したためるのお勧め文例２０選とNG例
目次
「したためる」
文書やメッセージを丁寧に表現する際に使われる言葉です。
ビジネスシーンでの重要な連絡や挨拶に対して
「この度のご案内をしたためるにあたり、心を込めてお伝えいたします。」
では、この「したためる」は
どういった意味で、
どのように使う言葉なのでしょうか。
「したためる」とは
「書き記す、表現する」という意味で、
文書に対する
敬意や誠意を表す言葉です。
ビジネスマンとしてはもちろん、
社会人としても是非とも
押さえておきたいフレーズです。
先日、重要な報告書を作成する際に
心を込めて「この内容をしたためるにあたり…」
と前置きをしてから書き始めました。
今日はこの
「したためる」の意味と使い方、
例文や類義語を記事にしました。
「したためる」の意味
文書や手紙などを
丁寧に書き記すことを指します。
「したためる」という言葉には
「心を込めて表現する」
との意味があります。
「したためる」という行為は、
思いや感謝の気持ちを
言葉にすることを示しています。
特に大切な人や場面に対して
心を込めて文章を作成することは、
相手への敬意と感謝を文字通りの言葉で
表現した行為が「したためる」です。
「したためる」の使い方
「したためる」という表現は、
文書や手紙を書く際に使われる言葉です。
先述しましたが、
「したためる」というのは、
何かを記録したり、文章としてまとめることを指します。
「思いや考えを丁寧に文章にする行為」
という相手への敬意や配慮を
表す表現となっています。
「したためる」には感謝の気持ちを込める
「したためる」を使う場合、
「お礼を申し上げます」
など、
感謝の言葉と一緒に使われることが多いです。
ビジネスシーン
ビジネスシーンにおいて
「したためる」という表現は、
メールや手紙、報告書など様々な場面で
使われています。
特に、
重要な連絡や報告を行う際に、
その内容を「したためる」ことで、
相手に対する配慮を示すことができます。
ビジネスシーンにおける
「したためる」を使った
例文を紹介しておきます。
・「本日はお忙しい中、貴重なご意見をしたためていただき、誠にありがとうございます。」
・「先日はお時間をいただき、重要な事項をしたためる機会をいただき、感謝申し上げます。」
・「この度は、貴重なご提案をしたためていただき、心より感謝いたします。」
手紙
「したためる」というフレーズは
挨拶やスピーチなど口語で
使う場合が多い表現ですが、
メールや手紙といった
文章としても使用されます。
手紙における「したためる」を
使った例文を紹介しておきます。
・「この度は、心を込めてお礼の言葉をしたためさせていただきます。」
・「先日は貴重なお時間をいただき、感謝の気持ちをしたためることができました。」
ご連絡
「したためる」というフレーズと一緒に
使われる言葉に「ご連絡」があります。
・「本日は、重要なご連絡をしたためるためにご連絡いたしました。」
・「先日は、貴重なご意見をしたためる機会をいただき、ありがとうございました。」
メール
メールでの文例をあげておきます。
報告書送付のメールです。
件名：報告書の送付
株式会社○○
営業部 中山様
平素より大変お世話になっております。
この度は、貴重なお時間をいただき、
また、重要な事項をしたためる機会をいただき、
誠にありがとうございます。
添付の報告書には、
先日の打ち合わせでの内容をまとめております。
ご確認いただければ幸いです。
今後ともどうぞよろしくお願い申し上げます。
ーーーーーーー
署名
ーーーーーーー
「したためる」への
返事は感謝を述べる
メールなどで「したためる…」
と送られてきた場合、
その内容に対する感謝を
返事として述べましょう。
例えば、
「先日は貴重なご意見をいただき、誠にありがとうございました。」
などがあります。
「したためる」のNG例
本日はしたためるお時間をいただき誠にありがとうございます。
したためる機会をいただきまして光栄です。
したためるおかげさまです。
つかぬことをしたためるのですが…
今日はしたためるためにお伺いいたしました。
先日はしたためる機会をいただき感謝です。
したためるのにお待たせしました。
このような使い方は誤りです。
「したためる」は、
文書やメッセージを丁寧に書くことを指しますが、
