助けてほしいのお勧め文例20選とNG例




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「助けてほしい」
他者に対する支援を求める言葉と言えます。


困難な状況に直面している友人に対して
「助けてほしいときは、遠慮せずに言ってください。」

では、この「助けてほしい」は
どういった意味で、
どのように使う言葉なのでしょうか。

「助けてほしい」とは
「支援を求める気持ち」を意味し、

他者に対する
頼りやすさと信頼を表す言葉です。

ビジネスマンというより
人間関係を築く上で是非とも
押さえておきたいフレーズです。

先日、友人が大変な状況にあったのですが
その時に彼が言った言葉が
「助けてほしい」とのことでした。

その後、私たちは彼を支えるために
「助けてほしい」と言える環境を作ることが大切だと感じました。

今日はこの
「助けてほしい」の意味と使い方、
例文や類義語を記事にしました。

「助けてほしい」の意味

困難な状況や問題に直面したとき、
他者に助けを求める気持ちを表します。

「助けてほしい」という言葉には、
「誰かの手を借りたい」という
強い願望が込められています。

「助けてほしい」というのは、
自分一人では解決できないことを示しています。

困難な状況にいる中で、
他者に助けを求めることは、

自分の弱さを認め、支え合う大切さを
表現した言葉が「助けてほしい」です。

「助けてほしい」の使い方

「助けてほしい」という表現は、
他者に対して支援や協力を求める際に使われます。

このフレーズは、
「自分が困っている状況で、誰かの助けを必要としている」という気持ちを
率直に伝えるものです。

「具体的な問題や課題に直面している時に、
その解決のために助けを求める」という意味合いが込められています。

「助けてほしい」には具体的な内容を加える

「助けてほしい」を使う場合、
「具体的にどのような助けが必要か」を明示することが重要です。
例えば、「このプロジェクトについて助けてほしい」といった具合です。

ビジネスシーン

ビジネスシーンにおいて
「助けてほしい」という表現は、

同僚や上司に対して、
業務上のサポートを求める際に使われます。
具体的な課題に対して助けを求めることで、
円滑な業務遂行が可能になります。

ビジネスシーンにおける
「助けてほしい」を使った
例文を紹介しておきます。

・「このプロジェクトについて、助けてほしいことがあります。」
・「先日はお忙しい中、助けてほしいとお願いしてしまい、申し訳ありませんでした。」
・「この件について、助けてほしいので、少しお時間をいただけますか?」

手紙

「助けてほしい」というフレーズは
挨拶やスピーチなど口語で
使う場合が多い表現ですが、

メールや手紙といった
文章としても使用されます。

手紙における「助けてほしい」を
使った例文を紹介しておきます。

・「このたびは、助けてほしいことがあり、ご連絡させていただきました。」
・「お忙しいところ恐縮ですが、助けてほしいことがございます。」

ご協力のお願い

「助けてほしい」というフレーズと一緒に
使われる言葉に「ご協力のお願い」があります。

・「このプロジェクトに関して、助けてほしいので、ご協力のお願いを申し上げます。」
・「お手数ですが、助けてほしいことがございますので、何卒よろしくお願いいたします。」

メール

メールでの文例をあげておきます。
助けを求めるメールです。

件名:助けてほしい件について

株式会社○○
営業部 田中様

平素より大変お世話になっております。

このたびは、助けてほしいことがあり、
ご連絡させていただきました。

具体的には、○○の件についてお知恵をお借りしたく、
お時間をいただければ幸いです。

お忙しいところ恐縮ですが、
何卒よろしくお願いいたします。

まずは、助けてほしい件についてのお願いを申し上げます。

ーーーーーーー
署名
ーーーーーーー

「助けてほしい」への
返事は協力を表明する

メールなどで「助けてほしい…」
と送られてきた場合、
協力の意志を返事として述べましょう。

例えば、
「お力になれることがあれば、ぜひお手伝いさせていただきます。」
などがあります。

「助けてほしい」のNG例

本日は助けてほしいとお願いしてしまい、誠に申し訳ありません。
助けてほしいという気持ちでお伺いしましたが、何卒よろしくお願いいたします。
助けてほしいとお伝えしたおかげで、無事に進めることができました。
突然助けてほしいとお願いするのは心苦しいのですが…
今日は助けてほしいという思いでお伺いいたしました。
先日は助けてほしいと申し上げた際、快くお手伝いいただき感謝です。
助けてほしいとお待たせしてしまい、申し訳ありませんでした。

