しませんのお勧め文例20選とNG例




この記事を書いた人

使える「ビジネス敬語.com」編集チーム

月間40万PVを越えるビジネスパーソン向けメディア。日々のビジネスシーンなど、あらゆるシーンで、是非ともご活用ください。



「しません」
相手に対する配慮を示す言葉と言えます。


自分の会社の方針や意向を伝える際に
「この件については、しません。」と明確にお伝えすることが重要です。

では、この「しません」は
どういった意味で、
どのように使う言葉なのでしょうか。

「しません」とは
「行動を取らないこと」を意味し、

相手に対する
誠実さと明確さを表す言葉です。

ビジネスマンというより
社会人として是非とも
押さえておきたいフレーズです。

先日ある会議に参加したのですが
議題が多く、時間が限られていました。

その中での発言で
「この提案については、しません。」
としっかりと意見を述べていきました。

今日はこの
「しません」の意味と使い方、
例文や類義語を記事にしました。

「しません」の意味

何かを行わない、または実行しないという意思を示す言葉です。

「しません」の「し」は「する」の未然形であり、
「ません」は否定の助動詞です。

この言葉は、
行動や行為を拒否する意志を明確に表現しています。

何かをすることが期待される場面で、
その行動を取らないことを伝える際に、

自分の意志をはっきりと示すために使われる言葉が「しません」です。

「しません」の使い方

「しません」という表現は、
よく否定の意を示す際に使われます。

先述しましたが、
また、「しない」という表現は、
行動や意志を否定することを意味します。

「何かを行わない、または実行しないという意思を示す」
という相手への明確な意思表示となっています。

「しません」には理由を加える

「しません」を使う場合、
「その理由は○○だからです」
など、
理由を添えて使われることが多いです。

ビジネスシーン

ビジネスシーンにおいて
「しません」という表現は、

メールや会話、報告と様々な場面で
使われています。
特定の業務を行わない場合の
説明や、

後日そのことへの確認や報告という形で「しません」というフレーズを使います。

ビジネスシーンにおける
「しません」を使った
例文を紹介しておきます。

・「申し訳ありませんが、その件についてはお手伝いしません。」
・「先日はご提案いただきましたが、今回はお受けしません。」
・「その件については、私たちの方針としてしません。」

手紙

「しません」というフレーズは
挨拶やスピーチなど口語で
使う場合が多い表現ですが、

メールや手紙といった
文章としても使用されます。

手紙における「しません」を
使った例文を紹介しておきます。

・「ご提案いただきましたが、今回はしませんことをお伝えいたします。」
・「このたびはお誘いいただきましたが、しませんのでご了承ください。」

ご依頼

「しません」というフレーズと一緒に
使われる言葉に「ご依頼」があります。

・「ご依頼いただきましたが、今回はしませんので、何卒ご理解ください。」
・「先日はご依頼いただきましたが、しませんことをお詫び申し上げます。」

メール

メールでの文例をあげておきます。
依頼に対する返答のメールです。

件名:ご依頼について

株式会社○○
営業部 田中様

平素より大変お世話になっております。

このたびはご依頼いただき、誠にありがとうございます。

しかしながら、
私たちの方針として、その件についてはしませんことをお伝えいたします。

今後とも何かお力になれることがあれば、
ぜひお知らせください。

まずはご依頼に対するお返事を申し上げます。

ーーーーーーー
署名
ーーーーーーー

「しません」への
返事は理解を示す

メールなどで「しません…」
と送られてきた場合、その意向に対する理解を
返事として述べましょう。

例えば、
「ご連絡いただき、ありがとうございます。理解いたしました。」
などがあります。

「しません」のNG例

本日はご参加いただき誠にありがとうございます。お手数をおかけしません。
ご協力いただきまして光栄です。何卒ご無理はしません。
おかげさまで順調に進んでおります。ご心配には及びません。
突然のお願いをしてしまい申し訳ありませんが、こちらについてはお答えしません。
今日はお忙しい中お越しいただき感謝いたします。お手間をおかけしません。
先日は貴社を訪問させていただき感謝です。お時間をいただきません。
お待たせしました。お待ちいただく必要はありません。

