削除してくださいのお勧め文例２０選とNG例
目次
「削除してください」
相手に対する配慮を示す言葉と言えます。
何か不適切な内容が含まれている場合に、相手に対して
「削除してください」とお願いすることで、相手の理解を得ることができます。
では、この「削除してください」は
どういった意味で、
どのように使う言葉なのでしょうか。
「削除してください」とは
「取り消しを求めること」を意味し、
相手に対する
敬意と配慮を表す言葉です。
ビジネスマンというより
社会人として是非とも
押さえておきたいフレーズです。
先日ある会議に参加したのですが
不適切な発言があった際、
司会者が「この件については削除してください」と
冷静に対処していました。
今日はこの
「削除してください」の意味と使い方、
例文や類義語を記事にしました。
「削除してください」の意味
情報やデータを整理する際に
不要なものを取り除くことを指します。
「削除してください」の「削除」には
「取り去る」という意味があります。
「削除する」というのは、
特定の情報やデータを消去する行為を示しています。
不必要な情報を整理するために
お願いする相手に対し、
明確な指示を通じて
意図を伝える言葉が「削除してください」です。
「削除してください」の使い方
「削除してください」という表現は、
特にデジタルコミュニケーションにおいてよく使われます。
先述しましたが、
この表現は、
情報やデータを消去することを求める際に用いられます。
「誤って送信した情報や不要なデータを削除してほしい」という
相手への依頼の気持ちを
表す表現となっています。
「削除してください」には理由を加える
「削除してください」を使う場合、
「お手数ですが、削除をお願いできますでしょうか」
など、
理由や丁寧な言葉と一緒に使われます。
ビジネスシーン
ビジネスシーンにおいて
「削除してください」という表現は、
メールやメッセージ、会話と様々な場面で
使われています。
誤送信したメールの内容を削除してもらう場合や、
データベースから不要な情報を削除してもらう際に
「削除してください」というフレーズを使います。
ビジネスシーンにおける
「削除してください」を使った
例文を紹介しておきます。
・「お手数ですが、先日のメールの内容を削除してください。」
・「誤って送信したデータがありますので、削除してください。」
・「この件については、削除してくださいとお願い申し上げます。」
手紙
「削除してください」というフレーズは
挨拶やスピーチなど口語で
使う場合が多い表現ですが、
メールや手紙といった
文章としても使用されます。
手紙における「削除してください」を
使った例文を紹介しておきます。
・「お手数ですが、先日のメールの内容を削除してください。」
・「このたびは、誤って送信した情報を削除してください。」
ご依頼
「削除してください」のフレーズと一緒に
使われる言葉に「ご依頼」があります。
・「お手数ですが、削除のご依頼をさせていただきます。」
・「先日は、誤送信の件で削除をお願い申し上げました。」
メール
メールでの文例をあげておきます。
削除依頼のメールです。
件名：情報削除のお願い
株式会社○○
営業部 田中様
平素より大変お世話になっております。
先日はご多忙のところ、
また、誤って送信した情報が含まれておりましたので、
削除してくださいとお願い申し上げます。
お手数をおかけしますが、何卒よろしくお願いいたします。
まずは削除のお願いを申し上げます。
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署名
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「削除してください」への
返事は確認を述べる
メールなどで「削除してください」と送られてきた場合、
依頼に対する確認を
返事として述べましょう。
例えば、
「ご依頼の件、承知いたしました。」
などがあります。
「削除してください」のNG例
本日は削除してくださいというご要望をいただき誠にありがとうございます。
削除してくださいというご指摘にあずかりまして光栄です。
削除してくださいというおかげさまです。
削除してくださいというつかぬことをお伺いしますが…
今日は削除してくださいというご依頼をいただきました。
先日は削除してくださいという貴社のご要望に感謝です。
削除してくださいというご連絡をお待たせしました。
このような使い方は誤りです。
「削除してください」は、
相手に対して強い要求を伝える言葉ですが、
場合によっては無礼に受け取られることがあります。
特に、相手の意向や状況を考慮せずに
一方的に指示する形になるため、
相手に不快な思いをさせる可能性があります。
相手との関係を大切にするためにも、
言葉を選ぶことが重要ですので注意してください。
「削除してください」のお勧め文例２０選
「削除してください」
お勧め文例を紹介します。
１、「削除してくださいとお伝えいただければ幸いです。」
２、「ご確認の上、削除してくださいとご指示いただけますでしょうか。」
３、「お手数ですが、削除してくださいの件についてご対応をお願いいたします。」
４、「この情報は不要ですので、削除してくださいとお伝えください。」
５、「お忙しいところ恐縮ですが、削除してくださいのご対応をお願い申し上げます。」
６、「ご確認後、削除してくださいとお知らせいただければと思います。」
７、「本件については、削除してくださいとご指示いただきました。」
８、「先日はお手数をおかけしましたが、削除してくださいの件、よろしくお願いいたします。」
９、「この度は、削除してくださいの件についてご協力いただき感謝申し上げます。」
１０、「本日はお忙しいところ、削除してくださいの件についてご対応いただき、誠にありがとうございました。」
１１、「削除してくださいの件、何卒よろしくお願いいたします。」
１２、「皆様にはお手間を取らせて失礼しました。削除してくださいの件、ありがとうございます。」
１３、「本日は削除してくださいの件についてお越しいただきありがとうございました。」
１４、「先日は削除してくださいの件でお手数をおかけし、誠にありがとうございました。」
１５、「削除してくださいの件について、こちらからもお手数をおかけしました。」
１６、「先日は削除してくださいの件でご協力いただき、心より感謝申し上げます。」
１７、「削除してくださいの件、迅速にご対応いただき感謝の念に堪えません。」
１８、「本日は削除してくださいの件についてお越しいただき恐縮です。」
１９、「本日は、削除してくださいの件に関しまして、誠にありがとうございました。」
２０、「本日は削除してくださいの件で、私達のためにお越しいただきまして誠にありがとうございます。」
「削除してください」の類語表現
「削除してください」の
類語表現をあげておきます。
取り消してください
「削除してください」の類語表現には
「取り消してください」があります。
「取り消してください」とは、
既に行った行為や決定を無効にするよう
相手に依頼する言葉で、
主にビジネスシーンや日常会話で用いられます。
特に、誤って行った操作や発言に対して使われることが多いです。
例えば、
「先ほどのメールを取り消してください」
などと使います。
「再度確認してほしい」場合は、「取り消していただければと思います」
という使い方になります。
無効にしてください
「削除してください」の類語には
「無効にしてください」も当てはまります。
「無効にしてください」と同じく、
何かの効力を失わせることを求める言葉です。
「この契約を無効にしてください」といった表現になります。
「削除してください」のフレーズを営業マンが正しく使うために
適切な依頼の言葉を表す
「削除してください」の意味と使い方を
お伝えしてきました。
営業マン時代、クライアントから
誤って送信された情報を受け取った際に
「削除してください」の一言を
添えることが多かったです。
「この度は誤った情報をお送りいただきまして、誠に申し訳ありません。」
「お手数ですが、こちらのメールは削除してください。」
「これもお忙しい中のことと存じますので、何卒ご理解のほどお願い申し上げます… …」
なんとなく使ってきた方も
少なくないと思いますが、
業務上のやり取りやクライアントへの依頼を行う際に、
「削除してください」を自然と使えると、
丁寧で信頼できる印象を持たれるでしょう。
是非、「削除してください」を使って
誤解を避けるためのコミュニケーションを
心掛けていきましょう。
適切な言葉を使うことで
あなたの信頼性が大きく向上します。
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