どうやってのお勧め文例２０選とNG例
目次
「どうやって」
来客に対する関心を示す言葉と言えます。
自分の会社に来ていただいた取引先に対して
「どうやって弊社にお越しいただいたのか、感謝申し上げます。」
では、この「どうやって」は
どういった意味で、
どのように使う言葉なのでしょうか。
「どうやって」とは
「方法や手段を尋ねる表現」を意味し、
来訪者に対する
興味と敬意を表す言葉です。
ビジネスマンというより
社会人として是非とも
押さえておきたいフレーズです。
先日ある勉強会に参加したのですが
あいにくの天候。
オープニングの挨拶で
「本日はどうやってお越しいただいたのか…」
で講義がスタートしていきました。
今日はこの
「どうやって」の意味と使い方、
例文や類義語を記事にしました。
「どうやって」の意味
物事を行う方法や手段を考える際に、
「どうやって」という言葉が使われます。
「どうやって」の「やって」には、
「行動を起こす」という意味があります。
「どうやって」というのは、
具体的な手順や方法を尋ねる様子を示しています。
何かを達成するために、
その方法を知りたいという気持ちを表し、
相手に対して具体的なアドバイスや情報を求める言葉が「どうやって」です。
「どうやって」の使い方
「どうやって」という表現は、
よく質問や確認の言葉として使われます。
先述しましたが、
また、「どうやって」という表現は、
物事の進め方や方法を尋ねる際に用いられます。
「具体的な手順や方法を知りたい」という
相手への関心を表す表現となっています。
「どうやって」には具体性を加える
「どうやって」を使う場合、
「具体的な手順を教えていただけますか？」
など、
具体性を持たせた言葉と一緒に使われます。
ビジネスシーン
ビジネスシーンにおいて
「どうやって」という表現は、
会議や打ち合わせ、メールなど様々な場面で
使われています。
プロジェクトの進行方法を確認する際や、
新しい業務の手順を尋ねる時に
「どうやって」というフレーズを使います。
ビジネスシーンにおける
「どうやって」を使った
例文を紹介しておきます。
・「このプロジェクトはどうやって進める予定ですか？」
・「新しいシステムの導入はどうやって行いますか？」
・「この問題を解決するにはどうやってアプローチすればよいでしょうか？」
手紙
「どうやって」というフレーズは
挨拶やスピーチなど口語で
使う場合が多い表現ですが、
メールや手紙といった
文章としても使用されます。
手紙における「どうやって」を
使った例文を紹介しておきます。
・「この件について、どうやって進めるかご意見をいただけますでしょうか。」
・「次回の会議で、どうやって進行するかお話しできればと思います。」
ご提案
「どうやって」のフレーズと一緒に
使われる言葉に「ご提案」があります。
・「このプロジェクトについて、どうやって進めるかご提案いただけますか？」
・「次のステップをどうやって進めるか、ぜひご意見をお聞かせください。」
メール
メールでの文例をあげておきます。
プロジェクトの進行方法を確認するメールです。
件名：プロジェクト進行方法の確認
株式会社○○
営業部 田中様
平素より大変お世話になっております。
このたびはプロジェクトに関して、
どうやって進めるかお伺いしたくご連絡いたしました。
具体的な手順やスケジュールについて
お教えいただけますと幸いです。
お忙しいところ恐縮ですが、
何卒よろしくお願い申し上げます。
ーーーーーーー
署名
ーーーーーーー
「どうやって」への
返事は具体的な方法を述べる
メールなどで「どうやって…」
と送られてきた場合、具体的な手順や方法を
返事として述べましょう。
例えば、
「このように進める予定ですので、よろしくお願いいたします。」
などがあります。
「どうやって」のNG例
本日はどうやってお越しいただき誠にありがとうございます。
どうやってお引き立てにあずかりまして光栄です。
どうやっておかげさまです。
どうやってつかぬことをお伺いしますが…
今日はどうやってお伺いいたしました。
先日はどうやって貴社を訪問させていただき感謝です。
どうやってお待たせしました。
このような使い方は誤りです。
「どうやって」は、
相手の行動や努力を尋ねる言葉ですが、
不適切な文脈で使うと、
相手に疑問を持たせたり、
失礼にあたる場合があります。