このような使い方は誤りです。

「しません」は、
相手に対して何かを強調する際に
使われる言葉ですが、
相手の行動を制限するように聞こえることがあります。

そのため、相手に不快な思いをさせないよう、
言葉を選ぶことが重要です。
誤解を避けるためにも、
より配慮のある表現を心がけましょう。

「しません」のお勧め文例20選

「しません」
お勧め文例を紹介します。

1、「しませんが、何かご不明な点がございましたらお気軽にお知らせください。」

2、「しませんので、他の方法をご提案させていただきます。」

3、「ご要望にはお応えできませんが、しませんことをご了承ください。」

4、「お手数をおかけしますが、しませんので、別の手段を検討していただければと思います。」

5、「ご期待に添えず申し訳ありませんが、しませんのでご理解いただけますと幸いです。」

6、「お客様のご要望にはお応えできませんが、しませんことをお詫び申し上げます。」

7、「本件については、しませんので、他の選択肢をご検討ください。」

8、「ご提案いただいた件については、しませんが、他の方法を考えてみましょう。」

9、「この度はご期待に沿えず、しませんことをお詫び申し上げます。」

10、「お忙しいところ申し訳ありませんが、しませんので、何卒ご理解ください。」

11、「ご要望にはお応えできませんが、しませんことをお許しいただければ幸いです。」

12、「お手数をおかけしますが、しませんので、他の方法をお考えいただければと思います。」

13、「本日はご期待に添えず、しませんことをお詫び申し上げます。」

14、「先日はご提案いただきましたが、しませんので、別の方法を考えましょう。」

15、「ご要望にはお応えできませんが、しませんことをお詫び申し上げます。」

16、「お客様にはご迷惑をおかけしますが、しませんので、何卒ご理解ください。」

17、「本件については、しませんので、他の選択肢をご検討いただければと思います。」

18、「ご期待に添えず申し訳ありませんが、しませんので、他の方法をご提案させていただきます。」

19、「この度はご期待に沿えず、しませんことをお詫び申し上げます。」

20、「お忙しいところ申し訳ありませんが、しませんので、何卒ご理解いただけますようお願い申し上げます。」

「しません」の類語表現

「しません」の
類語表現をあげておきます。

いたしません

「しません」の類語表現には
「いたしません」があります。

「いたしません」とは、
丁寧な言い回しで、
相手に対して敬意を表しながら
行動を否定する言葉です。

主にビジネスシーンやフォーマルな場面で用いられます。

例えば、
「その件については、私どもはいたしません」
などと使います。

「何かをしないこと」を強調したい場合は、「そのようなことはいたしません」と
いう使い方になります。

行いません

「しません」の類語には
「行いません」も当てはまります。

「行いません」と同じく、
行動を否定する際に使われる言葉です。

「本日はその件については行いませんので、ご了承ください」
このような表現になります。

「しません」のフレーズを営業マンが正しく使うために

明確な意志を表す
「しません」の意味と使い方を
お伝えしてきました。

営業マン時代、お客様からの要望に対して
お断りの際に

「しません」の一言を
添えることが多かったです。

「この度はご提案いただきましたが、誠に申し訳ございませんが、私たちの方針としてはお受けできません。」
「おけげさまを持ちまして、他の選択肢を検討させていただくことにいたしました。」
「これもお客様のご理解のもと、しませんという決断をさせていただきました… …」

なんとなく使ってきた方も
少なくないと思いますが、

お客様との信頼関係を築くためには、
「しません」を自然と使えると、
誠実で信頼できる印象を持たれるでしょう。

是非、「しません」を使って
お客様に対して
明確な意志を伝えていきましょう。

意志を言葉にすることで
あなたの印象が大きくアップします。



【スポンサードリンク】


~グループサイト~

■使えるビジネス敬語.com
https://topsales.link/

■意外と知らない英会話
https://eigo.portal.jp.net/

■生年月日占い 生まれたひ
https://portal.jp.net/

■知らない電話リサーチ
https://number.portal.jp.net/

■ネットトラブルポータル
https://net-trouble.portal.jp.net/

■生命保険ナイショの話
https://www.irish-law.org/

 


覚えるだけで出世するビジネス用語大辞典163選

あいにくいただいたお電話でおかげさまで
おさしつかえなければおっしゃることはわかりますがおほめにあずかりまして
お引き立てにあずかりましてお気持ちはありがたいのですがお言葉に甘えて
お言葉を返すようですがお呼び立てしてお口汚しに
お構いもできませんでお骨折りをいただきましてお持たせですが
お時間をいただきたいお耳に入れておきたいお手すきの折に
お手をわずらわせてお手数ですがお心づかいをいただき
お世話になりますお世話様ですお足元が悪い中
お待たせいたしましたお知恵を拝借したいお答えするほどのことでは
お納めくださいお忙しい中をお名残り惜しいのですが
お名前はかねがねお目にかかるお目通し
お役に立てず
かえって気づまりですからかしこまりましたごもっともでございますが
ご希望に沿えずご教授願いますご健勝
ご賢察ご指摘いただきましてご承知のとおり
ご清栄ご足労ご多用中申し訳ありませんが
ご迷惑とは存じますがご容赦くださいご要望にお応えできず
さっそく調べましてさようでございますかすでにお聞き及びのことと
せっかくの誘いですがそこをなんとかその節は
それはお困りでしょう
ただいまつかぬことをとおしゃいますと
とんでもございません謹んで
なにとぞ、あしからず
ひとかたならぬひとつ確認させていただきたいひらに
ぶしつけなお願いでほんの気持ちですが
一言もありませんが
まことに不本意で
やぶさかでないよけいなことかもしれませんがよろしければ
よんどころない事情で
私でよければ私どもの不手際で私の一存では
私の考え違いでしたら私事で恐縮ですが
恐縮ですが駆け出しですが空茶ですが・粗菓ですが
君だから言うのだけど君を見込んで口幅ったい
合わせる顔がないのですが今、よろしいでしょうか催促がましいようで
至りませんで時下ますます失礼ですが
釈然としないのですが取り込んでいますので承服
深謝申し遅れて拙宅
折り返し説明が足りませんで存じます
長居をいたしまして
二、三、質問してよろしいですか念のため
不行き届きで
不退転の決意
不調法ですみませんが
別の見方をしますと
本当は言いたくないのですが
無理を承知で
力不足で
老婆心ながら
僭越(せんえつ)ながら
忸怩(じくじ)たる思いで
慙愧(ざんき)に堪えず
油を売る
ご査収
ご快諾
如才ない
相殺
ささやかですが
重々承知
承知いたしました
善処します
ちなみに
当方
予めご了承ください
ご存知
ひとえに
衷心より
賜る
不徳といたすところ
ご推察のとおり
ご提示いただいた
光栄です
幸甚に存じます
申し上げます
お気になさらず
ご了承ください
すべからく
ご指導ご鞭撻
お力添えをいただき
ご指南
ご厚情
ご高配を賜り
ご配慮いただき
致し方ない
ご参照ください
ご所望でしたら
気の置けない
かたじけない
よろしくお伝えください
先立って
かねてより
微力ながら
またの機会に
これもひとえに
お取り計らい
ご用命いただき
お力添えをいただき
ご尽力をいただき
蓋然性が高い随時連絡します