご自由にお持ちください」というフレーズは、
挨拶やスピーチなど口語で
使う場合が多い表現ですが、
メールや手紙といった
文章としても使用されます。
手紙における「ご自由にお持ちください」を
使った例文を紹介しておきます。
・「この度は、資料をお送りいたしますので、ご自由にお持ちください。」
・「イベントにお越しいただき、こちらの品はご自由にお持ち帰りください。」
ご来場
「ご自由にお持ちください」のフレーズと一緒に
使われる言葉に「ご来場」があります。
・「本日は、ご来場いただきまして、こちらの資料はご自由にお持ちください。」
・「先日は、ご来場いただき、サンプルはご自由にお持ち帰りください。」
メール
メールでの文例をあげておきます。
イベント案内のメールです。
件名:イベントのご案内
株式会社○○
営業部 田中様
平素より大変お世話になっております。
この度、弊社主催のイベントを開催いたします。
ご多忙のところ恐縮ですが、ぜひご参加いただければ幸いです。
当日は、資料やサンプルをご用意しておりますので、
ご自由にお持ちください。
お越しいただけることを心よりお待ち申し上げております。
ーーーーーーー
署名
ーーーーーーー
「ご自由にお持ちください」への
返事は感謝を述べる
メールなどで「ご自由にお持ちください…」
と送られてきた場合、配慮に対する感謝を
返事として述べましょう。
例えば、
「ご配慮いただき、誠にありがとうございます。」
などがあります。
「ご自由にお持ちください」のNG例
本日はご自由にお持ちくださいのご配慮をいただき誠にありがとうございます。
ご自由にお持ちくださいのご厚意にあずかりまして光栄です。
ご自由にお持ちくださいのおかげさまです。
ご自由にお持ちくださいの件でお伺いしますが…
今日はご自由にお持ちくださいのご案内をさせていただきました。
先日はご自由にお持ちくださいのご提案をいただき感謝です。
ご自由にお持ちくださいのご案内をお待たせしました。
このような使い方は誤りです。
「ご自由にお持ちください」は、
相手に対して自由に選んでもらうことを促す言葉ですが、
あまりにも頻繁に使うと、
相手に対して軽んじている印象を与えることがあります。
相手に不快な思いをさせないよう、
言葉の使い方には注意が必要です。
「ご自由にお持ちください」のお勧め文例20選
「ご自由にお持ちください」
お勧め文例を紹介します。
1、「ご自由にお持ちくださいとお伝えいただければ、喜んでお渡しいたします。」
2、「ご自由にお持ちくださいの品々をご用意しておりますので、どうぞお好きなものをお選びください。」
3、「お越しいただいた際には、ご自由にお持ちくださいのコーナーをご覧いただければと思います。」
4、「お客様には、ご自由にお持ちくださいのサービスを提供させていただいております。」
5、「この度は、ご自由にお持ちくださいのアイテムをお持ち帰りいただき、誠にありがとうございます。」
6、「お待たせいたしました。こちらの品は全てご自由にお持ちくださいですので、どうぞお取りください。」
7、「本日は、ご自由にお持ちくださいのご案内をさせていただきます。」
8、「先日は、ご自由にお持ちくださいの品をお持ち帰りいただき、ありがとうございました。」
9、「この度は、ご自由にお持ちくださいのご利用、心より感謝申し上げます。」
10、「本日はお忙しい中、ご自由にお持ちくださいの品をお持ち帰りいただき、誠にありがとうございました。」
11、「ご自由にお持ちくださいのサービスを通じて、皆様に喜んでいただければ幸いです。」
12、「皆様にはお手間を取らせて失礼しましたが、ご自由にお持ちくださいの品をお楽しみいただければと思います。」
13、「本日は、ご自由にお持ちくださいの品々をお持ち帰りいただき、ありがとうございました。お気を付けてお帰りください。」
14、「先日は、ご自由にお持ちくださいのサービスをご利用いただき、誠にありがとうございました。」
15、「ご自由にお持ちくださいの品をお持ち帰りいただき、お手数をおかけしましたが、喜んでいただけて嬉しいです。」
16、「先日は、ご自由にお持ちくださいの品々をお持ち帰りいただき、心より感謝申し上げます。」
17、「ご自由にお持ちくださいのサービスを通じて、皆様に喜んでいただけることを願っております。」
18、「本日は、ご自由にお持ちくださいの品をお持ち帰りいただき、恐縮です。次回もぜひご利用ください。」
19、「本日は、ご自由にお持ちくださいの品々をお持ち帰りいただき、誠にありがとうございました。お陰様で好評をいただいております。」
20、「本日は、ご自由にお持ちくださいのサービスをご利用いただき、誠にありがとうございます。」
「ご自由にお持ちください」の類語表現
「ご自由にお持ちください」の
類語表現をあげておきます。
ご遠慮なく
「ご自由にお持ちください」の類語表現には
「ご遠慮なく」があります。
「ご遠慮なく」とは、
相手に対して気を使わずに行動してほしいという意味を持ち、
主にカジュアルなシーンやビジネスシーンでも使われます。
相手に自由に選択してもらうことを促す表現です。
例えば、
「こちらの資料はご遠慮なくお持ち帰りください」
などと使います。
「何か必要なものがあれば、ご遠慮なくお知らせください」
という使い方も一般的です。
お持ち帰りください
「ご自由にお持ちください」の類語には
「お持ち帰りください」も当てはまります。
「お持ち帰りください」とは、
相手に対して物を持ち帰ることを勧める言葉で、
「どうぞお持ち帰りください」といった形で使われます。
「このサンプルはお持ち帰りください」といった表現が一般的です。
「ご自由にお持ちください」のフレーズを営業マンが正しく使うために
お客様への配慮を示す
「ご自由にお持ちください」の意味と使い方を
お伝えしてきました。
営業マン時代、イベントやセミナーで
お客様に資料やサンプルを配布する際に
「ご自由にお持ちください」との一言を
添えることが多かったです。
「こちらの資料はご自由にお持ちください。」
「お試し用のサンプルもご自由にお持ちいただければ幸いです。」
「これも皆様のご協力のおかげと厚くお礼申し上げます… …」
なんとなく使ってきた方も
少なくないと思いますが、
お客様とのコミュニケーションを円滑にし、
信頼関係を築くためには、
「ご自由にお持ちください」を自然と使えると、
親しみやすく、気配りのできる印象を持たれるでしょう。
是非、「ご自由にお持ちください」を使って
お客様に対する配慮を伝えていきましょう。
お客様の心に寄り添うことで
あなたの印象が大きくアップします。
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