日常会話での使用は不自然に感じられることがあります。
特に、ビジネスシーンでは
「書く」や「記す」といった一般的な表現を使った方が
相手に伝わりやすく、誤解を避けることができます。
相手に不快な思いをさせないよう、
言葉を選ぶことが重要ですので注意してください。
「したためる」のお勧め文例２０選
「したためる」
お勧め文例を紹介します。
１、「この度のご依頼について、しっかりとしたためる所存ですので、どうぞよろしくお願いいたします。」
２、「お客様のご要望を丁寧にしたためるため、しっかりとお話を伺わせていただきます。」
３、「ご意見をしっかりとしたためることで、今後の改善に努めてまいります。」
４、「お手数ですが、こちらの内容をしたためる際にはご確認いただけますと幸いです。」
５、「お忙しい中、貴重なご意見をしたためる機会をいただき、誠にありがとうございます。」
６、「このプロジェクトの進捗をしっかりとしたためるため、定期的にご報告いたします。」
７、「本日はお時間をいただき、皆様のご意見をしっかりとしたためることができました。」
８、「先日は貴重なご意見をいただき、心より感謝申し上げます。しっかりとしたためるよう努めます。」
９、「この度のご提案をしっかりとしたためることで、より良い結果を目指します。」
１０、「本日はお忙しいところ、貴重なご意見をしっかりとしたためる機会をいただき、誠にありがとうございました。」
１１、「皆様のご意見をしっかりとしたためることで、次回の改善に繋げてまいります。」
１２、「本日はお手数をおかけしましたが、皆様のご意見をしっかりとしたためることができました。」
１３、「この度のご提案をしっかりとしたためることで、より良いサービスを提供できるよう努めます。」
１４、「先日は貴重なご意見をいただき、しっかりとしたためることができました。ありがとうございました。」
１５、「皆様のご意見をしっかりとしたためることで、今後の方針を見直す良い機会となりました。」
１６、「この度のご意見をしっかりとしたためることで、より良い方向に進めるよう努力いたします。」
１７、「本日は貴重なご意見をしっかりとしたためることができ、感謝の念に堪えません。」
１８、「次回は皆様のご意見をしっかりとしたためるため、事前にお伺いできればと思います。」
１９、「本日は、皆様のご意見をしっかりとしたためることができ、誠にありがとうございました。」
２０、「本日は皆様のために貴重なご意見をしっかりとしたためる機会をいただき、心より感謝申し上げます。」
「したためる」の類語表現
「したためる」の
類語表現をあげておきます。
記す
「したためる」の類語表現には
「記す」があります。
「記す」とは、
何かを文章やメモとして残すことを指し、
主に文書作成や日記などで用いられます。
特に正式な場面で使われることが多いです。
例えば、
「この件については、後ほど記しておきます」
などと使います。
「何かを伝えたい」場合は、「この内容を記しておく必要があります」と
いう使い方になります。
書き留める
「したためる」の類語には
「書き留める」も当てはまります。
「書き留める」とは、
重要な情報や思いついたことを忘れないように
メモすることを意味します。
「このアイデアを忘れないように、書き留めておきます」
このような表現になります。
「したためる」のフレーズを営業マンが正しく使うために
心を込めたメッセージを伝える
「したためる」の意味と使い方を
お伝えしてきました。
営業マン時代、お客様への感謝の気持ちを
伝える際の手紙に
「したためる」の一言を
添えることが多かったです。
「この度は〇〇様にお世話になり、誠にありがとうございました。」
「おかげさまでご契約をお預かりする運びとなりました。」
「これも石川様のご支援のおかげと厚くお礼申し上げます… …」
なんとなく使ってきた方も
少なくないと思いますが、
部署移動や退職のメールを送ったり、
お客様へ感謝の気持ちを込めたり、
「したためる」を自然と使えると、
誠実で丁寧な印象を持たれるでしょう。
是非、「したためる」を使って
お世話になった人に
感謝の気持ちを伝えていきましょう。
感謝を言葉にすることで
あなたの印象が大きくアップします。
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