恐らくのお勧め文例20選とNG例
目次
「恐らく」
不確実性を示す言葉と言えます。
何かの結果や状況について推測する際に
「恐らく、今後の展開はこうなるでしょう。」といった形で使われます。
では、この「恐らく」は
どういった意味で、
どのように使う言葉なのでしょうか。
「恐らく」とは
「おそらくそうであるだろう」という意味で、
自分の考えや予測を
控えめに表現する言葉です。
ビジネスマンというより
社会人として是非とも
押さえておきたいフレーズです。
先日ある会議に参加したのですが
議題についての意見を求められました。
その際に
「恐らく、こういった方向性が良いと思いますが…」
と発言してみました。
今日はこの
「恐らく」の意味と使い方、
例文や類義語を記事にしました。
「恐らく」の意味
何かが起こる可能性が高いと考えられる状況で
その予測を表現する言葉です。
「恐らく」の「恐れ」は
「不確実性を含んだ予測」を意味しています。
「恐らく」というのは、
確実ではないが、可能性が高いことを示しています。
不確実な状況の中で
相手に対して自分の考えを伝える際に、
慎重さと配慮を込めた言葉が「恐らく」です。
「恐らく」の使い方
「恐らく」という表現は、
推測や予想を示す際によく使われます。
先述しましたが、
「恐らく」という言葉は、
何かが起こる可能性が高いと考えられることを示します。
「状況や情報から判断して、そうである可能性が高い」といった意味合いを
相手に伝える表現となっています。
「恐らく」には理由を加える
「恐らく」を使う場合、
「恐らく、天気が悪いので人が少ないと思います」
など、
理由を添えて使われることが多いです。
ビジネスシーン
ビジネスシーンにおいて
「恐らく」という表現は、
会議やメール、報告書など様々な場面で
使われています。
予測や見込みを伝える際に、
「恐らく、来月には新製品が発売される予定です」といった形で
使われることが一般的です。
ビジネスシーンにおける
「恐らく」を使った
例文を紹介しておきます。
・「恐らく、今後の市場動向に影響が出るでしょう。」
・「恐らく、来週には結果が出ると思います。」
・「恐らく、次回の会議では新しい提案があるでしょう。」
手紙
「恐らく」というフレーズは
挨拶やスピーチなど口語で
使う場合が多い表現ですが、
メールや手紙といった
文章としても使用されます。
手紙における「恐らく」を
使った例文を紹介しておきます。
・「恐らく、次回のご訪問は来月になるかと思います。」
・「このたびは恐らく、良い結果が得られると期待しております。」
ご来社
「恐らく」のフレーズと一緒に
使われる言葉に「ご来社」があります。
・「恐らく、次回のご来社は来週になるかと思います。」
・「恐らく、次回のご来社時には新しいプロジェクトについてお話しできるでしょう。」
メール
メールでの文例をあげておきます。
会議の案内メールです。
件名:次回会議のご案内
株式会社○○
営業部 中山様
平素より大変お世話になっております。
次回の会議は、恐らく来週の水曜日に予定しております。
詳細が決まり次第、改めてご連絡いたします。
恐らく、貴重なご意見を伺える機会になるかと思いますので、
ぜひご参加いただければ幸いです。
まずはご案内まで。
ーーーーーーー
署名
ーーーーーーー
「恐らく」への
返事は確認を述べる
メールなどで「恐らく…」
と送られてきた場合、内容に対する確認や意見を
返事として述べましょう。
例えば、
「恐らく、次回の会議には参加できると思います。」
などがあります。
「恐らく」のNG例
本日は恐らくお忙しい中お越しいただき誠にありがとうございます。
恐らくお引き立てにあずかりまして光栄です。
恐らくおかげさまです。
恐らくつかぬことをお伺いしますが…
今日は恐らくお伺いいたしました。
先日は恐らく貴社を訪問させていただき感謝です。
恐らくお待たせしました。
このような使い方は誤りです。
「恐らく」は、
確信が持てないことを表す言葉であり、