このような使い方は誤りです。

「助けてほしい」は、
相手に対して依存的な印象を与えることがあり、
場合によっては相手に負担をかける言葉と受け取られることがあります。

そのため、相手に配慮した表現を選ぶことで、
より良いコミュニケーションが図れる場合もあるので注意してください。

「助けてほしい」のお勧め文例20選

「助けてほしい」
お勧め文例を紹介します。

1、「助けてほしいと思っておりますので、何卒よろしくお願いいたします。」

2、「助けてほしいという気持ちでいっぱいです。ぜひお力をお貸しください。」

3、「助けてほしい状況ですので、ご都合のよろしい時にお手伝いいただければ幸いです。」

4、「助けてほしいと感じておりますが、何かお手伝いいただけることがあれば教えてください。」

5、「遠方より助けてほしいとお願いするのは心苦しいですが、どうかご協力をお願いいたします。」

6、「本日は急なお願いで助けてほしいことがございますが、何卒ご容赦ください。」

7、「この度は助けてほしいことがあり、心より感謝申し上げます。」

8、「先日は助けてほしいとお願いした際、本当にありがとうございました。」

9、「この度は助けてほしいとお願いすることになり恐縮です。心より感謝申し上げます。」

10、「本日はお忙しいところ、また助けてほしいお願いをし、誠にありがとうございました。」

11、「助けてほしいとお伝えするのは心苦しいですが、何卒よろしくお願いいたします。」

12、「皆様にはお手間を取らせて失礼しました。今回は助けてほしいことがあり、ありがとうございます。」

13、「本日は助けてほしいお願いをし、誠にありがとうございました。お気を付けてお帰りください。」

14、「先日は助けてほしいとお願いし、誠にありがとうございました。」

15、「助けてほしいとお願いするのは心苦しいですが、状況をご理解いただければ幸いです。」

16、「先日は助けてほしいとお願いし、皆様にはご協力いただき、心より感謝申し上げます。」

17、「助けてほしいとお願いするのは恐縮ですが、何卒ご理解いただければと思います。」

18、「本日は助けてほしいお願いをし、恐縮しております。次回は私からお手伝いさせていただきます。」

19、「本日は、急なお願いで助けてほしいことがあり、誠にありがとうございました。お陰様で助かりました。」

20、「本日は助けてほしいお願いをし、私たちのためにお力を貸していただきまして誠にありがとうございます。」

「助けてほしい」の類語表現

「助けてほしい」の
類語表現をあげておきます。

支援をお願いする

「助けてほしい」の類語表現には
「支援をお願いする」があります。

「支援をお願いする」とは、
他者に助けを求める際に使う言葉で、

特にビジネスやプロジェクトの場面で用いられます。
具体的な支援内容を明示することで、
相手に理解を促すことができます。

例えば、
「このプロジェクトの成功のために、支援をお願いしたいと思います」
などと使います。

助力を求める

「助けてほしい」の類語には
「助力を求める」も当てはまります。

「助力を求める」とは、
他者の力を借りることを明確に表現する言葉です。

「この問題を解決するために、助力を求める必要があります」
このような表現になります。

「助けてほしい」のフレーズを営業マンが正しく使うために

相手へのお願いの気持ちを表す
「助けてほしい」の意味と使い方を
お伝えしてきました。

営業マン時代、お客様に
サポートをお願いする際のメールに

「助けてほしい」の一言を
添えることが多かったです。

「この度は〇〇様にご協力いただきたく、お願い申し上げます。」
「おかげさまでプロジェクトが進行中ですが、さらなるご支援をお願いできればと思います。」
「これも〇〇様の助けてほしいというお言葉のおかげと心より感謝申し上げます… …」

なんとなく使ってきた方も
少なくないと思いますが、

依頼やお願いをする際に、
お客様へ感謝の気持ちを込めたり、

「助けてほしい」を自然と使えると、
信頼感や誠実さを持たれるでしょう。

是非、「助けてほしい」を使って
お世話になった人に
お願いの気持ちを伝えていきましょう。

お願いを言葉にすることで
あなたの印象が大きくアップします。



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