特に、相手の努力を軽視するような印象を与えることがあるため、
言葉を選ぶ際には注意が必要です。
相手に不快な思いをさせないよう、
適切な表現を心がけましょう。
「どうやって」のお勧め文例２０選
「どうやって」
お勧め文例を紹介します。
１、「どうやってお越しいただくことになりますが、どうぞよろしくお願いいたします。」
２、「どうやってご来店いただきありがとうございます。さっそくお手続きを始めさせていただきます。」
３、「どうやってお運びいただくことになりますが、ご都合のよろしい時にご来社くださいませ。」
４、「どうやってご足労いただきますが、弊社までお出かけいただきますと幸いです。」
５、「遠方よりどうやってお越しいただき誠にありがとうございます。」
６、「当日は悪天候が予想されるためどうやってお越しいただくことになりますが、ご容赦くださいますようお願いいたします。」
７、「本日はどうやってご足労いただきありがとうございました。」
８、「先日はどうやって本当にありがとうございました。」
９、「この度はどうやって弊社までお運びいただき恐縮です。心より感謝申し上げます。」
１０、「本日はお忙しいところ、またどうやってお出かけいただき、誠にありがとうございました。」
１１、「どうやってご足労をおかけしてすみません。お待ち申し上げておりました。本日はよろしくお願いいたします。」
１２、「皆様にはお手間を取らせて失礼しました。本日はどうやって弊社までお越しいただきありがとうございます。」
１３、「本日はどうやってお越しいただきありがとうございました。お気を付けてお帰り下さい。」
１４、「先日はどうやって弊社までご足労いただき、誠にありがとうございました。」
１５、「どうやってこちらまでお出かけいただきお手数おかけしました。しかし現場の状況をご覧いただけて良かったと感じています。」
１６、「先日はどうやって、取引先の皆様にはご足労をいただき、心より感謝申し上げます。」
１７、「どうやって弊社まで足を運んでいただき感謝の念に堪えません。」
１８、「本日はどうやってお越しいただき恐縮です。次回は弊社より貴社にお伺いいたします。」
１９、「本日は、雨でどうやってを、父○○○○の葬儀・告別式にご参列いただきまして誠にありがとうございました。お陰様で滞りなく式を終えることができました。」
２０、「本日はどうやって、私達のために式にお越しいただきまして誠にありがとうございます。」
「どうやって」の類語表現
「どうやって」の
類語表現をあげておきます。
どのように
「どうやって」の類語表現には
「どのように」があります。
「どのように」とは、
方法や手段を尋ねる言葉で、
主に質問や説明を求める際に用いられます。
具体的な行動やプロセスを知りたい時に使います。
例えば、
「この問題を解決するには、どのように進めればよいですか？」
などと使います。
「方法を教えてほしい」場合は、「どのようにすればよいのか教えていただけますか？」
という使い方になります。
どのような手段で
「どうやって」の類語には
「どのような手段で」も当てはまります。
「どうやって」と同じく、
具体的な方法や手段を尋ねる際に使われる表現です。
「このプロジェクトを進めるには、どのような手段で取り組むべきですか？」
このような表現になります。
「どうやって」のフレーズを営業マンが正しく使うために
効果的なコミュニケーションの手段を表す
「どうやって」の意味と使い方を
お伝えしてきました。
営業マン時代、お客様との会話の中で
提案をする際に
「どうやって」の一言を
添えることが多かったです。
「この度は新しいサービスをご提案させていただきますが、どうやってお客様のニーズにお応えできるかを考えました。」
「おかげさまで多くの方にご好評をいただいております。」
「これもお客様のご意見を反映させていただいた結果です… …」
なんとなく使ってきた方も
少なくないと思いますが、
提案書やプレゼンテーションの際に、
お客様の期待に応える姿勢を示すために、
「どうやって」を自然と使えると、
信頼感や誠実さを持たれるでしょう。
是非、「どうやって」を使って
お客様との関係を深めていきましょう。
具体的なアプローチを言葉にすることで
あなたの印象が大きくアップします。
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