相手に対して不安や疑念を抱かせる可能性があります。
特にビジネスシーンでは、
自信を持って伝えることが求められるため、
「恐らく」を使うことで信頼感を損なう恐れがあります。
相手に安心感を与えるためにも、
より明確な表現を選ぶことが重要ですので、注意してください。
「恐らく」のお勧め文例20選
「恐らく」
お勧め文例を紹介します。
1、「恐らくお忙しい中お越しいただくことになりますが、どうぞよろしくお願いいたします。」
2、「恐らくご多忙のところお越しいただきありがとうございます。さっそくお手続きを始めさせていただきます。」
3、「恐らくご都合のよろしい時にお越しいただけると幸いです。」
4、「恐らくお手数をおかけしますが、弊社までお出かけいただけますと幸いです。」
5、「遠方より恐らくお越しいただき誠にありがとうございます。」
6、「当日は悪天候が予想されるため恐らくお越しいただくことになりますが、ご容赦くださいますようお願いいたします。」
7、「本日は恐らくご足労いただきありがとうございました。」
8、「先日は恐らく本当にありがとうございました。」
9、「この度は恐らく弊社までお運びいただき恐縮です。心より感謝申し上げます。」
10、「本日はお忙しいところ、また恐らくお出かけいただき、誠にありがとうございました。」
11、「恐らくご足労をおかけしてすみません。お待ち申し上げておりました。本日はよろしくお願いいたします。」
12、「皆様にはお手間を取らせて失礼しました。本日は恐らく弊社までお越しいただきありがとうございます。」
13、「本日は恐らくお越しいただきありがとうございました。お気を付けてお帰り下さい。」
14、「先日は恐らく弊社までご足労いただき、誠にありがとうございました。」
15、「恐らくこちらまでお出かけいただきお手数おかけしました。しかし現場の状況をご覧いただけて良かったと感じています。」
16、「先日は恐らく、取引先の皆様にはご足労をいただき、心より感謝申し上げます。」
17、「恐らく弊社まで足を運んでいただき感謝の念に堪えません。」
18、「本日は恐らくお越しいただき恐縮です。次回は弊社より貴社にお伺いいたします。」
19、「本日は、雨で恐らくを、父○○○○の葬儀・告別式にご参列いただきまして誠にありがとうございました。お陰様で滞りなく式を終えることができました。」
20、「本日は恐らく、私達のために式にお越しいただきまして誠にありがとうございます。」
「恐らく」の類語表現
「恐らく」の
類語表現をあげておきます。
おそらく
「恐らく」の類語表現には
「おそらく」があります。
「おそらく」とは、
ある事柄についての推測や予想を示す言葉で、
日常会話やビジネスシーンで広く使われます。
確信が持てない場合に使うことが多いです。
例えば、
「おそらく明日は晴れるでしょう」といった使い方ができます。
「確実ではないが、そうなる可能性が高い」と伝えたい場合は、「おそらくそうなると思います」と表現することができます。
多分
「恐らく」の類語には
「多分」も当てはまります。
「多分」と同様に、
不確実な予測を表す言葉です。
「多分、彼は遅れて到着するでしょう」といった形で使われます。
「恐らく」のフレーズを営業マンが正しく使うために
不確実性を表す言葉
「恐らく」の意味と使い方を
お伝えしてきました。
営業マン時代、お客様との会話の中で
提案内容についての見解を述べる際に
「恐らく」の一言を
添えることが多かったです。
「この度のご提案について、恐らくお客様にとっても
メリットが大きいと考えております。」
「おけげさまを持ちまして、恐らくご満足いただける結果が
得られると思います。」
なんとなく使ってきた方も
少なくないと思いますが、
お客様との信頼関係を築くために、
「恐らく」を自然と使えると、
柔軟で誠実な印象を持たれるでしょう。
是非、「恐らく」を使って
お客様とのコミュニケーションを
円滑に進めていきましょう。
自信を持って言葉にすることで
あなたの信頼度が大きくアップします。
【スポンサードリンク】